ポポロクロイス物語
中央値: 71 Amazon点数: 4.7
スコアーボード
標準偏差 16.38 (難易度) 3.00 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 2pt |
82pt
GOOD!
過去PS版でのプレイ済み 再びアーカイブスでプレイ
まずは何て言ってもストーリーの素晴らしさ キャラクターの個性的な所ですね。
内容はとてもメルヘンで絵本を読んでるかのようなストーリーですが最初は笑いありのギャグも多く楽しいですが、後半になるとかなりシリアスで悲しいイベントが多くでてきて飽きさせません。 キャラクターもそれをよく引き立てていて、ptの仲間やイベントキャラはともかく 町の人々一人一人の会話もついつい聞いてしまいますね。
可愛いキャラクターや絵本みたいな絵で戦闘の難易度が簡単そうに思えてしまいますがむしろかなりシビアなほうです。
受けるダメージがかなりでかいので装備の大切さがよくわかります。 ですが比較的敵の落とすお金が多いので少ない戦闘でお金がたまりやすく装備も整えやすいのでそういう意味では楽かもしれません。
結構全滅しやすいのですが、お金半分でセーブポイントまで戻るドラクエ式なのでやられてもなにもかも無駄にはならないのでいいバランスとれていると思います。
戦闘のオリジナリティーとしては「気合い」がある所でしょうか。
戦闘開始時は気合は+でも-でもない状態ですが攻撃を続けていけば気合がどんどん下がりそれに応じて攻撃力も下がっていきます。 防御や気合コマンドで気合をため攻撃力を元に戻したり 通常よりも高くためれば当然攻撃力もあがります。また 気合関連の技が多いのもいいですね。
戦闘はマス移動+行動のシステムですから離れて気合や防御 溜まった気合を近づいて発散!って感じで高いダメージを出せると強い雑魚やボス相手に気持ちいいです。
音楽に関してはメインテーマ イベントの時にながれる曲の良さもありますが個人的には戦闘時のBGMがかなりいい!と思います。 戦う場所によって戦闘曲が変わるので雑魚戦のBGMはかなり多いですが、それぞれ場所やストーリーの雰囲気に合わせたBGMになっているので飽きる事がないですね。 限定された場所でしか流れないBGMも多いのが残念ですが。
ストーリーは一本道が多めですが、寄り道や隠されたイベントってのも結構あり、主人公の強い装備や仲間の面白い技「?」を集めたりするのも楽しいです。 町やフィールドにもそのまんま宝箱が置いてある事が多く、マップ隅に木や物陰に宝箱が隠されてるのを見つけて開けたらいい装備が取れるのは宝探し的に楽しくてついつい隅々まで探してしまいますね。
上記の点から最初から最後までかなり熱中してプレイできたと思います。後半のボスの強さもいいですね! 満足度は文句なしの5点です。
BAD/REQUEST
戦闘について
マス移動+行動タイプですから面倒にならないようにAIをいれてるのはいいんですが、
「全員命令」か「全員AI」のどっちかなのでAIしたら全員勝手にどんどん行動しちゃう所ですかね やはりこのゲームもAIはそこまで頭がよくないので 命令させたい所ですが命令させようとすると面倒なので「主人公だけ命令 他AI」みたいなのがあればよかった。
回復アイテムがちょっと多すぎ+回復量が高い
仲間の魔法使いが全員hp回復技を持ってて魔力や技LVを上げて回復量を増やしていく中、 そこまで高い値段でもない全員HP回復薬がばんばん売りに出されてるので敵の強い攻撃を受けてもだれでもアイテムでどんどん回復していけるので、ちょっとヌルくなりますね。MP回復薬も少し割高ですが買えない値段でもないので後半はMPの貴重さ関係なくバンバン打ちまくってどんどん回復と単調気味になってしまう所でしょうか。
前半は結構寄り道できるのが多いですが、後半はかなり一本道が多い所でしょうか ストーリー的には仕方ないですけど その場限定「クリアしたら二度といけなくなる」エリアが多いのもちょっと残念ですね。
COMMENT
かなりの良作だと思います。 メルヘンなストーリーながらあまりクサくもなく独特のノリやギャグがかなり楽しくて飽きさせないので、是非ともプレイして欲しいですね。
アーカイブスじゃなくPSP用ソフトとしての「ピエトロ王子の冒険」ってソフトがありあれは1+1.5+2のストーリーが凝縮されていますが、あのゲームの1の部分と今作とはほぼ別のゲームってほどに違います。
というのもかなりPSP用ソフトのほうは まとめようとしてストーリーを大幅カットし、残ったストーリーも無理やりつなげているので内容もちょっと変わっています。BGMも違う所が多いですし・・
なので、やってみたいけどPSPソフトの方を既にプレイしてるから同じかなって言うことはないので是非このゲームをプレイして見てはいかがでしょうか。
Amazonレビュー
レビュー者: レビュー日: 2002-11-05RPGというスタイルは途中であきてしまうことも多いが私はもう五回もクリアしてしまった。
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GOOD!
