グローランサー
中央値: 76 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
標準偏差 6.9 (難易度) 2.56 mk2レビュー数 9ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt |
83pt
GOOD!
※PS版プレイ済み
【グラフィック】
ドットの描き込みが良い。
主人公は素手・槍・弓それぞれでドットの動きが異なっていて細かい。
他のキャラクターもそれぞれ2種類の武器があり、NPCも何気に専用武器を持っていることも。
中でも背景はPS版から手直しされて綺麗になっている。
PSPソフトは物によってはTVに出力すると画面がボケてしまうが、TVに出力しても大丈夫な点は大きい。
サブキャラクターのレティシア姫の立ち絵が妙に可愛いのが気になった。
【ストーリー】
ノンストップドラマチックRPGと言われる通り、主人公を始めとした各キャラクターの謎、グローシュという物質・時空融合した世界という設定を軸に物語がどんどん展開していく。
絵師を含め恋愛要素のあるギャルゲーという先入観を覆す熱いストーリーは、王道RPG好きに十分オススメできる。
街の中でもイベント戦闘が起こり、NPCをいかに死なせないかも鍵。休暇日数にNPCの生存が大きく関わってくる。
逃げる者もいれば、敵に立ち向かったり補助をする者もいて、NPCの存在をちゃんと感じられる作品だった。
PSPでは新たなキャラクターとルートが追加され、新ルートでは時空融合や3の世界との関連性について触れている。
続編の設定を踏まえた補完はリメイクならではの要素。
【キャラクター】
キャラクターは美形の主人公、義理の妹、ドジな女の子、王道ヒロイン型のお姉さん、方向音痴な女性、秘密のある剣士、元気なマスコット的な妖精、渋い親父、弟のような少年、天才研究家、元敵キャラクター…などそれぞれ個性があって尚且つストーリーに絡んでくるので色々な人が楽しめると思う。
主人公の代弁役として家族・プレイヤーに世界観を説明させる為の生まれたばかりのティピ・前者2名では代弁できない部分をフォローする大人のウォレスとバランスが良い。
PS作品ながら店の店員を含めてよく喋るのも大きな魅力。
【快適性】
特別に快適性が高いわけではないが、普通にプレイできる快適性というのは最近、貴重だと思う。
強いて言えばテレポートでパっと移動できる(ダンジョンから脱出もできる)のが非常に便利。
モンスターも数が多いのは初遭遇時のみで次からは数が減って避けられるようになっている。
(広い場所では4体以上出てくるポイントもある)
【難易度】
戦闘はSLGっぽい形式。
クリティカルが出るとNPCが一撃死してしまうことはあるが、普通に雑魚と戦う分には難易度は高くない。
NPCなどは初期配置次第で生存が絶望視されることもあり、位置取りが重要。
装備品の引継ぎはないが、2周目からM2という反則的なアクセサリーが追加されるので周回プレイに便利。
新ルートのイベント戦闘はやや高めに設定されている気がする。
【音楽】
全体的に曲だけでも良いが、盛り上がる部分で戦闘BGMを展開に合ったものに切り替えるといった演出としての使い方も上手い。
通常・巨大スライムなどで流れるボス戦・IK専用曲、PS版OPのアレンジは秀逸。
戦闘曲は同時にイベント曲にもなるため、印象に残りやすい。
良いゲーム、良いイベントは音楽も同時に記憶に残るというのがよく分かる。
【熱中度】
ストーリーでも触れたストーリーがどんどん展開していき、伏線の消化のタイミングなどプレイヤーのモチベーションを上げてくれる作りで熱中のあまり1週間経たずに2周クリアしてしまった。
5年以上前に5周はやり込んでいたのだが、ストーリー展開が分かっていても熱い演出とBGMのおかげで自然と熱中してしまう。
伏線もやりすぎない程度にあり、盛り上げ方も上手い。
セーブできるタイミングが多いのも良い。
BAD/REQUEST
