七魂(NANATAMA)クロニクルオブダンジョンメーカー
中央値: 83 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 5.61 (難易度) 2.38 mk2レビュー数 8ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 5pt | 5pt | 3pt | 2pt |
86pt
GOOD!
・オリジナリティー
シリーズ未プレイで今作から入ったが、自分で迷宮を作り狙ったモンスターを呼び寄せていくという斬新なシステムは一度体験する価値はある。最初はどうつくればいいかわからなかったが、やり続けていくと迷宮の作り方がわかってくる気がする。
・グラフィックス
お世辞にも良いとは言えないグラフィックではあったが、個人的にキャラクターの絵が良かったので評価は2でなく3。
・サウンド
耳に残るようなものはなかったが、ボス戦や初めて戦う敵の時は盛り上げてくれる音楽を流してくれるため、可もなく不可もなくといったところか。
・熱中度
迷宮を作ってから一度街に戻り、眠る。すると次の日になり「今日こそはあのモンスターが出るのでは」と思い、また迷宮に出向いてしまう。やめ時がわからなくなるほど熱中してしまった自分がいた。
・満足度
迷宮を作る事もそうだが、何よりボスが思いの外強いところが良かった。ボス戦はむしろ単調になりがちだが、油断すると死んでしまう緊張感がマゾゲーマーにとってはたまらなく楽しめるものである。テンションゲージがあるため、ただ回復アイテムを使っていれば勝てるものではないところが良い。
・快適さ
ローディングがとても短く、操作性や視点についてもさほど気になる点はない。不便を感じるところもあるがそれも醍醐味であると考える事もできなくはない。
BAD/REQUEST
・やはり慣れてくると飽きがきてしまうのも事実。ザコ敵はボスと比べて非常に弱い為、油断すると死ぬという緊張感がなく、アクション要素も少ない為、迷宮内を巡回している最中に眠くなってくることが何度かあった。
・GOODでも述べたが、不便を感じる点が少々ある。街では守護日や属性日が常時表示されない、BGMや効果音の音量調整ができない、通路や部屋などを一度に何個か作る事ができないなど。
・仲間の強さの差が気になる。召還できる時間が短い者の中に一人だけとても強い仲間がいる。が、他の仲間は弱い。ボス戦で召還すると1、2回攻撃を当ててすぐ死んでしまう者ばかりであった(しかし、囮という意味で仲間がいないと勝てないのも事実である)。
・ボスが少ない。迷宮作りがメインなのでボス戦を求めるのはお門違いかもしれないが、気持ちの昂ぶりを与えてくれる部分がもう少しあっても良いのでは? と思う。館長の紹介するボスモンスターがもう少し欲しい。
・デスペナルティがない。これが一番気になったことである。死んでも街に戻されるだけなので緊張感が出ない。死んだらステータスが下がるや、その日の冒険の結果(新しくモンスターを登録、アイテムを拾ったなど)がなくなる、などのペナルティがあっても良いと思う。
COMMENT
不満を感じる点があるのは事実だが、それを上回る満足感を与えてくれるゲームである。万人受けはしないだろうが、このゲームを好む人は多くいるだろう。
今、70時間ほどプレイしたところだが、まだまだ自分の中での終わりが見えず、ずっと楽しんでいられる。
オススメです。
Amazonレビュー
レビュー者: name H レビュー日: 2012-01-29ゲームを始めたばかりの頃は、豊富な装備やイベント、次々と明かされる謎、行ける所が増える等面白かったのですが、ある一定を過ぎた辺りから迷宮作りがおっくうになってきました。
特に迷宮作りが嫌になったのは、19階辺りまで考えて作っていた迷路が、遺跡の崩壊でまた追加で作らなくてはならなくなった事です。
崩壊前でさえ、1階作るのに数時間試行錯誤して作ったのに・・・。
迷宮に下りて、いちいち道+壁紙+属性+モンスターや依頼物と、一通路ずつ考えて作る作業にいやけがさしてきました。
せめて迷宮の個別作成モードがあれば楽だったんですが。
モンスターが依頼の品等必要なものをなかなか落とさないのもストレスがたまった。
それ以外は、サウンド・ストーリー・やり込み・ゲームバランスどれも高水準で良かったです。
飽きっぽい人にはあまりおススメ出来ません。
(1階を作る(数時間)+モンスター討伐等(数分〜数時間))×20階・・・。
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GOOD!
満点評価を中心に・・・
◎オリジナリティー:通貨・アイテム・食材を入手する為ダンジョンを作成して、そこにモンスターを誘き寄せる。
このシステムは独創的だと言えるでしょう。
また、主人公はレベルアップ等はなく、毎日の食事で任意のパラメータを上げて強くなっていくというのも斬新と思いました。
◎熱中度・満足感:特定のモンスターを誘き寄せる為にはどのようにダンジョンを作成するか。
また、いざ作っても狙いのモンスターが入り込まない・・・なぜだろうとか思案しっぱなしで熱中度はハンパないです。
ダンジョンの深さを示す『階層』の工夫も常に頭の中で考え、ほとんど中毒の時期もありました。以上の熱中さ故、大満足しています。
BAD/REQUEST
ダンジョン作成→ダンジョン探索→棲み付いたモンスター討伐→一日終了(ステータスアップ等実施)
→ダンジョン作成or探索 の繰り返しですので、コツコツ型の作業的なゲームが嫌いな方には合わないのかもしれません。
死んでも、その日一日が終了するだけで何にもペナルティーが無い為、イマイチ緊張感が沸かないのも気になります。
あと、全くの個人的意見なんですが・・・建材屋のキャラ、あのキザな言い回し、性格設定が鼻について最後までムカついていました(笑)
COMMENT
ここのサイトを見るまで本作の存在すら知りませんでした(笑)
プレイしてみて、とにかく楽しくハマるの一言でした。なかなか認知度の低い作品ですが、
もっともっと好評を得て良い作品ではと思っていますし、諸々改善された形で次回作が出れば即行で購入するでしょう。
中古では安価で売られているので、是非プレイして欲しい一品です。