Ys SEVEN(イース7)
中央値: 82 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 14.24 (難易度) 2.25 mk2レビュー数 53ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
78pt
GOOD!
・極めて王道なARPG
特に真新しい点は見当たらないが、○で攻撃、×で避ける…という極めてシンプルな設定。操作性で困るということはないはず。
ロードも短く、戦闘もザコ戦は快適に。ボス戦は相手の動きや弱点などを見切りながらがっつりと…と、気持ちを切り替えてプレイできるのが良かったです。
・シナリオ
終盤以降の盛り上がりが良かったです。
また、前作から続けて出ているキャラもいるものの、ストーリーや設定などを引き継いでいる部分もなく前作以前の話題もほとんど上がってないので新規参入者でも問題なくプレイできます。
・NPCが頭が良い
NPCは弱点に応じた敵に攻撃、そして散らばった素材集めもやってくれるのでとても助かりました。
回避力も高く、勝手に突っ込んで自滅。ということはほぼありません。むしろ回避力高すぎだろという感じが(笑
・やっぱり音楽が素晴らしい!!
音楽に関してはファルコムは期待を裏切りません!
フィールド曲が終盤で変わったときは燃えました!!
・どこでもセーブができる
これは便利なので嬉しかったです。
BAD/REQUEST
・ボリュームが少ない
もうちょっとシナリオなど、掘り下げて書ける部分があったのでは…?という感じ。
せっかく今回はキャラクターがぐんと増えたのですからキャラ同士が絡んだイベントなどがあるとよかったです。
また、隠しダンジョンや隠しクエスト・クリア後のオマケなどもあればもっとよかったかと。
・少々操作性に難アリ
Rボタンを押しながら○、×、△、□ボタンを押したらスキルが発動するのですが、これにミスると特に□ボタンを押していた時はキャラ交代・△を押していた時はアイテム画面が開いてしまうため少々鬱陶しい。
あと、Rボタンを押しながらLボタン、のガード発動も失敗したらExtraスキルが発動してしまってイライラしてしまったときも。
・2周目以降の引き継ぎ無
せめて魔獣図鑑は引き継げるようにしてほしかったです…
・クエストが単調
やりこみ要素の一つでもあるはずのクエスト。
そのほとんどが素材集めとなっててガッカリした。
このクエストで、パーティキャラに絡んだイベントなどを見せてくれればよかったのですが…
COMMENT
PSP-1000使用。
まったく問題なくプレイできました。
特に大きな不満点はありません。本当に王道なARPGでバトルも快適、シナリオもそこそこ練られているのでとても楽しむことができました。
…ただ新規参入者配慮なのはわかりますが、前作プレイ者としては、せっかく前作で有翼人文明などのことを明確にしたのにそれについて一切触れられてないのはなー、という印象もありました。
とりあえずもう少しボリュームが欲しかったです。
せっかく色々な肩書きのあるキャラばかりが揃っているのに、それを生かしきれてないのが残念。
Amazonレビュー
レビュー者: 生シオナイト レビュー日: 2009-09-19第一印象は、ファルコムゲームならではのノンストレス、スピーディーな展開。
通常移動速度が、他のゲームで言うところのダッシュ級はあり、そこに「回避」という、他のゲームで言うところのブースト級はあるアクションが加わります。
この「回避」は×ボタン(デフォルト)で行うのですが、ゲージなどはなく無制限。
「溜め攻撃(○ボタン)」最中にも連発出来るので、町の移動にも敵の背後取りにも大活躍!
こう聞くと反面「戦闘がテクニカルになっちゃってるんじゃないの〜?」という危惧もありましょうが、一定の間合いに敵がいれば攻撃ボタン押した時に敵をホーミングしてくれるシステムの恩恵で、空振り連発のフラストレーションにつながる事もありません。高精度な高速戦闘が展開されていきます。
細かい所では配色センスや、キャラとフィールドのサイズバランスも上手く、インターフェースも非常に見易い。疲労の溜まらないプレイに一役買ってます。
メニュー開閉やロードも早く、疾走感溢れる超カッコイイしびれるBGM群!生音をサンプリングしてるかのような臨場感溢れる効果音にも快感を促されます。
PC-88の頃から感じていましたが、本作でも無駄な色数やポリゴンなど、高負荷な要素を上手に削って作られています。
静止画の映えやリアリティには不利ですが、他のゲームでは決して味わえない、操作における高いレスポンシビリティを実現しています。
これだけアップテンポな要素テンコ盛りながらも、ストーリーは練りこまれ住人との会話も至極丁寧。少しでもゲームが進行すれば、別にスルーしても差し支えないはずの住人の台詞には変化が表れ、どんな住人にも性格や生活感をしっかり持たせており、この世界の没入へと誘われます。
脇役のその後にすら興味を抱かせる程、各々のキャラが立っているのは英雄伝説譲りの美点。
従来のイースから格段に増したボリュームといいやり込み要素といい死角はありません。
PSPの空の軌跡がFC→SC→3rdと右肩上がりの売り上げを示したように、リリースが少数でもこういう丁寧に作られた裏切らない作品を出し続けていれば、コンシューマー界でも確実にファルコムファンは増えていくと思います。
パソコン氷河期にソフトメーカーが次々と散っていく中でもトップセールスを保ち続け生き残ったメーカーがファルコムとコーエー。
このイース7や英雄伝説、ブランディッシュやザナドゥネクストなどをやってみると、その底知れぬ地力、センスにいつも驚嘆します。
お金と人力を湯水のように注いで作られたゲームも一つの魅力ですが、手間と工夫を湯水のように注いで作られたゲームには、ファルコムのみならず心を揺さぶられるものがあります。
現在、隆々と胸張ってプレイ出来るハイテク据え置きマシンが目の前にありながら、背中丸めてちっちゃなPSPに延々かじりつく自分がおります・・・(^^;)
ファルコムやイースのファンでなくとも、ゲームが好きな人、ストレス発散したい人に鉄板でお勧めします。
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GOOD!
