Ys SEVEN(イース7)

発売元: 日本ファルコムオフィシャルサイト 発売日: 2009-09-17 価格: 6090(税込) レーティング: 【C】15才以上対象 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 82 Amazon点数: 4.4

スコアーボード

Ys SEVEN(イース7)レビューチャート 標準偏差 14.24 (難易度) 2.25 mk2レビュー数 53
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ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
455人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 4pt 5pt 4pt 4pt 2pt
総合点
83pt

GOOD!

・操作性が抜群
攻撃の連打、溜め攻撃、SPをためてのスキル攻撃がいずれも小気味よく出せるのは当然として、どんな姿勢からもキャンセルして回避行動、重力や慣性を無視した機動性、移動中でも弓連射、いつでもどごても瞬時にキャラチェンジ、強すぎず邪魔にならず回避能力は以上に高い仲間AIなど、リアリティーを完全に捨てて「プレイヤーが思ったとおりに動かせる」という一点に絞り込んでいるのが良。
おかげで敵にやられても「自分が下手だった」と納得することができる。

・ボス戦の難易度が絶妙
ノーマル以下だと苦戦しつつもギリギリ倒せる
ハード以上だと何回かリトライすれば倒せる
という見事な調整がほとんどのボスに施されている

・音楽が良い
日本ファルコムのお約束といえばそれまでだが、音楽が走りまくっていて必要以上に良い。どうでもいいシーンや通り過ぎるだけのフィールドがやたらカッコよく見えてくる。
いつも通りといえばそれまでだが、PSPでここまでというところを評価して5。あと特典なので本編とは関係ないが、おまけでついてきた歴代シリーズのサントラがボリューム・内容ともにおまけとは思えぬほどに充実していたため、気持ち加点。

・テンポが抜群で熱中度増
ロードは皆無、というわけではないが、一部を除いては長いロードも無く、あらゆる操作のレスポンスも良いため、とにかくゲーム全体のテンポが良い。おかげでやめどきを失う。

・オーソドックスなゲームファンタジーの世界観
80年代後半から90年代前半に跋扈しまくったありがちファンタジーの世界観だが、最近ではそういうのが減ってしまったため、丁寧につくられた本作の世界観がむしろ魅力。

BAD/REQUEST

・ストーリーが陳腐
一部に盛り上がるイベントもあるが、基本的にはだらだらとお使いしてたらい回しにされるだけで、ストーリーが良いとは云えない。盛り上がるシーンも妙にご都合主義で、うまい展開ではない。
が、逆をいえば世界観同様、安心できる味わいでもあるので、加点にはならないが減点するほどでもない。


・ボリュームが微妙
クリアーまでおよそ20時間
前作までと比べると倍増はしているが、大半がお使いのため、それでも普通のRPGよりは短い。
かといって前作までのように繰り返しプレイするにはちょっと長い。
帯に短したすきに長しという感じで、微妙

・クリアー後になにもない
二週目とかは別にいらないが、シリーズ近作(PC版)ではクリアー後にタイムアタックモードなとが出現してボス戦を何度も楽しめたが、今作にはない。好きだったので純粋に残念

・クエストがつまらない
「??を持ってきて」というクエストばかりでつまらないうえに褒章もさして嬉しくないものばかり。プレイ時間の水増し以外になんの役にも立ってない。

COMMENT

前作までに比べるとけっこうシステムが変更されているのだが、不思議とプレイ感覚に大きな差はない。
とにかくプレイしやすいように、やっていて気持ちよいように作られている。
おかげで新鮮味はうすいのだが、それ以上に安心感と爽快感が強い。
キャラクターや音楽なども含めて、シリーズファンには安心してお勧めできる、むとろ「だまってプレイしろ」と強要できる出来。かつ、新規プレイヤーにもおすすめしたい、そんな丁寧な出来。
初代から20年以上が経ち、システムも媒体もなにもかもが変わっているのだが、シリーズのコンセプトである「優しさ」はなにも変わっていない。そう感じられる。
ささいな欠点はあったが、総合では十二分に満足できる内容だった。

   
プレイ時間:15時間以上30時間未満(未)
うなぎさん[2009-09-22 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

445人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 3pt 5pt 5pt 4pt 5pt 3pt
総合点
88pt

GOOD!

