ユグドラ・ユニオン
中央値: 71 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 16.34 (難易度) 3.04 mk2レビュー数 24ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 1pt | 3pt |
38pt
GOOD!
・タクティカルシュミレーション(TS)RPGにおいて大勢のキャラクターが動くというのは斬新。一応指示も出せるので「戦場で戦っている」という実感が湧きます。
・音楽が攻撃するキャラクターによってテーマが変わるのが芸が細かくて好感が持てます。曲自体の質も高めで結構ほれ込みました。
・リヴィエラの反省なのか、今回はチュートリアルには音声はついておらず結構手早く済ますことができます。他の部分もリヴィエラと比較すると結構快適に進みます。
・ドット絵のキャラクターが愛らしい(特にヴァルキリー)。個人的にはイラストより好きです。
BAD/REQUEST
・システムの不親切さ。新要素が解禁になるたびにいちいち説明してくれるのはありがたいのですが、そういうことは戦闘に持ち込むカードを決める前に教えてほしいです。FFで言うと敵を倒してからライブラが発動するようなもの。本当に意地が悪いです。また、フィールドの情報表示が大雑把で分かりにくいのにいったんそのターンに使用するカードを決めてしまうと変更ができないのもいただけません。確認表示も出ないのでボタン連打で勝手に決まってしまうこともしばしばありました。
・戦闘システム。確かに斬新ではありますが、出てくるキャラクターは某忍者漫画よろしく分身一色。その上モーションも同じ。しばらくすると単調になってきます。しかも要素が少ない。できることといえば攻勢に出るか、守勢に出てスキルゲージをためる、スキルを使うの三つしかない。でも実質使えるのは攻勢とほんの一部のスキルのみ。守勢では簡単にやられてしまうし、大半のスキルは誰それがリーダーでないと使えない、昼間じゃないと使えない、相手が荒地にいないと使えない、こちらが一人にならないと使えないなど規制ばかりな上に、相手がキャンセル攻撃を仕掛けてくるので使えないものばかり。また、要素が少ないためいったん戦闘の優劣が決定すると必ずその通りの決着になるので先が読めてしまいつまらないです。TSRPGの癖に戦略の自由度が低すぎます。悪く言えば『ヴァルキリープロファイル』の戦闘システムをまねして大幅にアレンジしてさらに劣化させたもの。ユニットの構成員(剣士+騎馬戦士など)を変えられるとか、部隊を分割して挟み撃ちにするとか、降参すると見せかけて不意打ちなどもっと多彩な要素を入れれば本当に大化けするシステムなのに。本当に惜しいです。
・ゲームバランス。これが酷すぎます。敵のAIは武器相性も考慮しないまま単独でも突っ込んできたり、効果のない攻撃を繰り返すなど本当に頭が悪い。それを補うためにシステムや展開があからさまに敵に有利なようにできています。以下にそれを列挙します。
1.敵はスキルゲージさえたまっていれば細かい制約無しに発動可能。
2.敵のスキルゲージは何もしなくても上がる上にスキルを使用しない限り下がることがない(プレイヤー側はスキルゲージをためるためには守勢に入らなければならず、攻勢に出るとスキルゲージを消費してしまうが、敵は実質ノーコストで攻勢に出ることができる)。
3.敵は1ターンに複数回戦闘を行える(原則一部隊は1ターンに一度しか戦闘を行えないが、敵は部隊が複数扱いになっているため可能。そのくせプレイヤー側は部隊を分けることができない)。
4.舞台設定が敵に有利なようにお膳立てされている(敵が夜の戦闘が得意だと時時間帯が夜に固定されていたり、やられかけるとすぐさま全く関係のない勢力の敵が出現するなど)。
もはやインチキゲームといっても過言ではないと思います。ここまで酷いと戦闘要素の少なさもあって勝利しても何の爽快感もありません。ただムカつくだけ。プレイヤーがザクに乗った老練パイロットなら、敵はガンダムに乗った幼稚園児です。これでギリギリやや難しい程度の難易度を保っているのが不思議なくらいです。
・敵はゲームの進行条件を満たさないと斃せない(ほとんどの場合初見の敵は撤退扱いになる)。だったら最初から前線に出てくるなと言いたい。ストーリーを進めると後から何度もしつこく襲ってきて本当に歯がゆい。『オリエンタルブルー 青の天外』のようにどこで斃したかによって展開が変われば面白いのに。
