Ys SEVEN(イース7)
中央値: 82 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 14.24 (難易度) 2.25 mk2レビュー数 53ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt |
94pt
GOOD!
ストーリーが素晴らしかったです。
アルタゴの広大な土地で繰り広げられる冒険と、個性豊かなキャラ達の活躍には、これまでのイース作品以上の盛り上がりがあります。
特にエンディングには涙が出るほど感動しました。
パーティ戦闘の出来がとても良いです。
□ボタンで即座に操作キャラを変えられるので、敵の弱点属性ごとにメンバーを変えて臨機応変に戦うことができます。
操作していない味方も、落ちているアイテムをすぐに拾ってくれたり、撤退時には攻撃を辞めて撤退してくれたりと、AIも優秀。
グラフィックはPSPの中では良い出来。
今作では、巨獣や広大な景色など、画面に入りきらないほどの迫力あるグラフィックが多くなっています。
特にボス戦では、ボスの大きさもさながら、戦闘の演出も迫力あるものも多く、より爽快感があります。
人物の描写も、これまでの作品とは違いポリゴンになったので、表現も豊かになりました。
BGMはどれも印象に残るほど素晴らしい出来。
ハードロックや弦楽器が効いた、アップテンポがある爽快な曲が多いです。
穏やかなリズムの曲も、ゆったりとした雰囲気でとても癒されます。
クエストが良いです。
攻略数は多すぎず少なすぎず、難易度もあまり難しくないものが多いので、ちょうどいいです。
ジャンプアクションがなくなり、回避アクションになったところ。
最初は戸惑いましたが、慣れると回避アクションの方が敵の攻撃を避けやすくなるので、便利です。
ロードがほとんどありません。
今作の後に発売された『フェルガナの誓い』よりも、ロードの時間や回数がかなり減っています。
難易度はEASY?NIGHTMAREまで幅広くあるところ。
難易度EASYなら、(レベル上げなどをしっかりやっていれば)あまり詰まることなくクリアできます。
セーブもイベント中やボス戦以外なら、いつでもどこでも出来ます。
BAD/REQUEST
EXTRAゲージが溜まるのが、非常に遅い。
かなり時間がかかります。
ボイスは戦闘時のみ。
イベントの会話でも、ボイスが欲しかったところ。
クリア後の特典が何もないところ。
『ナピシュテムの匣』や『I&IIChronicles』であったタイムアタックすらありません。
COMMENT
PSP-3000使用
イースシリーズはI&IIChronicles・フェルガナの誓い・ナピシュテムの匣(特別版)をプレイ済みです。
(今作は難易度EASYでクリア)
大変素晴らしい作品でした。
迫力と感動のあるストーリー、良く出来たパーティ戦闘、印象に残るBGM、快適なシステムまわり。
どれをとっても、不満点があまりない出来栄えで満足しています。
個人的に『フェルガナの誓い』と同じくらい、最高傑作だと思います。
イースシリーズが好きな方のみならず、RPGが好きな方でもプレイして損はないと思います。
私は現在発売されている廉価版を購入しました。
これから楽しみたいという方も廉価版をどうぞ。
Amazonレビュー
レビュー者: 生シオナイト レビュー日: 2009-09-19第一印象は、ファルコムゲームならではのノンストレス、スピーディーな展開。
通常移動速度が、他のゲームで言うところのダッシュ級はあり、そこに「回避」という、他のゲームで言うところのブースト級はあるアクションが加わります。
この「回避」は×ボタン(デフォルト)で行うのですが、ゲージなどはなく無制限。
「溜め攻撃(○ボタン)」最中にも連発出来るので、町の移動にも敵の背後取りにも大活躍!
こう聞くと反面「戦闘がテクニカルになっちゃってるんじゃないの〜?」という危惧もありましょうが、一定の間合いに敵がいれば攻撃ボタン押した時に敵をホーミングしてくれるシステムの恩恵で、空振り連発のフラストレーションにつながる事もありません。高精度な高速戦闘が展開されていきます。
細かい所では配色センスや、キャラとフィールドのサイズバランスも上手く、インターフェースも非常に見易い。疲労の溜まらないプレイに一役買ってます。
メニュー開閉やロードも早く、疾走感溢れる超カッコイイしびれるBGM群!生音をサンプリングしてるかのような臨場感溢れる効果音にも快感を促されます。
PC-88の頃から感じていましたが、本作でも無駄な色数やポリゴンなど、高負荷な要素を上手に削って作られています。
静止画の映えやリアリティには不利ですが、他のゲームでは決して味わえない、操作における高いレスポンシビリティを実現しています。
これだけアップテンポな要素テンコ盛りながらも、ストーリーは練りこまれ住人との会話も至極丁寧。少しでもゲームが進行すれば、別にスルーしても差し支えないはずの住人の台詞には変化が表れ、どんな住人にも性格や生活感をしっかり持たせており、この世界の没入へと誘われます。
脇役のその後にすら興味を抱かせる程、各々のキャラが立っているのは英雄伝説譲りの美点。
従来のイースから格段に増したボリュームといいやり込み要素といい死角はありません。
PSPの空の軌跡がFC→SC→3rdと右肩上がりの売り上げを示したように、リリースが少数でもこういう丁寧に作られた裏切らない作品を出し続けていれば、コンシューマー界でも確実にファルコムファンは増えていくと思います。
パソコン氷河期にソフトメーカーが次々と散っていく中でもトップセールスを保ち続け生き残ったメーカーがファルコムとコーエー。
このイース7や英雄伝説、ブランディッシュやザナドゥネクストなどをやってみると、その底知れぬ地力、センスにいつも驚嘆します。
お金と人力を湯水のように注いで作られたゲームも一つの魅力ですが、手間と工夫を湯水のように注いで作られたゲームには、ファルコムのみならず心を揺さぶられるものがあります。
現在、隆々と胸張ってプレイ出来るハイテク据え置きマシンが目の前にありながら、背中丸めてちっちゃなPSPに延々かじりつく自分がおります・・・(^^;)
ファルコムやイースのファンでなくとも、ゲームが好きな人、ストレス発散したい人に鉄板でお勧めします。
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GOOD!
