ポポロクロイス物語
中央値: 71 Amazon点数: 4.7
スコアーボード
標準偏差 16.38 (難易度) 3.00 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
72pt
GOOD!
■グラフィック
ドットグラフィックで表現された世界は若干古臭い印象を受ける人もいるかもしれないが、独特の温かみがあって絵本のよう。特に家の中に置かれてる家具や小物類などは、個性があって細かく描かれているので見ていて楽しかった。
■キャラクター
王道的なキャラ付けかなと思いきや、意外な一面もあったりして一人一人の個性が生きている。
イベント時のやりとりを見ていても、思わず笑ってしまったりほろりと来る事もしばしば。
また戦闘においても誰を使っても同じでは全くないので、しっかり役割分担できているのも良。
最初は「え…」と思った人でも、EDを迎えた頃には愛着がわいているのではないだろうか。
モブキャラに関してもいつ話しかけても同じ言葉しか返ってこないのではなく、ストーリーの進行具合によって話す内容が変わるので、何度も話しかけてしまった。
■気合いシステム
「気合い」というゲージをためて強い通常攻撃や特殊攻撃を出したり。
通常攻撃を続けているとゲージと共に与えるダメージも減ってしまうので、途中でゲージをためないといけない。
魔法にするか、ゲージをためるか、ただ単に通常攻撃を繰り返していればいい訳ではないので面白いと思った。
■音楽
牧歌的で良曲が多い。特にポポロクロイス城・城下町の曲が気に入った。
戦闘曲もフィールドによって変わり、聞いていて飽きることがなかった。
BAD/REQUEST
■受けるダメージが大きすぎ
敵の攻撃で受けるダメージがあまりにも大きすぎる。HPが300でダメージ100越えとかザラ。
運悪く敵に囲まれて連続攻撃を受けたりすると則死亡。
ちょっと回復を忘れるとボコられて死亡。
装備アイテムの重要さを思い出させてくれるが、防御力をあげていても相変わらずのダメージの大きさ。魔法耐性アイテムでやっと軽減されてるなと実感する。
回復アイテムも豊富で、それさえ怠らなければ問題ないにしても、うっかり回復を忘れてエンカウント→逃げれない→ろくに攻撃を出来ないまま全滅のパターンはあまりにも理不尽。ここらへんの匙加減を何とかして欲しかった。
■「逃げる」の成功率が低い
…と感じたのは私だけだろうか?なかなか逃げられないので、結局戦う羽目に…
■ストーリーが一本道
サブストーリーはモンスター村とピエトロの隠し技集め、やりこみ要素も図鑑コンプ・おみやげくらいだろうか?終盤となるとほぼ一本道なので、もう少し何かあってもよかったかもしれない。
COMMENT
PSP-3000使用
名前とキャラぐらいは知っていて子供向けのヌルいRPGかなと思ってみたら、結構シビアな部分もある良作だった。10年以上も前の作品にも関わらず、新鮮味があってストーリー・キャラクター両方とも安定していて万人に薦められる。
特に疲れた大人は絵本のような雰囲気に癒される人も多いのでは?
Amazonレビュー
レビュー者: レビュー日: 2002-11-05RPGというスタイルは途中であきてしまうことも多いが私はもう五回もクリアしてしまった。
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GOOD!
・シナリオのよいところ
絵本っぽさの作りが凄いです。シナリオ自体も絵本の題材によくマッチしており、シナリオを進める=絵本のページを1ページずつめくっているような感触です。絵本の読み手のような優しい語調の語りが入り、要所ではやなせたかし作っぽいアニメが入ります。
クリア後にエピローグがあり、自分の足で平和になった世界をまわり、仲間達や過去に関わり合った人との邂逅を楽しめます。自分が平和にした世界をまわれる点はやはり嬉しいです。
・戦闘のよいところ
2章目以降はまんべんなくシビアで、結構全滅しますが、全滅しても持ち金を半分失うだけで、最後にセーブした場所からやり直せますので経験値などを無駄にしなくても済みます。
戦闘システムはエンカウントしたらそのフィールドマップ上にモンスターシンボルが出現し、すばやさが高い者が多くターンを得(イメージ的にはFF10やタクティクスオウガに近い)、最大4人のキャラをマス目式SRPGのように移動させて戦闘を行います。1ターン1行動式でない点は素直に楽しめました。また位置の概念があるため、キャラの配置による戦略性も若干生まれてきます。
そしてエンカウントはほぼシームレスな点も大きいです。
BAD/REQUEST
・シナリオの不満点
あまりにも絵本的すぎてシナリオの展開はおろか、セリフまで予想できてしまう部分がある。絵本はみんな読んでるはずだから多くの人が同じように予想できると思います。
またシナリオ進行で行けなくなる場所、会えなくなるモンスター(モンスター図鑑があります)、それによる収集要素の取りこぼしが結構多い。特にラスボス討伐の部分までいくと主人公の最強武器・最終特技はとれなくなるのが辛かった。
また上の記述に近いですが、エピローグでもセーブが出来(おそらくエピローグが長いため)、そこで上書きしてしまうと一切戦闘が出来なくなってしまう状態になります。セーブ時にとくに注意書き等も現れないのでうっかりセーブしてしまうことがあります。
・戦闘の不満点
防具は一人2つ装備でき、耐性・能力補正・防御力のうちから重視したい物を選んで装備させますが、実際には防御力はあまり体感できないので道中は能力補正、ボスは耐性重視が正解のような気がします。なので防具選択の幅はあまり広くありません。
キャラの位置による戦略性も、実際には遠距離攻撃の射程が無限だったり、ボスの移動がワープ系だったりして、内実は「物理攻撃に弱い魔法使いに直接攻撃させないために妨害する」程度の戦略性しかなかったように思えます。
回復薬が全体回復、比較的安価で購入できるので、お金に余裕があれば皆が回復役になれます。安易な全体回復のがあるためか、ボス戦は全体攻撃後に全体回復のパターンが定石となる大味調整となっています。
COMMENT
PSP-3000使用です。
戦闘システム面の真新しさはあるものの、基本的には古きよき時代のRPG(と呼ばれるRPG)ですね。華やかさも寄り道要素的な物もあまりないけれど、RPGに最低限必要な要素は標準以上のレベルでそろえてあると思います。なので、全体的に今プレイしても少し物足りないと感じることはあっても損したと感じる事はないです。
挙げている不満点は数こそ多いけど「個人的には合わなかった」レベルの物が多いので、そこは人それぞれですし、致命的な物は無いと言っても良いでしょう。基本的にはシナリオが売りらしいですが、シナリオは基本重視しないのでこういった感想です。
グラフィックはドット絵ですが、この時期のドットとしては標準的かなあ、といった感じ。同時代のSFC後期の物と比べると少し緻密程度。アニメの収録時間もあまり長くありません。