【ストーリー】
■新ルート・新キャラクターの扱い
終盤にならないとルート分岐しないので新キャラクターとリシャールのイベント数が圧倒的に不足気味。
メルフィは戦闘キャラクターじゃないので声のこともあって扱いと存在がやや薄い。
足せる部分に限りがあったのか元々あったダンジョンなどの再利用も目立つ。
「○○を設置しろ」が途中からメインになってしまい、物足りなかった。
また、元のルートで活躍・暗躍したキャラクターが基本的に新キャラクターにアッサリと倒されたり殺されてしまうのは流石にどうかと。
3の設定を無視しなかったのは良かっただけに、短い中でも粗が目立っているのが残念。
過度の期待は禁物。
【システム・快適性など】
■ロード
PS版よりも早いものの、暗転時に突っかかったようなロードが一瞬入るのが地味に気になる。
元から音声読み込みが多いゲームなのでメディアインストールに対応して欲しかった。
■戦闘
戦闘の移動がPS版そのままで前にいるキャラクターに引っかかる、同じ場所を行き来し遠回りしている間に魔法を撃たれる、攻撃指定していない敵に攻撃してしまう…など当時から指摘されていた悪い点までそのまま移植してしまっている。
戦闘中の移動に関しては2からかなり改善されていただけに、今回反映されなかったのは残念としか言えない。
また作戦方針が削除され、通常雑魚戦のテンポが落ちてしまっている。
進行不能バグなどには遭遇しなかったが関係の無いボイスが再生されたり、パーティーに居ないキャラクターのスキルポイントが自動振りされずたまに消滅するなど細かいバグもいくつか見られる。
※続編で改善した部分反映されていない+無くなった戦闘方針が特に雑魚戦で便利だったため快適性3
戦闘以外では快適性4くらい。
【気になった点】
■ボイス
新録部分で特に声の高いキャラクターの声割れが酷い。
元からあった部分との差がハッキリ出ていて気になった。
ティピやルイセ辺りは元から音割れ気味だったがちゃんと改善して欲しかった。
それに棒読みが特徴のフェザリアンとはいえメルフィの棒読みと低音は流石に酷すぎる。
またセリフが表示されて1?2秒遅れてボイスが流れたり、読み込みと重なるとボイスが途切れてしまうことが頻繁にあった。
通常ロードはPS版より早く、PSPソフトでも標準以上なのにボイス読み込み時の音が気になる。
ボイスを切れば解決するがボイスが売りなのでそれもどうかと思った。
新ルートのボイスが元ルートに比べて少ないのも残念。
■その他
・闘技場などでレベルが上がると主人公以外のキャラクターが適当にスキルポイントを振ってしまう。
・メニューからスタート画面に戻れない。スタート画面からサウンドやグラフィック閲覧が出来るのに不便。
・曲に合わせる気のないやっつけ気味の新OP。
・ボリュームが有り、選択肢もそこそこあるのにメッセージスキップ機能が無いこと。×+○ではよく選択肢を誤ってしまう。
・金が不足気味。『盗む』の発動率も序盤はかなり低い。結果的に盗むためにイベント戦闘でも素手で殴り続けることになり、テンポを下げる。
【難易度】
NPCは素の状態だと2?3回(クリティカルだと最悪1回)の攻撃で死んでしまうことが殆どで敵が強くなる後半は結構骨が折れる。
バランス的に魔法(遠距離の複数のターゲットに攻撃が可能。かつ詠唱後のリスクがない)>物理になっているのが気になった。
隠しダンジョンの敵も特に強くも無く、レベル上げとアイテム集めと能力アップアイテム購入が目的になっているので物足りなさがある。
また、周回プレイ用の装備のM2は便利だが、代わりにバランスが崩壊するのが困り物。
アイテムと装備品引継ぎの方が個人的には嬉しい。
COMMENT
※PSP-2000でプレイ
PS版をプレイしており1は元々好きなゲーム。
プレイしてみるとPS版よりロードは早くなっており、PS版を基本におまけとして新ルートが入った移植と言えばいいのか。
新キャラクター登場シーン以外に元のルートを弄っていないのは好感が持てる。