王道ARPG。
複雑なシステムはなく、戦闘はボタン一つで剣を振るい、ボタン一つで回避する。
ストーリーも王道な展開が続くが、それが逆に安心につながっている。
老若男女誰でもプレイできるゲームと思うと昨今では貴重なゲームだと思う。
■グラフィックス
PSPにしては頑張っている方だと思う。
映像美が素晴らしいということではなく、見せ方がうまい。
ダンジョンも難しい仕掛けはないが工夫を凝らしており、飽き難く、
ギミック等のセンスも良い。
■サウンド
これは素晴らしい。
通常時は耳に心地よく、ボス戦時は俄然盛り上がる。
シーンごとの選曲がマッチしているため、クリアした今になっては、
曲を聴くだけでホロリと来るものもあります。
イースシリーズの音楽の評価が高いことは知っていたが、想像以上だった。
■熱中度
ストーリーは王道で、先の展開もほぼ読める。
ただプレイしていて安心がある。
ラピュタ、ナウシカ等の初期のジブリ作品を見ているような安心感と言いますか・・。
主人公も変に自己主張する部分がなく、自分で冒険している感が強い。
それに相まってプレイが非常に快適なため、一気にクリアまで行ってしまった。
■快適さ
とにかくサクサク進む。
戦闘も異様な程にスピーディ。それでいて処理落ちもない。
雑魚敵との戦闘が苦痛にならないのは非常に良い部分。
回避アクションが異常に速いため、エリア移動も快適。
ロードもストレスを感じないレベル。
ボタン周りでちょっと残念な部分もあるが、
戦闘、エリア移動、ロード時間と一般的なRPGではダルさを感じる部分が
ほとんどない。非常に快適。
■難易度
ノーマルプレイ。
雑魚戦は爽快。ボスは強い。
ボス戦で10分以上戦っていることもザラなので倒した際は達成感がある。
難易度自体は決して高くないと感じるがメリハリが効いている。
BAD/REQUEST
■オリジナリティ
素材を集めて合成、キャラを切替えながら戦闘、クエスト等
どこかで見たことのあるシステムが多い。
しかもそれが中途半端に感じる。
個人的には防具もグラフィックに反映して、合成にもっと力を入れて欲しかった。
■満足感
ボリュームはちょっと足りないか。
ARPGだし、本編自体はこれ位の長さで良いとは思う。
ただサブイベントであるクエストは少ないし、
やり込み要素である合成もあまり意義は感じられない。
2週目特典もない。
サブイベント部分にもう少し力を入れて欲しかったというのが本音。
■キャラ
良いキャラが多いが、それ故にもうちょっと掘り下げて欲しかったかも。
まあナンバリングタイトルですので今後成される可能性もありますが・・・。
COMMENT
■総評
当方イースシリーズ初プレイ。
クリアしての最初の感想で「いいゲームだったなぁ」と思えたのは久しぶり。
旧作からのキャラも出てきますが、7からプレイしても大丈夫だと思います。
細かい欠点もありますが、爽快感、快適さ、安心感が欠点を上回ります。
ストーリーも個人的には非常に好きだ。
何よりもプレイしていてのサクサク感はここ数年では味わったことがないレベル。
開発も力を入れたのだろうなぁと感心します。
クリアして感じたことは、このゲームは世界観、雰囲気が非常に良いなぁという点。
その世界観をシリーズ通して大事に作っているんだろうなぁと感じる。
固定ファンが付くのも納得できます。
ユーザーに媚びず、だがユーザーが快適にプレイできるように考えている作品で
あると感じた。
こういったゲームこそちゃんと売れて欲しいなぁと思う。
空の軌跡も面白かったし、ファルコムいいゲーム作るなぁ。
PSPのARPGでは間違いなくオススメ。