Ys SEVEN(イース7)
中央値: 82 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 14.24 (難易度) 2.25 mk2レビュー数 53ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
57pt
GOOD!
【グラフィック】携帯ゲームにしては十分な綺麗さ、テイルズオブレディアントマイソロジー2と雰囲気が似ている、バックグラウンドは凝っているのでショボさは感じない
【サウンド】イースシリーズといえば音楽だが、今回も悪くない
再アレンジもあるので懐かしさに浸れる曲もある
【アクション】ジャンプは無くなったが、相変わらずテンポ良く爽快
キャラ変更もワンボタンでストレス無し
回避ボタンで街中・フィールド・ダンジョンを問わず爆走できる
BAD/REQUEST
【グラフィック】武器の変更は反映されるが、防具は常に一緒
RPGの中では種類が多い方ではないので、反映されると尚良かったのではないかと思う
【サウンド】シリーズ全編で使用された一部を編曲しなおした形跡が多数見受けられる
イースの雰囲気を重視したいのは分かるが、さすがにパターン化されてきている
【アクション】キーコンフィグが中途半端で困る(ガードがワンボタンで使用できない)
Rボタンの押し具合が弱いと、大技を出したつもりがキャラチェンジやアイテムウィンドウに切り替わってしまうことが多々ある
サウンドを売りにしているのなら、予約特典としてCD付けるよりも音楽鑑賞モードを付けるべき
【ロード】可も無く不可も無くな速さ
COMMENT
PSP2000使用
PC88イースから全てプレイしていますが、イースの進化はこれで良かったのかが疑問に残る。
今回メインストーリーとは別に、サブクエストや合成でやり込み要素が加えられたと大々的に公表していますが、「やり込み要素」としては成り立っていないと感じました。
イースシリーズはRPGの中ではかなりクリア到達までの時間が短い部類で有名ですが、今までがそうだったからといって、今回もその要素を受け継いでいる時点でガッカリです。(クリアまで20?30時間)
過去にあった某ゲーム会社の「当社はセーブ機能使いません」事件と同レベルの時代錯誤だと思います。
PSP=やり込めるソフト と思ったのであれば、もっと徹底して欲しかったですね。
クリア後にも何も無く、収集する物も少なく、合成できる物も少なく、裏マップ・ダンジョンすら無い。
4つの大差の無い難易度設定だけで何をやり込めというのか、不思議で仕方ありません。
【総評】PSPのソフトとしてはこのようなアクションRPGがあまり製作されていなかったので、PSPソフトとしては高評価を受けて当然だとは思いますが、ぶっちゃけるとPS2の「シャイニングフォース・ネオ」、DSの「ソーマブリンガー」など、そのままイース7にしても良いような類似した良作ゲームが過去に他機種にて製作されてるのを知っているユーザーにとっては、凡作になってしまいます。
Amazonレビュー
レビュー者: 生シオナイト レビュー日: 2009-09-19第一印象は、ファルコムゲームならではのノンストレス、スピーディーな展開。
通常移動速度が、他のゲームで言うところのダッシュ級はあり、そこに「回避」という、他のゲームで言うところのブースト級はあるアクションが加わります。
この「回避」は×ボタン(デフォルト)で行うのですが、ゲージなどはなく無制限。
「溜め攻撃(○ボタン)」最中にも連発出来るので、町の移動にも敵の背後取りにも大活躍!
