Zwei!!(ツヴァイ)
中央値: 72 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 10.8 (難易度) 2.75 mk2レビュー数 8ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt |
71pt
GOOD!
食べてレベルアップという斬新なシステム。
手に入れた食べ物を、レベルアップ用に保存するか、HP回復のためにその場で食べるか、の使いどころを見極めるのが意外と楽しい。
近接物理攻撃のポックルと遠距離魔法攻撃のピピロをうまく切り替えながら戦う戦闘システムも、シンプルながらも爽快で面白かったです。
王道的なストーリーながらも、魅力的なキャラクター達の活躍。
道中で繰り広げられるポックルとピピロの会話は笑えるものも多く、見ていて楽しかったです。
BGMが良いものばかりでした。
穏やかで柔らかい音色の曲が多く、今作の世界観の雰囲気とマッチしています。
オプションで、PC版オリジナルのものと今作独自のアレンジのものの両者を選べます。
ダンジョンではミニマップが常時表示されるところ。
ミニマップはダンジョンを進むごとに自動的に表示され、メニュー画面ではマップの全体図も見ることができます。
難易度はらくらく・ふつう・むずい・しびれるの4段階。
初心者から上級者まで幅広く遊べます。
BAD/REQUEST
ある程度レベルが上がると、次のレベルアップに必要な経験値量がかなり多くなるので、取得経験値の高い食べ物を食べないと、レベルが上がりづらくなります。
そのため、最終的に取得経験値の高い食べ物集めに終始するようになるため、レベル上げが作業になりやすくなり、若干飽きやすい。
この辺はレベルアップに必要な経験値量を減らすなどして、もう少しゲームバランスを良くして欲しかった。
操作方法が若干複雑で、慣れるまではややこしく感じるところ。
あくまで慣れるまでの辛抱なので、慣れればスムーズに操作できます。
アルジェスのワールドマップで場所名を示す文字表記が小さい。
また、白文字のせいで背景と同化してしまって文字表記が見えないことも。
COMMENT
PSP-3000使用
ツヴァイシリーズは今作が初プレイです。
難易度はらくらくでクリア。
以前から今作に興味があり、中古500円で売られていた今作を購入しプレイ。
クリアした後の感想ですが、面白かったです。
びっくりするほどの面白さはないですが、「オーソドックスながらもうまく仕上がっている良作」と言った感じの出来栄えです。
RPGが好きな方・ファルコムの作品が好きな方にオススメです。
Amazonレビュー
レビュー者: りんりん レビュー日: 2009-11-05●ストーリーと設定
やや明るめのストーリーでちょっとしたギャグやコネタなども多く楽しく進められるゲームです。
男の子は少し内気系、女の子はいわゆるツンデレ系(?)です。
力関係を書くと男の子<女の子。
そういうのが苦手な人は注意してください。
●戦闘などのシステム
基本的にアクションRPGなのですが、できることは多くありません。
連打とため攻撃、少々の装備アイテム、男の子と女の子の使い分けを駆使してダンジョンを進める形となります。
一つの言葉で表すならアクションよりむしろシューティングRPGではないかと思います。
ダンジョンは不思議のダンジョンのような作りですがMAPは固定です。
なので出てくる敵など覚えてノーダメージクリアなどのやり込みができます。
経験値の取得が特殊で敵が落とす食べ物系回復アイテムを使うと経験値を取得する設定。
回復に頼れば頼るほどレベルが上がります。
低レベルクリアを目指す人が相当困難な道になるようわざと設定している印象です。
難易度設定はできますがノーマルでもなかなかの手ごたえです。
アクションに多様性がないのでどういう攻撃をするかではなく、シューティングゲームのような立ち回りが重要になってきます。
シューティング系が好きな方にはよいかもしれません。
●問題点
回復アイテムや装備アイテムを使うとき、オンラインRPGのような10個ほどのスロットに一つ一つをセットして、LとRボタンで選んで使うのですが、それが少し扱いにくい印象。
回復アイテムはまとめられず1個1個でセット。
PC版だと1〜0の数字のキーやF1〜F12キーなどに割り当てられてたのでしょうか?
ダンジョンの分かれ道が分かりづらい。
ダンジョンは1個で1本でなく、途中の休憩所からさらに3つ4つと分かれていて、レベル制限で後々来ることになるのですが、どこだったっけとなって探すのが少し面倒くさくなりました。
●他
見た目とは裏腹に少し難しめの内容に戸惑うかもしれません。
ですが、探すといろんなところでやり込める部分が隠れています。
ただクリアするだけでなく自分ルールやしばりプレイなどが好きな方にオススメできます。
シューティングもRPGも大好きだという方、内気男の子と強い女の子が好きな方、しばりプレイなどしてる方には○
難しいことが嫌いな方、不思議ダンジョンのようなMAPが好きな方には△
普通のRPGがしたい方、ほんわかな会話が苦手な方、立ち回り主体のアクションが苦手な方には×
ツヴァイという言葉の意味を知ったらちょっとしたトリビア気分でした。
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GOOD!
