ユグドラ・ユニオン
中央値: 71 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 16.34 (難易度) 3.04 mk2レビュー数 24ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt |
79pt
GOOD!
■チュートリアル
最初に説明だけ聞いてもワケわからんシステムが
プレイしていく内に自然と飲み込めるようになってるとこが上手い。
■ゲームバランス
難しすぎず易しすぎない、丁度良いゲームバランス(ノーマルモードは)。
戦闘の勝敗が能力ではなく相性に大きく左右されるため戦力的な死にキャラが出ないし、
いかに相性の良い戦闘が多くなる布陣を敷くかを常に考えさせられて面白い
(その分、育成の楽しみは薄いが)。
■快適性
何よりキー入力に対する反応が速い、便利な中断セーブシステムも搭載、
冗長になりがちな戦闘シーンは2.5倍速(2周目は5倍速)にできるなど、実に快適。
■キャラクター
登場するキャラクターに一切ギャグっ気が無いのが良かった(……若干名除き)。
だからこそシリアスなシーンで緊張感が伝わってくるので、シナリオも雰囲気が出てくる。
■BGM
特に戦闘時に流れるアップテンポなBGMのクオリティが高い。
更に自軍キャラそれぞれに固有のBGMがあるので、バリエーションも豊富で聴いてて飽きない。
■独創的なシステム
別に独創的だから良い! とか面白い! とかいうものでもないが。
HPではなく士気を奪い合うシステムや、ユニット配置が重要になるユニオンシステム、
基本4種類しかないパラメータなど細かいところも色々独特なんだけど、
特に全軍の移動力とスキルとクリアターン制限までを一括管理するタクティクスカードは
ちょっと他に似たシステムのゲームを挙げられない。
BAD/REQUEST
■快適性
良い所に書いた通り基本的には快適なんだけど、
所持アイテムが増えてくると目当ての品にカーソルを合わせるだけで一苦労。
リスト表示できるようにするなどの配慮が欲しかったところ。
■クリティカル
まー散々言われてはいるけど。あるならあるで別に構わないけど、
例えば戦闘前に発生確率がわかるとか、多少なりとも発生を軽減させる方法があるとか、
完全に運任せではなく何かしら能動的に操作する方法があっても良かったとは思う。
■独創的なシステム
独創的過ぎるおかげで説明が難しいぞどうしてくれるこの野郎。
……真面目な話、未プレイの人に面白さを伝えるのが難しいのは結構重大な欠点。
COMMENT
アクが強いゲームの割に、意外と欠点が出てこなかったなぁ……というのが感想。
システム・シナリオ・UIとも一定の基準はクリアしてるので、後はそれが合うかどうか。
基本的に限られた戦力でいかに勝利をもぎ取るか、
限られた時間でいかに効率よく立ち回るか、がポイントとなるゲームなので、
「思う存分キャラを育てて最強のデータを作りたい!」的な遊び方をするSRPGではない。
興味がある人はとりあえずそこだけ注意しておくといいかも。
Amazonレビュー
レビュー者: サタデーミッドナイト レビュー日: 2008-04-02購入を検討している方は、是非他のレビュアーの意見も参考にして頂きたい。
・まず肝心のシステムだが、「ややこしい」の一言に尽きる。
しかしながら本作にはチュートリアルが存在し、
システムが徐々に解除されていく方式を取っている為、
まずはゲームをプレイし疑問点を感じたらその部位を説明書で補う、
というスタイルが最適である。
システムの全てを理解した上での思考プレイは非常に面白かった。
・グラフィックはGBA移植タイトルとしては文句なしの一言。
多少残念だったのが、リーダーの戦闘グラフィックが、
一部キャラを除いて汎用キャラの色違いで使いまわされていた点。
主要キャラ全員とは言わないまでも、自キャラくらいは新たに書き直して欲しかった。
・音楽面ではそのゲーム性も相まって、全体的に速いテンポのノリ重視の曲が多い。
こと戦闘音楽に関しては「あぁ、ゲーム音楽だなぁ」と感じる素晴らしい出来とマッチ感。
PSPへの移植に際してギターの生演奏が加わり臨場感は抜群。
戦闘以外のBGMはGBA版サントラのDisc2に収録されていたアレンジが使用され、
全体を通して他のPSPタイトルに遜色ない出来であった。
アグレッシブ時とパッシブ時のロングVerを再編し、
是非新たにサントラを販売して欲しいものである。
・ボリュームに関しては満足の一言。
始めに広大なマップを見せそこを徐々に進んでいく様は、
先の展開に想像を膨らませる抜群の演出。
シナリオに関しては良くも悪くもゲームの内容。
国単位で動く内容であるが故に、些細な疑問点が気にかかる方にはあまりお勧めできない。
所々敷かれる伏線がもっと効果的に演出できれば尚良かったと感じた。
・全体として非常に高評価・好印象なゲームだった。
詳しくは述べないが二周目以降の特典要素も用意されている。
出会えて良かったと感じ、レビューしたいと久々に意欲的になったゲームであった。
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GOOD!
