ファイナルファンタジーVII インターナショナル(FF7)
中央値: 72 Amazon点数: 4.5
スコアーボード
標準偏差 17.58 (難易度) 1.21 mk2レビュー数 29ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
58pt
GOOD!
PS最初のFFであり、以降における「ゲームと映画の融合」の流れを決定づけた処女作である。
FF13をプレイするにあたって改めてPSやPS2で出たFFを一通り見直す一貫でのプレイ
(アーカイブスというのは安くて便利ですね)
グラフィック…CGで描かれたイベントムービー、フィールドマップ、背景は綺麗。
ただ、当時既にアーケードにも家庭用にもポリゴンが浸透していたためか(FF7が出る前年のレイストームとか)、リアルタイムで見てもそれ程のインパクトは無かった。
キャラは2,3頭身で描かれており今時点で見ればかっこ悪い印象は拭えない。
お楽しみ要素
…ミニゲームが多く、凝った造りになっています。ゲーム中にたくさんミニゲームが登場し、しかも後でゴールドソーサーというカジノシティーでそのミニゲームが再プレイ出来ます。
ちなみにこの中ではスノーボードにはまりました。あと腕試しバトルもかなり難しくてよかったです。
…後半、チョコボを捕まえて飼ったりチョコボ乗って走ったりできます。
…マテリアシステムも、色んな場所に色んなマテリアが落ちていたり、やりこみ甲斐はあります。
シナリオ…これは確実にキャラとセットです(特にセフィロス)。キャラの結びつきは外しようがない。
セフィロスを追いかけるうなストーリーで、それぞれのキャラにサブストーリーもそれなりにあって楽しめました。しかし、(悪い点へ)
BAD/REQUEST
オリジナリティー:本質的にFF6とあまり変わっていません
…マテリアシステムについては身につけてアビリティを引き出す意味で6の魔石システムと同じです。
しかもこちらはキャラでなくマテリアがアビリティを覚えるので、正直キャラの使い分ける意味がなくなっています。
カスタマイズったって大半のマテリアが力-、HP-、魔力+、MP+の魔法マテリアで、申し訳程度にステータスアップ系マテリアがある程度ですし。
…リミット技にしても6の瀕死隠し技の単純発展形です。
…機械の混じった退廃的な世界観も既に6で行われていたことです。
シナリオ…神羅だのタークスだのウエポンだのの絡みについては段々訳が判らなくなりました。後半は適当感、投げ放し感がかなり出ています。
要所要所に登場するミニゲームが豊富で凝ってるのはいいですけど、それを前面に出しすぎている印象を受けました。
サウンド…ボス戦(更に戦う者達)やジェノバ戦(JENOVA)、ぐらいであまり印象に残らず。SFC時代までのFFサウンドが神がかっていただけにどうしても見劣りします。
バトル…難易度もよくないです。敵が弱すぎます。特に戸惑ったりレベル上げをしたわけではなかったけれどラストダンジョン突入時でレベル60ぐらいに上がってしまうのはどうかと。
全滅は一回もなく、中ボスやラスボスもまったく苦労はありませんでした。強いて言えばキャリーアーマーぐらいでしょうか。
ハッキリ言って戦闘よりミニゲームの方が梃子摺ると思われます、無印版最大の難関である潜水艦ゲームは易化していますけど。
隠しウエポンに照準を合わせたやりこみ?という感じです。
間違ってもストーリークリア前に魔法乱れ撃ちやナイツオブラウンドなんか持ち込まないで下さい。
あと、癖はあるがやたら強い最強武器が、こまめに探索すれば8つとも楽勝で入手できるのはどうかと。せめて10のように面倒臭いミニゲームを課すべきだったかもね、そうすればあくまでクリア後の隠し要素用と割り切れるのだが。
自由度:FF4並の自由度の低さになりました
…序盤ミッドガル脱出まではワールドマップに出ることが出来ず、言われた目的地に進む窮屈な道のりが続きます。
ワールドマップに出てからも基本的に行けるところに沿って目的地に行くだけの一本道な展開です。
後半、ハイウインド、潜水艦などが出るとようやく冒険の幅が広がります。でも少しです、新たに行けるところはあまり多くありません。
7からの「ゲームと映画の融合」を目指したFFは13は極端にして良くも悪くもこんな感じですが(除FF12)。
