氷の墓標 一柳和、3度目の受難
中央値: 59 Amazon点数: 3.2
スコアーボード
標準偏差 8.22 (難易度) 4.00 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 4pt |
51pt
GOOD!
・キーワードを選んで聞き込み、館の部屋という部屋をクリックしまくって重要アイテム探し、暗号解読、アリバイ表作り、等等推理ゲーム好きにとってたまらないシステムは今作も健在です。
特にアリバイ表作りは私的に前作同様熱中してしまいましたね。前作同様正解わからなかったけどw
BAD/REQUEST
・このシリーズは前作も思ったんですが、初心者お断りの圧倒的難易度がネックですね。
攻略サイトや2ch見ずに謎を解いた人は少数派だと思う位です。暗号だけはなぜか理不尽な難易度だった前回と比べて拍子抜けするほど簡単だったですが…。
・今作には「和メモ」という聞き込みで集めた証言を見ることが出来るシステムが追加されたんですが、アデーレというキャラのアリバイ表作りの為に必要な証言が、聞き込みの時に僕が紙にメモった内容と、和メモのアデーレの証言が決定的に食い違ってる部分を発見してしまいました。これはマズイと思います。僕は最初、メモしないでいいから楽ちんだなと
メモらずに和メモを100%信用してアリバイ表をつくったんですが,何回もやり直しても正解判定をもらえませんでした…。それでも細かい時間はなぜか和メモを見ないとわからんので、利用しないわけにもいきません。
さらにアリバイ表作成モードで、犯行現場発見時刻を特定しなければいけないんですが、それが第一発見者が発見した時刻なのか?もしくは、主人公が現場で犯行を確認した時刻なのか?どっちなのか迷いました。正解は前者だったわけですが、第一発見者が嘘をついてる
可能性があるのに果たしてそれを現場発見時刻と特定していいのでしょうか?
僕は主人公が発見した時間が正解の時刻となるのが正しいと思いますね。
COMMENT
・PSP-3000使用です。
・極悪難易度でボリュームのあった前作と比べるとこじんまりとした印象でしたね。
ただやはり難し過ぎで、アリバイ表を自力で解くのは相当勘(ここ重要)のいい人じゃないと
ムリかと。ルールの説明は不足してて曖昧なのに、判定は厳しいという…。
・登場キャラ毎にエンディングとかいらんと思います。館崩壊・主人公死亡等のバッドエンドと全ての謎が解かれて事件解決のトゥルーエンドの2種類のエンドだけでいいかと。
ほぼ一本道の方が話が締まるような気がします。次回作に期待したいですね。
・最後に言いたいのはこのゲームに出てくるゲストキャラ達は1人を除いてみんなトンデモナイ理由で人を殺すツワモノばかりです!絶対に旅行先で居合わせたくないです僕はw
Amazonレビュー
レビュー者: co レビュー日: 2010-03-03・Easyモードはやはり便利でこれがないと厳しい
・キーワードの重要度が「高→低」で色づけされている
・ここにきて日織がようやく和と一緒に行動
・アリバイ表が1分→5分刻みに
・BGMがなかなかよかった
・クイックセーブ・ロードあり
・オマケシナリオがある
・酔う迷路は今回はなし
・前回出てきた奈落キャラ2名に少しだけ会える(見れる)
●悪かった点●
・スキップが遅い
・現場を調べるときのバーが時間が経つごとに減っていく
・現場を調べるときのカーソルが滑りやすくなかなか調べたい場所に当たらない
(遠くの方は特に当たらないので視点切り替えでスライドさせて当てる方が楽)
・以前は再度始めるときは今使っているセーブ場所から始めることが出来たが
今回はロード画面に入ると常に「一番上」を指して始まるので
以前どこにセーブしたかを覚えてないと辛い
・行動時のアクションゲージの減りが前回より早いので
何をすべきかわかっていないとすぐに時間が足りなくなる
・三日間と短いので真相シナリオが以前のものに比べて物足りない
・ライターが変わったのでキャラ会話の面白さ半減
・バグ・誤植あり
・ルートによって毎回犯人がかわるシステムは微妙だった
・現場でのキャラ人数が少なすぎる(和と日織を除くと5人だけ。せめて7人は欲しい)
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雰囲気・怖さを味わいたいなら【雨格子の館】
キャラ会話を楽しみたい方は【奈落の城】
探偵として調査したい方は【氷の墓標】
のように感じました。
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GOOD!
