ソルフェージュ?sweet harmony?
中央値: 78 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 17.42 (難易度) 2.40 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
78pt
GOOD!
・・・オリジナリティー・・・
すみません。こればっかりはよく分からないので基準点にさせていただきました。
この手のゲームは初めてなので、「○○機能がついてる」っといって、他のゲームにもあったのでは点数になりませんので。
・・・グラフィックス・・・
個人的にはとても好きです。その場面と背景の雰囲気(夕日など)が合っていて、とてもキレイに描かれています。
・・・サウンド・・・
どの曲もその曲に合った歌い方で素晴らしいです。最初に聞いたときは音ゲーどころではないほどに。
詳しくは分かりませんが、Aメロ?Bメロ?サビ?サビ のような流れなので1曲2?3分もあります。なので思ったより結構長いのが嬉しいです。
ストーリーを進めていくと増えていくので、新曲が出たときの喜びもすごいです。初めから全て聞けたらこの感動はないでしょう。他にどんな曲があるんだろう?という楽しみもありますし。
私が特に好きなのは「Aozora Melody」です。
・・・熱中度・・・
このゲームは2つはまります。
1つはミュージックパート。普通にノルマクリアするのは簡単ですが、ノーミスクリアなどをしようとすると夢中になってすっかりやりこんでしまいます。
もう一つがストーリー。先の読めないストーリーで、気になって進んで・・・の繰り返しで時間を忘れて夜の2時・・・なんてことが良くありました。
・・・システム・・・
「この絵を保存したい!」なんてときに、メモリースティックに保存できるのが嬉しかったです。僕の知る限りではこの機能はソルフェージュだけなので。
いつでもセーブができて、セーブデータをたくさん保存(100個くらい?)できます。私は何かあればすぐセーブするので、嬉しい限りです。
ボタンを押したときだけ早送りもできるので、既に読んだところを飛ばしながらたまにとめたりして、「こんなことあったなぁ」と思い返すこともできます。
アルバム機能があって、一度みた場面を見返せるのもまたよかったです。
BAD/REQUEST
たまに違和感(顔のパーツの大きさ?)があるかな、と思った絵が数枚ありました。
なのでグラフィックスを良い点悪い点を相殺して3点にしました。
他にあえて上げるなら、まりも歌って欲しかった。(まだ聞いてないだけかも知れませんが・・・。)
COMMENT
購入動機は、声優ですね。あとは表紙の絵も気に入ったので。
「あれ・・・?この作品榊原ゆいさんでてるじゃん!仁後さんもたかはしさんも!え・・・歌う!?買いだ!」・・・買う前から少し発狂してました。
もちろん、期待通りです。百合も好きなのでストーリーにおいても満足できました。通常版を買ったことに今更後悔しています・・・。
万人にオススメ・・・とは言えませんが、ミュージックパートだけでもかなりいいので、それ目当てで買っても悔いはないと思いますよ。
PSP-3000使用です。
Amazonレビュー
レビュー者: co レビュー日: 2008-12-28しかしPSP版になって明らかに一つの作品として昇華したといえると思います。
PSP版になって初めて、「ソルフェージュ」としての一つの作品になったといえます。
システム面は非常に快適です。欲しい機能はあらかたありますし、(クイックセーブ・クイックロード、シーンスキップ、履歴からの巻き戻し・音声再生、スティックの左回転で巻き戻し)読み込み時間もないに等しいです。テンポよくさくさく進みます。
前作では頷けないところのあったボリュームも、追加ストーリーが加わることによってシナリオも約二倍になったそうです。それによって満足行かなかった部分もしっかり改良されていると感じました。CG数も49枚程度から90枚程度に、と納得のボリュームです。
音ゲーモードはメインのひとつとしても楽しく、EASYにすれば初心者でも十分クリアできます。難しくプレイしようと思ったら凝れる作りになっていて、なかなかやりこめると感じました。
PC版をプレイした方もしていない方も楽しめる出来になっていると思います。
百合が好きなら確実に満足できる作品になっています。
面白さの☆マイナスひとつは百合が万人受けするものではないということと、PC版からのすくねルートの途中までが憂鬱展開なため。
個人的にはとてもお勧めです。買うか買わないか迷ってらっしゃる方は、在庫があるうちにどうぞ!
