ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
62pt
GOOD!
・キャラクター
これまでのシリーズに登場したキャラクターは主要な人物からサブキャラに至るまで網羅している点は評価できる。
(ただし、これまでのシリーズ作品の中で現実世界のみに登場する人物と小説「.hack//黄昏の碑文」の登場人物はイベントなどで語られる以外、登場しない。)
また、プレイヤー(主人公)とパーティーを組めるUPCに分類される面々は本作オリジナルのXthフォームにエクステンドできる点や個性的な演出があるクロスレンゲキも個人的には良い。
・BGM
歴代シリーズのテーマソングを網羅したことやテーマソングは評価できる。
・シナリオ
本編は可も無く不可も無くな無難と言うかありきたりな内容だが、
過去のシリーズでは一介のサブキャラにすぎなかった面々にもスポットをあてたサブシナリオは評価できる。
BAD/REQUEST
・戦闘システム
本作の評価を著しく下げる元凶その1。
基本的にG.U.の戦闘システムに近い感じではあるが、大幅に劣化している。
と言うのも本作の肝となるユニゾンコンボが最大のネックになっていて、UPCの親密度が低い状態では失敗し易いので難度が高く、親密度あげても難度が若干下がるだけな上、様々な要因(UPCの攻撃スキルが相手を落とし易い、フィールド上の構造物が邪魔になるなど)で強制的に失敗する事がある為、終始作業的な上にストレスが溜まる感が否めない。
・ウイルスコア収集
戦闘システムと絡んで評価を著しく下げる元凶その2。
過去のシリーズでも入手に関して色々と難のあったアイテムなのだが、本作では主な入手方法がユニゾンコンボで貯めたゲージが満タンになることで発動するクロスレンゲキを使った時なので、収集効率が悪い。
しかも低ランクのウイルスコアは低レベルのモンスターからしか入手できないため、
プレイヤー側が攻撃力を調整できないこともあって、ゲームを進めれば進めるほど入手の困難さが深刻になる。
一応高ランクのウイルスコアを複数個使うコアブレンドや、リンクカードの通り名を特定のワードの組み合わせにすることでも入手する事が出来るのだが、前者は効率が非常に悪く、後者は一度しか使えない。どっちにしろUPC全員をXthフォームにしようとした場合、焼け石に水でしかない。
・オープニングムービー
元凶その3。
演出や動き、テーマソングは良いと思うのだが、キャラクターデザインが過去作はおろか
「ゲーム本編からも著しく乖離した癖の強いデザイン」と言う点は、
ハッキリ言って「コンナモノをOPにするな。」と本気で思う。
・武器,アクセサリ
武器などはステータスと一切関連の無いただの装飾品に過ぎず、しかもネタに走ったものが半数以上と言う有り様。
・シナリオ
ゲームとしてはLinkのメインシナリオ→過去の作品を追体験するメインシナリオ→Linkのメインシナリオという風に過去と現在を行き来することで進行するのだが、その過去の作品の追体験シナリオの数がLinkのシナリオよりもずっと多いので、いくら過去の作品のシナリオに主人公たちが絡むと言っても、肝心のLink自体のシナリオがボリューム不足に感じる。
また、過去の作品のシナリオは、ゲームシナリオとしてのアレンジやそれに伴う原作との相違点が目立つ。
加えて、作中の設定(特に黄昏の騎士団)に関しては説明不足な点が散見する。
・UPC
シリーズファンとしては一部の主役級のキャラがUPCになっていない点は非常に不満が残る。
・無印やG.U.にあった、「ネットゲームを疑似体験する」と言った要素が激減
シナリオの関係からか、作中の現実世界の情報は殆ど無く、タウンはコマンド選択式になった上、エリアは無印とG.U.にあったフリー生成が無くなり、出来合いのエリアを散策するだけになっている。
しかも無印とG.U.は3人パーティー制だったのに対して本作は2人組のみになった為、
パーティー編成の自由度も皆無。
これらの要素はゲームをより楽しめる部分だっただけにシリーズ作品としてみた場合、別物感が非常に強い。
COMMENT
PSP‐3000を仕様
データインストール済み。
無印からのシリーズのファンなのだが、本作に限って言えば、
