Zwei!!(ツヴァイ)
中央値: 72 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 10.8 (難易度) 2.75 mk2レビュー数 8ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
67pt
GOOD!
◆オリジナリティー
食べ物を食べてレベルアップという面白いシステム。
10個集めるとより強力な効果のある食べ物と交換できるので、収集に力が入ります!
◆グラフィックス
絵本のようなあたたかみのあるグラフィック、ちょこまか動き回るかわいらしいドット絵キャラとモンスターたち。
途中途中で入るムービーも派手ではないですが、なかなかの美しさです。
特に空や水、空気の表現はさすが「空の軌跡」を作ったファルコム!という感じです。
◆サウンド
これは文句なしの5点。民族音楽がお好きな方にはたまらないのではないでしょうか。
特に終盤あたりのダンジョン、ラスボス戦曲の美しさとカッコよさは神がかってます。
オリジナルとアレンジをいつでも切り替えられるのも秀逸なシステムと思います。
◆熱中度
・ダンジョン探索が非常に楽なゲームだと思います。
移動も速いし謎解きも難しいわけではない。
この辺りでセーブしたいなと思う絶妙のタイミングでちゃんとセーブポイントと回復ポイントが出てくる。
ある地点まで行けば、旅の翼を使ってダンジョンと家の往復が簡単に出来る。
……というわけでついついあともう少し、もう少し?!と先に進めてしまいます。
前述のとおり、食べ物集めも楽しいですしね。
・バトルについて。攻撃手段が増えてくるにしたがって使い分けが面白くなってきます。
主人公二人で攻撃範囲、効果が違ってくるので切り替えて先に進むのが楽しい。
ツープラトン、スリープラトンができるようになると画面上の敵を一掃できるのも爽快感があって面白いです。
◆満足感
・最初こそヒントが少なすぎてイライラすることもありましたが、後はほぼパターン化してくるのであまり迷わずに進めることができました。
・お金を使う機会が少ないので金欠とはほぼ無縁です。
金庫に貯めた額を眺めているとちょっとお金持ち気分に浸れます(笑)。
◆快適さ
・難易度が4つから選べるのがGOOD!
・ゲームオーバーになると、セーブしたところから、家に戻る、ゲームスタート画面に戻る、の3つから選べるのが良い。
・いつでもセーブデータをロード出来る!!
この辺りはコンシューマゲームも是非見習って欲しいところです。
・絵日記があるので、今ストーリーのどのあたりまで達成したのかが確認できるのが良い。
BAD/REQUEST
・序盤のノーヒントっぷり。
レベルプレートがあるのでそれである程度判断できますが、それでもあてもなくあちこちのダンジョンをさまようのは結構大変です。
・ストレスたまるアイテムの管理。
アイテムの管理関連が一番ストレスがたまりました。
どうも諸悪の根源は装備グリッド・袋・倉庫で、
どんな属性のアイテムだろうと全部同じ場所に一緒に表示されるところにあるような。
もちろん回復・装備・重要とカテゴリでソートは出来るのですがそれでも目的のアイテムを探しにくい。
特に後半のダンジョンは宝玉やフックロープなど頻繁に装備品を切り替える作業が必要になってくるので、この選びづらさは本当にストレスの元です。
せめて食べ物だけでも別のページにして、効果の高い順にソートできたらよかったですね。
・装備グリッドの使いにくさ。
攻撃しながらLRボタンで食べ物選択→△ボタンで食べるって忙しい!!
装備品と食べ物が同じ装備グリッドの中に入っているため、慌てていると食べ物を食べようとしてうっかり装備品をはずしてしまったりすることも。
また、右端のアイテムを選んでから左端のアイテムを選ぼうとするとき、Lボタンをひたすら押して選ぶしかないのも不便!
・倉庫画面の使いにくさ。
装備グリッド・袋・倉庫のアイテムの移動がややこしい!
通常△ボタンで食べ物消費or装備の着脱ですが、倉庫画面だと△は袋と倉庫にアイテムを放り込む機能が割り当てられています。
これをごっちゃにして貴重なアイテムをHP満タンなのにその場で消費してしまったり……。
装備グリッドではLRボタンが使えるのに、袋・倉庫では使えないのも不便。
・ダンジョンに入るときのわかりづらさ。
「!」マークが表示されれば入れますが、これが地名と重なって非常に見づらいです。
若干ロードが長いのもあって本当に入れたかどうか判断しづらい。
・旅の翼を使う際のムービーがスキップできない。
頻繁に行き来しているとこれが出来ないのが段々うざったくなってきます。
COMMENT
PSP-2000使用、プレイ時間およそ20時間程度、クリア済み。
操作性やシステムに独特のクセがあったり、序盤のノーヒントっぷりに泣かされたりしますが面白いゲームであることは間違いありません。
ストーリーは王道かつハッピーエンド、主人公達の仲のいいかけあいやツッコミは笑えます。
クリアだけしたいのであれば20時間程度で終わりますし、安心して手軽に出来るアクションRPGとしてオススメです。
パソコンで2も出ていますが評判は良いようですね。PSPへの移植を今から期待しています!!