PSP版の新曲もすべていい曲揃いですので、限定版をお勧めします。アンソロジーも読みごたえがあり、レベルが高いです。
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GOOD!
・グラフィックス
ライトノベル絵師として人気が高い椋本夏夜氏のタッチが活きたCGは流石だと言える。
「レジンキャストミルク」「アカイロ/ロマンス」など代表作として知られる作品の挿絵とは異なり、女子校の華やかなイメージに合ったイラストのためまた違った印象を受けるのだし、それだけでファンの方は購入の理由に入れても良いだろう。
・PSPでは稀少な「百合ゲー」であるところ
PSPでも意外に「百合」を題材にした作品は少ないが、その中でも登場人物たちは「女の子同士で恋愛をすること」に疑問も悩みも抱かず、また周りの人たちも寛容であるため、そうした部分では良質な百合作品と評価できる。
またPSP移植にあたり琴美ルートが追加されたり、すくねルートのテキストが大幅に加筆されたり、「特別編」が追加されたりしているので、PC版をプレイした方ももう一度プレイするのも悪くはないだろう。
BAD/REQUEST
・ミュージックアクションについて
シナリオの中で「ミュージックアクション」と呼ばれるミニゲームが存在するが、ASシリーズのミュージックアクションの常としてPCのキーボードに適した楽譜になっているのを、アレンジせずにPSP用の楽譜にしてしまったものだから異様に難易度が高い物になってしまったのはマイナス。
ASシリーズプレイヤーの方なら「どこまでハイスコアを狙えるか(=どれだけうまく演奏できるか)」という事にやりこみ甲斐を感じるのだろうが、PSPのキー配置を考慮していない楽譜のためベテランでも正直厳しいだろう。
他の方がおっしゃるようにどれほどハイスコアをとってもシナリオには影響せず、自動演奏に出来たり、スキップできるのはシナリオを妨げないと評価は出来るが。
・ストーリー
メインであるすくねルートでどうしても気になったのが、主人公・かぐらのパートナー探しの諸顛末である。「問題に対して同じような考えを堂々巡りし続けウジウジと悩んで時間を浪費し、問題の解決を先延ばしにする…」という俺がギャルゲーで嫌う話の傾向のパターンそのものだったので途中からウンザリし始めたのは確かだ。
しかもすくねルートの追加された部分(後日談的な部分)がまた問題で、本編の話が終わった後に続くならまだしも、本編で一度遭った悩み(パートナー絡みの諸顛末)にまた同じように悩み、また同じように解決を先延ばしにするのだから「一年経っても成長はないのか」と呆れるしかなかった。
追加された部分は「特別編」の中に入れ、かつ「特別編」では織歌か未羽を主人公にし、かぐらはあえて傍観者か助言者に徹した方が「成長」を表現できたのではないか、と思うのだが。
COMMENT
PSP-3000型使用。
PSPでは稀少な「百合ゲー」なのでそうした傾向が好きな方は購入の対象に入れても良いだろうが、シナリオの冗長さを好まない方(特にギャルゲーのシナリオのテンプレートな形が嫌いな方)にはあまりオススメできない。
またミュージックアクションのプレイに重きを置くプレイヤーは、PCへの「凱旋移植」版・「ソルフェージュ?La finale?」をプレイされた方がよろしいかと(それだけ「新曲をPCのキーボードで演奏したい」というユーザーの声が大きかったのだろうし)。
最もPCにインストールしてもやる時間がなかったり、ミュージックアクションにあまり興味がない方には携帯機の特性上プレイがしやすいPSP版が良いのだが。