「.hackの名を冠した別物のゲーム」と言った印象が強い。
前作までにあった要素が殆どなくなった上、戦闘システムの劣化が激しい。
その上、シナリオは作中の設定が説明不足な上、クロスオーバーの仕方に無理や不足があるように感じる。
端的に言えばシナリオの魅力になる部分と骨子になる設定の描写不足、戦闘システムの勝手の悪さが足を引っ張っている印象が強い。
しかしながら、少なからず良い所もあるし、テンポを悪くさせる一因であるイベント時に移動するたびに「○○へ行こう」と言うセリフが入る部分は、息抜きにちまちま進める分には煩わしさは少ないと思う。
結論としては、「悪い部分に目を瞑れるほど良い部分が無く、悪い部分の方の印象が強く残してしまっている。」と言った作品である。
Amazonレビュー
レビュー者: ツーイス レビュー日: 2010-03-07しかし・・・
ゲームとしての出来栄えは初代・G.U.に比べると不満が残る内容に感じます。
今までのゲーム作品と比較して
・ランダムダンジョン(フィールド)でなくなった
※MAPの接続場所は各ダンジョンで変わるがMAP自体はエリアごとで全て同じ
・ワードによるダンジョン作成ができない
(用意されたダンジョンにしか行けない)
・武器は見た目のみ変更可
・タウンを歩くことができない
・冒険先にランダムでPCが居ることが有るが話しかけてもトレードなどは無し
など、今までと同じゲーム性を期待しているとがっかりすることになります
以下少しネタばれになるかもしれませんが
今作は過去の出来事を追体験(?)するような感じの作品ですが、細かい部分を言わせてもらうと
過去のリビジョンが違う時代に居るという設定にもかかわらず、なぜか仕様は全ての時代で同じというのはコアなファンにとっては少し違和感を覚えるような気がします。
ゲーム容量の問題が有るというのは分かりますが、せめて初期のThe Worldで冒険しているときは獣人型PCやラッキーアニマル(R:2からという設定)を登場させないといった配慮が欲しかったです。
自分は「過去の出来事だけを呼び出しゲームのデータは現在の物を使っているんだ」っと言い聞かせ誤魔化していますが、そうすると時間を移動する描写や他の設定に違和感を感じてしまい、結局はモヤモヤした気分でプレイしてしまうことに。
そういった細かい部分の設定も気になってしまう人にはあまりお勧めできません。
以上のように長々と文句のようなことを書いてしまいましたが、シリーズ通してのファンであるならやったこと・見たことのある作品を思い出して懐かしんだり、チェックしていなかった作品のあらましを知って、他作品からの繋がりを確認できたりと楽しめると思います。
良くも悪くもキャラゲーというのがこの作品だと思います。
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GOOD!
・歴代キャラの登場
⇒.hack//シリーズの主要キャラが登場するので飽きないです。
仲間になるキャラも多いですし…個人的にですがアニメ絵で描かれているのが
良かったです!
・BGM
⇒個人的にですが良かったと思います!
BAD/REQUEST
・戦闘システム
⇒良く言えば簡単、悪く言えば作業です。
ひたすら同じ作業の繰り返しからのレンゲキ。
ほんとひたすら作業ゲーなので注意!
・行き先が分かってしまう…。
⇒話の中で分かる分には良いのですが、「次は○○へ行こう!」のように必ず行き先を
ハッキリ喋ってしまう、次に行くべき所にアイコンが表示されるなど、
ストーリー上詰む事はありませんが、そのせいで非常に簡単です。
会話→「○○へ行こう!」→到着→フィールド→バトルの作業です。
・OP
⇒OPだけ見た、という方も居るでしょうが…どうせなら
ゲーム中のアニメ絵でOPを動かしてほしかったです。
あれは…いただけない(^_^;)
COMMENT
こんにちは。初投稿させていただきます。
自分は.hack//シリーズが好きで、キャラも豊富という事なので購入しました!
実際にプレイしてみるとゲームのあのキャラや小説のあのキャラまで…
.hack//好きの私にとっては大満足でした(^^)
不満や感想などは上のレビューを参考に。
結論
BAD評価が改善されれば良ゲーです。
作業ゲーが好きな方は楽しいと思います!