ペルソナ3ポータブル

中央値: 72 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
77pt
GOOD!
・オリジナリティ
個々の要素は今となっては珍しい物ではないが、AVG要素とRPG要素を上手に組み合わせていて、Pシリーズならではのデザインに仕上げている。美味しいどころ取りというよりバランスがいい。
・ロード時間の速さ
あらゆる読み込みが非常に速い。私はダウンロード版をプレイしているので、読み込みで待たされたという実感はほぼゼロ。メニューの作りが少々やぼったい作りになっているのが残念だが、それでもいいやと思えるくらい、とにかくあらゆる動作が速い。
・ペルソナ合体
肝ともいえるシステム。マンネリかもしれないがやはり面白い。
愛着があるのだけど弱いペルソナ。そんな彼(彼女)をもっと活躍させるべく、本来覚えない技を伝授させてるための合体ルートを思考したり、目いっぱいレベルアップや強化アイテムを注ぎこんでみたり。ゲームクリアだけを考えるなら不必要な努力を、あえてしてみたくなるような魅力がある。
・登場キャラクター
それぞれのキャラクター像が解りやすい。キャラが立ってると言うべきか。にもかかわらず変に狙った台詞などが目立つこともなく嫌みがなかったので、自然とストーリーへ集中できた。特に好きなキャラがいるわけではないが、みな役割を果たしていたと思う。
・戦闘
パーティメンバーにも直接命令ができるようになったので、戦いやすくなった。
BAD/REQUEST
・ポリゴン人形劇の廃止
ほとんどのイベントがキャラ一枚絵とテキストのみで表現されるようになってしまったこと。
・スケジュールに沿ったゲーム進行
ゲームのコンセプトとしては、決められた期間内に効率よくスケジュールを考えて、コミュの育成やペルソナの作成を進行させていくというものなので、そのコンセプト通り、とてもよくバランスを考えて設計された優秀なゲームデザインだと思う。
ただペルソナの作成という視点で考えると、時間の余裕の有無の問題ではなく、終了時間が決められているというのが常に窮屈に感じてしまった。
・ストーリー進行による、仲間キャラの強制排除
こういう要素は必要なんでしょうか。ある程度の効率プレイを要求されるゲームにおいて、結果として大きな無駄を強制される(無駄は回避できますが)というのは残念。また気持ち的にもやるせない。
・ミックスレイドのアイテム化
アイテム化するにしても、ちょっと雑すぎる気がした。宝石が原料の消費アイテムからミックスレイドが出来上がる過程が思い浮かばない。元となる2体のペルソナにまつわる何かが関わってないとおかしい。
COMMENT
PSP-1000使用 ダウンロード版 (男主人公のみクリア)
BADで述べましたが、好きなペースでゲームを進行させたかった。好きなだけ時間を浪費して無駄なこともしてみたいって思える魅力があるゲームだったので。自分は周回プレイはあまり好きではないので、余計そう思ったのかもしれない。
あと仲間がストーリーによって使えなくなる要素については、「なんのために育てたんだよ!」って気持ちになるのは、某エア○スでこりごりなんです、オジサンはw
PSP版では救済あるのかなーなんて淡い期待してたんですけどね。
ポリゴン劇が無くなったことは、ストーリーが楽しめなくなるという程ではないが、あの人形劇が好きだった自分にとっては残念な点。同級生と並んでラーメンすする主人公とか、頭から♪マークがピコンって出る、あのどこか微笑ましい雰囲気は一枚絵では表現できてなかったですね・・。
システムの快適さを含めかなり良質な移植作品だったと思います。ハードの制約などあるでしょうし、個々の不満点のうちいくつかは、どうしようもない事情だったのかなとも思います。自分はトータルで満足できました。この後は女主人公でもう一周楽しむつもりです。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon Customer レビュー日: 2009-11-01ストーリーに関してはPS2ソフト「ペルソナ3FES」に準拠した内容で完成度はかなり高いです。
女性主人公編の序盤、5月初めまでプレイしてみましたが、発生するイベントやコミュ、主人公に対するキャラの反応が異なったりして男性主人公編とはまた違った面白さがあります。
「ペルソナ3がPSPに移植される」との報を聞いた当初、ロード地獄にならないかと心配しましたが全くの杞憂でした。
PSP2000・データインストール無しで遊んでみましたがロード時間はほぼ皆無といって差し支えのない程度です。
マップ切り替え時でも1秒強くらいしかかかりません。
また、PS2版で面倒だったパーティーメンバーの装備変更がキャンプ画面から行えるようになっていたり、1ボタンでのショートカット移動機能が導入されていたりとさまざまな面で快適性を感じられます。
他にも各所に改良が加えられており、「スキルカード」など新要素の追加もあるようなのでこれからガンガンやりこむつもりです。
自分はペルソナ3もFESも既に持っていたので正直今作の購入は迷ったのですが、これは買って正解でした。
今までペルソナ3をやったことがない方はもちろん、既にペルソナ3・FESをプレイ済みの方でも十分に楽しめると思いますよ。
(以下追記)
男性主人公編・女性主人公編を1周ずつプレイしてみての感想です。
あくまで私の主観ですが、男性主人公編は同性キャラとの関わりがやや薄めだったのに対し、女性主人公編は同性・異性に関わらずコミュの内容が濃く、より学園生活に重点が置かれているように感じます。
ストーリーの大筋は双方変わりませんが、この違いのためか同じキャラ・仲間でも男性主人公編とはまた異なった印象を強く受けました。
特に男性のペルソナ使い達(と若干名)とのコミュでは、男性主人公編であまり語られなかったそのキャラの人物像・描写がうまく補完されています。
今作の女性主人公編の追加は妥当であった、と言える内容でした。
目黒将司さん手がける新規BGMも(もちろん旧来のものも含め)相変わらず素晴らしいものばかりでした。
クリア後の評価も☆5です。是非一度遊んでみて下さい。
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GOOD!