また、新ルートで3の設定と辻褄を合わせたのは良かったと思う。
(放置していたら1でやったことがあまり意味がないような印象が残るため)
ボイスや戦闘の移動など不満が無いわけではないが、絵がどうしても…とならない限り他人にも薦められるゲーム。
出来ればボリュームアップした2・3のリメイクも出して欲しい。
Amazonレビュー
レビュー者: 生焼け レビュー日: 2009-03-17変更点が判明次第追加していきます。
・PSPの横幅に合わせてMAP画像を追加。座標変更に伴い全て作り直し。
・IVのノウハウをフィードバックして戦闘テンポの改善。攻撃前後の処理やカメラワーク、撃破時の処理など。
・UMD読み込みを考慮してデータ読み込みの待ち時間(ロード時間)を短縮。
・新ヒロイン2人追加。アメリア(CV:田村ゆかり)、メルフィ(CV:富田麻帆)。
・田村ゆかりによる新OP1、富田麻帆による新OP2と新EDの追加。旧OP曲である光の翼については不明。
・カレンの声優は浅野るり(1の声優) ←New
・BGMの音質向上。内蔵音源からストリーミング再生に。
・PS版の作曲者である岩垂 徳行さん本人による新曲の追加
・SE(効果音)も全て作り直し。
・キャラクター・イベントグラフィックの塗りなおし。一部書き直し。
・人気キャラクターのエピソードを追加。レティシア姫に立ち絵追加。
・会話ウィンドウが半透明になり顔グラ(バストアップCG)の見える範囲が広くなった。具体的にはティピの太ももまで。
・グローランサーチップスの画像の書き直し、追加。水着とか。
・新規ルートは主人公の運命である『世界を滅ぼす闇』に関わるルート。オリジナルルートを弄らないように途中から完全に分岐。
・新規ルートは新ヒロイン・アメリアがメイン。
・新規ルートはPS版では仲間にならなかった人気キャラ(リシャール)が仲間になる。
・新規ルートはオリジナルルートより若干ボリューム多め。
移植ではなくリメイクです。
アトラスネットのクリエイターワークスによると、スタッフは「丁寧に移植すること」
「賛否両論が出そうな変な手は加えずに、オリジナル版の良さを活かす方向でリメイク」を心掛けているらしい。
やはり作り直しによる新しいバグの発生やバランス変更など不安が残りますが、それ以上に追加要素が魅力的です。
現在もアトラスネットのクリエイターワークスで開発秘話が更新中なので、気になる人はそちらをチェックしてはどうでしょうか。
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GOOD!
PS版、未プレイです
なんといってもストーリーがいい。初めは何気ない「お使い」程度でしたが、あれよあれよというまにいろんな展開になります。無駄だと思ったイベントも後で「なるほど」と思わせる。とてもよく練ってあるストーリーです。
ダンジョンの中でない限りセーブができます。好きなときにセーブができるのがうれしいですね。
グラフィックはPSの移植ですので2Dです。しかし、ボイスがほとんど入っているので、かえって入っていない場面が物足りなく思えます。
BGMは単純なメロディーですが、よく場面に合った作曲がされてます。
BAD/REQUEST
戦闘グラフィック、特に魔法のグラフィックが長く感じます。もう少し短いほうがサクサク戦闘が進むと思います。
ちょくちょくロードに時間がかかって、会話の途中で一瞬止まります。口パクしてるのに音声が後に来ることが多かったです。
COMMENT
PSP?2000使用です。
久々に次の展開が読めず、夢中になってプレイしました。アトラス作品だけあって決して簡単なゲームではないです。よくゲームオーバーになりました。
普通のRPGでは戦闘になりそうにないマップで戦闘になることがあり、ちょくちょくセーブしないと痛い目にあいました。
マルチエンディングなのですが、全パターンをクリアするのには何周もしないといけないです。
新キャラが絡む新エンディングもあり、昔楽しめた人もまた、新たな発見があると思います。