ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 4pt | 0pt |
66pt
GOOD!
『オリジナリティー』
カメラを使うとこっちを見てくれる機能。
感動したことと言えば、あのキャラの出現条件とその後の展開。
最初は全くこっちに興味無いような姿勢貫いてたのに、だがそれが良い。
『グラフィックス』
キャラに関しては、可もなく不可もなくという感じで、良くも悪くも年齢や趣味嗜好の対象を幅広くとった感じの絵柄。
でもヤミ子のは大好きです。
最近のゲームでは珍しいアニメムービーは結構良かった。
『サウンド』
耳に残る曲は無かったが、場面にあった曲は流れていた。
『熱中度』
作業ゲームではあるのだが、時間を忘れて没頭してしまう。ただし、ギャルゲーとしてではなく、主人公の成長が好き。
『快適さ』
当初三年という年月はさすがに長いだろうと思ってはいたが、インストールすればロードも短くテンポ良くすすむ。
『難易度』
固定でこなさなければならないイベントも無く、好感度を上げれば自動で発生するため、簡単過ぎるかもしれない。爆弾処理もにしてもセーブロードで楽に行えるし、爆弾処理していたら、勝手に好感度が上がっていたということも…………。
BAD/REQUEST
デートに遅刻したヒロインは毎回同じ言い訳を繰り返し、しかもその台詞がデート中の会話よりもずっと長い。
デートイベントは恐ろしいほど淡泊。デート中の独自会話が一言で終わり、後はテンプレート会話。
手をつなぐイベントも毎回同じ台詞ではない方がマシ。
デートすら作業になっている。
COMMENT
見知らぬ男から掛かってきた電話を違和感なく受け取り、いきなりデートに誘われてもすぐにOKするのは、自分的にはゲームシステム上仕方ないことだと納得はしている。
しかし…………。
それをさっ引いても色々と思うところはある。
キャラ独自のイベントがなさ過ぎるため、外見が濃いキャラですら弱さを感じる。
特にあるヘッドフォンは台詞がアレなだけで、性格は至って普通。
終盤のイベントもありきたりなりに、感情移入できるようなっていれば良かった物を、尻切れトンボ。
キャラが弱くて、イベントも弱いヒロインって一体何を魅力的に感じれば良いのか。
ユーザーが何を求めてゲームを購入するのか、一度考えてからつくって欲しかった。
期間を一年にしたり、ヒロイン数を半分に減らしてでも、せめてまともな『恋愛』シュミレーションにして欲しかった。
Amazonレビュー
レビュー者: うし太郎 レビュー日: 2009-12-04まず、ゲームとしてのシステムの完成度の高さに驚かされます。
イベント数も多く、やるべきことは多いにもかかわらずテンポ良くゲームが進行するので、無駄なストレスを感じません。
複数回のやり込みプレーを前提にしているゲームである以上、この部分は非常に重要で、読み込みの速度(要インストール)やインターフェースの使いやすさは特筆物であり、特に2のディスクチェンジのときのようなテンポの悪さは完璧に改善されているので、非常に快適にプレーできました。
特技システムも面白くチュートリアルも分かりやすいので、すんなりとゲームの世界に入っていけた点も◎
新技術のモーションポートレートもかなり自然な動きで良い感じです。
3のときの悪夢を払拭してくれました(笑)
立体音響技術もなかなかいい感じで、1000円の安ヘッドフォンでもそこそこ音の奥行きを感じさせてくれました。
ヒロインが耳元とでそっとささやくなど、ゲームの雰囲気を良い感じにアシストしてくれています。
何にでも新しい技術を盛り込めばいいってものでもないでしょうが、こういう目立ちにくいところにも新技術でチャレンジする姿勢って好きです。
ラブプラスのような手つなぎモードもいいアクセントになっていて楽しめます。
嫌いな人は受け付けないかもしれませんが、明らかにおかしなデートの選択肢も健在で、RPGバトルや縁日など、シリーズファンならニヤリとするような演出も満載で、初代からやっている自分は素直に楽しむことができました。
この手のゲームの宿命かもしれませんが、絵柄への評価は少々厳し目のようです。
確かに少し控え目ではあるけど、どのキャラも魅力があって個人的には気に入っています。
このあたりはあくまで個人の好みになりますが、個々のヒロインの背景やイベントはどれも丁寧に作られていて、作り手のこの作品に対する誠意が感じられます。
やり込めば、きっと愛着が湧いてくるんじゃないかな?
