ユグドラ・ユニオン
中央値: 71 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 16.34 (難易度) 3.04 mk2レビュー数 24ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
69pt
GOOD!
・起動時のロードは長いが、それ以外においては快適なプレイ性。
高速バトルモードみたいなものがあり、かなりサクサクとプレイできます。
・スリープ機能による、お手軽さ
・レベル上げがない
フリーバトルで延延とレベル上げをすることをしなくていいのは個人的にうれしいです。
・一ターンに起きる戦闘が一度きりである
敵のターンにHPの低い味方が複数の敵に狙われてボコボコにされるといった、通常のSRPGでの悪い点が解消されていていいです。
・パワーゲームではない
強いスキルを持ってたら勝ちとか高いレベルであることが重要ではないというのは、かなり新鮮でグッドです。
BAD/REQUEST
・ストーリーは?な点が多い
中世のヨーロッパ風の世界観を舞台にした王道のストーリーなんですが、国と国との争いが数人のキャラクターの行動で話が進んでしまうので、違和感があります。また、コミカルな絵柄と、シリアスなストーリーが合わないように思います。
・増援が多く、カードが足りなくなりリトライといった流れがしばしば
使えるカードの枚数が限られている(=ターン制限がある)のに、増援がコロコロ出現したり、「全員をある地点まで移動せよ」といった後だしジャンケンなステージがあります。
COMMENT
最初は「カード」主体のシミュレーションということで困惑する部分もあったが、一戦一戦ごとにバトルのポイントが見えてきて面白くなってきます。
敵はひとつのスキルを使い放題である代わりにこちらはスキルカードを選べるという優位性があり(そのため特殊な武器を使うびボス敵のステージの場合は、雑魚はほとんどスキルが使えないので不利になることはまずありません)それを巧く活かせれば決して詰まる事はないという絶妙なバランスがいいです。
砲撃や炎上をかいくぐる必要があったりして一見困難なステージもありますがレベルアップ時の士気回復、敵のカードの特性を見切り有利なスキルを使ったり、敵ターンの動き考え優位なユニオンを組む等して「戦略性」で対抗出来たりすると楽しいです。
またいわゆる命中率・回避率があるシミュレーションゲームなどよりも運頼みの要素が薄いのがいいです。
全体として、ストーリーより戦略性で惹かれてプレイしています。興味がある人は買いだと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: サタデーミッドナイト レビュー日: 2008-04-02購入を検討している方は、是非他のレビュアーの意見も参考にして頂きたい。
・まず肝心のシステムだが、「ややこしい」の一言に尽きる。
しかしながら本作にはチュートリアルが存在し、
システムが徐々に解除されていく方式を取っている為、
まずはゲームをプレイし疑問点を感じたらその部位を説明書で補う、
というスタイルが最適である。
システムの全てを理解した上での思考プレイは非常に面白かった。
・グラフィックはGBA移植タイトルとしては文句なしの一言。
多少残念だったのが、リーダーの戦闘グラフィックが、
一部キャラを除いて汎用キャラの色違いで使いまわされていた点。
主要キャラ全員とは言わないまでも、自キャラくらいは新たに書き直して欲しかった。
・音楽面ではそのゲーム性も相まって、全体的に速いテンポのノリ重視の曲が多い。
こと戦闘音楽に関しては「あぁ、ゲーム音楽だなぁ」と感じる素晴らしい出来とマッチ感。
PSPへの移植に際してギターの生演奏が加わり臨場感は抜群。
戦闘以外のBGMはGBA版サントラのDisc2に収録されていたアレンジが使用され、
全体を通して他のPSPタイトルに遜色ない出来であった。
アグレッシブ時とパッシブ時のロングVerを再編し、
是非新たにサントラを販売して欲しいものである。
・ボリュームに関しては満足の一言。
始めに広大なマップを見せそこを徐々に進んでいく様は、
先の展開に想像を膨らませる抜群の演出。
シナリオに関しては良くも悪くもゲームの内容。
国単位で動く内容であるが故に、些細な疑問点が気にかかる方にはあまりお勧めできない。
所々敷かれる伏線がもっと効果的に演出できれば尚良かったと感じた。
・全体として非常に高評価・好印象なゲームだった。
詳しくは述べないが二周目以降の特典要素も用意されている。
出会えて良かったと感じ、レビューしたいと久々に意欲的になったゲームであった。
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GOOD!
・パズル
:一般的なSRPGとは異なるシステムで動く本作。特に良いと思ったのは、ユニットごとの相性が明確に設けられていて、その相性で戦闘の勝敗がほぼ決まるという点。
:どのユニットとどのユニットを戦わせれば勝てるかがわかっており、かつ戦闘に負けなければ士気(ユニットごとにあるHPのようなもの)は減少しないので勝ち続けることができる(連戦によるハンでは生じるが)という、パズル的な戦闘システム。
:どのようにユニオン(戦闘時の組み合わせ)を組めば良いかはわかっていても、それが成立するかどうかでまた考える要素が成立していて面白い。
:また、カードやスキルの要素が、決まりきった単調な組み合わせではなく、ターンごとの差を明確にしている。
・戦闘シーン
:戦闘時にちょこまかと動き回るキャラクターが可愛らしい。絵の質そのものも非常に綺麗で、あまりすることのない戦闘を目で楽しませてくれる。
:状況に合わせてキャラクタが適度に喋る。
BAD/REQUEST
・クリティカル
:突撃時に、確率で生じるクリティカルがあるが、これが酷い。クリティカルが生じると、レベル差がかなりあって相性が非常に良い場合を除いて、反撃側はまず勝てない。逆転要素であるカードスキルも使用不可になる。
:しかも、敵の攻撃によるクリティカルが生じると戦力差が大きくなるため、士気が大きく減らされることになる。反撃で普通に勝利できるはずだったのが、クリティカルによって重要ユニットが倒され、敗北、ということも。
:もちろん、敵だけでなく味方が突撃する際にも生じるのだが、前述のように戦闘での勝敗はわかっていて攻撃させるため、勝てない予定のユニットはユニオンに組まないことが多い。よって、プレイヤー側のクリティカルによる恩恵は、相手の士気が多少減らしやすいだけということになる。
・スピード
:戦闘スピードがかなり遅い。高速化はできるが、戦闘開始時にわざわざRボタンを押さなくてはいけない。
COMMENT
新型PSP使用。
グラフィックは非常に良い。オリジナリティのあるシステムも、音楽も良かった。二週目のハードモードやアイテム図鑑など、やりこみ要素もある。
クリティカルさえなければ、という非常に惜しい作品。
これこれこういった状況でクリティカルが100%近い確率で起きる、というのならばまだ戦略として受け入れようがある(実際、かなり高確率でクリティカルを起こす装備が存在しているが、戦闘を崩壊させはしていない)が、半端に低い確率で、忘れた頃に起きるのだから始末が悪い。
惜しかった、嗚呼惜しかった、と呟きつつ二週目をプレイしよう。