戦闘が非常にスピーディーで爽快感があります。回避行動からスキルを組み合わせて雑魚を一掃するのがとても楽しい作品です。
■オリジナリティ
大きくみれば普通なのですが、イースシリーズで考えるとパーティープレイ、エクストラスキル(超必殺技)など、進化に値するのではないでしょうか。
■サウンド
サウンドの良さはファルコム持ち味。ストーリー、戦闘をより引き立たせる音楽ばかりです。
特にオープニングムービーで流れる曲は、冒険心をふるいたたせる曲だと思います。
初回特典のCD、イース・ミュージックヒストリーにも収録されています。
■熱中度
これは戦闘のアクション性の爽快感+ファルコムのもつ素晴らしい音楽により、王道のストーリーにぐいぐい引き込まれ、時間を忘れるほどプレイさせられます。
雑魚は爽快に倒せますが、ボスは戦術を考えて戦わないと倒せない。
爽快だからと言って、ボスに真っ向勝負は死を招くだけです。
相手の動きをみて、隙を見つけエクストラスキルで畳み掛ける。
危なくなったら回避かキャラチェンジで逃げる。無理をするとすぐ倒されるので、ボス戦は考えさせられます。そこも熱中度の高い要因です。
この相乗効果による熱中度は、同社の「空の軌跡シーリーズ」と似ています。
■満足度
買って損はない。むしろ購入してプレイしてもらいたい作品です。
イースシリーズは空の軌跡シリーズと違い、1、2、3とプレイしないとストーリーについていけないことはないので、安心してプレイ出来ます。
*他の方も言われていますが、ファルコムが謡っているほどやり込み要素はありません。
■快適さ
僕の持っているPSPソフトの中で、頭一つ二つ…いや五つほど抜きに出ています。
ゲームシステムに小さな不満がある所もありますが、それがあっても5を付けるほどのロードの短さ!
光学メディアを使っている以上、ローディングは切り離せないもの。特にアクションRPGである以上、頻繁なローディングによるストレスは覚悟はしていたんですが、プレイしたらびっくり!
無いに等しい。
ローディングのストレスで熱は冷めてしまう事の多いPSPですが、イース7に限りそんな事は一切ないです。ファルコムの努力に感謝です。
BAD/REQUEST
■SP不発よるキャラチェンジ
スキルはSPが溜まってないと発動しません。
例えば、あるスキルを□ボタンに登録していて、このスキルを発動させようとR+□を押します。でもスキルは溜まっていないので、ただ□ボタンだけが認識されて、キャラチェンジしてしまう失敗を何度もしてしまいます。
自分が悪いのですが、まぁアラを探すならここですかね。
■溜めのしんどさ、混乱
溜め、チャージ攻撃でSPが多く貯まります。このゲーム、回避をどんどんして敵の攻撃を避ける物なので、溜め状態(Xボタンの押しっぱなし)で回避の連発(○ボタンの連打)で、敵に近づき当てるのですが、貯まったら即座にスキル攻撃(R+○、△、□、×のどれか)。スキル攻撃により、エキストラゲージが貯まり、エキストラスキル(Lで発動)
ボス戦が長期戦になるので、途中でしんどくなり混乱してきてしまいす。
■自分を見失う
ボスがやたら大きく激しい攻撃をしかけてくるので、ボス付で近回避を連続しているとボスに重なったり、仲間と自分を間違えたりして、自分を一瞬見失うことがあります。
■やり込み要素
ファルコムが、今回のイースはやり込み要素が満載とか謡っていますが、これは期待しないほうが良いです。やり込み要素は合成とクエストですが、どれも微妙なものです。
クエストはお使い系ばかり。そして数が少ない。
合成は、武器なども出来るのですが、作った武器に付加価値は付いていません。
例え購入できる武器より性能が良くても、アクションゲームなのであんまり効果の実感がわきません。素材も普通にスキル上げやお金を稼いでいたり、ストーリーを進めていたら自然にほとんど手に入っているので、集めるって作業もあまりないです。
COMMENT
コナミの移植したローディングの長さ、処理落ちのイース6とは、快適さが全く違うので安心して購入できますよ。
イースのナンバリングタイトルだけあり、ファルコムの力の入れようはプレイすれば感じる事ができる良作のアクションRPGです。