COMMENT
とりあえず、ゲーム単体として見た場合、豊富なお楽しみ要素を乱雑に並べた印象が強く、あまり完成度が高いとは思いません。
シナリオもやはりキャラ性に頼り、全体として見るとかなり安っぽいです。少なくとも細かい伏線を神羅屋敷の文面とか普通分からないところに散りばめるのは避けるべきだと思います。
新たな見せ方を目指した割にゲームシステムも6を始めとする今までのFFシリーズの使いまわしが多かった気がします。ですので高い評価はしていません。
FF7はあくまで映画との融合を目指した処女作であり、その後8,9の迷走を経てFF10でドラマチックRPGとして融合が一応の完成を見るのだが。
Amazonレビュー
レビュー者: レビュー レビュー日: 2007-08-28ラスボスより遥かに強いボスが追加され、エメラルドウェポン、ルビーウェポンと戦えるようになりました。
ザックスやティファ絡みのイベントも幾つか追加され、オリジナル版では説明不足と感じられた部分が補われています。
フィールドグラフィックが入り組んでいてどこから出入り可能か分かりにくいと言う声があり、出入り可能な場所、上り下り可能なハシゴの場所にポイントをSelectボタンで表示、非表示が可能になりその問題も解決されました。
バグ修正はもちろん、その他マテリアの整頓で種類ごとにキチンとまとめられたり、エンカウント率を押さえて、その分少し経験値量が増えたりしてテンポが良くしたりするなどゲームバランスの改善も図られています。
FF7をまだプレイした事ない方も、FF7を極めた方もこのインターナショナル版は是非プレイしてみてほしい作品です。
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GOOD!
●グラフィック
映画のような美麗としか言えないSF的、ダークな雰囲気も交えた背景グラフィックが素敵だと思います。
キャラのグラもポリゴン記号的でまだまだ完成はされていないけど、動き一つ一つはリアルな点は惚れ惚れします。
●ミニゲーム
ミニゲームが充実しているので、冒険に飽きたら気分転換できる部分がすごくいいです。
BAD/REQUEST
●シナリオ
序盤は良かったなあ・・・少し暗くて謎が謎を呼ぶ展開。
中盤以降のストーリーが最悪。
途中からセフィロスを追いかけるだけ、悪の権化である神羅なんかもまともな出番なく最後には壊滅、EDに登場しないキャラがいるのもちとカンベン。
●バトル
マテリアのシステムにはあまり意味がありませんね
召喚マテリアは演出時間が嫌になるので使うわけも無く
魔法マテリアは使い所がまず無い魔法の寄せ集めがあったり
支援マテリアは全体化以外使う機会があまり無く
コマンドマテリアは青魔法タイプの物以外は影が薄く
独立マテリアはHP上げる位しか意味が無く
マテリアが増えても金稼ぎぐらいの意味しか無く
自由に付け替えてもキャラクター自体にはそれほど差は無いし、ほぼ何時でもメンバーの入れ替えが出来るので、仲間を入れ替えるタイプと違いがありません。
そして、メチャクチャ敵が弱いです!
前作6の失敗を改善できていないと思います。
只でさえ低難易度な上にナイツオブアラウンドなど切り札が多すぎるので簡単にクリアできてしまいます。
レベルが簡単にあがりすぎるし、マテリアのシステムも上に挙げた様にただ単に煩わくてあまり好きじゃないし、何より簡単すぎる。それに6以上にインフレがすごいです。
FF6と7と9のラスボスの弱さは有名
「何であんなヘボいのがラスボス?」といずれも当時は言われたもんだ
DQ1の竜王みたいに倒した後変身するのかと思ったプレイヤー多数
追加のウェポンっつったって、数値をいたずらに引き上げた「僕の考えた最強もんすたー」と戦ってもむなしいだけですよ。
COMMENT
グラフィック、戦闘のテンポ、ローディング時間の早さは申し分ない。
しかし、味方がめちゃくちゃ強くなる(ナイツや究極リミット抜きで)為、後半はただ映画を見てるだけのような感じになるから、RPGとしての面白みが欠ける。
もうちょっと何とかならなかったのかなあ、最後の方のストーリーと、ショボ過ぎる難易度と、キャラのデザイン(けれど、グラフィック全体はすごくいいです。)をちょこっといじれば、個人的には大好きなソフトになっていたに違いない。