・「士気ゲージ」システム
このゲームではユニットのHPを士気ゲージと表現しています。
一般的なSRPGの戦闘では、戦闘中の攻撃で直接HPにダメージを与えますが、
このゲームの戦闘では、片方のユニットが全滅するまで戦闘を行い、
決着がついた時点で勝った側にどれだけ兵力が残されているかによって、
負けたユニットに与えられるダメージが決まります。
(ちなみにユニットは8人もしくは4人で構成されています。)
つまり、戦闘に勝てば過程に関わらずノーダメージです。
・「カード」 による戦略
出撃前にマップ毎に指定された枚数のカードを選び、
各ターン開始時にカードを一枚選択します。
カードには「機動力」・「パワー」・「スキル」の3つが設定されていて
パワー自体は戦闘を行うことで成長していきますが、
機動力とスキルはカードごとに固定です。
ユニットを動かせる距離はカードの機動力に依存し、
全ユニットで残り移動距離を共有するため、
SRPGによくいる「足が遅くて使えないユニット」というものが出てきません。
(逆に機動力が低くて使いにくいカードは出てきますが)
機動力もそこそこ高く、スキルも便利、というカードも存在しますが
スキルには制約が設けられており、(弓兵しか使えない、昼しか使えない等)
また各カードはそのマップ中に一度しか使えないこともあって、
スキルは発動できない状態だけれども機動力やパワーが欲しい場面があったり、
後のことを考えると機動力の高いカードは残しておかないと危なそうだな、などと
どのタイミングでカードを使うかを考えるのが楽しいです。
上記の2点がSRPGとしては珍しいシステムと感じたため
オリジナリティは満点をつけさせていただきました。
少ないターンでクリアするとボーナスがもらえるあたりも
攻略法を考える楽しみがうまれるので良いと思う。
BAD/REQUEST
・要素の解放が遅い
守勢、攻勢の切り替え
スキルの使用
フォーメーション
リンク
などこのゲームの戦略においてキモとなるシステムがいくつかあるのですが
利用できるようになるのが遅い。
段階を踏む、というのは重要かもしれませんが
スキルやフォーメーションが使えるようになるまでは
ジャンケンゲーム、敵に有利過ぎる配置と言われても仕方ないかと思います。
全てのシステムが利用できるようになれば戦略性が高く楽しめるだけに惜しいです。
・無意味な村が多すぎる
もしかしたら、どの村でも特定のユニットで訪れた際にイベントが起こるよう設定されているのかもしれませんが
ただの日常会話やアドバイスだけの村が多すぎる。
カード枚数に制限があり、
機動力の高いカードは貴重なため、村に寄るのはロスが大きいのですが
1ターン分の機動力をまるまる割いて訪れたのに日常会話とかは勘弁。
・ユーザビリティ
全体的に操作面で不便な点が多いです。
装備画面ではLRボタンでキャラの切り替えができるのに
パラメータ画面では切り替えができない。
装備中のアイテムの性能が確認できない。
敵のカードが名前しか確認できない。
セーブがステージクリア後しかできない等。
ステージ開始時のテロップ以外スキップできない。(早送りはある)
早送りはもっと早くてよい。
・チュートリアル
そのマップで使用するカードを選択した後、
ターン開始時にカードを選択した後など
チュートリアルを行うタイミングがひどい。
それぞれ選択前に行ってほしいところ。
・パラメータの☆の意味、レベルアップの効果が分かりにくい
説明書の不親切さ、そしてパラメータの伸び方が特殊なのもあって
序盤はそのあたりの意味が把握しにくい。
パラメータは大きな☆と小さな☆で構成されており
レベルアップ時に2,3項目のパラメータが+1されるのだが
その場合増えるのは小さな☆の方であり
小さな☆が最大になると大きな☆が増えて能力が上がるシステムなのだが
大きな☆2→3 にするのに必要な小さな☆が8と多い割に
レベルは2ステージで1あがるかどうかくらいのペースなので
序盤はレベルが上がっても実質成長していないようなものである。
それにも関わらずその辺りの説明が不足しているため、
アイテムを装備したり、レベルアップで☆増えたけど何か変わったのか?
とユーザに誤解を与えやすい気がする。
COMMENT
悪いところをたくさん書いてしまったがゲーム内容には満足しており
次回作が出たらぜひ購入したいと思う。
が、やはり人を選ぶゲームだと思うし、序盤はプレイしていて微妙だと思う。
個人的にはSRPGというよりも
戦略ボードゲームといった方がしっくりくる内容の気がする。
好きなキャラ、好きなスキル使って自由に攻略できるというよりも
手持ちのユニット、カードを用いて戦略を考えるゲームという色が強い。
他の方の書き込みで誤解される点があるかもしれないので補足しておくと
敵の増援や、目標の更新は確かに多いが、
敵の増援は無視していいものであるか、
目標が更新される場合はたいていカードが全て選択可能な状態に戻るため、
目標の更新によって残りのカードじゃクリアできないじゃん・・・
と困る場面はなかった。