Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
中央値: 60 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 14.56 (難易度) 1.89 mk2レビュー数 19ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt |
62pt
GOOD!
ジルオールは初プレイです。
・オリジナリティ(5点)
歴史シミュレーションとRPGがみごとにマッチした作品でした。
マス目にユニット動かしてドンパチやるようなSRPGとは違いますが、
シミュレーションの進行に戦闘がRPGというこれもSRPGといっていい作品です。
基本フリーシナリオで、特定イベントや時間経過によって歴史が進んでいくという
内容になっていて、またその進行具合によって最終盤の敵味方が多数変わるので
周回プレイでも内容がかなり違ったものになってくる構成になっています。
RPGは多くやってきましたが、一昔前のゲームなのにとても新鮮でした。
コーエーならではという作品です。
・熱中
フリーシナリオでお使いの連続な部分もあるにはありますが、キャラが多く
またそのキャラ固有イベントが膨大にあるので、通常のクエのついでにやっていくと
かなりのプレイ時間になってきます。
BAD/REQUEST
・読み込み(1点)
説明不要なくらい、ずば抜けて悪い部分です。
メディアインストールしても、気持ち軽い程度で致命的な改善はできません。
私はロードが遅いという事前知識があったのと、
戦闘のアクションがカットできたのでなんとか投げずにやれました。
ロードは遅いものでたまに10秒とか固まったりするものだ、と割り切れば
最後のほうにはそんなに気にならなくなりました。
なので、ロード待ちが嫌な人には全く向いてない作品です。
・戦闘
これといった点はないです。
また、アクションのカットが可能なのでロードで苦しんでるのでカットしがちです。
そうなると、戦闘といっても、数字が動くだけで終わってしまうので
戦闘シーンが気になる人にもオススメできる状態ではないです。
・ゲームバランス
このゲームは、特定のイベントとか時間経過でメインストーリーが進んでいくので
それまではフリーシナリオというのも相まって、レベルがすんなりあがって
それどころか、上がりすぎるという危険度が高いです。
上がりすぎたら戦闘が楽すぎて、ボスですら1ターンで倒せちゃうことがザラです。
私の場合、ボスの8?9割が1?2ターンで倒せるというハメに。
レベルが上がりすぎなくても特定のいくつかのスキルがあればサクっと倒せます。
こうなので、強いボスと戦って物語を進めるというRPGの醍醐味が全然ないです。
COMMENT
3000使用
総評としては、とても面白いゲームでした。
ロード問題と、ゲームバランスの2点が改善されれば
RPGでも屈指の名作になっていただけのポテンシャルがあります。
個人的には85点付けてもいいくらいでしたが、
このゲームは特に快適さがネックになって、点数としての評価がかなり低いです。
点数を見てこのゲームの判断をするよりかは、良い点・悪い点をよく見て、
特に悪い点に対して許容することができるか、というのがこのゲームを選ぶポイントです。
Amazonレビュー
レビュー者: 雪月花 レビュー日: 2009-02-12何作出せば完璧になるのだろうか・・・それでもキャラや世界観、サウンドは一級品。
雰囲気を持ってるため、不満点が多いがどこか憎めない・・・というか悔しい。
もったいない。光るものがあるからこそ悔しい。
読み込み時間さえ早ければもっととっつきやすかったと思うし
ボタンで戦闘の行動短縮とかそんな機能を付ける必要のない作りにするべき。
このゲームはバトルのもっさり感、読み込み時間が鍵。
そこをどうやっても克服出来ないコーエーの力を疑います。
それにしても・・・インストールするより
しないほうが断然読み込みが早いのは何故・・・(笑
インストールなしだとふつうにプレイ出来ます。
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GOOD!
・手堅く世界観を構築している為に視覚面や固有名詞、BGMなどに統一した雰囲気が出ている。
・主人公がゲーム内の歴史的出来事に巻き込まれて当事者になりながらも、プレイヤーはそれを観察しながらゲームを進行できるので壮大な群像劇を味わえる。
・規模や重要性、様々なイベントが多数盛り込まれており、多面性がある。シナリオ自体は概ね一本道だがエンディング数が豊富。
・低レベルのキャラクターであれば自由な育成が可能。育成システムはシンプルなのも相まって世界観と噛み合い、思い思いのキャラクターで比較的無理なくパーティが編成できる。
・攻撃モーションやエフェクトの類をスキップできる。ただ、これは本作にあって然るべき最低限の機能ではある。
・大抵の場所でセーブとロードが可能。
BAD/REQUEST
・頻繁に起こる読み込みが長く、不安定であり、ゲーム全体の進行が鈍重。その為かボタンのフィーリングもいまひとつ冴えない。キャラクターの身振り一つにかかる時間も長めで表情の代替とするには力不足であり、効果音との調和も取れていない。ドアの開閉ですら効果音がずれる。
・戦闘が淡白で単調。スピード感や爽快感がないので連戦は苦痛になる。慎重に進める限り戦闘自体の難易度は低いのだが、バランスが悪く、勝つにせよ負けるにせよ一方的な展開になって味わいがない。優秀なスキルを入手した後は作業的になる。
・フィールド上の壁などに接触すると妙に引っかかる様な感覚を覚える。視認し難い地形や不自然にアップになるエリアもある。ダンジョンの一つのエリアの面積に対して敵シンボルの数が多すぎるので、序盤は避け得ない戦闘を繰り返す。エンカウントを回避する魔法を覚えても、それはエリア移動時に効果を失ってしまい、結果的にはたかが数秒の為に魔法を立て続けにかけ直す事になる。
・建造物(背景)以外のグラフィックは作りが大変粗い。キャラクターの動作も洗練されておらず、歩き方一つを取っても不自然な点が目立つ。
・イベントの多さは長所と同時に短所にもなっており、とにかく強制される。序盤は各地を遊覧しながら余裕を持ってプレイできるが、中盤以降は予備知識もなく無計画に行動すると唐突な進行に戸惑う。
・入手し難いソウルポイントと入手し易い経験値の都合上、育成に失敗し易く、その失敗は挽回できない。キャラクターやステータスの育成そのものの取捨選択は自由だが、育成方針は実に不自由。順当に進めていれば中盤から経験値を得る「うまみ」も少ない。
・ギルドで請け負う仕事は似た様なものが多い。
・アイテム、スキルの並び替え機能がない。新規に入手したアイテムの確認も手間がかかる。
COMMENT
PSP-1000使用。過去にPSで発売された『Zill O’ll』経験済み。それが良作だった記憶から懐古的な気分で購入。
注目すべき点が世界観や雰囲気であり、それは今の時勢では得難い長所であると思う。しかし短所も多く、特に読み込みの長さとエンカウントに関してはゲームの進行状況がどの程度であれ閉口してしまう。三作目でありながらシナリオを追加するだけで、その他の不自由な点を積極的に改善したという痕跡は見受けられない。どちらかと言えば過去作の経験者よりは未経験者に推奨したい。
メディアインストールも使用していたが、UMDのみでのプレイと比較すると「もしかしたらやや早いのではないか」程度。
1周目に費やした時間は40時間強。余計な時間も含まれているし、個人差も大きく出ると思う。