ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 1pt |
93pt
GOOD!
「キャラデザ」
発売前に友人と今度のときメモはキャラデザをクビにするレベル等とバカにしあっていたのですが、ごめんなさい。これとてもいいです。素っ気無い普通の女の子がだんだん可愛い服を着たり言動を見せてくるのはいいです。スルメ系なキャラデザですね
「テキスト」
面白い!おバカ系の選択肢とか多くて楽しいです。ガチガチの攻略をするよりも女の子のリアクションを楽しむほうが自分は楽しめました。ちょっとした週刊少年漫画のラブコメ見てる感じですね。
「システム」
今回快適さが凄いですね。リプレイを前提にスキップ機能がしっかりしてます。あと下校イベントとかゲーム性の駆け引きのある調整もされていて進化してます。
「女の子・ストーリー」
これはちょっと差があります。明るい女の子は総じて平坦で、影のあるのやツンツンしてる人ほど波があって引き込まれる感じで。こんな女が可愛いと思えるわけねーだろって不良少女が俺達親友だろ?とか言い出したり絆が深まっていく過程はどんな作品でも面白いものです。
「やりこみ」
勲章とか特技はいいですね。やるのが義務って感じる人には迷惑かもしれないですけど、プレイ記録が残るのは好きなんです。
「難易度」
簡単すぎます。一部に難しい人がいるんですが、ゆるいバランスのおかげで気負わず遊べていいですね。CGコンプとかやりだすとカンニングしなければちゃんと難しいですけど。
BAD/REQUEST
「作画」
もうちょっと可愛く書いてあげてもいいんじゃないんですか?ってぐらい淡白です。初発表時はこいつら全員男か?なんて思いました。まぁセックスアピール強い表情の絵は一般人が引きますから、けど、うーん
「ハル」
この人の好感度上がりすぎじゃないですか?あとCGコンプの条件がえげつないです。
「ダウンロードコンテンツ」
サブストーリーが携帯電話のアプリゲーで配信。簡便してください。データ引き継げないし、電池もたないし、仕事柄壊れやすいんです。
「難易度」
簡単な調整なんでメインターゲット決めてガッチリ攻略すると3年目でマンネリして消化試合になるのがイマイチです。3年目はわざとイジワルな質問したりコミュニケーションゲームしたりしないと飽きるでしょう。そうならないように慣れたら勲章狙いましょう。
COMMENT
メタルユーキさんスタッフさんキャラクターデザイナーさん、発売前にクソゲー確実とかバカにしてごめんなさい。名作でした。
でもあんまり売れてないようですね。3からのブランクと前評判を覆せないようで少し残念です。是非ともこれに懲りずに5に繋いで欲しいです。恋愛とか萌えとか抜きで楽しいゲームでした。
Amazonレビュー
レビュー者: うし太郎 レビュー日: 2009-12-04まず、ゲームとしてのシステムの完成度の高さに驚かされます。
イベント数も多く、やるべきことは多いにもかかわらずテンポ良くゲームが進行するので、無駄なストレスを感じません。
複数回のやり込みプレーを前提にしているゲームである以上、この部分は非常に重要で、読み込みの速度(要インストール)やインターフェースの使いやすさは特筆物であり、特に2のディスクチェンジのときのようなテンポの悪さは完璧に改善されているので、非常に快適にプレーできました。
特技システムも面白くチュートリアルも分かりやすいので、すんなりとゲームの世界に入っていけた点も◎
新技術のモーションポートレートもかなり自然な動きで良い感じです。
3のときの悪夢を払拭してくれました(笑)
立体音響技術もなかなかいい感じで、1000円の安ヘッドフォンでもそこそこ音の奥行きを感じさせてくれました。
ヒロインが耳元とでそっとささやくなど、ゲームの雰囲気を良い感じにアシストしてくれています。
何にでも新しい技術を盛り込めばいいってものでもないでしょうが、こういう目立ちにくいところにも新技術でチャレンジする姿勢って好きです。
ラブプラスのような手つなぎモードもいいアクセントになっていて楽しめます。
嫌いな人は受け付けないかもしれませんが、明らかにおかしなデートの選択肢も健在で、RPGバトルや縁日など、シリーズファンならニヤリとするような演出も満載で、初代からやっている自分は素直に楽しむことができました。
この手のゲームの宿命かもしれませんが、絵柄への評価は少々厳し目のようです。
確かに少し控え目ではあるけど、どのキャラも魅力があって個人的には気に入っています。
このあたりはあくまで個人の好みになりますが、個々のヒロインの背景やイベントはどれも丁寧に作られていて、作り手のこの作品に対する誠意が感じられます。
やり込めば、きっと愛着が湧いてくるんじゃないかな?
