ペルソナ
中央値: 66 Amazon点数: 3.2
スコアーボード
標準偏差 14.67 (難易度) 1.81 mk2レビュー数 37ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 0pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt |
59pt
GOOD!
・ゲーム全体の快適さの向上
戦闘アニメーションがカットできるようになったり、セベク編ではダンジョン内にアガスティアの樹・ベルベットルーム・トリッシュの泉・よろず屋が増えたり、トラエスト(ダンジョン脱出スキル)・エストマ(低レベルの敵と一定時間遭遇しなくなるスキル)が追加されたりしたためPS版より快適にプレイできるようになった。
そのためPS版経験者で慣れた方ならPS版の半分以下の時間でクリアできるだろう。
・独自の戦略性
魔法無効・魔法吸収といった厄介な防御相性を持つ手合いでも、その悪魔が持つ大属性と反対の大属性のスキルで攻めれば簡単に倒せることはレベル差を簡単に覆せるため(これは自分たちの弱点にもなるので注意)、戦略性は非常に高い。
それ故に隠しシナリオ「雪の女王編」で、タナトスの塔から最初に攻略するときなどにはこうした大属性同士の相反を突く事を知っておくと楽。
・キャラクター
個性的な9人の主要人物の魅力は、発売から13年経った今でも決して色褪せる事はない。「女神異聞録ペルソナ」もゲーム発売後、コミカライズ・アンソロジーなどが長い間刊行され続けたが、それもキャラクターの魅力あってのものといえよう。
BAD/REQUEST
・音楽
皆さんのレビューから覚悟はしていたが、PS版の音楽をほぼ全曲削除した挙句、世界観に全くそぐわないポップ調の曲に変えられている所は許せないものがあった。
MAP曲・バトル曲は曲調が変わるだけならまだしも、耳障りなボーカルばかりが自己主張しすぎてPS版の曲の持つ独特の緊張感は消え失せ、イベントBGMも同じ曲ばかり使いまわされ(セベク・雪の女王双方でそれぞれのイベントBGMの大半が削除されて両編共通の曲ばかり使われてる)、とどめにはセベク・雪の女王両編のエンディングテーマまで消えてボーカル曲になっている有様(しかもPS版のEDの「未来へと歩んでいく」という前向きな曲の雰囲気とは比べ物にならないほど印象に残らない)。
PS版で作曲した青木秀仁氏が2002年に事故死して、PS版の原曲にそのままアレンジが加えることができないなどの事情はあるのかもしれないが、これはファンの神経を逆撫でしているとしかいえない最悪のリメイクである。
そのため感動のシーンも全てぶち壊しになってしまったことから(PS版のそのシーンを音楽込みで覚えている事もあってか)、いかに音楽の存在がゲームに大切か、ということを逆説的に学べたのは皮肉だが。
・快適さ
「良かった所」で挙げたアガスティアの樹も、やたら本数が増えすぎてむしろ俺には「お節介」に感じる事も多かった(そんなに全滅したりストレスがピークに達するほどダンジョンを行き帰りで歩かされる事もなかったため)。
また、カジノのコインを買うのが異様に不便だったりしたのも地味に嫌だった(特に後半金が余ったら大抵はカジノコインに替えて、封神具・石版などに有効活用する頻度が高いため)。
COMMENT
PSP-3000使用。
PS版からプレイアビリティの向上やムービーの強化など改善された部分はあれど、音楽の改悪などの悪い部分も多く、13年の時を経てリメイクを待った身としてはやや不満に思った。
しばらくしたら中古価格が下がるかベスト版が出るかするだろうから、買おうかどうか検討されている方は他の方のレビューも参考にした上で買ったほうがよいだろう。
Amazonレビュー
レビュー者: かに道楽 レビュー日: 2009-05-02まず、BGMが作品にあっていません。
