銃声とダイヤモンド

発売元: ソニー・コンピュータエンタテインメント オフィシャルサイト 発売日: 2009-06-18 価格: 4980(税込) レーティング: 【B】12才以上対象 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 81 Amazon点数: 4.4

スコアーボード

銃声とダイヤモンドレビューチャート 標準偏差 13.78 (難易度) 2.74 mk2レビュー数 31
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ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
436人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 3pt 3pt 4pt 4pt 4pt 3pt
総合点
77pt

GOOD!

ストーリーが素晴らしい
 タイトルである「銃声とダイアモンド」、最初は意味がわからなかったのですが、物語が進むにつれて見事にこのタイトルへと結び付けています。物語自体も単調なわけではなく、二転三転しながら進むので夢中になってしまいます。各キャラクターの個性も後半に行くにつれて、よりはっきりとしてくるので置いていかれることなく最後まで楽しめるかと思います。

システムが丁寧な作り
 交渉時は時間によって選択肢が増減したり、相手の反応が変わったりと、臨場感がよく出ています。交渉という観点から最善の選択肢を選ぶというのも中々に新鮮。
 どちらかというと交渉よりも通常会話のテンポの良さや、既読文のスキップ機能など快適さを感じる点が多かったのが魅力でした。

BAD/REQUEST

交渉時の理不尽さ
 これは自分が下手なだけかもしれませんが、交渉のAランクを出すのが一部難しいです。Aランクを出した後も「なんでこの選択肢でうまく交渉できるんだ…交渉ってよくわからない」という印象を持ってしまうことも。実際の交渉術がどんなのかわかりませんが、あまり交渉にリアルを求めすぎないほうがいいかもしれません。
 何回も交渉をやり直す時に交渉直前まで飛ぶことはできても交渉パートはまるまるこなさなければなりません。長い交渉だと同じ選択肢を何度も選ぶ作業が疲れる時もありました。

クリア後のやり込み要素
 バッドエンドが多すぎてコンプする気にはなれませんでした。交渉Aランクも上記のこともあり、自力で全てこなすのは辛く感じ、攻略サイトに頼るはめになりました。普通にクリアする分にはほど良いかもしれませんが、クリア後を含めると難易度は高めです。

キャラの個性が強い
 グラフィックを含め、各キャラの個性がはっきりしています。そして主人公が落ち着いていてやや冷たい感じに仕上がっているため作品自体も全体として暗めです。これは良い点でもあるのですが、ややとっつきにくい感じも出ていることは確かです。

COMMENT

ストーリーが全体を通してよかったのと、システムが快適であったため最後までモチベーションを保つことができました。が、一度クリアしてしまうと、もう十分といったかんじですかね。良作ではありますが、肝心の交渉システムがややつまずいているため、あと一歩といった印象です。一週間ほどあればクリアはできますので暇があればプレイしていただきたい作品です。

 
プレイ時間:15時間以上30時間未満(済)
ジオドクさんWebサイト[2009-12-03 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

421人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 5pt 3pt 5pt 4pt 4pt 3pt
総合点
85pt

GOOD!

・オリジナリティ
 ネゴシエーターに焦点を当てただけでなく、きちんと交渉がゲームになっている。他の探偵物のように証拠を探してどうこう、というのではなく人との対話、交渉に焦点を当てているのは純粋に新しいなと思った。

・サウンド
 交渉の時の音楽以外これといってイメージに残らなかったけど、話のイメージと合ってないと感じた物も無し。

・快適さ
 基本的に読み込みを感じたりした部分もなく、セーブも結構いつでもできるし、一度読んだ文章もスキップ出来る。ゲームオーバーになっても交渉のところからやり直せたりして、かなり快適。

・グラフィックス
 神宮寺三郎なんかが好きな自分からしてみるとかなりツボ。結構よく動くし、キャラクターが話にあった表情をするから違和感も無かった。キャラ一人ひとりに結構個性があり、それを表すのに相応しいグラフィックだと思う。正直このグラフィックでなければここまではまらなかったかもしれない。声が無かったのもポイント。グラフィックで見せてくれた。

・熱中度
 休日に買って、次の日仕事なのに夜遅くまでプレイしてしまったほどストーリーの続きが気になった。とにかく引き込まれてしまうのは交渉というシステムと、そこに至るまでのストーリーの良さ。次へ次へと、不覚にも結構な時間やってしまう。

・満足度
 アドベンチャーゲームの中ではかなりのボリュームだと思う。シナリオは面白く、個人的にはかなり満足。

BAD/REQUEST

・バッドエンディングの数が多く、その大半が交渉で失敗しなければならないのでエンディングコンプには根気が必要。ノーヒントではキツイので攻略サイトを見てしまったが、またバッドエンドを出すために同じ交渉を何回もやり直さなければならないので投げてしまった。バッドエンドもさらりとしたものが多く、中には笑えるものもあったが、やはり全部見るのはキツイ。

・他の方も言っている通り、後半はよくゲームオーバーになる。熱中してた分、なんでだよ!意味わかんねーよ!といらっとしてしまったのも事実。

・人物相関図というのが話ごとに出てくるのだが、中途半端なキャラ説明しか出てこず大して必要性を感じなかった。ここはもう少し読ませるようにしてほしかった。

COMMENT

PSP3000使用

428を買いに行ったら無かったので、アドベンチャーやりてーと思って衝動買いしたゲームでしたが、大当たりです。後半の内容は賛否ありそうですが、軟派になりすぎず、硬派になりすぎない魅力的なキャラクター達のお陰で存分に楽しめました。

続編が出れば間違いなく買います。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(未)
ジェシーさん[2009-10-23 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: non レビュー日: 2010-12-12
このゲームはシナリオもどんでん返しが多く、緊張感も持続し退屈する場面が無いなど
アドベンチャーとして大変素晴らしい作品である。
ばらばらに見える事件が裏で繋がっていたり
登場人物の行動や動機などもきちんと筋が通っていて破綻が無いので
再度プレイした際に新たな発見もあったりする。

良い点については他のレビュアーのコメントで散々紹介されているので
購入検討者の参考になるように悪い点を少し。

肝心の交渉部分の次の章へ進めるための難易度が高いのだが
この難易度が特定の選択肢を連続して正しく選択する事によって決定されてしまうという難易度の高さであり、またいくつもの選択肢をスルー(○ボタンをあえて押さない)する事によって出てくる選択肢を選ぶ事だったりするので、正攻法で進めようとすると何度も同じようなBADエンドを見せられつづける羽目になる。
ここを許容できるかどうかが最後までプレイできるかの分かれ目になるだろう。
自分は何度もイライラしたあげく結局攻略に頼ってしまった。それでも購入した事には満足できるほどシナリオは秀逸なのだが、ゲームとしてはどうなのかとは思う。
派手なゲームをプレイしたいというよりは、ミステリー小説を読むような気分を味わえただけでよしとする寛容さも購入時には必要かもしれない。
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銃声とダイヤモンド
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