ユグドラ・ユニオン
中央値: 71 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 16.34 (難易度) 3.04 mk2レビュー数 24ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
80pt
GOOD!
・オリジナリティ
他ではまず見られないであろう独特すぎるシステム。
S・RPGのマップ移動や戦闘にカードという独自のシステムを介入させたことが面白い。
武器属性や地形などの従来からあるものにカードの効果をいかに絡めるか、それが今作ではとても重要になってきます。
しかもカードには1マップで選べる枚数が限られているため、マップ毎にカードを取捨選択するのもなかなか考えさせてくれて楽しいです。
他にもユニオンや士気(他のゲームでいえばHPにあたる)などこのゲーム特融のシステムが至る所にみられます。
・音楽
自軍キャラに個々の戦闘曲が用意されていて、さらにその一曲一曲のクオリティはすさまじく高いものに仕上がっています。
敵軍の雑魚とのデュエル曲も飽きることがない名曲で、ゲーム中もっとも聞くことが多いであろうこの曲を高水準なものにしているところに制作側のBGMに対するこだわりすら感じられます。
終盤のマップ曲にも名曲がとても多いです。
・グラフィック
戦闘シーンはかなり綺麗な出来です。ドットのチビキャラしかり、スキルのエフェクトしかり。
キャラの立ち絵も綺麗です。欲を言えばバリエーションが欲しかったけど。
・快適さ
戦闘をRボタンで高速化することができます。最初は2倍速だけですが、一度クリアすると3倍速も選べるようになるのでかなり戦闘時間は短縮できます。
BAD/REQUEST
・カードの能力
使えるカードと使えないカードの差があまりにも激しかった気がします。
戦闘では種族限定や武器限定などで使いにくいカードでも移動力や装備(誰でもエースに、等)があればなんとか使ってはいけますが、効果が使えない上に移動力が3?5とかだとまず使われません。
逆にどんなボス格キャラが相手でも戦闘を有利に進められ、なおかつ移動力まで優れているカードが数枚あるのはどうかと。
もう少しカードの能力のバランスを取って欲しかったです。
・クリティカル
皆さんがもう散々に述べてますが一応。
これが発動したらもう戦略がどうこう言ってられません。ただ死を待つのみです。
しかも食らった相手がボスみたく攻撃力が高い相手だと補正ダメージも加わって一撃で離脱してしまうことがほぼ確定するのでやる気はだいぶ削がれます。
こちらが発動できればそれなりに爽快感はありますが「初戦はゲージ貯めてユニゾンした他のキャラでスキルを発動できるようにしよう」とか考えていた時に発動すると非常に腹が立ちます。
・難易度とシステム関連
理不尽な難易度ではありません。が、システム上いろいろと問題がありました。
まず不死身のプロテクトユニットの存在。士気が1以下にはならず、イベントが発生するまで壁として生き続けるユニットのことを指しますが、こいつが邪魔以外何物もない。てかわざわざ敵をプロテクトする意味が分からない。
次に援軍。別に援軍は良いけどそのまま敵のターンになるのはどう考えてもおかしい。
援軍登場→敵動く(あれ、こっちのターンは?)→敵ユニオン組んで自軍がボコられる
このながれは非常にストレスがたまります。
・焔帝さん
序盤の印象「どうやって勝つんだよこんなのうわこっちくんなこえええええええ!」
終盤の印象「また逃げんのかよ早く倒れろや雑魚が」
もう少しバランスを考えて下さい…。
COMMENT
まったく新しいタイプのS・RPGです。
決して万人向けとは言えませんが、とてもクオリティは高い作品だと思いました。
クリティカルや援軍関連に耐えられそうな人(中断セーブをこまめにやってれば一応は防げます)、手ごたえのある作品を求めている人は是非とも手に取って欲しいです。
Amazonレビュー
レビュー者: サタデーミッドナイト レビュー日: 2008-04-02購入を検討している方は、是非他のレビュアーの意見も参考にして頂きたい。
・まず肝心のシステムだが、「ややこしい」の一言に尽きる。
しかしながら本作にはチュートリアルが存在し、
システムが徐々に解除されていく方式を取っている為、
まずはゲームをプレイし疑問点を感じたらその部位を説明書で補う、
というスタイルが最適である。
システムの全てを理解した上での思考プレイは非常に面白かった。
・グラフィックはGBA移植タイトルとしては文句なしの一言。
多少残念だったのが、リーダーの戦闘グラフィックが、
一部キャラを除いて汎用キャラの色違いで使いまわされていた点。
主要キャラ全員とは言わないまでも、自キャラくらいは新たに書き直して欲しかった。
・音楽面ではそのゲーム性も相まって、全体的に速いテンポのノリ重視の曲が多い。
こと戦闘音楽に関しては「あぁ、ゲーム音楽だなぁ」と感じる素晴らしい出来とマッチ感。
PSPへの移植に際してギターの生演奏が加わり臨場感は抜群。
戦闘以外のBGMはGBA版サントラのDisc2に収録されていたアレンジが使用され、
全体を通して他のPSPタイトルに遜色ない出来であった。
アグレッシブ時とパッシブ時のロングVerを再編し、
是非新たにサントラを販売して欲しいものである。
・ボリュームに関しては満足の一言。
始めに広大なマップを見せそこを徐々に進んでいく様は、
先の展開に想像を膨らませる抜群の演出。
シナリオに関しては良くも悪くもゲームの内容。
国単位で動く内容であるが故に、些細な疑問点が気にかかる方にはあまりお勧めできない。
所々敷かれる伏線がもっと効果的に演出できれば尚良かったと感じた。
・全体として非常に高評価・好印象なゲームだった。
詳しくは述べないが二周目以降の特典要素も用意されている。
出会えて良かったと感じ、レビューしたいと久々に意欲的になったゲームであった。
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GOOD!
一味違ったSRPG
武器の相性・地形・配置など従来からあるSRPG要素が丁寧に作りこまれているのに加えて、カードを使った戦闘という斬新なシステム。更に戦闘中も攻撃でごり押しするか、守ってスキル発動するかといった駆け引きが生まれるのでシステム回りはとても楽しめます。
BAD/REQUEST
カードの性能が違いすぎる
主軸となるカードの選択ですが、あまりに性能に違いがあるせいで選ぶカードが毎回固定されてしまいがちです。これにより戦略の幅が広がらず飽きてきます。
クリティカルの仕様
相手からクリティカルを受けてしまうと他の有利不利なステータスをおかまいなしに壊滅させられてしまいます。これは戦略からかけ離れたシステムで、主力が一度受けてしまうと総崩れになりかねません。
ストーリーが理解できない
キャラが当たり前のように他国へと足を進めていくのですが、その理由がまったく理解できません。各戦闘への入り方も雑に感じました。そのせいで感情移入はほとんどできませんでした。
難易度の高さ
街(武具購入)などが存在せず、またフリーマップなどもないためギリギリの勝利を繰り返していくと、次第にジリ貧となり、クリアが非常に難しくなっていきます。加えて敵の強さやクリティカルの存在等があるためにストレスを感じる場面が多いように思いました。
COMMENT
前提として未クリア(?中盤まで)の評価となります。
というのも悪い点で挙げた内容により戦闘が非常に窮屈に感じ、次第に手詰まり感が強くなっていったので耐え切れず断念しました。従来のSRPGの感覚でプレイすると少し辛いかもしれません。
システムの作りは全体でみると良いと思うのでそこが気に入った方ならば楽しめるかと思います。