・沢山食べて大きくなろう!今までにない斬新な成長システム。
今までに一部のステータスを食事をする事によってアップさせるといったゲームを見た事はありますが、食事をしないと全く成長しないゲームはこの作品が初めてではないでしょうか。
経験値になる食べ物は回復アイテムも兼ねていますので、使わずに持っておくか、その場でパパっと食べてしまうかの微妙な駆け引きが面白かった。
食べ物は同じ種類の物を10個集めると経験値の高い食べ物に交換出来るので、経験値の低い食べ物でも集めていれば無駄にならない所も良かったです。
・極めようとすれば100時間を軽く突破してしまいそう…、やり込み要素も豊富です!
本編は少し短いのですが、クリア後はデータを引き継ぎ新たなダンジョンやボスに挑戦出来るのでやり込み要素はとても豊富です。
過去にクリアしたダンジョンに潜ってスコアを更新したり、各事典やキャラノートを埋めたり、レベルを上げたりと出来る事は沢山あります。
一度本編をクリアするとクリア時のレベルを引き継いで再び本編の最初からゲームを進める事が出来るので、全ての難易度でクリアを目指してみるのも面白いと思います。
・民族音楽調の神秘的なBGM。
音楽に定評のあるメーカーさんだけあって、毎回とても良い仕事をされています。
今回は民族音楽調の曲が多く、特に一部のダンジョンとボス戦のBGMは鳥肌ものの素晴らしさです。
民族音楽と聞くと一見人を選びそうに聞こえてしまいますが、そのままヴォーカルを乗せても違和感がないのではないかと思う位キャッチーでメロディアスな曲が多く、オリジナルとアレンジを切り替えて二通りの聴き方が出来るのも好印象。
久し振りにサントラを購入しようと思いました。
・3D全盛の最近では珍しい、細かく書き込まれた2Dグラフィック。
キャラクターやアイテム等が丁寧なドットで描かれており、SFC世代の私にはとても懐かしく感じられました。
アイテム辞典やキャラノート、魔獣辞典などで拡大されたグラフィックを見る事が出来、ドッターさんの仕事の丁寧さが分かります。
特に食べ物系のアイテムはとても美味しそうで、ゲーム中に出て来る食べ物が何度か我が家の食卓に並びました(笑)
魔獣達も敵として出て来た時は手強いですが、イラストで見てみるとぬいぐるみ化しても良いのではないかと思う位可愛らしいものが多いです。
・温かみがあり、癒されるストーリー。
ストーリーは全体的に小粒でアッと驚くような展開はないけれど、見ていて安心出来る絵本の様な感じです。
収支ほんわかした雰囲気で話が進んでいきますので、ゲームに癒しを求める方にオススメです。
・アクションが苦手な人も安心の新設設計。
ゲーム開始時に難易度の選択が出来ますので、アクションが得意な方も苦手な方も安心です。
クリア後に挑戦出来るようになるダンジョンとそこに出現するボスが手強いので、アクションに自信のない方は初回はふつう以下の難易度で始められることをお勧めします。
その代わり高難易度は凄く手応えがありますので、ふつう以下が簡単に感じてしまう方も楽しめるかと思います。
BAD/REQUEST
・アイテムの管理が少し面倒臭い…。
アイテムは袋グリッドと装備グリッドの二か所に分けて保管されているのですが、この二つのグリッドの移動が少し面倒臭かったです。
慣れれば問題ないので中盤以降のアイテム管理は面倒に感じませんでしたが…、アイテムのソートもワンタッチで出来ますしね。
欲を言えば、装備グリッドの枠がもう少し多ければ良かったと思います。
・クリア後のやり込み要素は豊富だが、本編がボリューム不足。
早い人なら10時間少々で終わってしまうのではないでしょうか。
その分クリア後が長いのですが、ゲームは一周プレイしたら十分だという方には短く感じてしまうかもしれません。
COMMENT
PSP-1000からPS-P3000に持ち替えて初めてプレイしたタイトルです。
ロード時間も私の感覚では短く、とても快適にプレイする事が出来ました。
古き良きA・RPGの流れを受け継ぎつつ、食べ物を食べてレベルアップするという画期的な要素を盛り込んだとても面白い作品です。
システムもとても分かりやすく、空いた時間にサクサク遊べますので時間のない方や複雑なシステムのゲームに飽きた方にオススメ。
グラフィックがとても可愛らしいので、女性や低年齢層の方にも手に取って欲しいタイトルです。
エンディングを見てこれで完結かと思いきやPCで続編が出ている様なので、続編がPSPに移植される事を期待しています。