・人にもよりますが、中断セーブデータが再開時に削除されない。実質どこでもセーブ可能です。これのせいで緊張感が皆無です。まあ、前述のゲームバランスを補うためにあえてそうしたのかも知れませんが。
・間の抜けたストーリー。王家の人間と盗賊の混成部隊が何の紆余曲折もなく一枚岩になったり、三つ以上の勢力が交じり合っているのに敵の敵は味方というような駆け引きが何もなかったり、明らかに相容れない集団(国軍と山賊団など)がまとめて敵になる常に敵味方二元的な展開ばかりなど、おかしなところだらけ。完全にリヴィエラの二の舞です。いい加減話の稚拙さを「王道」という名前でごまかすのは本当にやめてほしいです。それから、OPムービーであんな大剣を抜き身の状態で抱きかかえながら走る王女は本当にマヌケです。
・相変わらず脇役の声が変。リヴィエラでもそうでしたが、脇役の声優の方が無理して作ったような声でしゃべるので違和感があり過ぎです。
・主要メンバーの三人以外影が薄い。ニーチェなどは本当に出番がないです。そもそも「軍」を率いているのに主要メンバーが少ないせいでちっとも規模の大きさが感じられません。
COMMENT
好きな声優さんが出ていらしたので購入しましたが、なんだか微妙です。システムは素材は本当に素晴らしいけど煮詰め方が足りないと思います。ストーリーもまだ中盤あたりですが、本当に似たような展開の繰り返しで先が読めてしまいます。いい加減スティングはもっとストーリーに力を入れてほしいです。あと脇役のキャストにも。でもそれ以前に早く新作を出すべきかも知れませんが。
Amazonレビュー
レビュー者: サタデーミッドナイト レビュー日: 2008-04-02購入を検討している方は、是非他のレビュアーの意見も参考にして頂きたい。
・まず肝心のシステムだが、「ややこしい」の一言に尽きる。
しかしながら本作にはチュートリアルが存在し、
システムが徐々に解除されていく方式を取っている為、
まずはゲームをプレイし疑問点を感じたらその部位を説明書で補う、
というスタイルが最適である。
システムの全てを理解した上での思考プレイは非常に面白かった。
・グラフィックはGBA移植タイトルとしては文句なしの一言。
多少残念だったのが、リーダーの戦闘グラフィックが、
一部キャラを除いて汎用キャラの色違いで使いまわされていた点。
主要キャラ全員とは言わないまでも、自キャラくらいは新たに書き直して欲しかった。
・音楽面ではそのゲーム性も相まって、全体的に速いテンポのノリ重視の曲が多い。
こと戦闘音楽に関しては「あぁ、ゲーム音楽だなぁ」と感じる素晴らしい出来とマッチ感。
PSPへの移植に際してギターの生演奏が加わり臨場感は抜群。
戦闘以外のBGMはGBA版サントラのDisc2に収録されていたアレンジが使用され、
全体を通して他のPSPタイトルに遜色ない出来であった。
アグレッシブ時とパッシブ時のロングVerを再編し、
是非新たにサントラを販売して欲しいものである。
・ボリュームに関しては満足の一言。
始めに広大なマップを見せそこを徐々に進んでいく様は、
先の展開に想像を膨らませる抜群の演出。
シナリオに関しては良くも悪くもゲームの内容。
国単位で動く内容であるが故に、些細な疑問点が気にかかる方にはあまりお勧めできない。
所々敷かれる伏線がもっと効果的に演出できれば尚良かったと感じた。
・全体として非常に高評価・好印象なゲームだった。
詳しくは述べないが二周目以降の特典要素も用意されている。
出会えて良かったと感じ、レビューしたいと久々に意欲的になったゲームであった。
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GOOD!
グラフィックとゲームシステムのオリジナルな所
特にユニオンシステムは非常に面白く
単なるコマを進めるだけのゲームではないと思った
グラフィックはマニア向けの絵ではあるが
デザインとして考えたら十分魅力的だと思った
BAD/REQUEST
シナリオがあまりにも単調過ぎたこと
平和に物事を解決したいはずなのに酷すぎる二者択一が多い
そうすることで物語に起伏をつけたかったのだろうが
敵に関してもバッサバッサと斬り殺してしまうので
かえってキャラへの感情移入が出来なくなってしまった
どうせならクリア後に敵側のモードとか欲しかった
COMMENT
主婦強ぇ!
無理して仲間にして良かった・・・と思うけども
気が付いたら毎回先頭に出るメンバー固定してた・・・。
クリアしたけどもう一週という気持ちにはなれなかった
物語上で分岐あるけども結局そこまでは同じ話だから
またやりたいって気持ちにはなれなかたのが正直な感想