ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 0pt |
61pt
GOOD!
オーソドックスで、ほのぼのとしてそれでいて手堅いシナリオ
例えば、後半のジタンとサラマンダーのある城でのエピソード:一匹狼か旅は道連れか?。はどっちもどっちとして凄くよく出来たエピソードだと思う。なまじ大抵はどっちかがカッコよく描かれるだけに。
ジタンのセリフを説教くさいと取るか、いいこと言うじゃん!と取るかでシナリオ評価はかなり評価が変わる。自分は後者。
後は7や8とは逆に主人公がヒロインにアプローチする点が良かった。やっぱり男の子は好きな女の子には積極的にアタックしなきゃ。
グラフィックでは、映像のクオリティもさることながら、美形キャラばっかりじゃなくひと癖もふた癖もあるキャラクターたち。
音楽では飛空艇の音楽もいいですね。飛空艇の音楽はどのシリーズも好きですが特に9の音楽が気に入りました!
BAD/REQUEST
システムが武器防具から引き出すアビリティーにしてもATBにしてもミニゲームにしても保守的で実験臭がしないからねぇ、悪く言えば凡庸。
キャラの操作性は良いのですが、戦闘のロードの長さ、エンカウント率の高さ+逃げにくさが結構ウザったい。とんずら使わないとぜんぜん逃げられないのがちょっと…
すっげー簡単に進めるのがいけていない、ボスも殆ど単体攻撃ばかりだし、ラスボスなんかこちらの状況次第(戦闘不能者の有無数)で手加減までしてくれる上、HPに関しては4体のカオスより低いです。
それ以前によほど運が悪くない限り死なないと思うので手加減しなくていいです…。いつでもリジェネ強すぎ、クジャとラスボス弱すぎ。
『生とはこれほどまでに強大なものなのか…』と言ってましたが、言わせてもらえば『すべてを無に返す存在とはこれほどまでに貧弱なものなのか…』と言いたいです。
裏ボスのオズマもたたみ掛けの早さこそ半端ないけど、結局、紙なのは他のボスキャラと変わらないからな…。少し攻撃に耐えられれば即倒せる。
盗賊の証、グランドリーサル、竜の紋章、ショック、かえる落とし、これだけ簡単に9999出るのにHP50000では明らかに足りん。
終盤になると敵が一体ずつしか出てこなくなり、わびしい。
普通にクリアする上では難易度が低い割に、逆にイベントを極める事に関しての難易度は高い。エクスカリバー2+ランクS+アスリートって、できる人って少ないんじゃ?
COMMENT
戦闘のロードが長い、敵が弱過ぎ、一切の冗談抜きで敵のHPをあの3?4倍は欲しかった、そしたらもっと面白かったのに。
クリスタルの出し方が半ば無理矢理等、結構不満があるけど7以降失われつつあったものが一旦戻ってきてくれて、PSの7,8,9では一番面白いと感じた。
ただ、安定したRPGはやっぱ評価も「良くも悪くもない」と言った安定程度かなと。
Amazonレビュー
レビュー者: shimotsuki レビュー日: 2011-11-24またプレイしました。当時の感動再び・・・って感じです。
本当に面白い。本気で泣く。FFで1番好きです。
主人公たちは個々に何らかの悩みをかかえて(クイナ以外)
真剣にそれに向き合い、苦しみ、もがき、それでも解決なんかしない。
解決はしないけど、自分の環境、おかれた状況、
変える事のできない運命まるごと少しずつ少しずつ受け入れて
生まれてきたことの意味、存在価値、
そしてそれを支えてくれる仲間たちと共に歩んでいく。
シリアスな内容なのにキャラたちみんなが
とても明るくておもしろい。しかもかわいい!
クポもかわいい!!!ほしい!飼いたいクポー。
ジタンが素性を知った場面は哲学的で、若干難しい内容のところもありますが
プレイヤーも同じようにジタンの苦しみや怒りは伝わります。
ビビも無垢で素直すぎて泣くし、ガーネットも真っ直ぐすぎて
心に響くし、スタイナーのおっさんも最初はうざいけど、
段々頼もしく思えてくるし、サラマンダーも不器用なやさしさを秘めている。
言葉で心に残っているのは、クレイラがずっと探していた
恋人のフラットレイにやっと再会できたとき
フラットレイが
「思い出などこれから作っていけばいい」って言ったんですよね。
何気ない言葉だけど、過去にとらわれないで未来を見つめようって
いう意味に思えてまたジーンとしました。
悪役のクジャさえも憎めません。
本当にそれぞれの個性が輝いていて、自分に問い、訴えかける内容です。
あと素晴らしいのは音楽♪
フィールドでは何もしないで音楽だけを聴いているときもありました。
気に入っているのはたくさんありますが、
ダリの村は特に癒されます。
エンディングも素直に泣くし感動もします。
これをありがちな感動物語と言っている人もいますが、
みんなが求めているものは結局これなんだと思います。
心から感謝したいし、出会えてよかったと思う。
こんなFFがまたでることを期待します。
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GOD EATER BURST(ゴッドイーター バースト)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホックモード時:2?4人) ■ アペンド版:2,100円
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Ys SEVEN(イース7)
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■発売日:2009-09-17
GOOD!