むしろ1や2のようなぶっ飛んだ設定や髪型にした方が反発が大きかったんじゃないでしょうか?(自分は好きですが)
ただし、このゲームを十分に楽しむためには、インストール用にそれなりの容量のメモリースティック(512M程度だと他のデータを圧迫する)と音声合成データのダウンロード用に無線LANの環境が必須になります。特に売りの1つであるはずの「音声合成データ」が無線LANでダウンロードする必要があるところは減点です。
なくてもゲームは楽しめますが、ヒロインに名前を呼んでもらえるのはやはりこのゲームのキモなので。。
ヘビーユーザーは何とかするでしょうが、新規のユーザーは不満に思うかもしれません。
もちろん不満な点や好き嫌いはあるでしょうが、全体的に非常に丁寧なつくり込みがされており、1つのSLGとして考えても高く評価できます。
シリーズの良いところを引き継いで発展させた、ときメモシリーズの新たなスタンダードになり得る良い作品だと思います。
12/05 追記
やはり、このシリーズ独特の「ノリ」やお約束のサプライズは満載のようです。
PSPになって、一般受けがするようにそういったノリや表現を抑えているのかと思いましたが、決してそういった展開ばかりではないようです。
ゲームとしてうまくまとまっていることとは別に「ときメモはときメモである」ということが言えそうです。
12/07 追記'A
これから購入しようと思っている方はネタバレにお気をつけください。
現在、「ときめきメモリアル4」とgoogle検索するだけで、今作品でのもっとも重要と思われる要素が分かってしまう可能性が高いです。
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GOOD!
・ときメモシリーズの最新作
初代はギャルゲーブームの火付け役であり、家庭用ゲームにギャルゲーという一大ジャンルが築かれるきっかけとなりました。3で失速して最新作はもう出ないものと思っていたので嬉しかったです。
・ロードが短い
メディアインストール(432MB)すれば、非常に快適にプレイできます。PSP?1000でプレイていますが、ほぼロードは気になりません。スキップも相当早く、イライラすることはありません。口で言うのは簡単ですが、これが実現しているゲームは驚くべきほど少ないです。細かいところでBADな面もありますが、この快適さは特筆すべき点なので5点を入れました。
・前作からの正統進化
変な要素を追加することなく、前作と同じようなプレイ感覚でプレイすることができるのは、このように前作から間があいた作品の最新作としては無難だったと思います。同じような展開や同じミニゲームを手抜きと感じる人も少なくないとは思いますが、私のように初代から遊んでいるプレイヤーにとっては非常に懐かしいと共に、嬉しく感じました。
・電話のシステム
以前だと、1人に電話するだけで貴重な休日の行動を潰してしまうことになり理不尽さを感じていましたが、今回は行動回数に数えられないので非常に助かります。まあ、以前がおかしかっただけとは思いますが。
・立体音響
イヤホンをつけていると、一部のイベントで片耳からだけ声が聞こえてきて、実際に聞くと分かりますが本当に囁かれているような印象を受けました。これはよかったです。サウンドで4点をつけているのもこれがあったからです。ただ、立体音響が使われるイベント数が少ないのは残念でした。
・特技システム
組み合わせにより攻略が楽になり、高難度キャラ攻略の助けになります。学期初めにしか付け替えができないのは不便ですが、自由に付け替え可能だったら便利すぎるからこんなものでしょうね。
BAD/REQUEST
・キャラクターデザイン
顔の輪郭が全体的に縦長でのっぺりしています。そのせいで、正直あまり可愛くないんですよね(一部キャラのぞく)。ギャルゲーとして致命的だと思います。購入するまで相当悩みましたし、ときメモの最新作でなければ間違いなく購入していませんでした。
初代が出た15年前ならこれで十分でしたが、今はユーザーの目が肥えていますし、ゲームだけでなく漫画やアニメも萌え系への偏りぶりが激しい中、よくゴーサインを出したものだと思いました。
・手つなぎイベント
パッケージ裏でも「ドキドキUPな新モード搭載!」と売り文句の一つにしていますが、トゥルーラブストーリー下校会話のごく一部を真似ただけのものでした。ただ表示された数のハートを投げていって、最後に手をつなぐことに成功するかしないかだけ。ゲーム性の欠片もありません。しかも、1回成功したら次のデートから、一緒に帰るとき必ず自動的に手をつなぎます。まあ、毎回あのゲームをやられても鬱陶しいだけですが。
