ダライアスバースト
中央値: 71 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 10.57 (難易度) 2.62 mk2レビュー数 13ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt | 3pt |
91pt
GOOD!
傑作STG。
ここ数年でスペースインベーダエクストリーム1・2と非常にレベルの高いSTGを発信しているタイトー(プロデューサーアオキヒロシとサウンドチームZUNTATA)が、STGとしてブランドを持つ「ダライアス」シリーズを制作した。
インベーダは、娯楽としての楽しさを十分に表現した作品だ。「ダライアス」は、娯楽のうえに表現するものが付け加えられるシリーズ。結果として、十分な娯楽性の上に表現が付け加わった稀有なゲームになっている。
●言葉で表現しない世界感
惑星間をまたぐ人類の勃興を舞台にし、この壮大な舞台と惑星間航海をゲーム中で表現しプレイヤーに感じさせることに成功している。その壮大なスケールは、言葉や大量シーンに頼らず、すっきりとテンポよく演出されている。パロディで表現される世界観のゲームが多い中、神秘的で壮大な世界観が素直に嬉しい。
このシリーズの伝統いえる各演出と音楽の高い調和性が顕在。ゲーム場面、音楽、各効果音までもが各要所で調和しているのは、伝統とはいえ特筆に値します。
●変わらぬSTGとしての面白さ。
STGの根幹である「避ける」、「打つ」、「スコアを稼ぐ」の面白さが斬新ではないが丁寧に練りこまれている。おかげで繰り返しのプレイに耐えうるクオリティに仕上がっている。新システムのバースは、ダライアスシリーズ・STGとしてうまく調和したシステムになっている。稼ぎやプレイにおいても根幹となるシステムが、ゲームが面白くなるよううまく作用している。
●圧巻のKゾーン
敵との激しい攻防に対して、背景は敵艦隊が儀式に参列するように静観、道中のBGMも今までも各面と打って変わってゆったりと悠久歴史を感じさせるものになっています。
そしてラスボスの登場、別格のBOSS、その攻撃、そのBGMは、過去の傑作のSTGと比べても引けを取るものではありません。STGを楽しめる人ならば体験する価値があると思います。
BAD/REQUEST
シューティング初心者への配慮がすくない。
ボタンを押せば弾がでるカジュアルなゲームですが、バーストシステムや設置バースト、カウンターバースト、アームの存在などは説明書を読んでも分かりにくい。
私の兄(ゲームを良く遊ぶがSTGはぼちぼち)に遊んでもらったが、設置バーストのやり方を分からず遊んでいましたこれらのシステムを理解しているかによって、楽しさが大きくかわるので是非とも、初心者導入ミッションやチュートリアルが欲しいところ。
COMMENT
「PSP-3000使用」、液晶20インチに出力、スピーカー出力で遊んでます。
また、本作は音楽に非常に力をいれていますので、プレイされる方はイヤホン等でプレイされることを推奨します。
●携帯ゲーム機として、STGの入門作として
忙しい社会人も満足して遊べるSTG。アーケード、やりこみ高難易度バースト、ごく短い時間でさっくり楽しむミッションモードと色々なあいまの時間やスタイルで楽しめるようになっています。
3種のゲーム難易度(弾の速さ、敵の量、ボスの攻撃方法の変化、点数稼ぎ方)の差を楽しみが損なわれないよう配慮されている初心者から上級者まで楽しめるように配慮されている。
そのうえで上級者にはバーストモードと高レベルのミッションを準備し、初心者には、イージモードと低レベルのミッションモードを準備しているので幅広いニーズに対応している。
●総合的に非常にレベルの高いゲームです。
ゲームデザイナーが非常に高いレベルで全体を調和させることに成功しており、STGがもっている世界観への強い没入感や高密度の満足感を実現できている稀有なゲームになっています。STGが全盛の時代ではなく、今現在にあることに大きな感動と感謝をいたします。
Amazonレビュー
レビュー者: まいる レビュー日: 2011-06-28そんな金額でよく作れたなと思うが、ダライアスの炎を消したくない人達が根性で作ったのだと思う。
同じボスや、面が少なかったりもするけど、それでも嬉しい。
ゲームセンター版の、ダライアスバースト アナザークロニクルもプレイしたが、さらに迫力の面白さになっていた。
こちらも、開発費はPSP版プラスアルファ程度だったらしい。
あのボリュームを考えると、ゲームセンター版の方が驚愕の開発費か。
自社開発をしなくなり、影が薄くなってしまったイメージのタイトーだが、よく親会社を説得したと思う。
タイトーや、開発した会社には頑張って続編を作ってもらいたい。
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GOOD!
