金色のコルダ3
中央値: 69 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 11.87 (難易度) 1.75 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
クラシック音楽を題材にした作品なので、練習(部分フレーズ)や大会(小品一曲)で
有名な楽曲を楽しめます。イヤホン必須ではありますが、プロの演奏に聴き惚れられます。
クラシックの楽曲以外も、コーエーの歴史シミュレーションで使われているような
重厚な楽曲が青春のムードを盛り上げてくれます。
恋愛相手とのイベントシーンもほぼフルボイスで、声優さんのファンも楽しめると思います。
以上の楽曲の良さ・音質の良さ・音声の充実で音楽は5点としました。
グラフィックは基本的に昭和の少女コミック風ながら、古くささを感じさせない程度に
まとめられています。柔らかいタッチで描き込まれた背景も含め、全体に美麗で、
ロマンチックな気分をマンガに邪魔される事はないはずです。
唯一、大会でカットインされるアニメーションには異和感がありました。
恋愛パートのシナリオは無理な展開が少なく、青春につきものの挫折や葛藤を織り交ぜながらも、
多くは青春時代の部活動にありがちな機微を扱っていて、感情移入しやすかったです。
ゲームとして、練習パートでは個人ペア団体のコマンド選択・アイテムと場所によるボーナス・
キャラとの愛着度や楽曲表現の取捨選択による独自色・ちびキャラの芸の細かい動きと、
育成シミュレーションのツボを押さえられています。
ガチガチの難易度でないため、大会で必須の曲以外に自分の好みの曲を演奏させる自由度も
残されており、優しすぎず苦しすぎない丁度良いゲーム感になっています。
操作感に全く問題ありません。ちびアイコンと簡潔なメッセージで、やりたいことと操作とが
迷い無く対応されています。
BAD/REQUEST
クリアまでの大会の回数が4回、練習期間が各一週間?二週間なので、
一度クリアすると飽きてしまう方には値段の割にボリューム不足と感じるだろうと思います。
満足度を3点に留めさせて頂きます。
楽曲数や恋愛対象キャラクター数の「ヨコのボリューム」は多いので、何周も
楽しむ方には問題ないと思います。
「恋愛失敗」の選択肢は、二週目以降の登場でも良かったのではと思います。
最初の週で早速好きな人との恋愛の望みが絶たれ、凹みました(それも青春ですが…)。
楽曲を聴くモードでリピート操作やプログラム操作ができたら、クラシックの
ジュークボックスとして使えたと思うので残念です。
COMMENT
PSP-1000使用。ネオロマンス初体験です。
クラシック楽器の甘い音色と、青春の恋愛体験というのは相性がとても良いと思います。
ボリューム不足と書きましたが、逆に言って「いつまでも浸っていたい」と感じさせる
心地よさのあるゲームでした。
恋愛のドキドキに限らず、ほのぼのした安らぎを期待する方も楽しめると思います。
Amazonレビュー
レビュー者: あすす レビュー日: 2010-02-28キャラのレパートリーや燃えるシナリオ、操作性の良さがあります。
ただ、私的には、金色のコルダとしての魅力はなくなっていました。
今までのコルダは全てが全て、音楽が大好きで大好きで仕方なく、音楽で笑い音楽で悩み音楽で対立し音楽で恋をする。
とにかく音楽!という世界に一般人だった主人公が逆境を乗り越え音楽を愛しどっぷり漬かっていく感じが楽しかったです。
それが、今回は音楽よりも絆・人間関係に重点が置かれ過ぎており、音楽が添え物扱い。
今までのものは音楽は切っても切り離せないものだったのに対し、今回は音楽じゃなくとも、それこそサッカーやテニスか何かに変えてもいいんじゃないかと思えました。
もし、今後コルダを始めるのなら、
『学園物音楽恋愛シミュレーション』がやりたいなら無印と2
『学園物青春部活恋愛シミュレーション』がやりたいなら3
をオススメしたいです。
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GOOD!
・キャラが多い
良くも悪くも幅が広がり、誰かしらお気に入りが出来ると思います。
・お昼の時間など、学校の枠を超えてキャラ同士の繋がりを感じることが出来る(水嶋悠人&水嶋新、八木沢&東金など
他校キャラ同士のやりとりなど見ていて面白かった!
