ファイナルファンタジーVII インターナショナル(FF7)
中央値: 72 Amazon点数: 4.5
スコアーボード
標準偏差 17.58 (難易度) 1.21 mk2レビュー数 29ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 1pt |
92pt
GOOD!
PS3の時代である今の基準でも見劣りしない画面だと思います。風景デザインも秀逸です。特にミッドガルの禍々しい美しさ!
演出もメリハリがあってうならされます。戦闘シーンはとことん派手で、一方、しんみりしたシーンは細やか。
星を救う旅を縦糸に、主人公たちの自分探しという横糸がからむという物語。
中盤の「クラウド心の旅」に感動しました。そこで明かされる真実にも驚きましたが、このような誰にでも身近な問題がRPGのテーマになっているということにびっくりです。
物語性の強いゲームがメディア論的に論じられなければならないことを決定付けた作品です。
もともと、格闘モノなどはメディア論的な素地を持っていましたが、訴求するテーマがこれまでになく複雑で独創的かつ印象的な物語性の強いゲームに論じられる性質を見出させたのはおそらく本作が最初であります。
やや絶望的なムード漂う、哲学的な世界観が、「エヴァのパクリ」などと評されているようですが、私は全然違うと思います。
私はエヴァも一時期ハマりましたが、でもFFの世界観はもっと深く切り込まれてますよ。(哲学としてはエヴァのほうが上かもしれませんが)
また、このゲームの特徴は画期的なマテリアシステムでしょう(考案したのは坂口氏自らだそうです)。
マテリアは複数装備可能で、それによって相乗効果もサクサクと快適に現れるし、魔法を覚えるのにも一役買うので、なかなかやり込める部類であります。
マテリアの数も多く組み合わせることができるのでさらにバランス良く楽しめ、システムのほうも文句なし。
BAD/REQUEST
ゲージを溜めて強力な攻撃を放つリミット技が導入されてますます難易度が低くなりました。っていうかVII以降は難易度はほとんど問題になりませんね。あまりにも簡単すぎて。
誰にでも付け替えOKなマテリアも難易度低下に拍車を掛けましたね。中には使いどころの難しいマテリアもあるかもしれませんが。
ボスもそんなに強くないですね。要所要所に出てくるタークスとか各ジェノバとかは歯ごたえなさすぎです・・・。それなりに強いのはデモンズゲイトとキャリーアーマーですかね。特に後者のラピスレーザーは理不尽な威力だし、アームキャッチも厄介ですね。ラストのボスも御多分に洩れず、簡単です。
COMMENT
キャラの評価は千差万別だが別に悪くは無いと思います。キャラで稼ごうとしているわけでもないように感じるので。途中の重要キャラの死、クラウドの精神崩壊、付き添うティファ。・・・計3人使えなくなる時期もあるのと、今までにないことなのでクラウドはどうせ戻ってくるんでしょうと確信はできるがどうやって戻ってくるんだろうと気になった。
ストーリーがとても良いので飽きずにプレイできましたし、ミニゲームも充実していたと思います。
インターナショナルではさらに自由度が増し、各ウェポンと戦えるので非常に面白かったです。
皆さんおっしゃるとおり、確かに暗い。暗いです。
プレリュードが始まった時点で既に暗い(笑)。
でも、「さァ冒険だ!」みたいなノリのRPGに拘らない私にとっては、これくらいが合っています。過去や因縁、裏切り、絶望・・・様々な思いが交錯する中での、「本当の友情」には度々感動しました。
「とにかく明るいのが好き」という人や、「ハッキリしたEDを望む!!」という方には向いてないと言えます。が、繰り返し言いますが、あの暗さも、立派な「ファンタジー」です。EDも、余韻のある感じが私的には結構いいです。(クラウドたちのその後はVIIの派生作品で散々語られますけど・・・)
ただ個人的すぎる意見でしょうがリミット技を威力は低め、あるいは命中率下げて1度の戦闘で1回とかにしてほしかったです。
まあ、それを差し引いてもこの作品はとても良いと思います。いつまでも過去の作品と同じなのは賛成できないのでPSで絵が変わるのは楽しみでした。
Amazonレビュー
レビュー者: レビュー レビュー日: 2007-08-28ラスボスより遥かに強いボスが追加され、エメラルドウェポン、ルビーウェポンと戦えるようになりました。
ザックスやティファ絡みのイベントも幾つか追加され、オリジナル版では説明不足と感じられた部分が補われています。
フィールドグラフィックが入り組んでいてどこから出入り可能か分かりにくいと言う声があり、出入り可能な場所、上り下り可能なハシゴの場所にポイントをSelectボタンで表示、非表示が可能になりその問題も解決されました。
バグ修正はもちろん、その他マテリアの整頓で種類ごとにキチンとまとめられたり、エンカウント率を押さえて、その分少し経験値量が増えたりしてテンポが良くしたりするなどゲームバランスの改善も図られています。
FF7をまだプレイした事ない方も、FF7を極めた方もこのインターナショナル版は是非プレイしてみてほしい作品です。
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GOOD!
