グローランサー
中央値: 76 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
76pt
GOOD!
※PS版プレイ済
■ストーリー
グローランサーシリーズ一番の名作とされるだけあって、プレイヤーを引き込む良い出来。
新規ルートではやや無理のある部分（ラスボスが世界滅亡を企む理由等）もあるが、それを差し引いても秀逸。盛り上がるところはきちんと盛り上がり、テンポも良い。
■サウンド
全体的に印象に残る曲も多く、使いどころも良い。
特に本編中に流れるPS版のOP曲の出来は素晴らしい。
■戦闘システム
「ノンストップドラマチックRPG」を謳うだけあって、臨場感溢れる戦闘は刺激的。
多くのNPC（守らなければならない町民や兵士等）がどうしようもなく弱いのも、頭を使わされて逆に良い。
BAD/REQUEST
■グラフィックス
一部書き直され綺麗になってもいるが、元がPSソフトなので、PSPオリジナルのRPGに比べるとやはり落ちる。とはいえ苦痛なほどでは無い。
■新OP曲
他の方も書かれているが、新OP曲のOPアニメとの合わなさ加減が半端じゃない。
PS版のOP曲に合わせてつくられたアニメに、まったく雰囲気もテンポも違う曲を無理やりにくっつけているためにとんでもないことになっている。
■新規ルートの声
これも他の方も書かれているように、音割れしまくり。
新規ルート用に旧キャラの声も新しく録っているが、声優さんの都合の関係か予算の関係かそれが一部キャラのみ（具体的にはティピ・ルイセ・ウォレス・リシャール・ローランディア国王）のため、新規ルートに入ると他のキャラが全く音声を発しなくなる。そのためか全体的にボイス有りイベントも少なくなっている。
■一部バグの非改善
後半のダンジョンで、ある程度進んでからテレポートで脱出するとそれ以上進めなくなる等のバグがそのまま残っている。
■一部のセンス
PS版発売時から言われていることで、かつ人それぞれでもあるが、一部キャラのセンスが微妙。
（具体的にはジュリアンのマイロード云々?等）
■最強装備の入手法
なくてもクリアに支障はないが、一部の種類の武器を除いて最強装備の入手可否が運頼みなのはよろしくない。
COMMENT
※PSP-3000使用
BADの方が多くなってしまったが、全体的には充分面白い。
グローランサーシリーズは６まで全てやっているが、他も移植してほしいほど。
特に戦闘システムはこのシリーズならではなので、未プレイでギャルゲー要素が気にならない方は是非一度やってみてほしい。
良い作品。
Amazonレビュー
レビュー者： 生焼け レビュー日： 2009-03-17変更点が判明次第追加していきます。
・PSPの横幅に合わせてMAP画像を追加。座標変更に伴い全て作り直し。
・IVのノウハウをフィードバックして戦闘テンポの改善。攻撃前後の処理やカメラワーク、撃破時の処理など。
・UMD読み込みを考慮してデータ読み込みの待ち時間(ロード時間)を短縮。
・新ヒロイン2人追加。アメリア(CV:田村ゆかり)、メルフィ(CV:富田麻帆)。
・田村ゆかりによる新OP1、富田麻帆による新OP2と新EDの追加。旧OP曲である光の翼については不明。
・カレンの声優は浅野るり(1の声優) ←New
・ＢＧＭの音質向上。内蔵音源からストリーミング再生に。
・PS版の作曲者である岩垂 徳行さん本人による新曲の追加
・SE(効果音)も全て作り直し。
・キャラクター・イベントグラフィックの塗りなおし。一部書き直し。
・人気キャラクターのエピソードを追加。レティシア姫に立ち絵追加。
・会話ウィンドウが半透明になり顔グラ(バストアップCG)の見える範囲が広くなった。具体的にはティピの太ももまで。
・グローランサーチップスの画像の書き直し、追加。水着とか。
・新規ルートは主人公の運命である『世界を滅ぼす闇』に関わるルート。オリジナルルートを弄らないように途中から完全に分岐。
・新規ルートは新ヒロイン・アメリアがメイン。
・新規ルートはPS版では仲間にならなかった人気キャラ(リシャール)が仲間になる。
・新規ルートはオリジナルルートより若干ボリューム多め。
移植ではなくリメイクです。
アトラスネットのクリエイターワークスによると、スタッフは「丁寧に移植すること」
「賛否両論が出そうな変な手は加えずに、オリジナル版の良さを活かす方向でリメイク」を心掛けているらしい。
やはり作り直しによる新しいバグの発生やバランス変更など不安が残りますが、それ以上に追加要素が魅力的です。
現在もアトラスネットのクリエイターワークスで開発秘話が更新中なので、気になる人はそちらをチェックしてはどうでしょうか。
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GOOD!
シリーズの原点にして最高傑作と評される名作RPGです。
PS時代の作品の移植なんでかなり古いんですが、今遊んでみても個性豊かなキャラクターと伏線が張り巡らされメリハリの利いたシナリオが秀逸。
半RTS形式の戦略性の高い戦闘シーンと自由度の高い育成が印象的です。
複雑な戦闘システムにもかかわらず、バランスがきっちりとれているのはとても良いかと。
適当にやっているとあっさり負ける、でも戦術を練って戦うと通常は倒せないような強敵でも倒せたりする、この絶妙のバランス調整はお見事という他ありません。
音楽のクオリティもなかなか高く、場面の雰囲気にあった曲が多数揃っています。
このシリーズではおなじみのうるし原氏デザインのキャラ絵のクオリティに関しては今さら言うまでもないでしょう。
なにぶんPS時代のゲームなので、フィールドなどのドット絵に関しては古くささがあるかもしれませんが、キャラの立ち絵やイベント絵はとても綺麗です。
PSPへの移植に際して新ルートと新キャラが追加されていますが、これに関しては良い点と悪い点の両方があります。
詳しくは後述。
BAD/REQUEST
他の方のレビューにもありますが、新録された音声の品質があまりにも酷いです。
音割れしすぎていて「ああ、ここは新録なんだな」と一瞬でわかるほど大きな差があります。
容量の都合なのかもしれませんが、なぜこんなに音質が悪いんでしょうか…
オマケを削ってでももう少し音質を上げるべきだったんじゃないかと。
声優さんの演技が台無しになっているのは大きなマイナス。
なぜかクリア後のオマケに新規追加されたキャラの声優さんのコメントがありませんし…
オープニングの改悪もありますが、何度も見るようなものではないのでノーコメント。
PS版で不評を買った「次にどこに行けばいいのかろくなヒントがない」点が全く改善されていないのはマイナス点。
PSP版で追加された新ルートは評価が分かれるところかも？
個人的には悪くない出来だと思いますが、中盤以降メルフィの存在感が希薄なのはなんとかならなかったんでしょうか。
せっかく攻撃モーションとかまで用意されているのに、パーティーキャラにならないので出番が少ないですし。
アメリアはキャラがたっていて存在感があるんですけどね。
COMMENT
PS版、Win版をクリア済み。PSP-3000使用。
廉価版が発売されていたので懐かしくなって買ってみました。
久しぶりに遊びましたが、やっぱり楽しいですね。
キャラやシナリオが凝っているのもいいんですが、非常に戦略性の高い戦闘が良いです。
長編RPGにおいて、戦闘の楽しさというものは一番重要だと思うのです。
ストーリー的につながりの深い?と?も移植して欲しいところ。