・シナリオのよいところ
絵本っぽさの作りが凄いです。シナリオ自体も絵本の題材によくマッチしており、シナリオを進める=絵本のページを1ページずつめくっているような感触です。絵本の読み手のような優しい語調の語りが入り、要所ではやなせたかし作っぽいアニメが入ります。
クリア後にエピローグがあり、自分の足で平和になった世界をまわり、仲間達や過去に関わり合った人との邂逅を楽しめます。自分が平和にした世界をまわれる点はやはり嬉しいです。
・戦闘のよいところ
2章目以降はまんべんなくシビアで、結構全滅しますが、全滅しても持ち金を半分失うだけで、最後にセーブした場所からやり直せますので経験値などを無駄にしなくても済みます。
戦闘システムはエンカウントしたらそのフィールドマップ上にモンスターシンボルが出現し、すばやさが高い者が多くターンを得(イメージ的にはFF10やタクティクスオウガに近い)、最大4人のキャラをマス目式SRPGのように移動させて戦闘を行います。1ターン1行動式でない点は素直に楽しめました。また位置の概念があるため、キャラの配置による戦略性も若干生まれてきます。
そしてエンカウントはほぼシームレスな点も大きいです。
BAD/REQUEST
・シナリオの不満点
あまりにも絵本的すぎてシナリオの展開はおろか、セリフまで予想できてしまう部分がある。絵本はみんな読んでるはずだから多くの人が同じように予想できると思います。
またシナリオ進行で行けなくなる場所、会えなくなるモンスター(モンスター図鑑があります)、それによる収集要素の取りこぼしが結構多い。特にラスボス討伐の部分までいくと主人公の最強武器・最終特技はとれなくなるのが辛かった。
また上の記述に近いですが、エピローグでもセーブが出来(おそらくエピローグが長いため)、そこで上書きしてしまうと一切戦闘が出来なくなってしまう状態になります。セーブ時にとくに注意書き等も現れないのでうっかりセーブしてしまうことがあります。
・戦闘の不満点
防具は一人2つ装備でき、耐性・能力補正・防御力のうちから重視したい物を選んで装備させますが、実際には防御力はあまり体感できないので道中は能力補正、ボスは耐性重視が正解のような気がします。なので防具選択の幅はあまり広くありません。
キャラの位置による戦略性も、実際には遠距離攻撃の射程が無限だったり、ボスの移動がワープ系だったりして、内実は「物理攻撃に弱い魔法使いに直接攻撃させないために妨害する」程度の戦略性しかなかったように思えます。
回復薬が全体回復、比較的安価で購入できるので、お金に余裕があれば皆が回復役になれます。安易な全体回復のがあるためか、ボス戦は全体攻撃後に全体回復のパターンが定石となる大味調整となっています。
COMMENT
PSP-3000使用です。
戦闘システム面の真新しさはあるものの、基本的には古きよき時代のRPG(と呼ばれるRPG)ですね。華やかさも寄り道要素的な物もあまりないけれど、RPGに最低限必要な要素は標準以上のレベルでそろえてあると思います。なので、全体的に今プレイしても少し物足りないと感じることはあっても損したと感じる事はないです。
挙げている不満点は数こそ多いけど「個人的には合わなかった」レベルの物が多いので、そこは人それぞれですし、致命的な物は無いと言っても良いでしょう。基本的にはシナリオが売りらしいですが、シナリオは基本重視しないのでこういった感想です。
グラフィックはドット絵ですが、この時期のドットとしては標準的かなあ、といった感じ。同時代のSFC後期の物と比べると少し緻密程度。アニメの収録時間もあまり長くありません。