恋愛イベントにも他キャラが出てくることもあるので新鮮。
・絵(スチル含め)がキレイ
最初は色使いが微妙…と思っていましたが思ったほど気になりませんでした。
立ち絵もかなりのパターンがあるので、キャラが動いているカンジがしてとても良かった。
スチルも全体的に安定していたので、萌えまくることができました(笑
・スケジュールが決まっているので、うまくやりくりしないといけない、という戦略性
キャラも多くなっているので、股がけしようと思うと大変さのレベルがどんどん上がっていきます。
他の乙女ゲーにはない要素なのでとても面白い!
・キャラとの練習やイベントなどで解釈を入手することで、曲の演奏技術が上がるシステム
曲との相性の組み合わせを考えるのが楽しい。
・大会中にリズムゲーム要素が増えた
基本的には燃える。
必要性も感じませんが…。
・難易度が選べるので初心者?玄人まで楽しくプレイ出来る
やさしい・ふつう・難しいがありますが、今作では店で買うアイテムの値段が変わるくらいです。
・12人同時攻略するとおまけイベント
公式で同時攻略を押すとは(笑)
大変でしたがやりがいと達成感はものすごくありました。
・セーブ&ロード&クイックセーブ&クイックロードが快適
・イベントを配信
配信するくらいなら最初から入れておけよ、とも思いますが…
BAD/REQUEST
・一部のキャラの声優があっていない
今までの声優さんをシャッフルして使った弊害ではないでしょうか…。
前のキャラの方が声が合っていたので、本当に残念でした。
・個々の恋愛イベントが減った
イベントが減ったことによって、キャラ付けが薄く感じたのが残念。
イベントも数が多い人もいれば少ない人もいて、扱いの差がありすぎて酷いとしか言えない。
前回までは通常or連鎖ルートがあったけど、今回は全キャラ1本道で何回かやると飽きる。
・キャラEDが特定のキャラのみ2つあるが、他は1つのみ
条件を満たすと特別EDに分岐するだけ。
難易度によってEDが変わるということもない。
・楽曲の幅が少ない
今回は弦楽四重奏ということが前提なので、バリエーションが少なく物足りない。
・恋愛イベント用のキャラテーマがなくなった。
些細なことかと思いますが…
個人的には恋愛テーマ曲が好きだったので、なくなってしまっていて残念でした。
・MF時のアニメーションが低画質すぎる
せっかくのキャラゲーなんだからもう少しキレイにすることは出来なかったのでしょうか…
・クリア後のおまけ要素が少ない
・コルダのウリだった、無個性主人公ではなくなっている
「?だと思った」「?してみた」などの文章が時々入る。
COMMENT
PSP-1000使用。(使用期間5年3ヵ月)
コルダは無印PC版以外はPS2版・PSP版を全てプレイ済み。
3も全キャラクリア済み。
遙かシリーズやときメモ、その他乙女ゲーもいくつかプレイしています。
前回までは“音楽の楽しさをたくさんの人に知ってもらいたい”というものを感じたが、3は“音楽で他の人を倒す!”という熱い戦いや言葉が前面に出ているので何だかしらけてしまった。
コルダじゃなくても…と思ってしまうほど今までとは別物。
買う前は大会のリズムゲーを楽しみにしていたが、実際やってみると、ボタンを押すたびにうるさいほど喋るキャラや、ボタンを追うことに集中してしまい演奏を楽しむ余裕はありませんでした。
自分は音ゲーが得意なので割と楽に出来ましたが、救済措置はありますが苦手な人にはツライと思います。
上にも書きましたが、
・全て弦楽四重奏の楽曲なのでと演奏するバリエーションが少なく感じられた
・恋愛イベントが一本道で、EDも難易度で変化しない
というこの2点が今までのコルダとは大きく違います。
今までと比べると、やりこみ要素はありません。
厳しいことも書きましたが、3としては初のソフトですし「こんなものかな」という感じです。
今までのシリーズをプレイしている方はどうしても比較してしまうこともあるかと思いますが、ゲーム単体で見てみれば良作だと思います。
気になっている方は是非プレイしてみて下さい!