十次元立方体サイファーPORTABLE
中央値: 67 Amazon点数: 3.3
スコアーボード
標準偏差 0 (難易度) 2.50 mk2レビュー数 2ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
67pt
GOOD!
<ストーリー概要>
昭和の時代を色濃く残す月光館???
この館において、とある大企業の実験が行われることになった。
閉鎖空間における心理変化の観察・・・・
被験者にはいくつかのルールが課せられた。
誰もが簡単で高額なアルバイト、と思っていた。
しかし、一人、また一人と消えていくメンバー達・・・
そして無作為で選ばれたはずだった男女に、奇妙な共通点が判明していく・・・
結末、絶対予測不可能???
※ 起動するたびにタイトル画面の色が変わり、赤ルート・青ルートのシナリオが決定されます。短編問題集「十次元からの挑戦」をプレイするには両方をクリアする必要有り。
<良かった点>
・ミステリアスな設定で、結末を知るまでどっぷりと世界に浸かれます。
・謎解きの難易度が丁度良く、理不尽なものは一切ありませんでした(一部の暗号はプレイする度にランダムで問題が変わります)。ヒントモードをONにしておけば、失敗しても大抵答えに辿り着けるようになっています。
・動的タイムリンク・システムという、リアルタイムでゲームが進行するというADVゲームでは珍しいシステムが使われています。行動が遅れたり間違うとバッドエンドになることもあるので、適度な緊張感を持ってプレイできました。
・スキップ機能はかなり早いので快適です。ロード時間もほとんど気になりませんでした。
BAD/REQUEST
・なんの前触れもなくいきなりBADエンドになることもあるので、セーブしたところからやり直すハメに。こまめにセーブが必要です。
・シナリオが2本用意されてるとはいえ、途中までほとんど同じ進行。もう少し変化をつけて欲しかったです。
短編問題集「十次元からの挑戦」の問題数も前作の60問から10問に減っているのでややボリューム不足。
・「結末、絶対予測不可能」と謳っておきながらそれはないんじゃ・・と突っ込みたくなるようなとんでも展開の結末。
・謎が謎を呼ぶ、色んな伏線がたくさん登場しますが、回収されるのはごく一部。クリア後にかなりもやもやが残りました(別のライターによってシナリオが書き直されたのが原因みたいです)。
・アイテムを使う画面で選択後にキャンセルが出来ないのが地味にストレスたまりました。
COMMENT
PSP-1000使用です。
この作品をプレイしたきっかけは、同じシナリオライターの「ミステリート?八十神かおるの挑戦?」がとても面白かったからです(個人的に90点くらいの出来。是非やってみて下さい)。
ちなみに今作にもミステリートのキャラが一部登場しています。
前作が良かった分、過度に期待してしまったというのもありますが、正直期待外れな感は否めません。一番大事なクライマックスの辻褄合わせがおざなりすぎます。このキャラはどうしてあの場面であんな行動を取ったのか?ほとんど説明がありません。
そんなことよりシナリオライターの菅野さんは早くミステリート2出して下さい。予定通り年内にお願いします。
Amazonレビュー
レビュー者: ゲーム好き レビュー日: 2014-05-14ある建物で行われる臨床試験。
その臨床試験に参加するために集められたメンバー達。
閉鎖空間における心理変化の観察が臨床試験の主な目的。
お金(臨床試験の報酬)、試験自体への好奇心など様々な目的で参加する参加者たち。
その閉鎖空間で様々な事件が起こり始めて…。
謎が謎を呼ぶストーリーです。
ミステリーやサスペンスが好きな人にはぴったり。
赤ルートと青ルートが存在し、それぞれ別々のストーリーが楽しめます。
1周でも20時間以上楽しめるボリュームがあります。
ミステリートやEVEのファンはもちろん、シークレットゲームやコープスパーティーなどが好きに人にもお勧めです。
PS2でも発売してますが、PSP版はわずかですが追加要素もあります。
大画面で楽しみたい人はPS2で、追加要素も楽しみたい方はPSPで遊ぶのが良いでしょう。
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GOOD!
このような「閉鎖空間の中で不可思議なことが?」といったゲームでは、大抵キャラクターは皆拉致されてきた、すなわち自分の意志なく連れてこられたという設定であることが多いと思います。
しかし、大手製薬会社の臨床試験という環境、そして「被験者として応募してやってきた」という設定です。
「この人物は何を目的にここへやってきたのか」という謎が加わることで、よりストーリーに深みが出ていると思います。
BAD/REQUEST
赤ルートのエンディングでも、拾っていない謎が非常に多い。
ある人物の謎の行動はもちろん、ストーリー内で起こった騒ぎに関しても、説明なし。
「解決に必要ない謎は、すべてミスリードの為である」と言えばそれまでだが、
謎をばら撒くだけばら撒いて回収しないのであれば、結末など読めるはずもない。
「結末、絶対予測不可能」というのは詭弁である気がします。
本編内の謎も多くは「ただ一発で分からないだけで、順を追って考えれば発想の転換などはいらない」程度なので、「結末、絶対予測不可能」と「謎解き要素」に期待したミステリ好きの方にはあまりおすすめできません。
COMMENT
赤青二つのルートを用意して、赤をメイン、青を赤の救済編という形にするなら、もう少し無理やりでなく、全員が笑えるようなハッピーエンドを用意して欲しかったです。
青ルートはいくらなんでも無理やり過ぎるし、実質数名のキャラが死んでいるようなものなので、あまり救済とは言えないと思います。
PS2版からそうですが、公式で打ち出した「サイファーの七つの謎」のうち、一つは本編中早い段階で謎が解け、四つが同じ答えであり、二つは結局よく分からないという状況もさすがにまずいのでは…