最近は珍しい、本格推理アドベンチャー。
近頃はアドベンチャーというと、エロゲーやギャルゲーのことと業界が微妙に勘違いしているように感じますが、こういう内容こそが本当のアドベンチャーゲームだと思います。
事件の謎を自分で考えて解き明かす、これこそがやはりゲームとして面白さがありますね。
あと、大抵この手のアドベンチャーゲームだと、相棒キャラはヒロインとして女性が多いのですが、男性(しかも和服系)であるというのがすごくオリジナリティがあったと思います。
アドベンチャー=ギャルゲー=ヒロイン必須 という、変な流れに飲まれずにこのままこの流れを続けて欲しいものです。
BAD/REQUEST
フラグ集めゲーとなっているのが大きなマイナス。
なまじ移動や捜査に自由度が高いのにも関わらず、捜査に制限時間があり、しかも探すのに時間もかかる。
会話の回数も上限があるので、無駄な質問をしてしまうと会話を打ち切られてしまい、大事な物を取りこぼしてしまう。
登場人物もどこにいるのか今ひとつ分かりにくくて、探すのに無駄な時間を食ってしまうことも。
そんなこんなでフラグの取りこぼしによるいきなりのゲームオーバーが連発し、耐えかねて攻略をググってしまいました。
ノーヒントでエンディングを一つぐらい見たかったのに残念です。
Easy Modeでのヒントも全く無関係だったりすることが多く、あまり役立ちませんでした。
また、その「取りこぼしゲームオーバー」の発生が余りにも唐突(詳細はネタバレになるので割愛)。
なぜそうなるのかの説明もないし、このシリーズお決まりのオチとは言え、あまりにも非現実的でただただ「イラッ」としてしまいました。
あと、最初の好感度会話、これは好感度が低いとただのデメリットにしかならず、やり直しを強いられてしまうので、全くの蛇足だと思います。
単純にめんどくさいので好感度最大になるところまで進めて、そこからロードして毎回シナリオ分岐させてプレイしていました。
あと、登場人物がシナリオごとに全部「殺人鬼だ」というのはちょっと無理がありすぎ。
シナリオを増やしたい、犯人を色々にしたいのは分かるけど、ちょっとシナリオのまとまりが無くなってしまったかなあ。
アリバイ表もちょっと作りにくい。
メモを見ながら埋めて行けないし、更にアリバイ表を埋めるのに当惑することですが、大きな館だというのは重々分かりますが、どのキャラも一個の行動をするのに時間が掛かり過ぎ。
どっかの部屋に行って、なにかをして、帰って来る。
これに丸々15分も掛かる(アリバイ表が15分単位故)なんてこと、普通は考えにくいです。
Aの部屋からBの部屋に行って、Aの部屋に戻って来る。
往復で最短でも30分掛かる訳ですが、これはおかしいでしょう。
アリバイ表を埋める時に、経由地を含めて書くべきか、含めずに書くべきか。
他のキャラとのすれちがいを考慮すべきか、せぬべきか。
どっちの書き方をすればいいのかで、何通りも思いついてしっくり来ませんでした。
実際の所、共通ルートのメインの事件は2つなのですが、2つとも犯人が誰かはほぼすぐに大体目星がつきました。
動機や行動パターンを見ていると、どちらも1人しか居ません。
しかしアリバイ表を埋めるのが面倒(容疑者以外も全部埋めねばならないし)というパターンに陥りました。
COMMENT
購入動機としては、珍しい本格推理アドベンチャーなので購入しました。
ほんと、最近のアドベンチャーはギャルゲーばかりですが、そういうのではなくてこういう本格推理を扱った物をもっと発売して欲しいものです。