ブレイズ・ユニオン
中央値: 74 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 14.75 (難易度) 2.18 mk2レビュー数 11ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 1pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt |
54pt
GOOD!
・独創性に溢れたシステム
カードが移動と戦闘を兼ねている点や、戦闘に負けただけでは撤退扱いにはならず、士気が0になって初めて撤退という形は相変わらず斬新。
また相性関係が他のゲームより大きかったり、連戦するとハンデが出てきてしまうのでいわゆる「強キャラ1人無双」がやりにくいのも個人的にはいいと思いました。
・グラフィック
相変わらずドットで頑張っている点は評価したい。しかもただドットを使っているだけでなくそれなりになめらかに動くドット絵というのは大きい。
・ストーリー
前作よりかは改善されてます。エンディングがマルチなのもGOOD。
BAD/REQUEST
・クリティカルの存在
他の方がほぼ全員書かれているので必要ないとは思いますがこればっかりは汚点中の汚点なので書かせてもらいます。
敵に出されるとスキルもゲージ変動も行えなくなるので、本当に意味のない負け戦をただ見せられるだけになっちゃうのはちょっといただけなかった。
FEみたいに数値として視覚化出来るなら話は変わってきていたかも。
もっと言えば「突撃ダメージ:4人」「反撃ダメージ:2人」「クリティカル発生率:15%」くらいの情報はほしかった。
相性の○△×だけじゃどうにも…。
・加入キャラ
多いです。そのくせ武器傾向は剣と槍に偏っているのでなんともやりにくい感じです。もう少しバランスというものを考えてほしかった。
敵側には斧多いくせにこっちには斧使えるの1人とかどういう結論からこうなったんですかね?
あとストーリー終盤で加入とか離脱とか勘弁してください。
・音楽関係
戦闘中の音楽は結構いい感じ(敵側に限り)なのにガキンガキン効果音がうるさくて聞こえにくかったのが残念。
あと前作は誰がどの曲だったか覚えてたけど今回はそんなことはなかった。印象に残らない感じ。
あと声優さんの中に演技力が微妙な方がチラホラいたのもちょっと残念だったかな。
・ドーピングアイテム
小星2アップとかドーピングアイテムの意味が…。前作の大星1アップも結構壊れてたけど間を取ろうとは思わなかったのか。
小星4くらいが一番ベストだと思います。じゃなきゃドーピングがドーピングになりません。
・イラスト
前作とは大きく違い、だいぶかっこ良い感じになりました。が、なんか所々不安定な感じがします。
決してイラストレーターさんが下手と言っているわけではないのでそこだけはご理解を。
COMMENT
結構な量BADで挙げてしまいましたが、そこまで悪い出来ではありません。むしろ独創性も戦略性もあって最近のゲームの中では面白いほうだと思います。
しかし、粗が目立ってしまう作りになっていたのはとても残念でした。
あとクリア後のフリーマップとか欲しかったです。STINGさん、次回作ではよろしくお願いします。
ちなみにPSP-2000使用です。前作はプレイ済み。
Amazonレビュー
レビュー者: 天羽ゆう レビュー日: 2010-05-29戦闘のシステムが独特で最初は「??」でしたが、プレイしていくうちに体で覚えられました。
丁寧に説明してくれるチュートリアルもあります。
最初はそれすら何を言ってるかわからないですが、繰り返し閲覧可能。後で読み返すとまた新しい発見があったり。
戦闘速度を早くすれば、結構さくさくと進みます。
ただHIGHでもスキル詠唱・演出をカットすることが出来ないので、せっかちさんはイライラするかも。
戦闘中もキャラは結構しゃべります。スキル詠唱ボイス、強攻撃ボイス、強攻撃被弾ボイスなど。
メインシナリオフルボイス。基本的には立ち絵のみですが種類は豊富。
会話ウィンドウの上でちょこまか動くドットが可愛いです。
重要な場面では1枚絵が入ります。イラストがとてもきれい。
ストーリーはキャラクターたちも言うとおり「青臭い」ですが、そこが清々しいというか。
最初はアホの子だったガーロットが、ちゃんと成長していくのに何だか感動。
……していたら、どんでん返しを喰らったりして、一筋縄ではいかないストーリーです。
どうやら終盤に分岐があり、マルチエンドにつながるようです。
戦闘の前後の掛け合いがみんな仲よさそうでニコニコします。
難易度は、理不尽な難しさではなく、じっくり考えれば突破できる難しさでしょうか。
めちゃくちゃ難しいマップもなく、めちゃくちゃ簡単なマップもなく、常に適度な緊張感があります。
ぼんやりプレイしてたら2戦目でゲームオーバーになったことを、私は当分忘れないと思います……。
SRPGが好きな人にはおすすめしたいです。
ロードもそんなに気になりません。短いほうだと思います。
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GOOD!
