R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-
中央値: 67 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 17.49 (難易度) 4.17 mk2レビュー数 6ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt | 4pt |
51pt
GOOD!
・前作と比べてステージ、ユニット数が大幅に増えているので、プレイし甲斐がある。
あの101にも上るRシリーズが様々な状況、勢力別で出現してくれるため、特別思い入れのあった機体などを中心に編成するなど、R-typeマニアにはたまらない仕様なのが嬉しいです。
・開発のマップ表示が搭載された為、見て楽しむ要素が増えたように感じる。
前作のように開発一覧だけではなく、各機体のジャンル別でツリー表示も出来るため見ていても楽しめる、わかりやすい一覧が追加されていました。
・ユニットの特性や新たな機能が搭載された事で、戦略の幅が広がっている。
ジャミングや亜空間ソナー、その他様々な追加要素が戦略に幅を持たせていました。前作では微妙だった地球側人型機体もジャミングで隠して待ち伏せ部隊として使用するなど、活躍出来る場を与える事が出来ました。
・マップ構成。
前作を踏襲したモノやSTGシリーズそのままのステージなど、感慨深いモノがありました。「使い回し」と言われてしまうかもしれないですが、逆に使い回してくれてありがとうと言う気持ちのほうが強かったです。
BAD/REQUEST
・難易度が嫌らしい。
前作のように敵味方のユニット数がほぼ同数で地形を巧く利用して攻めてくるのではなく、敵が多い、地形が不利極まりない、と言う状況であることが多いです。ステージによっては初回プレイはトレジャー集めと敵配置を覚え、二回目でクリアを目指す事を強いられるような気がします。段々と「ココをクリアしたら次はどんな嫌なステージなんだろ…」と先に進む事が楽しく思えなくなってきました。
・開発出来るユニットの数は多いが、意味のない機体も増えた。
上位機種が出るとは言え、性能を見ると回避率が2%上がっただけだったり、下手すると耐久力が減っているだけと言う機体も存在します。もう少し各機体の特長を出しても良かったのではないでしょうか。またユニットが多いのは良いのですが、エーテリウムが得られる環境が殆どないため、前編プレイ時は友達と対戦→降伏しあって資源を稼いでしまいました。
あと、開発の際、いちいち艦隊編成へ移動したり、メインメニューに戻るのが面倒に感じました。
・副官システムが必要ない。
個人的には硬派な空気が良かったのですが、中途半端に萌え要素を入れても評価する方は少ないのではないでしょうか。また副官ボイスをonにすると同じ内容を言い回しを変えて二度言われる、聞かれるので鬱陶しいです。
COMMENT
この時代に珍しい硬派なシミュレーション、しかもR-typeの世界を見事なまでにシミュレーションに昇華しているので、昨今のシミュレーションとはまた違った戦略性が楽しめるのがこのシリーズの最大の売りです。
元々、一見さんお断りな空気は持っているものの頑張れば何とか出来ると言うR-typeシリーズの難易度を損なわずにシミュレーションに仕上げている点で前作は非常に評価出来ましたが、今作はただ敵が多いだけと言う難易度の上げ方なのでセンスも何もありません。
この敵配置、数のお陰でステージによっては決められたユニットで決められたルートを進まないと限りなくクリアが不可能に近かったりと、折角の多彩なユニットがあっても使うユニットが固定化してしまい楽しみきれません。
ジャミングの追加により、このような難易度の上げ方しか出来なかったのかもしれませんが、最後まで敵側は効果的にジャミングを使ってきませんしジャミング自体いらなかったのではないかなとも思いました。
前作があまりに面白かったので今回も待ちに待って、発売延期の情報を知らずに10月28日に早々に仕事場から逃げ出してゲームショップを何軒も探しまわってしまいましたが、コレではがっかりと言わざるを得ません。
とは言え、一部のマップほぼ全体波動砲ボスとか「してやられたー」って感じで楽しかったですし、グリーンインフェルノ戦も本当に面白かったです。
敵の数さえしっかり調整してくれれば、年末ながら今年一番のゲームとさせていただけたのですが…でもやってしまう自分もいたり。
Amazonレビュー
レビュー者: もときようへい レビュー日: 2009-12-13そして難易度に関しても大幅に上がっています。中盤のミッションですでに前作バイド編最終局面に匹敵する難易度です。
R-TYPEというゲームに思い入れがなく、SLGが苦手という人にはちょっとお勧めしにくいゲームです。
しかしフォースや波動砲など、R-TYPEのシステムをSLG上に落とし込んだシステムは非常に戦略性が高いですし、
FINALで登場した機体のほとんどが登場するなど、R-TYPEファンにとってはたまらないゲームでもあります。
前作をプレイして、難易度が物足りないと感じた人は買ってみてはどうでしょうか?
