戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校
中央値: 75 Amazon点数: 3.8
スコアーボード
標準偏差 14.95 (難易度) 2.05 mk2レビュー数 39ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
85pt
GOOD!
前作PS3版は未プレイのため、2からプレイした視点でのレビューになります。
ストーリーは2から始めてもある程度必要な内容は説明されるので
問題はありませんが、逆に前作エンディング後の話であるので、
「前作ヒロインや出生の謎」「ガリア大公の秘密」などのおそらく前作で
話の鍵となるような内容も分かってしまうので、そういうネタバレを
避けたい方は前作を先にプレイすることをオススメします。
パスワードを入力してシークレットを開放すれば、前作がキャラクターなども
使用できるのがファンにはうれしいのではないでしょうか。
サクラ大戦を手がけた会社が制作に関わっているそうですが、
その経験がうまく活かされてるように思えます。
【オリジナリティ/熱中度】
昔セガが出した「シャイングフォース」というシミュレーションゲームが
当時斬新でしたが、当時のことを思い出し結構熱中してプレイしました。
システムや設定などの詳しい内容は公式HPなどで見てもらうとして、
とにかく戦闘システムが今まであまりなかったタイプのシミュレーションで、
よく考えられていて熱中度は高いです。
PS3版未プレイのため比較などはできませんが実際にプレイして
良かった点をあげると以下のようになります。
・単にユニットを駒として動かす旧来のシミュレーションゲームではなく、
「指揮官と一兵卒との2つの視点で楽しめる」システムになっている。
・戦車などの重兵器同士でドンパチするのではなく、
部隊に配備される1機の戦車をうまく活用し、歩兵ユニットでの白兵戦を
メインに敵を撃破してくスタイルの戦闘である。
・ユニットごとのクラス(職業)の特性もしっかりしており
いらないクラスがなく各ユニットごとに活躍の場がある。
・シナリオは作中の1年の期間を舞台にしており、
1月?12月の各月がちょうどアニメの1話のようになっており
クリアすると全12話のアニメを見た感覚になる。
・1面あたり約30分から長くても1時間程度で終わるので
携帯ゲーム機用としてはちょうど良い。
BAD/REQUEST
内容が「仕官学校の候補生たちの青春グラフティ」と言った感じなので、
学園パートでは少々能天気な会話が繰り広げられることが多く、
またGoodでふれたましたが、どちらかと言うと歩兵ユニットがメインの戦闘
なので戦車など重兵器同士のドンパチを期待する方、ハードなミリタリー系を
望む方には正直オススメしません。
素材を集めて開発した兵器よりも鹵獲して手にいれた兵器の方が強い。
今回のシナリオは「ガリア内での民族紛争」で小国内での内紛を描いたものなので
正直ストーリーの規模は小さく、前作のような
「外部の大帝国から侵略を防ぐ」という内容に比べると少々見劣りするかも
しれません。
個人的な感想としては、他の方も書かれている通りヴァルキュリアの存在と
ゲームの世界観とのズレに正直違和感を感じます。
伝説の存在とされている設定を差し引いてもヴァルキュリア人の力が
万能すぎて「はたしてこのゲームに登場させる必要があったんだろうか?」
と疑問に思ってしまいます。
COMMENT
PSP?2000使用
クリア後TVアニメ版のDVDを借りて見てしまいました。
アニメや本などゲーム以外でのメディアミックスが行われているようですが、
セガは昔からゲームから派生した商品戦略がうまいですね。
Amazonレビュー
レビュー者: ハバキリ レビュー日: 2010-10-123作目も出るとのことで感想を一つ。
総評では前作に比べかなり見劣りすると思います。
と言うのも戦争を扱っている割には雰囲気が軽い、低年齢層や女性を取り込もうとしたのでしょうが
その結果「戦場のヴァルキュリア」らしさが大分失われているように感じます。
以下箇条書きで良い点、悪い点を列挙します。
・良い点
1・「サブキャラターのイベント」
