ペルソナ
中央値: 66 Amazon点数: 3.2
スコアーボード
標準偏差 14.67 (難易度) 1.81 mk2レビュー数 37ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
62pt
GOOD!
・BGMが素晴らしい。
演出に合う合わないの賛否が激しいですが単体で聴いた場合はすこぶる良いです。
真シリーズの女神転生が悪魔という古典的な概念であるダークな世界観に
ある意味ミスマッチとも言える近代的なロックやメタル調の曲を
絶妙に融合させたのとは別にこちらはよりポップな感じを前に出している。
ただ完全なポップというわけではなくゴシックロック(特に戦闘中は)という感じで
ダークな部分を醸し出しながらもノレる曲という感じでは「私個人では」全く問題なく
このゲームの世界観をうまく表現していたと感じます。
特にOPは歌だけでなく映像と共にペルソナという設定に
実にマッチしており陰と陽を的確に表現してますね。
事前にとある人物の死に使われる曲が明るめでミスマッチという情報もあったので
戦々恐々として身構えていたのですが、
前のBGMを知らなかった自分が聴いた限りでは
悲しいけど前向きな曲という感じで悪くはなかったです。
・テンポがいい
システム面での不備は殆ど無くサクサク遊べます。
真シリーズの悪魔合体に似たシステム(まあやってることはほぼ一緒ですが)も
出来上がりのペルソナからの逆引き検索という感じのシステムが備わっているので
特に始めたばかりのころは定石みたいなのが分からず右往左往するってことが
真シリーズのそれとは違ってそれほど無く心配ないでしょう。
・物語と世界観
BGMの項目でも触れましたが全てがペルソナという一つの要素に集約されており、
物語り(大筋で2つのストーリーがありますがメインのほうで)も
そこを掘り下げていきます。
かなりベタな展開ではあるもののそれなりに考えさせられるテーマでもあるので
ゲームを終えたあとは感慨深くも満足感がありました。
・セーブポイントや回復地点が多すぎ!
ペルソナシリーズでも中盤以降はザコが即死レベルの魔法を使ったり、
アナライズしてない悪魔の反射を食らって全滅なんてことはありえるので
ここらへんはリメイクに伴って進化した部分らしいのですが
難易度をひたすら求めるコアな方だけでなく
時間を無駄にできない忙しいプレイヤーの方なんかにも
救済策として用意されてるのでサクサク進められると思います。
コアなゲーマーな人には「なんやこれ!」って思われるかもしれませんが。
なにせちょっとコンビニ行って来るレベルで配置されてますからね。
ただ後述しますが難易度がそこまで高くないので
回復施設自体あまり使わないかもしれません。
・難易度はあまり高くは無いのでサクサク進む
(ノーマル設定)
真シリーズがそうであったようにペルソナも低レベルでクリアできるように
コツというのがありますしレベルアップで回復しますので
普通にプレイしていたら回復に困ることがあまりないです。
でも難易度の評価が普通なのは後半はやはり真シリーズなんかでも恒例な
状態異常と即死レベルの魔法を使う悪魔が増えるからですね。
敵のパーティの配置もやらしいのが多くなってきたりして考えさせられます。
1ターン2ターンで倒せる見込みのある戦略が無ければ
状態異常のラッシュや相性の悪い属性魔法で倒されることも考えられます。
ただ余程じゃなければ大体数ターンで倒せる手段が揃ってるものですけどね。
特定のペルソナのランクを育ててる途中であるとか
自分である意味縛りを入れてる状況でなければ殆どありません。
ちなみにハードで遊んだりクリアした後でなければ行けないような
攻略に特化した状況というのは省きます。
BAD/REQUEST
・賛否両論のBGM
先入観や懐古主義だの色々賛否両論あるBGMなのですが
自分はリメイク前をやっておらず真シリーズからの流れでそのまま
最近のペルソナシリーズすら全く情報をいれずに手をつけたので
そのどちらにも当てはまらないワケなのですが、
やはり抵抗ある人はいるかもしれません。
最近のペルソナがポップなのでそれに合わせてリメイクしたとの声も聞こえるので
気になる方は事前にチェックしておいたほうが後悔はしないかと。
特にPS時代に思い入れがある人で保守的な方は
ガラっと変わってるようなので厳しいかもしれません。
・ちょっと古臭い
PSの発売時期が相当前なのでしょうがないのですが
キャラのセリフ回しなんかにちょっと古臭さを感じるシーンも。
それとキャラグラフィックも古いですね。
自分は好きなの部類なのですがそれでも古いという印象は拭えません。
これでBGMまで古くさい感じだったら抵抗感が出たかもしれません。
それとペルソナや悪魔のグラフィックも真シリーズからの流れで見ると
違和感というか「これじゃない」的なものを感じる悪魔が多数。
ただそれはそれで自分は許容できないワケじゃないので
マイナスってほどでもないかな。
・ムービーにボイスがない!