PS1オリジナル(無印版)プレイ済みです。
【オリジナリティー4点】
・マテリアシステムは、今でも非常に斬新です。マテリアを育てる楽しみと、そのマテリアを組み合わせることによって生まれるあらたな魔法など、とてもはまります。また、ゴールドソーサーなど、いろいろなやりこみ要素があるのも、このゲームからではなかったでしょうか。
【グラフィックス4点】
・キャラのアップになると、あのボーリングのピンのような腕だとか、口のない顔だとか、とても気になりますが、非常に細かく書き込まれたフィールド画面は最高にきれいです。大画面でやるにはきついグラフィックスですが、皆さん言われているとおり、PSPの画面で見ると、全くもって綺麗です。大満足です。
【サウンド5点】
・良い映画やドラマには、必ず良い音楽があります。この作品(あえてゲームではなく作品と呼びます)もそうです。素晴らしい音楽があるのです。エアリスのテーマは、序盤からずっと伏線として要所要所で流れていきます。そう、すべてはあのシーンへと結実するために…。あのシーンに出会ったときの衝撃は、今でも忘れることができません。わかってプレイした今ですら、エアリスのテーマを聞くと、泣けてきます。その他の音楽も素晴らしいです。この音楽の世界にどっぷりつかるために、あえてもう一度プレイしているのかも知れません。
【熱中度4点】
・ストーリー展開が知りたくて、ついついやりこんでしまいます。マテリアを必死に成長させるためだけに、何時間も戦闘したり、相当凝ったミニゲームがあったり、とにかくあきさせない工夫が山ほどあります。でも、やっぱり、ストーリーに尽きるんだよな。
【満足感5点】
・至上最強のストーリー重視RPGだと思います。これはひとつの、作品です。そこらのゲームの域を越えた、映画のような作品です。ファイナルファンタジーの中でも、なぜこの作品にだけ、様々な派生作品が生まれているか、この作品を体感した人ではくては、分からないと思います。それが、ゲームアーカイブで遊べる、メモリースティックに入れて常に持ち歩けるだなんて、最高以外のなにものでもありません。
【快適さ5点】
・ややセーブに時間がかかりますが、これはオリジナルの“間”をそのまま再現しているだけのように思います。それ意外は、一切ストレスを感じることはありません。セーブポイントも比較的いい感じで配置されているので、膨大な時間が無駄になることもありません。何より、いつでも中断できるのですから、さすがPSPです。
BAD/REQUEST
・項目のほとんどを、高評価していますので、大きな不満点はありません。強いて言うなら、これは、この作品自体を否定することになるのですが、「ストーリーを見ているだけで、自分の冒険記では決して無い」ことでしょうか。
・実は、僕は、ウィザードリーやオブリビオンといった、「ストーリー自体にたいした意味は無く、自分の想像力でゲームにはまる。だから、ゲームはその自分の没頭する世界観だけを用意してくれれば良い」とい考えの持ち主です。そういう意味で言うと、この作品と全く相容れないのですが、これだけはどうも違うようです。この作品以外のファイナルファンタジーは、すべて好きではありません。ですがこれだけは好きなのです。好きな映画と同じ、そう考えています。
COMMENT
当時は相当やりこみました。それ以降、いろいろとゲームを経験した今の感想です。
リメイクを望む声が多いのも、この作品の完成度が相当高いからでしょう。今の技術レベルでこの作品をつくると、いったいどうなることやら…。楽しみでもありますね。オープニングシーンだけは、PS3でリメイクされていましたね。
リメイクの話はさておき、この伝説の作品がゲームアーカイブに登場したときは、無茶苦茶興奮しました。あのキャラクターたちに、もう一度会えるのかと思うと楽しみでした。まだ再プレイの途中ですが、新鮮な気持ちで楽しめています。
1,500円が高いという声も聞こえていますが、よっぽどDSで発売されたドラクエよりも、優れた作品ですよ。特に未プレイの方が、この値段でこの作品をプレイできるのであれば、相当安いお得な買い物だと思っています。
PSP-3000使用