今作から始めようと思っている人は、攻略本が出るまで待つか、先に前作(DL版がロードが短くてお奨め)
をプレイしたほうがいいと思います。
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GOOD!
まず第一にユニットの増加。前作の倍以上と謳われていますが、本当です。漢のパイルバンカーのハクサン系、デコイ波動砲のエスコートタイム系、巨大戦艦グリーン・インフェルノなど、ラインナップに関して不満はありません。ジャミングや亜空間ソナー、鹵獲など新システムも加わり、もはやこれはR-TYPEでしかできないことでしょう。オリジナリティは文句無しです。
グラフィックも、ユニットが増えたのに手抜きせず造形がしっかりしています。かつてのボスが3D化されたのを見ると嬉しくなります。前作より優れているとは思いませんが、かなり良い部類です。
音楽は前作の使い回しが多いですが、ドプケラドプスや巨大戦艦では初代のアレンジ曲が流れ、押さえるところは押さえた感じです。
ミッション数も大幅に増え、クリアまでは70時間以上かかるでしょう。ボリュームは相当のものなので、やり応えや達成感は十分味わえると思います。RPG以外でここまで時間をかけたゲームは久しぶりなので、満足度も5点とします。
ゲーム本編にはほとんど関係ないのに、副官の絵柄変更や航行日誌のデザイン変更、選択肢など、妙なところに凝っていて遊び心満載なのも面白いです。何気にストーリーは番外編以外はフルボイスで、ふざけた選択肢でも読み上げてくれます。愛してるぜ、ベイビー!(本当にこういう選択肢があります)
BAD/REQUEST
やはり難易度の高さでしょうね。全体的に敵の数が多くなり、前作の2?3倍の敵を相手にすることは多々あります。加えて制限ターン数も厳しく、前作をやり込んだ人でも苦戦必至なので、初心者は詰んでしまうのではないでしょうか。もちろん全部がそういうわけではなく、時々息抜きに楽勝なミッションもあるのですが…。
音楽に関しては?や?、LEOのステージやボスも出るので(逆に言えばDELTAのステージ、ボスは出ない)、そこにもアレンジ曲が欲しかったところ。ドプケラドプスと巨大戦艦だけ優遇されすぎです。
ロードは、戦闘ムービーは前作よりは早くなったと思いますが、メニュー画面は依然遅いと思います。
最後に、番外編のストーリーはあって無いようなもので、前作ほどの切なさや感動は得られませんでした。
COMMENT
PSP-1000使用。
前作の不満点がほぼ解消された、と思いきや、難易度が上がって手軽さがなくなってしまいました。まあ確かに前作は冗長ではありましたが、本作は難易度調整が極端だと感じました。前作と本作の中間がちょうど良かったかなと思います。
コンバイラの更なる飛躍、そしてボルドの更なる冷遇が見られますので、前作プレイ済みの人は是非。
不満点もあるものの、アイレムが総力を結集して作ったゲーム、という雰囲気や意気込みが十分感じられるものであり、確実に前作は超えたと思います。
最後にもう一度…愛してるぜ、ベイビー!