Ys SEVEN(イース7)
中央値: 82 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 14.24 (難易度) 2.25 mk2レビュー数 53ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 2pt |
86pt
GOOD!
初めに、イースシリーズはPSPで出ているものだけやっています。
?オリジナリティ?
アクションRPGの一番の魅力である戦闘の出来が素晴らしいと思いました。イースシリーズらしい壮快感を損なわず、操作もそれほど複雑では無いので初心者でも楽しめます。
雑魚戦はサクサク、ボスは爽快といったシリーズの伝統が守られている気がしました。
必殺技の一つであるスキルも、キャラクターによって個性があり育てることによりグラフィックが変わるので飽きがこない仕様。最初は使えないスキルでも育てることにより進化を発揮するものもあります。なのでスキルは是非育ててほしいです。
回避・ガードが上手くできるようになると戦闘中にアイテムを遣う必要がなくなります。もちろん難しいと感じたらガードなしでもクリア可能です。
?グラフィックス?
可もなく不可もなくといったレベルでしょうか。汚いと感じることはあまりないと思います。町などにある小物は特別きれいではないですが凝っていて面白いです。
?サウンド?
最高の出来です。戦闘曲は熱いものがそろっており、バトルにも力が入ります。
各フィールドの音楽は個人的には今までで最高の出来でした。これだけでサントラの購入を考えるほどです。音楽の聞きたさにフィールドに立ちつくすこともありました。
また、ファルコム作品の音楽が素晴らしいといわれるのは単にメロディーが良いだけではなく、旋律が非常に細かいという点もあると思います。聞いていてすぐに飽きのくるような曲はほとんどありませんでした。
?熱中度?
気がつけば止め時を忘れ遊んでいます。そして気がつけばやり過ぎて指が痛くなっています(笑)
?満足度?
システムなどは満足ですが、5を付けられない理由は悪いところで。
?快適さ?
ロードもほとんどないです。またゲームが進むにつれて不満点が解消されていくのは(ワープ機能、溜め攻撃の短縮化など)ユーザーのことを考えた丁寧なつくりだと思います。
?難易度?
今までのシリーズと比べたら簡単ですが、最初に難易度選択ができるので初心者から玄人まで楽しめると思います。難易度を変えると単に敵の体力などが増えるだけではなく、攻撃パターンまで変化するのでぜひ高い難易度に挑戦してほしいです。
?ストーリー?
悪くはないです。王道です。主人公はドラクエと同じで喋りません。
BAD/REQUEST
満足度に5点をつけなかったのはやり込み要素に不満があるからです。スキルのレベル上げなどを楽しめるならばそこそこ楽しめますが、それでも少ないです。クエストや合成にはあまり期待はしないようにしましょう。ゲームをクリアしてからも何もないです。隠しダンジョンや新たなボスもありません。せっかくスキルを育てて強くなってもラスボスよりも強い敵がいないので試す機会が無いです。
恒例のボスラッシュ機能もありません。
ストーリーが短い事もあり、クリアまでそれほど時間はかかりません。しかも周回プレイによる引き継ぎもなしです。
COMMENT
PSP3000使用。
今回はシステムが大きく変わるということでそれに期待して購入しました。
結果は大満足でした。多くの人に遊んでほしい名作です。他のソフトと比べて値段が若干高めですが、それに見合うだけの価値はあると思います。
最後に、長々と目を通していただきありがとうございました。
Amazonレビュー
レビュー者: 生シオナイト レビュー日: 2009-09-19第一印象は、ファルコムゲームならではのノンストレス、スピーディーな展開。
通常移動速度が、他のゲームで言うところのダッシュ級はあり、そこに「回避」という、他のゲームで言うところのブースト級はあるアクションが加わります。
この「回避」は×ボタン(デフォルト)で行うのですが、ゲージなどはなく無制限。
「溜め攻撃(○ボタン)」最中にも連発出来るので、町の移動にも敵の背後取りにも大活躍!
