ファイナルファンタジーVII インターナショナル(FF7)

発売元: スクウェア・エニックスオフィシャルサイト 発売日: 2009-04-10 価格: 1500(税込) レーティング: 【B】12才以上対象 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 72 Amazon点数: 4.5

スコアーボード

ファイナルファンタジーVII インターナショナル(FF7)レビューチャート 標準偏差 17.58 (難易度) 1.21 mk2レビュー数 29
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ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
445人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
2pt 4pt 1pt 2pt 2pt 3pt 1pt
総合点
45pt

GOOD!

マテリアシステム、キャラがアビリティや魔法を覚えていくのではなく、マテリアを成長させてあげるシステム。つまりキャラ自体はまったく育たないシステムである。

あとは要所要所のムービーとその演出のうまさですかね、後の作品よりもタイミングが絶妙。

BAD/REQUEST

大作にしようとするあまり作りこみの足りないつぎはぎ・穴あきだらけのシナリオ。
FF7のシナリオって何名かが書いたものをそれぞれ繋ぎ合わせて一本の話にしたらしいね。
そのせいか最初の設定から矛盾していたり、それは無理があるだろう?とツッコミたくなるような(つじつま合わせ?)展開が多かったし。特に後半部分。

難易度が低いのでマテリアなしやらリミットなし低レベル等ハッキリ言ってやり込みの格好のカモです。
攻略で「適正レベル○○」だのと書かれていた頃が懐かしい。

一番残念だなって思うのが、暗そうなだけで印象に残る音楽がなかったことかな。
雑魚戦の音楽はこの7からイントロが変わりましたけど4,5,6の方が遥かに良かった。
シリーズ中でも一番パッとしませんでしたし、他ゲーム(例えばワイルドアームズやらグランディア)の方が明らかによく出来ていた。

COMMENT

ツッコミどころや矛盾点が放置されたまま押し付けがましくゲームを進行する独り善がりな姿勢は、FF7でのスタッフにまとまってから連綿と続く悪弊であるんだなあと実感(スタッフの違うFF9とか12はそうでもなかったし)。
ある意味FFが悪い意味で細部にこだわらなくなった転機。

 
プレイ時間:30時間以上60時間未満(済)
イオさん[2011-02-09 掲載]

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436人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 1pt 2pt 1pt 2pt 2pt 0pt
総合点
36pt

GOOD!

(まず、これまでFF7をプレイたのは通常版のみで
インターナショナル版はこのアーカイブでFF7を改めてプレイしてみたのが初めてである)

<3Dに挑戦>
ポリゴン技術の導入が見た目の変化のみならずムービーの本格的挿入などゲーム性自体を変え周囲にも大きな影響を与える革命になったこと
「それ自体」は評価したい

<ストーリーの大筋>
大筋自体は悪くない、むしろこれまでのFFで用いられなかった手法である。
主人公クラウドの精神云々が、同時期(ちょっと前)に世間を騒がせていた某エ○ァのパクリだと叩かれたりもしていたが、そうは思わない。
葛藤の理由やら、境遇やらが全く異なる二つの作品を、心(精神)の葛藤という共通点だけで「パクリ」としてしまうのは乱暴である。

死んだエアリスを4の様に安易に蘇らせなかったところや13の様に安易にミラクルを起こさせなかったのにも好感が持てる。

<インターナショナル版での改善点>
本来なら悪い点で思いっきりこき降ろすべき項目であるマップの分かり辛さであるが、
行き道にガイドが示された、なんとも不自然で不器用なやり方だが。

BAD/REQUEST

<とにかくシナリオが酷過ぎる>
キャラクター設計がアニメ的で雑になった
その場その場の取り繕いに終始し
本当に突拍子なくクラウドやレッド13の人格変更や、「実は○○は××だった。」こういうのが何度も行われ、もちろん伏線なんてものは用意していない。
一大コンマグリットと戦うなんてFFらしくない。マフィアじゃあるまいし・・・まあこれは好みの問題だが
その大企業と深刻な環境問題がテーマであったのが中盤でセフィロス追討にすり替わり、
特にDISK2以降ストーリーの求心力は落ちる一方で
クラウドが記憶を取り戻してからは陳腐なマテリア獲り合いやお涙頂戴に終始。
神羅カンパニーとダイヤウェポンが相討ちして神羅が潰れたからあとはセフィロス倒すだけって・・・稚拙にもほどがあるというもの!

