夢想灯籠
中央値: 56 Amazon点数: 2.7
スコアーボード
標準偏差 14.09 (難易度) 1.67 mk2レビュー数 6ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 1pt | 4pt | 2pt |
58pt
GOOD!
非常にユーザーフレンドリーなシステム。
ゲームを進める上で、これ以上ないくらいの快適さ。
スキップ・ロード時にも、スキップ間・ロード前のバックログを表示できるのは良かったです。
章選択ができたら最強でした。
グラフィック数が600枚と非常に多い。
イベントシーンというものがなく、グラフィックを見ながらストーリーを進めるためドラマを見ているような良さがあります。
ただしそれ故、挿絵鑑賞モードでは見たいものを探すのに苦労します。
過去編・現代編、ともにストーリーが良い。
続きが気になって一気にやってしまいたくなります。
ただし、ストーリーに関しては後述の通りマイナス面もあります。
BAD/REQUEST
ストーリーを端折っているような物足りなさを感じました。
主要キャラの内面をもっと掘り下げて描くなど、もう少しストーリーに深みが欲しかったです。
サブキャラにもスポットを当てたら良かったです。
せっかく良いキャラクターがいるのに、ただの背景に近いのはもったいない。
一度クリアすると、2度目以降ほとんどスキップできてしまい、下手すると作業ゲーになってしまいます。
システムの快適さが仇になったというより、ストーリーのボリュームの無さ故のマイナス点。
エンディングもエンドロールに合わせてグラフィックが表示されるのは良かったですが、その後をもっと語ってもらいたかったです。
と、上記のように全体的にあっさりし過ぎているように感じました。
COMMENT
PSP-1000使用
良作になり損ねた惜しいゲーム。
もっとやり込みたかったのに、ゲームがそれを許してくれなかった感じです。
「久遠の絆」が好きだったので購入しましたが、それほどの満足感はなく残念。
「熱中度」に比べて「満足感」の得点が低いのはそのような理由から。
ゲーム自体は面白かったことは間違いありません。
続編、あるいは次回作を期待したいです。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazonのお客様 レビュー日: 2009-03-22ゲーム雑誌に掲載された売り文句に釣られて買いました。
以下はその売り文句とその真実です。
・ノベルゲーの立ち絵システム廃止→全部CGで賄うのでCG総数500以上!
クリア後のCGビューを見ると数は確かに500以上。
た だ し 差 分 も カ ウ ン ト し て 5 0 0 以 上
立ち絵を使いまわす、というのがありきたりで駄目!と雑誌インタビューでスタッフが言っていたので「同意!」と思い、意気込みを買いましたが…
普通に同じCGの使い回しが多いです。日常シーンとか特に。
立ち絵と違って振る舞い、表情の変化を差分で補うのは難しいのでしょうが
意気込みがやっぱり企画倒れだったのは残念でした。
・ノベルとして見せるために音声は入れていません!
昨今では人気声優を入れて出来を誤魔化すシナリオも多いですが、このゲームは違います。テキストオンリーで読み込み軽い&テンポ良い進行…
ただしシナリオはお世辞にも良い出来とは思えない。
主人公は挫折と復帰を経て物語のボスと「戦う理由」を見出す。
これは本作に限らずバトル物の典型的にして王道の展開ですが、夢想灯籠の主人公の場合、その行動が理解できないし、感情移入できない。
ゲーム開始1時間ほどで「異形の怪物(雑魚)」と戦い、敗走。
その後、勝てなかった悔しさと化け物に対して覚えた恐怖と剣士としての本能が鬩ぎあい、主人公は立ち直ると再戦に臨む。
以降、主人公はブレずにゲーム終了まで冷静に勝ち進みます。
盛り上がらねええ・・・
・物語を盛り上げる白熱のカードバトル!(本編重視ならカードバトルOFF可能)
何でこんなシステムつけたのか?
開発はノベルゲームとして売りたいのか、それともカードゲームなのか?
前者としてはノベルの燃える点である戦闘描写がカードバトルで丸々誤魔化されてまったくつまらないです。
後者としてはだったらそもそもカードゲームとしてシステムを作りこんでほしい。
ゲームの進行に応じて使えるカードが増えるのでカード物として収集性は皆無。
何というかカッコいい戦闘描写が出来なかったのでカードで誤魔化しました、としか思えない。
OFFできるというのも中途半端な優しさ。
入れるなら入れるで手に汗握るようなカードバトルにするか、
それともメッセージ送りする指が興奮に震えるような秀逸なシナリオを書いてほしかったです。
etc
・ゲーム開始〜EDまでおよそ3時間ほど(カードOFF)
・一応複数のルートがある模様
(クリア後のギャラリー?でxxエンディング達成、みたいな項目があるので)
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GOOD!
■質はともかくCGの量が膨大。その熱意には大いに敬服します。もう少し出来映えが安定すればグラフィックは4点にしました。惜しい。
■既読スキップ、どこでもセーブなどADVとしてのシステムは申し分ありません。
■クリア後特典はPSPの割には充実していました。
BAD/REQUEST
■「久遠の絆」以来の伝奇物への期待が大きかった反動もあり、辛めかもしれませんがシナリオがいまいちという印象です。
話が短いこと自体が悪い訳ではありませんが、ひねりも落ちもない凡庸なストーリーで、千年の時を超え輪廻転生を繰り返す深い愛憎が感じられません。
最近のFOG作品と比較しても「風雨来記2」の1篇である真鶴ルートのほうが満足感がありました。マルチエンドの結末も変化に乏しくやりがいがありません。
■好みの分かれる所ですが、個人的にはボイスが無い所も、物足りなく感じました。
■キャラクターの性格が年齢の割りに幼いところも違和感があり、感情移入ができませんでした。
COMMENT
■音楽はまずまずといったところ。一生懸命、丁寧に作った熱意は感じられますが、テーマ曲を除いて記憶に残る程の名曲はありませんでした。
無いものねだりと百も承知していますが、風水嵯峨氏の音楽があれば、評価も高まったのかもしれません。
■ミニゲームは可も無く、不可も無くといったところでしょうか。スキップ機能も付いているので必須ではありません。ここだけは「久遠の絆」よりも良かったと思います。
■開発元のFOGさんはハード、ソフト共、今後の方向性を模索されている様子ですが、何とかここは踏ん張って、新たな名作を生み出してほしいと期待しています。
個人的には、ハードはPS2かPSP、ジャンルはミッシングパーツ的な探偵物が良いなと思います。
※PSP-2000使用、32型液晶ハイビジョンテレビへD4端子で接続してプレイ。