絶対ヒーロー改造計画
中央値: 77 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 13.1 (難易度) 1.90 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt | 2pt |
87pt
GOOD!
■サウンド
耳に残らない曲もありますが、ヒーローモノらしく熱い曲が所々にあって非常にストーリーが盛り上がります。
練武の洞窟というやりこみ系なダンジョンがあるのですが、ここで流れる歌が大好きで、しかも装備している防具や武器によって曲調や歌詞が切り替わって面白いです。ここが一番気に入りました。
■熱中度
自キャラを強くしたり、コラボのコスチューム集めたり、珍しい武器を拾いに行ったりと色々やりたいことがあります。一度ハマるととても熱中できます。また、ストーリーはノリが熱いヒーローモノで個人的にこのノリが好きなので、一章毎に泣いたり笑えたりしました。息継ぎせずに一気に最後までいきました。
■満足度
あまり期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました。BADな点も上げましたが、正直そんなに気にする事ではありません。やりこみも満載で全体的にしっかり出来ており大変満足です。
BAD/REQUEST
■装備品の耐久度
装備品に耐久値が設けてあり0になると壊れます。この仕様は別に良いと思うのですが、全体的に耐久値の減りが早い気がします。装備を合成して耐久値を上げたりもできるのですが、いくら鍛えても4,5フロア位しか持つ気がしません。(鬼の様に合成すれば解消できるのかもしれませんが。。)
ダンジョン内でたくさん装備は拾えるので困りはしないのですが、これのおかげでイマイチ装備品に愛着が持てません。死ぬと携帯しているものなくなりますし(なくさない方法もあります)
COMMENT
2回ラスボスを倒した時点でこのレビューを書いています。
不思議なダンジョンもディスガイアもかじった程度でしかやっていませんが、このゲームはハマりました。
ストーリーを褒めましたが良くあるストーリーで特に捻りもありませんが、逆に手軽にこの分かりやすい熱いヒーローモノのノリを味わえます。やりこみ系といわれますが、ライトゲーマーはこのノリが好きならストーリーも楽しめます(勿論やりこみも)し、ゲーマーはいくらでもやり込めちゃうダンジョンに没頭できるのではないでしょうか。
難易度は簡単?普通程度です。ただこれはストーリーの話で、とある敵達を倒そうとしたりするとゴッソリとやりこまないと倒せないです。
Amazonレビュー
レビュー者: しなちく レビュー日: 2012-06-29社会問題とも戦うのでシリアスでもありつつ基本ギャグ。
最初のうちは主人公は見た目の通り貧弱ですぐ餓死しますが、
シナリオの進行や条件によっていろいろな施設が登場してくると、
しぶとくてなかなか死なない主人公になっていきます。
たとえば、ストーリー2話になると身体にパーツを埋め込んで自身のスピードを上げたりできる「人体改造」ができるようになり、
4話になるとレベル上げをするための「練武の洞窟」という名のダンジョンが生まれたり、といった具合に。
ストーリー進行だけでなく、死亡回数が10回になると保険屋が開店したりして、いろいろな条件で便利な機能が増えていきます。
「今回は省エネ機関が拾いたいから出口は10と11階にして、キャラバンにトロを使おう」
「今回はボスに挑むから配送屋と保険屋と鍛冶屋を配置しよう」などと、
目的とレベルに合わせて拠点と人体チップの配置を自分なりに変えられるようになるとぐぐっと楽しくなります。
ぶっちゃけていうと4章まではチュートリアルです。
でも・・、
ディスガイアに不思議のダンジョンを足したようなゲームなのですが、
ディスガイアを期待するには、デスペナルティや合成回数制限などの縛りが窮屈だし、
不思議のダンジョンを期待するには緊張感がなさすぎます。
レベルインフレのせいで、どのマップにも弱すぎる敵か強すぎる敵しかおらず、
弱かったら駆け足で通過して、強かったらやり直し、ただそれだけです。
ダンジョンの出口すら自分で決めることができるので、
手持ちのアイテムだけでぎりぎり生き残る、不思議のダンジョン的な駆け引きや緊張感はどこまで行ってもありません。
お互いの良さを打ち消しあって・・平たく言うと消化不良。
これなら本家やってたほうが気持ちいいかも・・。
ターンごとの緊張感や、死ぬ恐怖がないんだったらローグライクにしないほうが良かったと思います。
このゲームに「死ぬと失う」システムが絶望的に噛み合っていないからです;
やりこみはクリア後にあります。
耐久度がショボくて使い捨てだった武器防具がクリア後に強くなります。
クリア後ならエンディング分岐も回収できます。
あと『初級練武のボスがレベル600もあって、鏡でレベル300まで上げないと勝てない』とか・・・そういう情報を知らないと損をするので(最悪フリーズするので)攻略サイトは見ながらやるのをオススメします。
エンディングは救いのないものが多くて、ギャグにしたいのかシリアスにしたいのか・・電撃文庫やディスガイアとのコラボもそうですが・・いろんなもの混ぜ合わせてどうしたかったの?と思わずにいられませんでした。
他作品からのパロディやシステムの混ぜ合わせがいろいろ台無しにしているので★3つ。
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GOOD!
テンポのよいシステム&ストーリー
不思議なダンジョン系をベースにして、道中の武具を装備にしたり基礎能力を上げるチップにして強化していくという流れなのですが、階数少なめ、比較的ゴリ押しが通用する等で非常にテンポ良く進めることができます。また途中で倒れたとしてもプラス要素があるため、常に高いモチベーションを保ってプレイできます。
日本一ソフトウェアならではのキャラ同士の掛け合いも軽快でおもしろいです。ファンタジーばかりのストーリーにマンネリした人には新鮮でオススメだと思います。
耳に残る独特のサウンド
というより一部はほぼ歌です。作品全体がゆる?い感じに仕上がっているので、よくマッチしていると思います。
BAD/REQUEST
バグ(特にフリーズ)が目立つ
私は事前にサイト情報を目にしていたのでフリーズ等はありませんでしたが、数多くのバグがあるそうなので一応減点対象ということで。
強さのインフレが激しすぎる
ストーリークリアまでのバランスはとても良いと思いますが、それ以降はパラメーターが100万,1000万と上昇していくのでボスとの戦いは数値の高さだけによる一発勝負。やり込みで有名な割には後半の作業に楽しさを覚えることができませんでした。
人体改造のバリエーションのなさ
後半になるにつれて使うべき強化装置が限定されてしまいます。特に詠唱合体技が埋もれてしまっているのが残念でした。
COMMENT
不思議なダンジョン系の中では、気軽に爽快感を味わえる楽しさがこの作品にはあると思います。武具アイテムの種類も豊富で、それぞれに使いどころがあるので「今あるアイテムでどう戦うか」を常に考え、臨機応変に立ち回るスタイルは新鮮でした。
バグがある以外はほぼ完成しているような印象を受けました。この世界観と不思議なダンジョン系に興味のある方には是非オススメしたい作品です。