こう聞くと反面「戦闘がテクニカルになっちゃってるんじゃないの〜?」という危惧もありましょうが、一定の間合いに敵がいれば攻撃ボタン押した時に敵をホーミングしてくれるシステムの恩恵で、空振り連発のフラストレーションにつながる事もありません。高精度な高速戦闘が展開されていきます。
細かい所では配色センスや、キャラとフィールドのサイズバランスも上手く、インターフェースも非常に見易い。疲労の溜まらないプレイに一役買ってます。
メニュー開閉やロードも早く、疾走感溢れる超カッコイイしびれるBGM群!生音をサンプリングしてるかのような臨場感溢れる効果音にも快感を促されます。
PC-88の頃から感じていましたが、本作でも無駄な色数やポリゴンなど、高負荷な要素を上手に削って作られています。
静止画の映えやリアリティには不利ですが、他のゲームでは決して味わえない、操作における高いレスポンシビリティを実現しています。
これだけアップテンポな要素テンコ盛りながらも、ストーリーは練りこまれ住人との会話も至極丁寧。少しでもゲームが進行すれば、別にスルーしても差し支えないはずの住人の台詞には変化が表れ、どんな住人にも性格や生活感をしっかり持たせており、この世界の没入へと誘われます。
脇役のその後にすら興味を抱かせる程、各々のキャラが立っているのは英雄伝説譲りの美点。
従来のイースから格段に増したボリュームといいやり込み要素といい死角はありません。
PSPの空の軌跡がFC→SC→3rdと右肩上がりの売り上げを示したように、リリースが少数でもこういう丁寧に作られた裏切らない作品を出し続けていれば、コンシューマー界でも確実にファルコムファンは増えていくと思います。
パソコン氷河期にソフトメーカーが次々と散っていく中でもトップセールスを保ち続け生き残ったメーカーがファルコムとコーエー。
このイース7や英雄伝説、ブランディッシュやザナドゥネクストなどをやってみると、その底知れぬ地力、センスにいつも驚嘆します。
お金と人力を湯水のように注いで作られたゲームも一つの魅力ですが、手間と工夫を湯水のように注いで作られたゲームには、ファルコムのみならず心を揺さぶられるものがあります。
現在、隆々と胸張ってプレイ出来るハイテク据え置きマシンが目の前にありながら、背中丸めてちっちゃなPSPに延々かじりつく自分がおります・・・(^^;)
ファルコムやイースのファンでなくとも、ゲームが好きな人、ストレス発散したい人に鉄板でお勧めします。
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■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック時は最大4人)
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■価格:5544
■発売日:2008-02-21
GOOD!
・快適(5点)
全体を通して軽快感、疾走感があった。
それほどのスピード感がありながら、読み込みも特に問題はなかった点は評価。
アクションPRGにとっては最も大切な要素だと思う。
個人的には煩わしい演出場面も早送りができるので、サクサクするには非常に親切設計。
・音楽は総じて良い気がした。
・ストーリーは無難で、良いと思っても悪いというところはなかった。
過去作の背景・登場キャラに関しても、ああ昔そういう事があったんだろうなー程度で
今作で訳がわからないということは特に感じられなかった。
BAD/REQUEST
・グラフィックは特に人に関してはショボイ感も。全体として見れば可もなく不可もなく。
・ボス戦に突入するとメニュー含めたシステム面で不便さが感じられた。
・中盤は似たようなことの繰り返しを場所を変えてやるだけなので、中だるみが結構くる。
・疲れる
終盤になるとボス戦で2?30分以上かかかることもあり(HPが高すぎるため)、
ボタン押しまくり・キー動かしまくり、全滅したらそれをさらにやり直しなので
ライトユーザーには終盤は肉体的にも精神的にもしんどかった。
音楽で良い気がした、と書いたのは特にボス戦や忙しいダンジョンでは聞いてる余裕がなく
なんとなくあんな感じだった、という程度で個別にはあまり耳に残らなかったのが残念。
COMMENT
3000使用。
イースは初プレイ。ノーマルモードでやりました。
アクションRPGはネトゲでMMO経験がある程度、さかのぼるとスーファミ時代以来、
モンハンもやったことがないという程度のプレイヤーです。
慣れてる人にとってはどうってことなかったかもしれませんが
私の場合は1周でおなかいっぱいになりました。
疲れたけど振り返れば十分ハマったし、楽しめた作品でした。