ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
56pt
GOOD!
・前作『アクシズの脅威』の不満点―資源が余る、敵が堂々とチート(重要拠点を占領するとボーナスがつく)などの部分が改善された。
・Z-MSVやガンダムセンチネルなどのMSが追加。
・キャラやMSの能力の見直し。ラコックがきちんとジオンに所属しています。
・アライメントの変化で加わる意外なキャラクター。
BAD/REQUEST
・IF要素が薄い
ギレンの野望シリーズの醍醐味というべき、IF要素がほとんど追加されていません。
原作では失敗した計画の成否の分岐、マリオンの登場、オリジナルのエース専用機、絡みのなかった意外なキャラ同士の会話などの面白いIF要素は、ほとんど過去作品(主に『ジオンの系譜』)で作られたものばかりです。追加された第三部がさっぱりし過ぎ。
クリアで追加される新勢力にも少しはシナリオを加えてくれると良かった。
開発プランの入手条件が限定されすぎる機体があるのも×。
その他の部分は他のレビューと共通です。
よく指摘されているとっつきづらさの最たるものは、実行すべきではない作戦や作る必要のない開発プランなどの見極めでしょう。シリーズ経験者でないと、まずわかりません。
COMMENT
PSP-2000使用。ロードはあまり気になりませんが、読み込みが頻繁にあり音がうるさいです。
BADで書いたIF要素があまり無い事に、本当にガッカリです。
ジオンのエースを生き残らせてくれるのだったら、ギラ・ドーガに専用機を作っても良かったのではないでしょうか?過去作品ではランバ・ラル専用のドムやゲルググを登場させ、「グフとはちがうのだよ、グフとは」というアホっぷりがステキだったのに…。
ライデン専用バウや黒い三連星専用ドライセンなどの妄想を実現できるのが、この作品の魅力では?
機体の追加も嬉しいのですが、オリジナル機体やGジェネオリジナルの機体を登場させた過去作品に比べると、どうもインパクトが薄いです。ティターンズでタイタニア(ファンネル付きジ・Oの発展型)を作れたりしたらパワーバランスもとれ、面白かったと思います。
展開・キャラに関しても、ギレンの野望オリジナルであるゼロ・ムラサメの登場や、それに絡むイベント展開やキャラ会話には非常にワクワクしたものでしたが、今作品ではそれもありません。
「あのキャラを追加してほしい」「どうしてあのMSが出ない」と言い出したらキリがないですが、ジオンに比べて連邦MSパイロットの比率が低いので、センチネルのおっさんたちを追加しても良かったのでは?とも思いました。
カスペン大佐の追加は嬉しいのですが、どうせならMS IGLOO本編を通してのMSパイロット・ワシヤ中尉が登場させても良いと思いました。
真新しい要素は薄く、あくまでも『アクシズの脅威』修正版といった印象です。個人的には、閃光のハサウェイ関連は蛇足でした。
それにしても、シャアは何が不満で是が非でもアクシズを落としたがるのでしょう?アライメントシステムを無視しないで下さい、大佐(笑)
Amazonレビュー
レビュー者: ペネロープ・t レビュー日: 2009-01-07基本的なゲーム内容は同じだそうで、異なる点は以下の通りだそうです。
<PSP版>
1.画面サイズ:「16:9」
2.プレイデータのセーブ数:メモリースティック1つにつき最大20個まで
3.前作「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威」の「システムデータ」がメモリースティックにある場合、
・ギャラリーデータの引継ぎ
・初期状態より14の勢力が選択可能
<PS2版>
1.画面サイズ:「4:3」
2.プレイデータのセーブ数:メモリーカード1つにつき最大15個まで
初期状態では、「地球連邦軍」、「ジオン公国軍」、「エゥーゴ軍(ブレックス)」、「ティターンズ軍(ジャミトフ)」、「アクシズ軍(ハマーン)」の5つの勢力のみ選択可能。
ムービーとか違うのかなと思いましたが、同じなようなのでTV画面でもプレイでき値段も安いPSP版の方がお得かな。
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GOOD!
「機動戦士ガンダム」から「閃光のハサウェイ」までの宇宙世紀シリーズをほぼ網羅しており、その世界と歴史を堪能できます。
以前のシリーズと比べるとCOMの思考のバリエーションが増えて戦略度が高まっていますし、難易度は6段階+スペシャルから選べるので幅が広くなっています。VERY EASYは時代設定を無視した強力なMSが最初から配備されているので、雰囲気はおかしくなりますが初心者には安心できるモードです。
アライメントシステムによって特別なことが出来たり、意外なパイロットが入ってきたり逆に出て行ってしまうのは見ものです。あえて原作を追わない楽しみ方もできます。
グラフィックは「ジオンの系譜」とそんなに違いはありませんが、全体的に抑えめの重厚な感じがこのゲームには似合ってると思うので気になりません。
BAD/REQUEST
BGMの切れ目を無くしてなんとかしてループしてほしい・・。
ナレーションの最中に切れてしまうので曲が重厚でも安っぽい感じがします。
2部開始と同時に配備部隊を散らされるのは編成しなおすのが面倒くさいだけなので廃止して欲しかったですね。緊張感を持たせるためなら1部開始と同じように初期部隊を固定するとか他の方法もあると思います。
一応、戦略級シミュレーションという位置付けではあるものの、ストーリー展開によって、いきなり重要拠点に攻めてきたり、パイロットが戦死する場合があるのでガンダムの知識が薄いと戦略もクソもなくなってしまいます。ガンダムをよく知らない人がプレイする場合は攻略本は必須だと思ってください。本格ガンダムシミュレーションといったほうが正しいかもしれません。
というわけで完全にガンダムファン向けの仕様。空気が読めないと理不尽な思いばかりすると思うのでこれからガンダムの世界に入ろうとする人に入り口としてこのゲームはおすすめできないのが残念です。
COMMENT
連邦編だけ完全クリアしました。序盤のMSを持たない時期が最も辛い。世界のほとんどを占領されてる上にジオンのザクが羨ましくてしょうがない。でもガンダムを開発した途端、一気に形勢を逆転する様はお約束であっても気持ちがいいですね。
宇宙世紀シリーズのガンダムが好きなら多少難しくても必ず楽しめるはずです。
1勢力をクリアするだけでもかなり時間がかかるのでじっくり気長に遊べるのも利点ですね。
余談ですが、もうすぐ「機動戦士ガンダムUC」が公開されますね。次回作が出るとすればこの面々が入ってくる可能性は高いので期待大です。