マール王国の人形姫
中央値: 68 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 4.92 (難易度) 1.20 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
68pt
GOOD!
●オリジナリティ
私が知らなかっただけでしょうが、「ミュージカルRPG」なんて初めて聞きました。
「ミュージカル」目当てで購入した私としては少々物足りない感じがしましたが、ミュージカル“らしさ”は上手く表現出来ていたと思います。
●グラフィックス
古臭さを感じさせない可愛らしいドット絵です。
主人公がきちんと下着(寝まき?)姿で寝てたのが良。
●熱中度・満足感
ストーリーは「人形と話の出来る女の子が、さらわれた王子様を救い出すために旅に出る」というもの。
唐突な感じを受けるイベントもありますが、一本のストーリーとして上手くまとめられていると思います。特に、クルル関連のイベントはなかなかのもの。
個人的には、コメディー風な敵キャラとのやりとりや、ハリセンでの突っ込みが好きでしたw
ボリュームは、サクサク進んでクリアまで約15時間、全ての人形イベントを見ようとすればプラス5時間、といったところでしょうか(私の場合ですが)。
●快適さ
イベント中・戦闘中以外は、ダンジョン内でも常時セーブ可能。
×ボタンでダッシュ移動が可能。
△ボタンでオート戦闘が可能。
PS時代のゲームだから不便だろうな、と覚悟してましたが、そんな覚悟は必要ありませんでした。
●難易度
属性なんて全く気にしなくてもサクサク進めるぐらいの難易度です。
ただ、ラストだけはゲームオーバーになってしまい、経験値かせぎが必要でしたが。
人形イベントに関しては、攻略情報が必要かと。私の場合、自力では無理でした。
せっかく人形と話が出来る主人公、という設定があるのだから、人形自身からヒントをもらえると良かったと思います。
BAD/REQUEST
×エンカウント率が高い。
戦闘を終えて一歩進んだだけでまた戦闘・・・という時もあり、「昔のゲームってこんな感じだったよな」と懐かしめる人か(私はコレ)、気の長い人でないと辛いのでは? と感じました。
×1つのダンジョンが、数種類の背景を組み合わせて作成されているため迷いやすい、のはともかくとして。全てのダンジョンの背景が、洞窟と建物の2パターン(+α)しかないのは、さすがにどうかと。
新しいダンジョンに入っても、新鮮さが感じられません。
×人形イベントをクリアしたご褒美が欲しい。
もちろんミニイベントはありますが、その他にも必殺技が使えるようになる、とかがあれば良かったです。
×パーティーに入れるキャラが偏りがちになってしまう。
人形・モンスター共に仲間になるとLVは1から。加えて、高レベルの敵が出現するダンジョンで、皆と一緒に戦っていればすぐに他のメンバーのレベルに追いつく・・・わけでもないため、固定メンバーでの戦闘になりがちです。
せっかく仲間になってくれたのに、最後までLV1のまま・・・なんてモンスターも。
COMMENT
シリーズ初プレイ。
DSでリメイク版が発売されているのは知っていましたが、値段の安さと、どうせなら元祖の方をプレイしてみたいと思ってアーカイブスで購入。
いい意味での「おとぎ話」です。
ぜひともプレイしてもらいたい、とまでは言えませんが、購入予定のゲームが発売されるまでの繋ぎに安価でライトなRPGがやりたい、という人なら、プレイしてみてもいいかと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: のきあ レビュー日: 2002-06-17おとぎ話のようなストーリーに、キャラクターが歌を唄い踊るミュージカル風の明るく楽しい演出、ちょっとシミュレーションゲームっぽいけれど初心者でも楽しめるやさしめの戦闘。そういった様々な手法で、プレイヤーをぐいぐいとマール王国の世界にひき込み楽しませてくれます。
グラフィックも優しい色合いで、本当に自身がおとぎ話の主人公にでもなったかのような気持ちにさせられます。
キャラクター達もかなり魅力的で、主人公のコルネットは勿論、ラスボスを含む敵キャラ達までもが憎めないような存在です。
やりこみ派の方にも、初心者の方にもオススメしたい!!一本だと思います。寂しい気持ちになったとき、疲れているとき、そっとマール王国の扉を開いて見てください。
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GOOD!
アーカイブスにて初プレイ。
・ディスクロードの早さは気軽に遊べるテンポを作る。(アーカイブス版はDiscでなくMemoryStickDuoですが)
・際だって難しいところもなく、体当たりでもどんどん進んで行けて遊べる。
・アイテムなどのステータス設定は、ゲームバランスをある程度選べる。
・セーブポイントを選ばないためその場で中断出来る。
PSPでは遊ぶ場所を選ばないため、これらの要素が結構効果的と思う。
以上に対してアーカイブス版は5点を評価しても良いと思いました。
・高画質なイラストがゲーム中アイテムとしてあり、メニューに戻るなど雰囲気を壊さずいつでも見ることが出来る。
・主人公のトランペットの音色が鳴る時にBGMがいったん消えて引き立つので記憶に残ります。
・BGMも響きが良く、愉しくさせてくる。
女の子は行動力…と、主に恋愛少女マンガなシナリオ対象者向け。
BAD/REQUEST
テレビゲーム入門的な基本に忠実なバランスのため、良いところの裏返しになることがほとんどです。
・テレビゲームの遊び方を知っていると、簡単に進めてしまい味気ない。
・途中でマメにやり込むと、ゲームバランスを早いうちに浅く出来てしまう。
世界観を気に入らなければ長続きしない、RPGとしての難易度の甘さ。
COMMENT
購入動機は、
・存在を知っていながらも、オリジナルを遊ぶ機会を逃していたこと。
・早くからリリースされたアーカイブスタイトルで、ちょうど手軽にさわってみようと思えたこと。
一言でまとめれば、対象年齢は割と抑え目の少女マンガストーリー対象者向け…でしょうか。
一人で本を読み終われる年頃から、どきどきわくわくする冒険と思います。
総じて「難しく考えなくても楽しめるゲーム」なので、誰でも遊べる間口の広さが売りですね。
おとなユーザーとしては(?)、辛口なキャラクター台詞をひととときの安らぎとしてたのしい時間を過ごせました。
必ず直接問題になることではないので悪いところにはあげませんでしたが、
・自分のプレイスタイルでは最後にだけステータスが耐えきれず、レベル上げ作業の必然性に時間をかけることに。
・フィールドの移動は縦と横なのにも関わらず、戦闘のフィールドでは斜め(空間の表現には優れるもの)の、クォータービュー採用には操作慣れが必要。
(視点に関しては同社の後発ソフトの殆どが抱える問題なので慣れるが吉とも考えられます)
…と、少し嬉しくないところはありました。