・グラフィックが鮮明さを発揮しつつ、各キャラクターやクレイラやウイユヴェール等多様な世界の個性を壊さずに表現出来ているのは評価に値する。
ムービーでもアレキサンダーVSバハムートのイベント等要所要所で「魅せる」努力の形跡が垣間見える。
・シンプルで無難ではあるが、そつのないストーリー。今回一番のウリでFFVIIやXにもそれ程引けをとってはいません。
この作品の主人公中の主人公は、ジタンではなく、間違いなくビビです。最初は、プレイヤーの自分も、それに彼の周囲の仲間も、「人よりちょっと変わった、でも優しい男の子(正確には人形)」だったビビ。
しかし、物語が進行するにつれて、その衝撃的な生い立ちが明らかになっていきます。そして、最終的に明らかになる、人形として逃れようの無い、そして残酷とも言える結末・・・。
でも、名目上の主人公であるジタンなどに勇気付けられ自分を受け入れ、そして恐ろしくても、不安でも前に進もうとするビビ。ビビが黒魔導士の村の墓地で、仲間に対して言った言葉には、それまでの旅と、そして仲間達とのふれ合い、様々な出来事によって精神的に大きく成長した彼の姿がありました。
(この自分の運命を受け入れる覚悟の魅せ方はFFXのティーダにも受け継がれています)
そして終末、VIIでのヒロインの死と同様泣いたプレイヤーが多かったです。
・クリスタルの扱いについては別にどうでも、過去FFIIでもクリスタルの登場しなかった秀逸でドラマチックな物語がありますし、風火水土のクリスタルを主軸としたストーリーは、FFVですでにマンネリに陥っていました。
・カスタマイズなど、特に前作が煩雑で無個性化であったシステムの単純化。
かつ、4人パーティーに戻り殆ど自由にパーティーを変更できる。キャラが個性的かつ魅力的であるからなおさら。
・難易度に関しては、やはり簡単でありますが。特に前作FFVIIIのようにバランスが崩れていませんでした。ちなみに前後の作品と比較するとX≧IX>VII(注:挙げた3作品とも簡単な部類に入る)といったところです。
そもそもFFシリーズで戦闘自体での本質的な難易度は伝統的にそれ程求められていなかったし、FC時代は難しかったといってもFFI、IIIはむしろ長いダンジョンとの戦いだったし、IIは成長システムに対する誤解が本質であります。
難しさのバランス取りは、失敗すると怒髪天を突くほど面白くなくなるのだから(そのいい例がDSのFFIVリメイクやFFXIIIだった)。
BAD/REQUEST
・ 世界観などは初期のFFの借用です、4属性のカオスやグルグ火山などFFIを中心とした過去作のオマージュが多かったです(音楽もオマージュされていました)。
マダイン・サリの壁画イベントを見る限り「光の戦士」はFFIの主人公を指しているのでしょうか。
・全体的なテンポの遅さでしょうか。とにかく、戦闘中に攻撃するのも遅いです。FFIVで初めて導入されたATBの戦闘システムは臨場感のあるスピーディーな戦闘がウリだと思うんですが、本作ではゲームテンポの悪さ故かそれを生かしきれてないと感じました。
・FFIXのトランスはシリーズ中最も使い勝手の悪い必殺技ではないでしょうか。狙ってトランスできないことも不満でした。特に戦闘終了直前でトランスした時の虚しさといったら・・・。
COMMENT
グラフィックについては過度な演出は控え、プレイヤーにゲームを楽しませる事にも注力されている安定した出来で、褒めるべき部分も多いです。XIIとXIIIの出来があまりにも酷かったものだから、未だにこのIXとXが現在素直にお薦めできる『FF』で一番新しい物と呼んで差し支えはないと思いました。
上に長所および短所を箇条書きにして記しています。VIIやXの個性の強い魅力みたいなものはないが、このIXはオーソドックスな分入り易くなっているのが魅力です。
おっしゃる通り新鮮味に欠けるところはあります。
でもFFVIIIという革新の大失敗の直後にあたる当時を考えると、ファンの呼び戻しや新たなファンの呼び込みといった立て直しが急務であった為、この様な無難で手軽なFFが求められたところがありますし、現にFFIXがきっかけでFFワ?ルドに入った人も結構いて、それがFFXでの巻き返しにも繋がったのだから・・・・。