初回だけは「おお……」とはなりますが、それ以降は自分から手をつなぐか、相手から手をつなぐかの2パターンしかないのですぐ飽きます。
・声かけモード
今までは下校時に会う女の子は突発イベントのようなものでしたが、これによって会うキャラをある程度選ぶことができます。
ただ、×ボタンで高速表示をしていると声をかけそびれることがあるので、せっかくの高速スキップも平日コマンド実行中は宝の持ち腐れになるのがなんとも。
まだこちらにときめいているキャラがいない場合に男子キャラに声をかけると何らかのパラメータが少しアップする、一緒に下校すれば評価などが上がると多少はメリットがありますが……。難度が高いキャラを攻略中でもない限り、呼び方を変更するとき以外は無視していいシステムなのがもったいなかったです。
・爆弾
これはもうときメモシリーズお約束なので文句を言うのが筋違いなのですが、単に知り合いの状況でも放っておくだけで爆弾がつくのはやめてほしかったです。ある程度こちらから粉をかけておいて途中から無視という場合は爆弾がついても仕方ないとは思いますが。
そのため、攻略の基本として、登場する女の子をできるだけ少なく抑えるようにプレイする必要が出てきます。お約束なんですけどね。でも、もし5を出すようなことがあるなら、再考してほしいところです。ただ、そうなるとただでさえ易しめな難易度がさらにヌルくなりますが。
・プラトニックすぎるラブ
「卒業するときに伝説の樹の下で告白すると永遠に幸せになれる」という伝説。それがときメモシリーズの大前提なので文句を言うのはやはり筋違いなのですが、それでも一言。
3年間もデートを重ねて手つなぎどまり。最後にようやく告白。今時の中学生、いや、ヘタしたら小学生よりもプラトニックすぎてどうしても違和感がぬぐえません。ゲームの方向性が違うので仕方ないんですけどね。
・合宿風呂覗きイベントがなくなった
シリーズお約束だっただけにショックでした。
・コマンド選択
アナログスティックで選ぼうにも判定が微妙で、結局十字ボタンで選ばなければなりません。少し面倒です。
・ミニゲーム
体育祭のミニゲーム、綱引きは簡単なのに、100m走と二人三脚は七河が強すぎてバランスが悪いです。あと、文化祭シューティングゲームは出してほしかったです。
・音声合成システム
無線LAN環境がないと使えないのが厳しいです。そのうち時間ができたら、フリーのアクセスポイントに出かけようとは思っていますが。
COMMENT
BADを多めに書きましたが、キャラクターデザイン以外には不満はないです。ときメモシリーズファンは購入して損はありません。ただ、ときメモシリーズをプレイしたことないなら若干微妙かもしれません。
初代の大ヒットにより、家庭用ゲームでギャルゲーは金になるということで、ギャルゲー市場が急速に拡大していきました。そして、初期のギャルゲーは多かれ少なかれときメモの影響を受けている面があり、ゲームシステムとして「主人公、もしくはヒロインの能力値=パラメータが攻略の重要な要素になる」というSLGでした。ときメモ自体、プリンセスメーカーの影響を受けているとは思いますが。とにかく、パラメータをいじるのがゲームの大部分なんですよね。そして、パラメータによってイベントが起こると。
しかし、とあるメーカーのPCゲームが続けて大ヒットしました。それらはSLGの要素はなく、シナリオを中心に据え、要所要所の主人公の選択によってシナリオが大きく変わっていくノベルゲームでした。これにより、ギャルゲーはこぞってAVGへと流れていきます。プログラム的に比べ物にならないほど製作が楽ですし、当然と言えます。この傾向はギャルゲーブームが過ぎ去った現在でも変わっていません。
今あるギャルゲーの大半はAVGであり、ときメモをプレイするときにそうしたゲームを念頭に置くとまず間違いなく失望します。なぜなら、ときメモは女の子とのイベントは非常に淡白ですから。SLG形式のゲームでもイベントに力を入れているゲームはいくらでもありますが、ときメモ4は初代からのゲーム性を維持しているので、デート1回1回が非常に短いです。なので、登場キャラたちとのめくるめく高校ラブ生活などというイメージを持っていたら「だまされた!」と思うこと必至です。
もちろん、女の子とのやり取りで楽しめる面も多々ありますが、そういう方面に特化した他ゲームと比べると見劣りするのは間違いありません。目当ての女の子を攻略するために主人公をどう育てるか、という育成ゲーム要素が強いので。
購入を考えるときは、そうした面を考慮するのがよいかと思われます。
最後にもう一度だけ。
メモラーなら購入して損はありません。ときメモの最新作として、完成度は非常に高いです。