P3シリーズは今作が初プレイ。難易度はノーマル、女主人公で2周プレイしました。
高校生活を送りながら戦うRPGといった要素はペルソナシリーズの定番ですが、今作は特にそれが顕著で毎日学校へ通って放課後は寄り道したり、友達とのコミュを築いだりして夜はダンジョンに篭ってレベル上げ…と他のRPGにはない二つの生活を体験出来て新鮮でした。
女主人公での女の子同士の会話は「ああ、あったねえ…こういうのが」と自分の高校生の頃を思い出してしまう程。
P3Pで追加された新キャラも全員、魅力的で良い感じに馴染んでいたと思います。特に青い案内人♂がとても個性的でした。
私はDL版を購入しましたが、メモステインストール無しでも読み込みが早くてとても快適にプレイ出来ました。携帯に合わせて削いだ部分も多いと聞いていますが、それで正解だと思います。戦闘や会話の早送りもボタンひとつで出来るし移動も選択で飛べたりと色々な工夫が感じられます。お陰で一度プレイし始めるとなかなか止められません。
不満にする方もいますが、スキルカードのお陰でお気に入りペルソナを育成しやすくなって思い通りの好みに育てることが出来るのは嬉しい。私のプレイ時間の大半は恐らくペルソナ作りに使った時間だと思います。
女主人公コミュの一部の男性キャラとのやりとりや青い案内人♂のイベントが乙女心をくすぐられる内容になっています。こういうのが苦手な人には合わないと思いますが、乙女ゲーに興味ない私でも不覚にもツボを突かれましたw 他にも女の子同士や犬とのコミュもあったりしてどれも続きが気になるぐらいに魅力的でした。
外見グラが変化する防具を装備した時の仲間の反応や一定パーティでダンジョン探索をしているときに発生する専用会話が豊富で潔いぐらいにキャラクターの個性を全面に出していると思います。
そして、コミュで築いだ関係が最終的にイベントで活かされる熱い展開がとても感動的でした。エンディングも含めて未だに賛否に割れる内容でしたが、いい意味でアトラスらしい展開だったと思います。
BAD/REQUEST
携帯機の快適さの為に削いだとはいえ、イベントに動きが無いと説明不足な部分が多くて分かりづらかった。特にあの場面であのキャラはどうしていたのか?とか色々…説明が無いまま終わったイベントが多くあります。せめてイベント用の一枚絵を用いるとか理解しやすいように工夫して欲しかった。でも、修学旅行イベントのようなあまり上手いとはいえないアニメ絵はいらないです…。
無印版から間が長かったとはいえ、今作描き下ろしの顔グラが別人すぎるキャラがいる。特に途中加入する先輩の顔グラはコミュでもよく使われるので違和感が拭えなかった。
PS2版では主人公の武器に固定が無かったそうですが、今作では主人公の武器が斬属性に固定されていて仲間達にも斬属性使いが多く、戦闘バランスが悪い印象を受けました。特に打属性は最終的に一人だけになるので打属性が弱点で斬属性反射効果を持つ敵にはいちいちペルソナ召喚に頼るしかなかったりと不便な部分があった。
他にもアイテムメニューの表示数が少ないので終盤になるほどアイテム探しが大変だったり、ベルベットルームで不要なペルソナ削除が出来なかったり、と細部に気になる部分がありました。こういう不便さが無ければ快適さは5点でした。
他にも学校での顔グラがずっと普段着のままのキャラがいたり某イベントでとあるキャラが夏なのに冬服の格好だったりとプレイして気づきやすいバグが多少あることも気になりました。
個人的な意見ですが、一部の女性同士のコミュやイベントで同性として違和感を感じる場面がありました。そのイベントでの相手は女アンドロイドや青い案内人♀と人外でしたが、これはちょっと…と思いました。他にも小学生との関係が選択次第で…という展開もちょっと受け入れづらかったです。(一応、避けることは出来ますが)
COMMENT
PSP-3000使用。
どうして早くからこのゲームをプレイしなかったんだろう。いや、PSP版からプレイして良かったのかもしれない。…というのが第一の感想です。
携帯機で快適にプレイ出来る上に周目引継もあるので毎晩、寝る前にプレイして女主人公で2周しちゃいました。三周目になってようやく男主人公で始めたところです。
やっぱり女主人公を追加したというのが大きいと思います。同性なので女主人公に共感しやすくて高校生活を思い出しつつ、男性キャラとのコミュにメロメロにされつつ…と十分に楽しめましたw
キャラクターを全面に出しているので好みが分かれる作品ですが、ちゃんとRPGもしているので携帯機で遊びたいRPGの一つとしてお勧めします。