真・三國無双５ Special
中央値: 69 Amazon点数: 3.2
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 2pt | 5pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
51pt
GOOD!
・連舞システム（良いところ）
このチャレンジの成否はともかく、結構思い切った事をしたなぁ…という印象。
システム自体はガードキャンセル、回避キャンセルなどが難易度が上がると重要になり、何となく一般アクション寄りに方向性が変わった感じです。
連舞∞にすれば、無双ならではの爽快感もちゃんと味わえます。
ただ他のレビュアーの方も書いているように、問題なのは、なぜか説明書がこうしたキャンセル等について触れていないということでしょう。
・サウンド（5点）
巷でも「5は良曲が多い」と評判ですが、その評価の通りです。
中でも街亭の戦いで流れるBGMはすばらしい。
まさに「アクションゲームの曲」という感じです。
個人的には合肥新城の曲も、ステージの雰囲気とよく合っていて面白いと思います。
サウンドテストも用意されていますし、これは5点をつけても異論はそんなに出ないはず。
BAD/REQUEST
・連舞システム（悪いところ）
難易度「易しい」や「普通」だと□ボタンか△ボタンを連打するだけのゲームになってしまいます。
「難しい」でも□か△のごり押しである程度進められるので、アクションゲームとしての立ち回りが求められるのが「達人」及び「修羅」からというのはちょっと…。
低難易度でも立ち回りの面白さが感じられるような工夫が欲しいですね。
また、連舞ゲージが溜まっていない段階だと攻撃のバリエーションがあまりに少なく、ストレスが溜まるキャラも多い。
何より戦っていてあまり面白くありません。
・快適度（１点）
敵拠点などの密集地帯に突っ込むと、処理落ちが起こります。
地形が複雑になったのは構わないのですが、マップが見づらいために迷うことが多いです。
また、馬を呼ぶと何故か変なところで止まります（実際やってみないとわかりづらいですが）
総じて快適度は低めです。
あと、ゲームオーバー時のリトライが欲しいですね。いちいちモード選択画面に戻るのは手間です。
・グラフィック
荒いです。初代プレステ並み…はちょっと言い過ぎかもしれませんが。
そう感じるのはなぜかというと、勝利ポーズが非常にマズイのです。
孫尚香なんかは顔が別人ですね。
アップにするのをやめて何とか誤魔化すとか、荒いなら荒いで何かしらやり方があったような気がするのですが。
・バグ
技武器の効果が反映されない、という大きな欠陥があります。
しかし、もちろんアナウンスも何もなし。酷い対応だと思います。
・モーションの使いまわし
全員確認してませんが、20人くらいかぶってるようです。もしかして新規のモーションだからでしょうか。
しかし、それを言い訳にしちゃいけません。
COMMENT
好き嫌いが極端に分かれそうな作品です。
既にPSPでリリースされている「魔王再臨」と比べると、ゲームとして楽しめたのはどちらか、と言われれば、正直私は「魔王再臨」と答えます（笑）
ただ、新しいシステムで、何とかマンネリを打破しようという気概は評価されて然るべきだと思います。
次回作でもこのシステムで行くのかどうかわかりませんが、次はもっと洗練されたアクションになっていることを期待しています。
これが完成形だとは思えないので。
Amazonレビュー
レビュー者： オルトレゾー レビュー日： 2009-10-23あと、据え置き機に比べると、ザコ敵の数がハンパなく少ないですね・・。よって、爽快感も少ないです。OROCHIシリーズの方は、同じPSPでも敵の数はもっといたのですが・・。
その他キャラの成長等を含めやり込み要素もありますが、私には超雲や周喩等数人の人気キャラで無双モードをクリアし成長させた後は、他の武将でクリアしようとか成長させようとは思いませんでした。
その他色々ありますが、総じて☆３つ程度が妥当ではないかと思います。
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GOOD!