<ゲームデザインの著しい劣化、利便性の著しい悪化>
SFCのFFにおいてゲームデザインや音楽のセンスの良さ、視覚的に分かりやすくかゆいところに手が届く利便性。重厚な世界観。
これがSFC時代スクウェアが熱烈な支持を受けてた理由である。

それまで緻密なドット絵でで幻想的で多様であったモンスター個々のデザインは無個性になり質的に大幅に劣化。
さらに、技術披露会の如く長ったらしい召喚ムービーの垂れ流しが入り、その他にも至る所にエフェクトが加えられ
ウリだった打てば応えるテンポの良さが大幅に阻害。
戦闘は激ヌルといってよいのに操作外の無駄で大量な時間を消費することになった。

<植松サウンドの劣化>
SFC時代のFFの代表としては植松氏の奏でる感動的な曲は欠かせない要素だろう
当時、収録曲の殆ど全てが神曲といってよく特に4,6のフィールド曲や戦闘曲等一瞬にして感動の渦に巻き込むといっても過言では無かった。
ところが7に入ってからというものどれ一つとして印象に残る曲がない。悪くなないがといった程度である。
これについては植松氏によると画面の雰囲気を出すために曲自体を表に出さなくしたとのことだが、残念、落胆の限りであった。

<戦闘最悪>
何だ?このモッサリした戦闘は?
マテリアでカスタマイズするけど、個性なし。
格闘ゲームの超必殺技の受け売りでリミット技か…
難易度が無茶苦茶で簡単過ぎる。
いや、むしろ主人公達が強すぎて、相手にならないのだ。原因は幾つか考えられる。
まずはマテリアシステム。マスターしたら増殖するせいで、強力なマテリアが量産可能。複数装備ができるので、「HPアップ」を二つも付ければHPは爆発。
次にリミット技、主要メンバーの殆どが似たような乱舞技、レベル2や3の時点でもう手に負えないような強さ。全段命中で軽く5桁ダメージとかバランスぶっ壊れ。
苦戦のしようがない。くだらん。
次にレベル。異常に上がる。通常版の低レベルクリアの記録を見ても、その異常ぶりがうかがえる。
ちょっと余計な寄り道でもしようものなら、レベルが上がりすぎて(ただでさえマテリアやリミットで崩れている)ゲームバランスが益々破綻する。あんなに「レベルを上げないように」気を遣ったゲームは、そうそうない。
(ちなみにこのインターナショナル版では敵のエンカウント率が下がりその分経験値が割り増しされているが、プレイしてみて総合的にこのレベル上げのインフレは気持ち抑え気味になったか?)
更には、魔法。フレアに火属性が付いていたり、トルネドに風属性が付いていたり(しかも、単なるダメージ魔法と化している)と、意味不明。
最後に、ナイツオブラウンドと超級武神覇斬。殆ど「俺TUEEEEEEEE」品評会じゃないか。