・久々にダライアスの最新作が遊べる
・超久々に横長画面でダライアスが遊べる
・ハード性能の向上でGダライアスよりも3Dキャラの動きが軽快
・撃墜されても武器の性能が落ちないのでやる気が喪失しない
・BGMは(一部の曲のみだが)ダライアスらしい独特な雰囲気がある
・ミッションモードでは懐かしのダライアスシリーズのBGMも収録
BAD/REQUEST
・過去のダライアスと比較して全般的に演出が地味で爽快感も低め
・ボスを破壊してもアッサリとゾーン選択画面へ移ってしまい興が無い
・ステージ数や敵の種類が少なく使い回しが多い
・ボスの攻撃パターンや破壊可能なパーツが少ない
・ボスにダメージを与えても疲弊感が画面から感じられず凶悪化もしない
・バーストモードは難易度設定不可・アーム回復不可・残機0でマニア専用
・ミッションモードは単なる縛りプレイ強要モードでマニア専用
・バースト操作や武器選択などパズル的要素が強くややパターンゲーム的
・ボムのような緊急回避的なものは無くヌルいプレイヤーには厳しいシステム
・携帯機のコントローラでは複雑なバースト操作は難しい
・バーストカウンターはタイミングがシビアすぎる
・ウェーブが敵を貫通しない
COMMENT
PSP?2000使用。
アーケードモードクリア済み、バーストモードクリアできず、
ミッションモードレベル2で行き詰まり。
過去のダライアスシリーズは概ねプレイ済み。
シリーズ中で最も好きな作品は「ダライアス外伝」。
シューティングの腕は並以下
(外伝の最も簡単なルートをノーコンティニュークリアできる程度)。
シューティングというジャンルの衰退で続編は絶望的と思われていた中、
シリーズの最新作が登場というだけでも価値ある作品です。
家庭用オリジナルのダライアスといえば、あまりよい記憶はありませんが、
今作はダライアスっぽさが比較的よく出ていると思います。
海洋生物をモチーフにした巨大戦艦との対決といった醍醐味は健在です。
システムはGダライアスがベースとなっており、キャプチャーが廃止され、
蓄積したエネルギーの分だけ任意の時点でビームが発射可能となりました。
また大味だったビームの性能が弱体化された代わりに、
設置や方向変更が可能となり、より戦略性が求められるようになりました。
家庭用オリジナルのシューティングゲームとしては、
やや予算不足は感じられますが、完成度はそれなりに高い水準にあると思います。
ですが、私はダライアスの肝は派手な演出と爽快感にあると考えています。
今作の演出は過去作と比べると全般的に地味で盛り上がりに欠けます。
ダライアスシリーズの最新作として見ると、かなり期待はずれな感じがします。
また今作では、武器ごとに相殺できる弾が異なる等の個性付けがなされており、
武器を切り替えながら攻略するといったようなパズル的な要素も追加されました。
このような要素は、戦略性が高まる一方で、ゲームを複雑化・マニアック化させ、
更にはシューティングの醍醐味である爽快感をも失わせます。
「レイディアントシルバーガン」や「斑鳩」など、
トレジャー制作のシューティングがその典型例です。
私はダライアスの方向性としては大間違いだと思います。
複雑なボタン操作には難がある携帯ゲーム機をターゲットとしているのですから、
複数のボタンを使ったビーム操作や武器切り替えなどの複雑な要素は排除し、
外伝をベースとしたショット+ボムのシンプルなシステムにして欲しかったです。
難易度については、アーケードモードは難易度設定やコンティニューが可能で、
初心者でもクリアできるような配慮がなされていますが、
バーストモードやミッションモードはそのような配慮が無く、難易度も高めで、
それなりの腕を持つプレイヤーでなければ十分楽しめません。
マニア向けのクリア後のやり込み要素的な位置付けなのかもしれませんが、
本編のボリュームが乏しいだけに、万人が楽しめるような配慮が欲しかったです。