むしろ1や2のようなぶっ飛んだ設定や髪型にした方が反発が大きかったんじゃないでしょうか?(自分は好きですが)
ただし、このゲームを十分に楽しむためには、インストール用にそれなりの容量のメモリースティック(512M程度だと他のデータを圧迫する)と音声合成データのダウンロード用に無線LANの環境が必須になります。特に売りの1つであるはずの「音声合成データ」が無線LANでダウンロードする必要があるところは減点です。
なくてもゲームは楽しめますが、ヒロインに名前を呼んでもらえるのはやはりこのゲームのキモなので。。
ヘビーユーザーは何とかするでしょうが、新規のユーザーは不満に思うかもしれません。
もちろん不満な点や好き嫌いはあるでしょうが、全体的に非常に丁寧なつくり込みがされており、1つのSLGとして考えても高く評価できます。
シリーズの良いところを引き継いで発展させた、ときメモシリーズの新たなスタンダードになり得る良い作品だと思います。
12/05 追記
やはり、このシリーズ独特の「ノリ」やお約束のサプライズは満載のようです。
PSPになって、一般受けがするようにそういったノリや表現を抑えているのかと思いましたが、決してそういった展開ばかりではないようです。
ゲームとしてうまくまとまっていることとは別に「ときメモはときメモである」ということが言えそうです。
12/07 追記'A
これから購入しようと思っている方はネタバレにお気をつけください。
現在、「ときめきメモリアル4」とgoogle検索するだけで、今作品でのもっとも重要と思われる要素が分かってしまう可能性が高いです。
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GOOD!
・最大の魅力は、携帯機で「ときメモ」ができる
・ソフト全体的に総じてクオリティが高い、細部まで丁寧に作られている
・あっさりしたキャラクターデザインに好感が持てる。
BAD/REQUEST
・これが無いと「ときメモ」では無くなってしまうが、爆弾処理を考慮しなければならない点。
いい加減疲れます。
・長くはないが、頻繁に入る読み込み。会話、電話、小遣い、あらゆる場面で細々と待ち時間が発生する。我慢できない程ではない。
COMMENT
自分はもう「ときメモ」に合わない人間になっちゃったんじゃないかと感じてしまった作品。
一つ一つの要素はとても丁寧に作られ、一部バランスの悪い点も見られるが、目に余る点も無く優秀なソフトだと思う。
ただし、
初代から受け継がれてきた「ときメモ」の代名詞とも言えるいくつかの要素。
・自分もPCE版から全ての作品を遊んできたので、「爆弾処理」は当然の要素だと解った上で今作もプレイしたが、今さらながらに苦痛を感じてしまった。
ほとんど会話もしたことのないような仲の子が「傷ついた」と噂を広め、その火消し作業及び、噂自体の発生を抑えるべく、好きでもない子のご機嫌をとるためにデートのローテーションを強要されること。
・上記リスク回避のため、出現する女の子を絞らないといけないこと。
・そして卒業時の告白にて初めて「お付き合い」が成立するという建前。それまで何十回とデートを繰り返し、誰がどう見ても恋人同士のような仲なのに、卒業というゴールがあるために、3年間ずっと「恋人一歩手前」を継続させなければならないという点。
これら「ときメモ」の大前提ともいえる要素が、もう自分には我慢できないものになってしまいました。PCEやPS1の時代にはものすごく楽しめたのに、もう今となっては自分にとっては面倒でかったるい物になってしまった。
そんなん言うなら「ときメモ」なんか遊ぶなよって言われてしまいますが、まさしく自分が「ときメモ」楽しめる人間ではなくなったのかな・・・と感じたソフトでした。
逆に言うと、鉄板の「ときメモ」だと思います。裏切りません。