東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚
中央値: 76 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 12.34 (難易度) 2.07 mk2レビュー数 14ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt |
91pt
GOOD!
・メディアインストールが存在しないのに非常にロードが短いです。
・戦闘は1ターンに何度か行動できるシレンみたいな感じなんですが、敵を1ターンに3体以上倒すと3体目以降1体毎に行動値が回復等するシステムが面白いです。
ダンジョンではこまめにPTキャラが喋るので飽きないです。
・話がボス単位できっちり区切られていてOP,EDまでついているのもメリハリがあって良かったです。
・音楽は花札をテーマにしたからか和風っぽいものが多くて新鮮でした、ケータイの着メロを好きなものに変えられるのも良かったです。
BAD/REQUEST
・アドベンチャーパートがとにかく長い&戦闘が非常に少ない。
アドベンチャーパートで1話につき30問くらい選択しがでるんですが
これによってストーリー、味方になるキャラクターの変化、最後の話しをプレイできるかどうかが決まります。ですので一通り享受したい人は攻略本・サイトを見ながら出ないとプレイできません。そして見ながらやるとアドベンチャーパートの時間(攻略本・サイト見てる時間)がダンジョンの2倍くらいになるので非常に苦痛でした。
ここでちょっとダレてから楽しいダンジョンにたどり着いたら一気に終わってしまう短さなのは勿体ないと思います。
・キャラクターの絵があんまり格好良くないです。
COMMENT
PSP1000使用、かなり快適でした。
アドベンチャーパートはもう少し選択肢出る回数が少ない方が良かったと思います。
これじゃRPGやってるんだがアドベンチャーゲームやってるんだかわかりません。
アトラスなので覚悟していましたが攻略本必携な所はちょっと辛い。
アドベンチャーが長くても選択が少なければストーリーに入り込めたかもしれないけど
ギャルゲー以上に選択が多いゲームだったのできつかったです。
戦闘は面白いのに簡単&少ないので残念。
そこら辺の量のバランスがしっかりしていればかなりいいゲームだったんじゃないかと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: メカって素敵 レビュー日: 2010-05-01ご了承ください。
Good
・キャラ、ストーリー、雰囲気がほんとにジュブナイルしてます
・思わず吹き出す台詞やクサイけどジーンとクル台詞など、キャラの個性が凄く良い
(上記二点については個人的に九龍より本作の方が好きです)
・キャラ絵がさらに良くなりました
・ダンジョンMAPが使い物になるようになった
・隠人(敵)を3連続以上で倒せば倒すほどAP回復&攻撃力UPなどの恩恵があり爽快
Bad
・ダンジョンの仕掛け、謎解きがイマイチおもしろくない
基本的に仕掛けを動かしたり貴重品を手に入れて別の部屋に行ってそれを使って
ということの繰り返しです
九龍にあったヒントが書かれている「石碑」のようなものもなく
各階層に関連付けられている「時代」もあまり感じることができず味気ない
・戦闘難易度が低い
戦闘で苦労するよりサクサク進みたい人には良いかも
ボス戦も吹き飛ばし札を使って離れたところから射撃でノーダメージがほとんど
あえて色々やって自分で楽しみ方を見つけるべきなのかもしれないが・・
・離れた敵の弱点が狙いにくくてしょうがない(画面が小さいせい?)
・調合でできる物が少ない
一応用意した、という感じです
・特定の装備品を特定の札で強化すると別物に変化するが
ダンジョンから出ると解除されるため毎回札強化をし直さなくてはならなくて面倒
総評
九龍から操作性やMAPなど洗練された部分がありつつも
ダンジョン探索、謎解き、戦闘、アイテム関係全般に関しては削ぎ落とされすぎて物足りなく感じる。
しかし、非現実的な青春を精一杯生きる主人公&周りの人物は非常に魅力的。
ジュブナイルが好きな方、学園物が好きな方、ストーリー・キャラ重視の方は
買って損はしないと思います。
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GOOD!