前作では主要キャラ以外はイベントが無く性格などが掴みにくく
感情移入しづらかったが今作は各キャラ毎に掘り下げがあるので愛着が湧く。
2・「兵科の増加」
新規の技巧兵をはじめ、各兵科が拡張され戦術・戦略の幅が広がったこと。
・悪い点
1・「過剰なやり込み要素」 ※個人的にこれが最も悪いと思っている。
兵科が増えたのは良いのですがその変更に「単位」を必要とし、これを集めるのが非常に手間なこと。
レベルと違い各キャラが別個に獲得する必要があり、良い成績を取れば上級の単位が取れるわけではなく
完全にランダムなため特定単位が中々獲得できずかなり時間を無駄に消費させられる。
獲得した経験値は全兵科で共有、レベルは兵科毎上がるシステムが前作では非常に好評でしたが
その手軽さが評価されたのに何故こんな非常に手間が掛かるシステムにしたのか理解できない。
またミッション数も莫大なものですが全てクリアするには100時間あっても足りない。
強力な武器の開発に必要な設計書や素材の入手に時間がかかりすぎる。
時間のある学生などはいいでしょうが社会人には不親切です、育成の手軽さが戦ヴァルの
魅力の一つだと思っていたのですが……。
2・「マップの縮小、出撃人数の制限」
携帯機に移行した欠点が如実に出ています。
前作の広大な一つの戦場を駆け抜ける爽快感は無くなり、細かく区切られた戦場を行き来する
ようになったために頻繁にマップを切り替えて確認する手間ができました。
また出撃人数が全マップで6人までの制限により「G組」で戦っている感じがしません。
3・「戦力のバランス」
前作では偵察兵、特にヒロインのアリシアが圧倒的な性能を発揮しましたが
今作は偵察兵は著しく弱体化され、剣甲兵が突出しています。
また能力を技巧兵に奪われた支援兵がほぼ不要の存在になっていたりと、
兵科によって能力・必要性に大きな差があるため使うキャラと使わないキャラが
決まってしまうのが頂けない。
4・「雰囲気の軽さ」
仲間のキャラと言えど下手を打てば死ぬのが前作でしたが、今作では入院するのみ。
しばらく使用不可になるとは言え戦争ものにしては……。
他にも学園が舞台とは言え内乱の最中に学園祭を開いたりと軽薄な行動に見える部分が多い。
5・「本体変更で鹵獲武器が消失する仕様」
PSPを変更すると敵から入手した鹵獲武器が消えるそうです。
通信で武器のやりとりが出来るわけでもないのにこんな仕様にする必要がどこあるのか……。
誰も得をしない……。
長いこと書きましたが楽しむことはできました、ただ良い点より悪い点が目立つ作品だと思います。
この作品から入る分には悪い点はそう気にならないのかもしれませんが、前作からの
ファンだときついものがあるかと思います。
3作目でも技巧兵が出るようですが1との整合性や、戦力・育成のバランス調整がどうなるか……。
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GOOD!
崎元氏の音楽が良い
戦闘のシステムは個性的で面白いが前作とほぼ同じ
イベントでは同じクラスのキャラと話すことがあり前作よりもキャラに感情移入しやすい
廉価版を買ったのですがミッションが6個無料で出来るのでお得かもしれません
BAD/REQUEST
イベントのキャラ絵やマップの使い回しが多く手抜きに感じる
同じマップで何度もミッションをすることになるので飽きてくる
ストーリーがギャルゲーでその上面白くない
イベントシーンが紙芝居
上級職になるためには単位というものが必要なのですが
ランダムなので欲しい物が狙ったキャラに出ない
何回やっても出ないのでウンザリして途中でソフトを売りました
モンハン以降増えた素材集めの作業ゲーに面白さを感じないので
兵科の数は前作の倍以上になっているのにミッションに出せる人数が半分に減っている
小さいマップをワープして進んでいくのでスケール感が小さい
援護射撃の間合いがシビア すぐ隣にキャラがいても援護にならない
メモリースティックにデータをインストールしてもロードが長い
COMMENT
1が面白かったので2もプレイしてみたのですが前作より大幅に劣化していました
この程度の内容の物であれば安い中古か廉価で十分だと思います