・初めに
アクションゲーム、と言うのは詰まるところ「攻撃」と「回避」と言う操作に全てが懸かっています。
敵の攻撃を如何に回避し、敵の隙を如何に突くか、これはアクションと名の付くモノ殆ど全てに対応する不問律、と言うことで。

この攻撃と回避、と言う二つの基本を中心にYs7を評価すると類希な良いゲームと評価出来ます。

攻撃方法 ・素早いダッシュから敵の背後に周り、Hack&Slashが簡単に可能。
     ・弓、魔法キャラを使えばシューティングの如く遠距離からプレイ可能。
     ・重戦士、魔法&弓キャラ、戦士の移動速度が多少違うだけで、どのキャラでもストレスがない。その割に攻撃方法が6キャラ分、巧く差別化されている。
     ・スキル重視で溜め攻撃と言う冷静なプレイ、攻撃ボタン連打連打連打と熱血な攻撃が気分によって両方楽しめる。
     ・セットするスキルも連打攻撃でゲージ重視、一発スキルで瞬間ダメージ重視、打ち上げ、打ち下ろしでコンボ重視、スタン系スキルで状態異常重視と様々なモノが揃う。

回避   ・ボタン一押しで軽々と画面を駆け回る爽快回避。移動と一体になってる為、回避と攻撃がスムーズに繋がる。
     ・逆に極太レーザーに自ら突っ込み、ガード(敵の攻撃にあわせてガードする)連打でゲージを溜めてカウンター&一撃必殺(ガード直後のカウンターだと多大なボーナスが発生する)も可能。
     回避から攻撃に繋がるスムーズさ、ノリが良いBGMと共にテンポ良く巨大ボスの無茶な全体攻撃をガード&回避、すぐさま攻撃に移るプレイ感覚。
     スタンやRush時のまさに総攻撃!と言った瞬間はそうそう味わえるモノではありません。
     上記のどの方法でもプレイ可能、且つ使わなければならないスキルも無い。
     非常に自由なバランス取りが成されている。

オリジナリティ4,快適さ5、熱中度5は以上の理由です。
サウンドの5点は音楽と一緒に戦っている感覚。と言ってもわかり難いのですが。
リズムが攻撃や回避とほぼ同テンポで作られている(その上曲目が多く、多種多様)ので違和感なく、音楽に乗ったリズムゲーの如くサクサクザクザク遊べます。
不満点があるのは概ね、以下、RPG部分です。

BAD/REQUEST

このゲームをアクションから切り離して、RPGとしてみた場合幾つか破綻している箇所があります。
    ・装備の効果、LvUP、スキルLvUPの効果が薄い
    (アクション性が高く、全ての攻撃が回避可能なため。逆に言えば不必要なモノであれば買わないプレイ、全て集めていくプレイ、両方が補完されていると言えなくも無いが…やはり悲しい所)
    ・アイテムゲットするときに1,2発敵を叩く必要がある。
    (この時にチャージ、ゲージ回収で一息入れる事も出来るのですが、手間です)
    ・合成が機能していない。
    (最初から必要なアイテムが解っているため、合成の本分である「新しいアイテムゲット!これ何に使えるかな」という楽しみが消えている。要改善)

    ・シナリオが一つ、大事な前提条件を入れ忘れてる為破綻を来している
大事なことなので此処で言っておきますが、「イスカ熱はアドルが来る前から発生していた」つまり、この物語と結末はアドルが来る前から、少なくとも数年以内に起こることが「確定」していた事。イスカ熱を直す方法はただ一つの方策は何か、何時トリガーを引けば解決してもらえる可能性が高いか、と言う選択肢だけがあった。
     これを忘れると、物語のグレードが極端に下がります。なのに、物語終盤では言及されないまま。故につまらないシナリオだったという意見が多数を占めるかと想います。