【オリジナリティ】4点
学園を舞台にしたADVゲームはそう珍しくもないと思いますが、
本作は花札が重要なアイテムになっており、戦闘やストーリー上でも大きな役割を
果たします。「花札がモチーフ」というのはちょっと珍しいと思うので、
オリジナリティは4点をつけさせていただきます。
【グラフィック】4点
PS3、XBOX360などに比べれば当然見劣りしますが、携帯機で
これだけのグラフィックが表示できれば十分だと思います。
また、四季折々の景色を見せるダンジョンは携帯機であることを加味しても
十分観賞に耐えられる美しさだと思います(特に春のダンジョン)。
なのでグラフィックには4点をつけさせていただきます。
【サウンド】4点
ダンジョンなどもそうですが、本作は「和」がテーマになっており、
BGMにも和のテイストが色濃く反映されています。
ずば抜けて素晴らしいというほどでもありませんが、耳に残る曲が
かなり多かったので4点をつけさせていただきます。
ただし一部残念な点があり、それはBADで説明させていただきます。
【熱中度】5点
久しぶりにゲームで徹夜しました。
本作の特徴としてとにかくストーリーとキャラクターの優良さが挙げられ、
そこにグイグイと引き込まれて先へ先へと進みたくなり、
ダンジョン探索パートになればなったで戦闘とクエストに熱中し……といった
具合で、止め時を見つけるのが大変でした。
昨今では破綻していたり、萎える展開の連続でプレイする気を削ぐような
シナリオが溢れていますが、本作は最後まで燃える展開の連続で
飽きる暇もありませんでした。
戦闘も、「爽快感を重視した」という言葉通りの出来になっています。
少々難度が低いのが気になりますが、それだけに俺tueeeeeが堪能できます。
上記理由により熱中度には5点をつけさせていただきます。
【満足感】5点
前作の九龍妖魔学園紀が大好きで、それで本作も購入しました。
私は本作に?燃えるストーリー?愛着の持てるキャラクターを求めて
購入したのですが、大正解でした。
メインキャラはもちろんサブキャラに至るまでが愛すべき個性を持ち、
王道を外さないシナリオも時には燃え、時には泣ける展開の連続で大満足です。
満足感には5点をつけさせていただきます。
BAD/REQUEST
【サウンド】4点
GOODで4点をつけさせていただきましたが、
本作では非常に残念なところが一つあり、それは
「テーマソングが作風に合っていない」という点です。
歌が上手い下手ではなく、「合っていない」です。
しんみりする場面でやたら明るい曲調のこの曲が流れるので、
正直に言って雰囲気ぶち壊しでした。これさえなければ……
【快適さ】3点
取り立てて悪いところはないのですが、
?メディアインストールに対応していない
ロードはそれほど長くないので全然許せる範囲なのですが、
どうせならもっと快適にプレイしたいと思いました。
?調合が九龍に比べてやりづらくなった
この二点が少々気になったので、3点とさせていただきます。
上記がなければ4点をつけていました。
本作の特徴として「感情入力システム」というものがあります。
主人公はボイス&台詞なしで、キャラクターの問いかけに対し
愛、喜、燃、友、嫌、怒、否、悲の8つのどれかを選んで返答します。
具体的にどう返答したかは表示されず、プレイヤーが勝手に脳内補完する
のですが、これがわかりづらいときがあります。
例えば、「○○のことが心配だろ?」と聞かれた場合、
「友」や「喜」で答えれば「はい、心配です」と答えたことになり、
「否」や「嫌」で答えれば「いいえ、心配ではありません」になります。
上記の例のようにわかりやすい場合はいいのですが、問題は
「○○のことが心配じゃないのか?」というような質問をされたときです。
この場合、例えば「心配です」と答えたいとき、「友」を選べばいいのか
「否」を選べばいいのかわかりづらいです。
プレイすれば誰でもぶつかる疑問だと思うので、
この点はもう少し気を遣ってほしかったと思います。
COMMENT
2010年で最も楽しみにしていたソフトの一本だったのですが、
見事にその期待に応えてくれました。
泣いたり燃えたりするだけでなく、随所に笑えるネタも仕込んであり、
プレイしながら「それはねーだろw」と突っ込んだりしてしまいました。
一番笑えたのがアイテム調合で、いくつかのアイテムを組み合わせて
新しいアイテムを作り出すのですが、例えば「鯛焼き」を作りたい場合、
普通は「小麦粉」と「あんこ」を組み合わせて……などと予想しますが、
本作の場合は「魚介類」と「まんじゅう」の組み合わせになっています。
魚のワタを取り出してそこにまんじゅうを詰め、それで鯛焼きと言い張る
主人公に大笑いしました。
また、主人公の武器がスポーツ用品や文房具、玩具であるというのも
考えてみればかなりシュールな構図です。
水鉄砲やシャープペンシルを手に怪物に立ち向かう主人公を想像すると
ちょっと笑えます。
こういったネタが許せるのはゲーム部分がしっかりしているからで、
もし内容が糞ゲーだったらむしろ叩く要素になっていたと思います。
GOODでも書きましたがとにかくシナリオとキャラクターに優れる
一本なので、多少キャラクターグラフィックに癖がありますが、
そういった点が気になる人でも食わず嫌いをしないで是非プレイして
ほしいと思います。