こう聞くと反面「戦闘がテクニカルになっちゃってるんじゃないの〜?」という危惧もありましょうが、一定の間合いに敵がいれば攻撃ボタン押した時に敵をホーミングしてくれるシステムの恩恵で、空振り連発のフラストレーションにつながる事もありません。高精度な高速戦闘が展開されていきます。
細かい所では配色センスや、キャラとフィールドのサイズバランスも上手く、インターフェースも非常に見易い。疲労の溜まらないプレイに一役買ってます。
メニュー開閉やロードも早く、疾走感溢れる超カッコイイしびれるBGM群!生音をサンプリングしてるかのような臨場感溢れる効果音にも快感を促されます。
PC-88の頃から感じていましたが、本作でも無駄な色数やポリゴンなど、高負荷な要素を上手に削って作られています。
静止画の映えやリアリティには不利ですが、他のゲームでは決して味わえない、操作における高いレスポンシビリティを実現しています。
これだけアップテンポな要素テンコ盛りながらも、ストーリーは練りこまれ住人との会話も至極丁寧。少しでもゲームが進行すれば、別にスルーしても差し支えないはずの住人の台詞には変化が表れ、どんな住人にも性格や生活感をしっかり持たせており、この世界の没入へと誘われます。
脇役のその後にすら興味を抱かせる程、各々のキャラが立っているのは英雄伝説譲りの美点。
従来のイースから格段に増したボリュームといいやり込み要素といい死角はありません。
PSPの空の軌跡がFC→SC→3rdと右肩上がりの売り上げを示したように、リリースが少数でもこういう丁寧に作られた裏切らない作品を出し続けていれば、コンシューマー界でも確実にファルコムファンは増えていくと思います。
パソコン氷河期にソフトメーカーが次々と散っていく中でもトップセールスを保ち続け生き残ったメーカーがファルコムとコーエー。
このイース7や英雄伝説、ブランディッシュやザナドゥネクストなどをやってみると、その底知れぬ地力、センスにいつも驚嘆します。
お金と人力を湯水のように注いで作られたゲームも一つの魅力ですが、手間と工夫を湯水のように注いで作られたゲームには、ファルコムのみならず心を揺さぶられるものがあります。
現在、隆々と胸張ってプレイ出来るハイテク据え置きマシンが目の前にありながら、背中丸めてちっちゃなPSPに延々かじりつく自分がおります・・・(^^;)
ファルコムやイースのファンでなくとも、ゲームが好きな人、ストレス発散したい人に鉄板でお勧めします。
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GOOD!
・ザコ戦が爽快で楽しい
○ボタンで通常攻撃、R+各種ボタンで特技(スキル)、×で回避、R+Lでガード…というARPG。
特に目新しさはないスタイルですが、各々の動作が非常にキビキビしているので、スピーディーで楽しいです。
ロードも短く、処理落ちもほぼ皆無と言って差し支えないかと。
が、少しだけ気になった点(後述)もありますので、快適さ、満足感は4とします。
・ボス戦がハード
STGみたいな攻略法が必要だったり、ACT的な技術が必要とされたり、色々工夫されてるなぁという印象です。
ザコ戦は爽快感重視、ボス戦は難しく…で上手くメリハリがついています。
因みに、ガードを使えるようになると楽しさが倍増します。
・音楽が素晴らしい
初めてフィールドに出た時や、ボス戦のBGMなど、要所要所で「おおっ」と思わされました。
ラストバトルの一戦前や、物語上重要な敵との戦いは、かなり熱い曲が流れます。
・難易度が選べる
4段階用意されていますので、私のようにアクションが比較的苦手な人でもとっつきやすいかと思います。
・背景、住民の台詞などの細かい作りこみ
よく見たり、話したりしないと気付きませんが、結構凝っています。
この辺りは「空の軌跡」などでも高く評価されていましたが。
BAD/REQUEST
・若干尺が短い
ノーマルで、クエストをいくつか残し、25時間程度でクリアしました。
ちょっと短いかなという感じ。
でも人によってはちょうどいいかもしれませんし、このシリーズは元々そんなに大作志向ではないらしいので、評価は分かれそうです。
難易度を上げたらリトライすることも何度かあるでしょうし…。
ただ、パケ裏を見てクエストとか合成がどんなものか期待していた人にとっては恐らく肩透かしでしょう。
その辺のオマケ要素を求めている方は要注意。図鑑埋めはボリュームがありますが…。
・ストーリー
悪いとかムチャクチャだとかいうことは無いのですが、とりあえずそんなに期待はしない方がいい、とだけ記しておきます。
・暴発が起こる
スキルを出そうとしたのに、アイテム画面を開いてしまったり、他のキャラと交代…なんて事が結構起こります。
特にガードのときにEXスキルが暴発する事があり、若干ストレスを感じました(快適さ?1はこのため)
COMMENT
物凄く不満、と言った点は特にありません。
前転が非常に軽快で、瞬間移動も出来るので、移動に関してはほぼストレスフリーですし、ダンジョンもほど良い長さ。
アクションは軽快で処理落ちもなく、音楽も素晴らしい。
欲を言えば、物語にもう一ひねり欲しかったところ。
比較的幅広い層の方にオススメできる優れた作品だと思いますので、気になった方は検討してみみても損はないかと思います。