自分はゲームに声があろうが無かろうがどっちでもいいんですが、
さすがにゲーム中の戦闘シーンではメインキャストにボイスが使われているのに
ムービーになると口をパクパクさせて字幕だけってのに抵抗がありました。
それなら全く喋らないでムービーをつくってくれたほうがよかったかなぁ。
予算の都合とか色々大人の事情があるのかもしれませんが、
戦闘中は喋るので違和感はあります。
COMMENT
とりあえず最近メガテンにハマりSFCの真1→SFCとPS真2→PSifとクリアしてきたので
正当なナンバリングとは別でも人気のペルソナをやらないわけにはいかないと購入。
リメイクされてBGMが主な論点となりそうな作品なんですが、
自分は本当に気に入っていてゲーム以外の時間でも口ずさんでしまうくらいでした。
(ただフィールドでの会話中にも曲ではなく歌が流れると集中できなかったりしますが)
全体的な評価を言えば良作ではあるが凡作の域を出ないという感じ。
やはり真シリーズのほうが性に合ってるのか分からないのですが
ペルソナ独自の面白さは見出しつつも真シリーズの面白さと比較してしまいます。
ペルソナシリーズが生まれるキッカケとなった真ifなんかは何度も遊びましたが
ペルソナはそこまでじゃないかな・・・って。
でも面白いことは面白いです。2以降も買います。
何より学園物ってのはそそられますよね。
ベタな世界観ながらも近代世界に悪魔ってのはやはり良い!
真シリーズは近代世界に悪魔とメタル(ロック)
ペルソナは学園生活に悪魔とポップ(ゴシック)
遊び始める前の勝手なイメージだったんですが
遊び始めたらやはりそのまんまで
本来は相反する要素がうまくマッチしてると思います。
だからBGMに対しても自分は受け入れられたのかな。
最後に、多方面で割とリメイクに関して手厳しい声(主にBGM)が多かったので
自分もそれなりに身構えて始めたのですが、
杞憂に終わったので今作をポジティブ目に評価しています。
Amazonレビュー
レビュー者: かに道楽 レビュー日: 2009-05-02まず、BGMが作品にあっていません。
ゲーム自体はシステムの見直しにより、PS版より格段にプレイしやすくなっております。
セーブポイントの増加、フォーム時に攻撃範囲が確認出きる、文字の見易さ、移動速度の増加、戦闘演出の高速化など・・・・、本当にシステム面では進化しています。
が、BGMが全てを台無しにしています。
勿論、目黒氏は今回も音楽に関して”は”かなりいい仕事をしていてくれています。
しかしゲームの雰囲気にBGMが合っていません。
正直、ゲームとBGM別々にした方が味は出ると思います。
いい物といい物を合わせても、必ずしも最高の物が出きるわけではない、いい教訓です。
戦闘中のボーカル曲が煩い+緊張感がいまいち。
そしてBGMとは逆にSEは大幅カット。
PS経験者ならビット落下時の声、交渉時の音、悪魔逃走時の声が無いのに物足りなさを感じるかもしれません。
!マークや冷や汗マークが出るときのSEもカット。(プレイ数秒にマークを見て違和感を感じた人も居るかもしれません。)
ちなみに、私は捨て台詞(声)も無く無音で逃走する悪魔に違和感を感じました。
更にSEに比べてBGMは大きめなので、戦闘中のキャラ音声、ペルソナ召還時の音等は大変聞き取りづらくなっております。
何と言うか、「俺の曲を聴け!他は二の次!」と思ってるのかなーと、そんな風に感じてしまいました。
BGMだけ作り直しで、他は移植+αといった感じだと解りやすいかもしれません。
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GOOD!
戦闘アニメオフによるスムーズな戦闘。
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最高難易度にしても敵が弱すぎて滅多に死なない。よしんば
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BAD/REQUEST
グッドが人によってはそのままバッド。
ダンジョンは自販機の如くそこら中にセーブポイントがあり、グッドに書いてあるとおり敵が弱いので緊張感がまるでない。そのくせエンカウント率だけは高いのでひたすら戦闘が面倒に感じる。ポップな音楽のせいでいい意味で暗い雰囲気だったのが台無しに
COMMENT
PS版に比べて非常に快適で遊びやすくなったのにゲームバランスや音楽の改悪で見事なまでに魅力がないただの遊びやすいRPGになった印象。販売本数増やすためにこういう戦略とってるなら仕方ないけどもし本気でこれが面白いものだと思って作ってるなら個人的にはお先真っ暗だと思う