●戦闘システム
:一対一なら戦闘で勝つか負けるかがほぼわかっており、負けなければ士気(通常のSRPGでいうユニットのHP)が減少しないので(一部デメリットを除けば)戦い続けられるという奇抜な戦闘システム。詳しくは前作ユグドラ・ユニオンを参照されたい。
:前作でほぼ完成していたシステムだけに、余計な付け足しがほとんどないのは良かった。コモンユニットで追加されたのはアックスバトラー程度で、極端に強くも弱くもないので戦闘バランスは変わらない。
●グラフィック
:戦闘時のちょこまか動くドットグラフィックが可愛らしい。
:味方やボスユニットはすべて個別のグラフィックになった。最序盤の成金でさえ個別のグラフィックが用意されている。
●前作からの改善点
:敵が奇襲を仕掛けてきて、急に敵が増えた状態で敵のターンが始まる、という理不尽なマップが減った。
:ヘッドの体力がバーで表示されるようになった。スキルゲージが調整しやすい。
:追加で加入する仲間が多い。特殊な条件で加入するキャラも少ないため、てきとうにプレイしていてもそこそこ人数が入るというのは良かった。
BAD/REQUEST
●前作からの改善部分が非常に少ない
:クリティカル(被突撃時に確率でほぼ逆転不可能に陥ってしまう状態)が依然として存在している。
前作レビューでも書いたがクリティカルは完全になくすか、発動条件を限定して欲しい。クリティカルが起きること自体は構わない(たとえばクリティカル率が50%になるという装備があるが、それ自体は構わない。突撃させないように戦ったり、アイテムを盗んだり破壊したりしてしまえば良いのだから)が、それが予期せず起こるというのが困る。
特にクリティカルが起こると負けに直結する状況もあるのが厭。中断セーブを常にとっておけば理不尽な負けはないが、それは面倒くさすぎる。救助対象のユニットに対してまでクリティカルが発動するのはいかがなものかと思う。
:前作で使用しにくかったタクティクスカード(使用するスキルや移動数を決定する作戦のようなもの)のうち、改善されたものが少ない。
地形で使用が限定されていたカードは「該当地形でしか使えない」から「該当地形で使うとパワーアップ」に強化されたが、それ以外の使えなかったカードにはまったく変化がない。
:戦闘を高速にするためには毎度毎度戦闘開始時にRボタンを押す必要がある。実質高速戦闘必須のような戦闘スピードなのだから設定で変えさせて欲しい。
:昼と夜で性別が変わるユニットが登場するなど前作から追加された点もあるが、それユニットにしても性別以外の特徴が薄く、新鮮味が薄い。オリジナリティのある戦闘システムが一作目にして完成されているのは良いが、続編で新鮮味が薄いというのはいただけない。
●イラスト
:バストアップや一枚絵のイラストについては前作の担当者のほうが良かった。極端に悪いというわけではないが。
COMMENT
PSP-2000使用。
ユグドラ・ユニオンプレイ済み。ユグドラ・ユニゾンは未プレイ。
前作からの改悪はなかったが、改善もほとんどなかったのが少々残念な作品。スピンオフ作品と考えると仕方がないのかもしれないが。悪くはないが、前作ほど楽しめなかった、というのが適当。
あと前作と比べて難易度ノーマルでの戦闘が簡単すぎるような気がした。前作はノーマルでも適度に歯ごたえがあったのだが、今作はノーマルで縛りプレイをしないと簡単すぎてあまり熱中できない。
このシステムを踏襲していくのなら、まずクリティカルをどうにかしてほしいと切に願いつつ。