評価の分かれる連舞システムですが、慣れれば過去のシステムよりもこちらの方が面白いです。
コンボを繋げやすい連攻撃や相手のガードを崩す強攻撃、殺人攻撃や回避キャンセルなどの多彩なテクニックは、やり応えがあって良いです。
また、連舞ランクが上がるにつれてモーションが増え、攻撃もより強力になるので爽快感もアップです。
戦国無双２のゲームシステムが今作にもいくつか組み込まれるようになりました。
回避アクションの追加、馬上攻撃がほとんど右寄りの攻撃に変更、馬のジャンプ追加、つばぜりあい時のゲージ表示など、戦国無双２にて便利だと感じたシステムが今作にも採用されたのは大変良かったです。
更に５では全ての武将で馬呼びが可能になり、移動がより楽になりました。
成長システムはレベル制とスキル習得によるものに変わりました。
レベル制になったことで戦闘中でも武勲を一定数獲得すると、その場でレベルアップ。
パラメータもグラフだけでなく、数値も表示されるようになったので、どのくらい成長したか確認するのが分かりやすくなりました。
スキル習得では敵攻撃に含まれる属性を無効化したり、特殊技の威力を増すなどの便利なものがあります。
ストーリーの内容が前作４に比べて濃くなり、良くなりました。
無双モードのあるキャラ１人１人にオリジナルの内容のムービーが用意され、使いまわしはありません。
声優の増谷康紀さんによるナレーションも、ストーリーを盛り上げる良い演出です。
他のレビュアーさんの仰る通り、BGMに関しては本当に素晴らしいです。
聴いていて飽きないアップテンポの良い爽快なロック音と、戦場の雰囲気に合っているリズムは、今まで以上の出来です。
個人的に三國無双シリーズのBGMは２のものが一番好きでしたが、今作は２を上回るほどの良い曲なかりでした。
特に「街亭の戦い」で流れる『THE CREST OF THIRST』は過去最高のBGMだと感じました。
ステージが前作４に比べ、広くなりました。
城や民家などの建物は以前よりも中国らしいデザインになり、トンネルなどの今までにない風景もいろいろ増えました。
ステージによっては地形の起伏が激しい所もあるので、最初は迷いやすいですが、慣れてしまえば問題ないです。
インストールを行うことで、読み込み時間が短縮され、音声もフルボイスになります。
この辺りは音声が少なかった激・戦国無双と比べて、表現が豊かになりました。
BAD/REQUEST
グラフィックそのものは過去に同じPSPで発売された激・戦国無双と比べるとそれほど変化はありません。
ただ、メモリの容量を考慮してか、ステージ内の霧がかかる距離が激・戦国無双に比べて半分くらい狭くなりました。
また操作キャラのグラフィックもキャラによっては雑で、曹丕や諸葛亮などの一部の武将は勝利ポーズなどでズームアップされると顔が別人のようになっています。
ステージの攻略難易度が過去の作品に比べて高め。
敵の伏兵部隊の出現が多く、味方武将もけっこうやられやすいです。
夷陵の戦いでの火計など、一部のイベントでは強制的に発生するため、余計不利な戦況になりやすいです。
難易度「易しい」より簡単な難易度(４でいう「入門」など)がありません。
今まで猛将伝やEmpiresなどでは追加されてきたのに、今作にないというのは非常に残念です。
今作の武将は初期ステータスの段階では非常に弱く、ある程度のレベルアップやスキル修得をやっておかないと、難易度「易しい」のプレイでも難しいです。
ステージによっては設定されている戦功目標のクリア条件が難しい。
設定されている撃破数の数が多かったり、制限時間が短かったりします。
キャラによって、使い勝手の良さ・成長の格差が大きいです。
今作ではモーションの使いやすさ・成長パラメータの差だけでなく、修得できるスキルによっても使いやすさに差が出ます。
どんなに便利なスキルでも修得できるキャラは限られているので、戦国無双２のように全武将に全てのスキルを修得できる設定でも良かったと思います。
キャラの人選に少々疑問を感じます。
歴史上重要な人物である姜維とホウ徳を消してしまうのは、納得できません。
無双モードのないキャラでも、孫策や孫権、夏侯淵などの名武将にストーリーがないのはどうかと…。
今までの収集要素であった最強武器・軍馬(鐙アイテム)がなくまりました。
武器と軍馬は良いものを得ようとすると、もの凄く運の要素が絡むため、高難易度で何百回と挑戦してもあまり良いものが得られません。
これらの収集要素がないせいで、全キャラの無双モードを終えたとたんに飽きが来やすくなります。
今作でも最強武器と鐙アイテムくらいは残して欲しかったです。
攻撃速度が上がる武器タイプ「技」の効果が発揮されないバグがあります。
そのせいで夏侯惇などのゴテゴテした武器を持つ武将のモーションが使いづらいままになっています。
若干処理落ちが起こります。
門を攻撃している時に武将達が集まったりしていると、動きがスローになります。
画面内の一部の敵兵士が消えたりもしますが、「プレイ不可能なくらい悪い」とまではいきません。
GOOD!の項目で書いた馬呼びですが、時々こちらが呼んでいるにも関わらず、馬がなかなか来ないことがあります。
こちらから馬に近づかないと寄って来なかったり、(こちらの居場所が分からないのか)馬が遠くで単に走り回っていたりしています。
COMMENT
PSP-3000使用
無双シリーズは真・三國無双４(無印・Empires)、戦国無双２(無印・猛将伝)、激・戦国無双をプレイ済みです。
今作に関しては大手スーパーでたまたま新品2980円で売られていたものを、試しに購入してみました。
５をプレイするのは今作が初めてですが、「これはこれで良いかな」と思いました。
連舞システムやキャラのデザイン変更など、新しいことにチャレンジしようとした試みは良かったので、高く評価できます。
ただ、悪いところもいろいろ目立つので「出来はまだまだかなあ」と思います。
全体的なゲーム性・ゲームバランス・面白さ・爽快感・達成感は、過去に発売された戦国無双２の方が上だと感じます。
もっと戦国無双２の良い要素を取り入れたり、世間で言われている悪いところを改善すれば、素晴らしい作品になったと思います。
しかし、５自体がSpecialやEmpiresでシステムがいろいろ変更されて来ているので、正直ここまでくると猛将伝が出るかどうかも疑問です。
タギングに選びましたが、５はけっこう「人を選ぶ」ゲームですので、もう少し今後の５の様子・展開を見てから購入を考えても良いでしょう。
「５にとても興味がある」
「どうしても５Specialの要素を楽しみたい」
という方は今作をオススメします。
値段は中古か廉価版などで安くなってから、買った方が良いと思います。