ゲーム自体はシステムの見直しにより、PS版より格段にプレイしやすくなっております。
セーブポイントの増加、フォーム時に攻撃範囲が確認出きる、文字の見易さ、移動速度の増加、戦闘演出の高速化など・・・・、本当にシステム面では進化しています。
が、BGMが全てを台無しにしています。
勿論、目黒氏は今回も音楽に関して”は”かなりいい仕事をしていてくれています。
しかしゲームの雰囲気にBGMが合っていません。
正直、ゲームとBGM別々にした方が味は出ると思います。
いい物といい物を合わせても、必ずしも最高の物が出きるわけではない、いい教訓です。
戦闘中のボーカル曲が煩い+緊張感がいまいち。
そしてBGMとは逆にSEは大幅カット。
PS経験者ならビット落下時の声、交渉時の音、悪魔逃走時の声が無いのに物足りなさを感じるかもしれません。
!マークや冷や汗マークが出るときのSEもカット。(プレイ数秒にマークを見て違和感を感じた人も居るかもしれません。)
ちなみに、私は捨て台詞(声)も無く無音で逃走する悪魔に違和感を感じました。
更にSEに比べてBGMは大きめなので、戦闘中のキャラ音声、ペルソナ召還時の音等は大変聞き取りづらくなっております。
何と言うか、「俺の曲を聴け!他は二の次!」と思ってるのかなーと、そんな風に感じてしまいました。
BGMだけ作り直しで、他は移植+αといった感じだと解りやすいかもしれません。
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■価格:5544
■発売日:2008-02-21
GOOD!
■快適性
戦闘が非常に快適でサクサク進む。
いちいちコマンド入力しなくても、通常攻撃・ペルソナスキル・銃の使用などオートでやってくれる。また、戦闘のエフェクトがスキップできるので、「またこれを見るのかよ」というのがない。
メニュー画面も見やすくなっている。フォーメーションの画面時に攻撃範囲が出るので、組みやすくてありがたかった。
移動も早く、またセーブポイントも結構あるのでストレスを感じない。
■ムービー
要所要所に挟まれるが、綺麗で物語を盛り上げるのに一役買っている。
ボイスがあればもっとよかった。(フィレモンはあるのに何故他キャラはないのか…)
■システム
ペルソナシリーズは未プレイ、メガテンシリーズもほとんどやった事がなかったので、悪魔と会話で交渉してカードを入手し、それを元にペルソナを作るというのが面白かった。最初は難しいなと感じてもハマってしまう。
BAD/REQUEST
■ボーカル入りサウンド
PS版未プレイの為、元の曲がどんなものか知らないが、当時のままでどこか味があり古臭い(誉め言葉)グラフィックなのに、サウンドだけが突出してポップ・今時風なため違和感が。普通に聞けばいいものだが、このゲームの世界観や雰囲気に合っているかと聞かれればほとんどの人が「合ってない」と答えるのではないだろうか。
バリエーションも少なめに思う。
■レベルの上がり方
速さが高いキャラが攻撃→経験値を多くもらえるという仕様の為、どうしてもレベルに偏りが出てしまう。開きが出てしまうと、レベルを合わせるのにも一苦労。
■難易度が低い
難易度ノーマルでクリアしたが、全滅がなかった。基本的に全体スキルを使っていれば割とすぐに戦闘が終わってしまうので緊張感がない。アトラスのゲームは難易度が高めでしょっちゅう全滅するイメージがあったので肩透かしを食らった。
COMMENT
ペルソナシリーズ未プレイ。メガテンシリーズもDSのデビルサバイバー位しかプレイしていないシリーズ初心者だが、なかなか面白かったので、他のシリーズもやってみようと思った。
ただ、ここでも多くの人が挙げられている通り、PS版に思い入れのある人は色々削られて改悪と感じる人もいるので要注意といった所。新規なので全体的に楽しめたが、リメイクと言われると中途半端な部分が多すぎて「?」となってしまう。