「インターナショナル」での追加点として挙げられる、ウェポンについても触れておこう。もちろん今回のプレイが初体験である。
インターナショナル版では、通常版では登場しなかったウェポンが2体追加されている。
新たに追加されたムービーというのも、このウェポン達が登場するシーンである。鳴り物入りで登場した彼らではあったが……
要するに、超級武神覇斬やナイツオブラウンドを使うべき相手を追加する事で、それらのゲームバランス破壊的な攻撃手段に、存在する意味を与えた訳である。救済策とも言う。
新ウェポンの一体、エメラルドウェポンはともかく、もう一体のウェポン、ルビーウェポンはまさに「ナイツオブラウンド用」の敵だ。物理防御力、魔法防御力共に、非常に高く、防御力を無視できる超ダメージのこの魔法だけが武器となり得る。
なるほど、これでナイツオブラウンドもただの馬鹿げた召喚魔法ではなくなった。
……果たしてそうだろうか。所詮ウェポンは、本編とは離れたオマケだ。つまらない魔法を作ってしまったから、それを救う為にオマケを用意する。無用な物に、更に無用な物を追加する。
さらにこのウェポンを通じてHPや火力でのインフレした数値でしか味方や敵のボスの強さを表現出来ないという
PS以降のFFにおける強敵作成能力の稚拙さを改めて認識することになった。
PSに入ってからというものSFC時代のFF5の神竜、オメガの様な「工夫された強敵」についぞ出会った試しがない。
余談だがこの裏(強)ボス作成におけるセンス、アイデアの欠如は後のFF13で一気に表面化することになる。

COMMENT

世間的には大ヒットしたんですが、当時の感想はFFという名がつけられてるのが許せないほどであったし、改めてプレイしてもひどい出来だと思っています。
「ファイナルファンタジー」が形だけのゲームとなった決定打。
これまでは中世風の世界で機械だってたまに出てくる程度でむしろそのミスマッチも多様性の一種として楽しむものであった。
簡潔に言えば世界観もただの機械文明、見ていてもすぐに飽きる。
それはムービーを導入して、戦闘システムをかっこよく見せてもバレバレだ。
それによってMAPが大変見辛くなり、無駄に演出が垂れ流しにされ快適性がまず悪い。RPGにして致命的なこと。
そして何よりいけないのはシナリオの粗悪さ。無駄にややこしくしたために多くの矛盾点、疑問点を生み出してしまった。
ヒロインがが死ぬシーンは悪くない、しかしそれに対し神羅の幹部など中級の敵キャラは死ぬのがあっけない。
差別であり、全く物語として面白みもない。
しかも野村氏の絵によって、以後変な恋愛なるものが強調され
絵だけで判断してしまう人も増加した。間違いなくキャラ萌えゲーだ。

思えば、このFF7と某エ○ァはキャラの設定や萌え要素ばかりが先行してそれを動かす肝心の物語が極めて杜撰という共通点を抱えており
時代が要求したのかこれらのヒットと同時に娯楽全般においてシナリオの質が著しく低下した
それに心に残るものが少ないばかりか、結局環境問題、星の命や人類、そして仲間のことなど
エンディングを迎えても未消化の点があまりにもありすぎる。
FFはこの7が腐敗堕落の始まりであった。

 
プレイ時間:60時間以上100時間未満(済)
Vampire Killerさん[2010-10-09 掲載]

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Amazonレビュー

レビュー者: レビュー レビュー日: 2007-08-28
元々の完成度自体は皆さんご存知の通り、星の命を巡る壮大なストーリーや非常にカスタマイズ性のあるマテリアシステムを見ても、ゲームの歴史の名を残すほどの非常に高い物になっています。
ラスボスより遥かに強いボスが追加され、エメラルドウェポン、ルビーウェポンと戦えるようになりました。
ザックスやティファ絡みのイベントも幾つか追加され、オリジナル版では説明不足と感じられた部分が補われています。
フィールドグラフィックが入り組んでいてどこから出入り可能か分かりにくいと言う声があり、出入り可能な場所、上り下り可能なハシゴの場所にポイントをSelectボタンで表示、非表示が可能になりその問題も解決されました。
バグ修正はもちろん、その他マテリアの整頓で種類ごとにキチンとまとめられたり、エンカウント率を押さえて、その分少し経験値量が増えたりしてテンポが良くしたりするなどゲームバランスの改善も図られています。
FF7をまだプレイした事ない方も、FF7を極めた方もこのインターナショナル版は是非プレイしてみてほしい作品です。
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ファイナルファンタジーVII インターナショナル(FF7)
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