    ・グラフィック3点は、やはり見栄えが良くないからです。
    …とはいえ此処までサクサク処理落ち無しで動くのは、このテクスチャーの軽さから来る所でもあるでしょうから、グラフィックが悪いというか、グラフィックを犠牲にした、と言ったところでしょう。

COMMENT

RPG部分には不満があるものの、アクションとしては一流の出来。それがこのゲームの総評です。
とはいえRPG部分はアクションの質が良い(ランダム要素がなく、全て回避出来る)と犠牲にせざるを得ない部分が多々ありますし、難しいところですね。

ふたつ。合成とストーリーは要改善。その二つに目をつむれば、回避、そして攻撃!と言うアクションの本質を十二分に楽しめるゲーム(回避と攻撃に関してはPSP中でも最高級の評価を冠ししても良い)と想います。

   
プレイ時間:15時間以上30時間未満(未)
Weedさん[2009-09-22 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: 生シオナイト レビュー日: 2009-09-19
PSPからスタートさせた初めてのファルコムのナンバリングタイトルということで気合がひしひし伝わってきます。もう凄まじい程・・・

第一印象は、ファルコムゲームならではのノンストレス、スピーディーな展開。
通常移動速度が、他のゲームで言うところのダッシュ級はあり、そこに「回避」という、他のゲームで言うところのブースト級はあるアクションが加わります。
この「回避」は×ボタン(デフォルト)で行うのですが、ゲージなどはなく無制限。
「溜め攻撃(○ボタン)」最中にも連発出来るので、町の移動にも敵の背後取りにも大活躍!
こう聞くと反面「戦闘がテクニカルになっちゃってるんじゃないの〜?」という危惧もありましょうが、一定の間合いに敵がいれば攻撃ボタン押した時に敵をホーミングしてくれるシステムの恩恵で、空振り連発のフラストレーションにつながる事もありません。高精度な高速戦闘が展開されていきます。
細かい所では配色センスや、キャラとフィールドのサイズバランスも上手く、インターフェースも非常に見易い。疲労の溜まらないプレイに一役買ってます。
メニュー開閉やロードも早く、疾走感溢れる超カッコイイしびれるBGM群!生音をサンプリングしてるかのような臨場感溢れる効果音にも快感を促されます。
PC-88の頃から感じていましたが、本作でも無駄な色数やポリゴンなど、高負荷な要素を上手に削って作られています。
静止画の映えやリアリティには不利ですが、他のゲームでは決して味わえない、操作における高いレスポンシビリティを実現しています。

これだけアップテンポな要素テンコ盛りながらも、ストーリーは練りこまれ住人との会話も至極丁寧。少しでもゲームが進行すれば、別にスルーしても差し支えないはずの住人の台詞には変化が表れ、どんな住人にも性格や生活感をしっかり持たせており、この世界の没入へと誘われます。
脇役のその後にすら興味を抱かせる程、各々のキャラが立っているのは英雄伝説譲りの美点。
従来のイースから格段に増したボリュームといいやり込み要素といい死角はありません。

PSPの空の軌跡がFC→SC→3rdと右肩上がりの売り上げを示したように、リリースが少数でもこういう丁寧に作られた裏切らない作品を出し続けていれば、コンシューマー界でも確実にファルコムファンは増えていくと思います。
パソコン氷河期にソフトメーカーが次々と散っていく中でもトップセールスを保ち続け生き残ったメーカーがファルコムとコーエー。
このイース7や英雄伝説、ブランディッシュやザナドゥネクストなどをやってみると、その底知れぬ地力、センスにいつも驚嘆します。
お金と人力を湯水のように注いで作られたゲームも一つの魅力ですが、手間と工夫を湯水のように注いで作られたゲームには、ファルコムのみならず心を揺さぶられるものがあります。

現在、隆々と胸張ってプレイ出来るハイテク据え置きマシンが目の前にありながら、背中丸めてちっちゃなPSPに延々かじりつく自分がおります・・・(^^;)

ファルコムやイースのファンでなくとも、ゲームが好きな人、ストレス発散したい人に鉄板でお勧めします。
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