Amazonレビュー
レビュー者: りんりん レビュー日: 2009-11-05●ストーリーと設定
やや明るめのストーリーでちょっとしたギャグやコネタなども多く楽しく進められるゲームです。
男の子は少し内気系、女の子はいわゆるツンデレ系(?)です。
力関係を書くと男の子<女の子。
そういうのが苦手な人は注意してください。
●戦闘などのシステム
基本的にアクションRPGなのですが、できることは多くありません。
連打とため攻撃、少々の装備アイテム、男の子と女の子の使い分けを駆使してダンジョンを進める形となります。
一つの言葉で表すならアクションよりむしろシューティングRPGではないかと思います。
ダンジョンは不思議のダンジョンのような作りですがMAPは固定です。
なので出てくる敵など覚えてノーダメージクリアなどのやり込みができます。
経験値の取得が特殊で敵が落とす食べ物系回復アイテムを使うと経験値を取得する設定。
回復に頼れば頼るほどレベルが上がります。
低レベルクリアを目指す人が相当困難な道になるようわざと設定している印象です。
難易度設定はできますがノーマルでもなかなかの手ごたえです。
アクションに多様性がないのでどういう攻撃をするかではなく、シューティングゲームのような立ち回りが重要になってきます。
シューティング系が好きな方にはよいかもしれません。
●問題点
回復アイテムや装備アイテムを使うとき、オンラインRPGのような10個ほどのスロットに一つ一つをセットして、LとRボタンで選んで使うのですが、それが少し扱いにくい印象。
回復アイテムはまとめられず1個1個でセット。
PC版だと1〜0の数字のキーやF1〜F12キーなどに割り当てられてたのでしょうか?
ダンジョンの分かれ道が分かりづらい。
ダンジョンは1個で1本でなく、途中の休憩所からさらに3つ4つと分かれていて、レベル制限で後々来ることになるのですが、どこだったっけとなって探すのが少し面倒くさくなりました。
●他
見た目とは裏腹に少し難しめの内容に戸惑うかもしれません。
ですが、探すといろんなところでやり込める部分が隠れています。
ただクリアするだけでなく自分ルールやしばりプレイなどが好きな方にオススメできます。
シューティングもRPGも大好きだという方、内気男の子と強い女の子が好きな方、しばりプレイなどしてる方には○
難しいことが嫌いな方、不思議ダンジョンのようなMAPが好きな方には△
普通のRPGがしたい方、ほんわかな会話が苦手な方、立ち回り主体のアクションが苦手な方には×
ツヴァイという言葉の意味を知ったらちょっとしたトリビア気分でした。
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GOOD!
●オリジナリティ
「食べてレベルアップ!」という独特の経験値システム。
んまぁそんだけなんだけど、今食べて体力を回復するか、
10個集めてより高い経験値をもらえる食物と交換するか、
っていうか持ち運べるアイテムには限りがあるし…と、
悩むことも多かったです。いいバランスになってるかと。
●グラフィック
最近のバリバリ3Dなゲームとは一線を画す、バリバリ2Dなゲーム。
でも、ファンタジックで絵本のような世界観とは良く合っていました。
そもそも平和的な雰囲気を持つゲームなので、むしろこれが相応しい。
あとOPムービーがイイ。2001年に作られたはずなんですけどね。
今見ても見劣りしないくらい、綺麗で美しいムービーだと思います。
●音楽
どことなく神秘的で、民族音楽調のメロディが素敵な曲が多かったです。
このゲームの雰囲気にとてもマッチしており、いやはや素晴らしかった。
特に「幻の大地セルペンティナ」が最高。
この曲を聴いた途端、雰囲気が一変する。
●満足感
ストーリーやグラフィックに、派手な面白さはないけど素朴な良さに溢れていた。
あと、雰囲気。雰囲気を楽しむだけでも面白いかと。
BAD/REQUEST
●熱中度
「アクションRPG」といいつつ戦闘が単調なのは…。
“2人の主人公を使い分ける”という戦闘システムは、
ほぼ○ボタンを押しながらのただのヒット&アウェイ。
でも、飽きずにプレイしてたことを考えると、
そう気にするほどのものでもなかったのかな。
あと、やりこもうとすると、難易度が結構シビアです…。
●快適さ
みなさんが仰っているように、アイテムのところのシステムは
PC版のヤツをそのままPSPに当てはめただけのようなので、
もうちょっと使いやすいように改善してほしかったですね。
でもまあロードは気になりませんでしたし、通常の戦闘は快適だったと思います。
COMMENT
血生臭い最近のアクションゲームの中において、
一種の清涼剤的な、心温まるゲームだと思います。
この絵本の中から出てきたような世界で、のほほ?んとしたキャラたちに囲まれ、
主人公2人の掛け合いを楽しみながら、冒険を楽しんでみてはいかがでしょう。
で、このレビューを読んでいるアナタ、PCをお持ちですよね?
2008年に「ZWEI II」が出たので、プレイすべきです。
ツヴァイの世界が、もっとグッと好きになれると思いますよ。
まあ直にPSPで出るかもしれませんが…w