ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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1pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 0pt | 0pt |
31pt
GOOD!
7、8が3人パーティー制で武器も魔法も使えリミット技や特殊技を乱舞してばっかりの似たようなキャラだったのに対し、
9は再び4人パーティー制でしかも武器の得意な肉体派、魔法の得意な魔術師といった個性がちゃんと生かされていること。
アビリティーの習得もその個性を破らない様に出来ている。これは素直に評価出来る点。
ストーリーに関してもオープニング?序盤辺りに関しては単純ながらも登場するキャラに明快に引き込まれる導入の仕方だなと思った
当時プレイしていた時よりは再プレイであるからかビビに関してとか先が気になる部分が見受けられた
BAD/REQUEST
原点回帰をすればいいってものではないでしょうが。
ストーリーも典型的な「はじめは気合い入れていたのに、途中から萎えて手抜きにしました」タイプ。クリスタルなんかただのおまけでしかないじゃないですか。何ですかあの酷い扱われ方。
キャラも許せません。いくら昔のFFの象徴である「幻想世界」を思わせたかったとはいえ「これが?」。ファンタジックというよりはただのヘタレたお子さま絵にはがっかりさせられました。
昔のはキャラ絵はアニメチックであったが故に二等身だろうと差し支えないんですが、それがアニメチックでもないガキ臭い絵で3Dとなると、まるで「ヘタな人形劇」でも見てるかのようで、バカバカしかったです。
挙げ句音楽がいまいちさえませんでした。これは問題ないんですが植松さんどうしたんですか?
何より「戦闘が物凄くつまらない」
まず戦闘は長ったらしいロードから始まり、召喚や敵専用なる技らしきものに入る度に長ったらしい演出の嵐。
更に、問題なのはアクションを起こしているときは時間が止まらないので単なるターン制とまではいかんが、プレーヤー側が大幅に有利になってしまっている。
8で(7でも)批判の的であった戦闘における鬱陶しいまでの演出はまんまなおざりに
今回はあの読み込みの遅さも加わりテンポの悪さは益々エスカレート
周りでは「トロなるファンタジー9」なる俗称が付けられるに至る。
7で見せたロードにおけるストレスを感じさせない見事な工夫は何だったのかと。
難易度もクソです、マジクソです、なんですか?
ジタンやスタイナーのおっさん等の体力派キャラは容易く9999ダメージに到達してしまう。6からの悪い癖だがとりあえずコレ使っとけ的な技はいらないと思う。せっかく属性その他の要素があるんだし。
ボスもグラフィックが派手なだけの雑魚です、雑魚 7のほうがまだ強かったです。
本気で戦えば勝てるのは当たり前なので、盗み終わるまで手加減して身ぐるみ剥ぎ終った後バッサリ殺るのが正しいやり方。盗む必要のないボスは裏ボスも含め5分と保たない、それも時間の大半がボスのモーション。
試しに確認した所、攻撃を3ターン以上耐えるボスは殆どおらず、最悪3、4発で死んでしまう根性の無さだ。
あと、クジャの後突然にのこのこ出てきてベラベラ喋る訳の分からないラスボス(?)しかも、むちゃくちゃ弱い(笑)。
歴代でも10?2のとタメを張れる(弱さ)
(あ、6やTがある限り最弱は無いか・・・)
おまけに8みたいに凄そうなのにしつこく変身するかと思ったらそのまま死んだんですけど。あまりにもあっけなくて拍子抜けしました、雑魚キャラかよ?みたいに。
別に登場の裏付けが無いこと自体が悪いのではない、FF9はただペプシマンなだけでラスボスとしての威厳も強さも無い。あの頃のゼロムスやミルドラース、破壊するものもポッと出で存在感こそ薄いがボスとしての威厳や強さがあった。
ついでに言えば裏ボスのオズマもそれに毛の生えた程度で何も考えずに挑むと速さに押されて勝てないがしっかり状態変化、属性等に対する対策をもって挑めば一瞬でケリが付くから勝つにしろ負けるにしろ曲を全部聞くことはない。
まさにヨ・ワ・ス・ギ・ル
完成度が甚だ低くとも前作のFF8はジャンクションシステムに代表されるオリジナリティーというウリがあるが、本作にはそういうウリがない。
つまり保守的になったわけだ。
保守的になろうとしたが、結果的に旧作の劣化コピーになってしまった。
こんなんだったら原点回帰の意味なかったんじゃないか?
見た目が綺麗になっても作品の質が劣ってるんだったら、質が保ててる旧作をやるよ。
それでも擁護の声がある理由は「『8より』はマシ」、「『ドラ7より』はマシ」の二つがあるからである。
しかしそれはFF8やDQ7が桁違いに酷過ぎただけであり、どちらにしろFF9が大凡作であることになんら変わりはない。
COMMENT
当時、最初プレイした時は塊いいとこなしの旧作のパクリだと思った。アーカイブスでやった時は役割分担の復活など思ったよりは光る面もあるな、と思った。しかし原点回帰を語るにはあの頃のFFが凄すぎる。
まず、ジタン、ガーネット、他にせいぜいスタイナー、ビビの話ばかりでFF6みたいな脇役のキャラのイベントが少ない。FF6の全員主人公のコンセプト通りにいくのならサラマンダー、フライヤ、クイナをもっと動かしてほしかった。
次にやはり開発者の演出の押しつけに目が行くあまり、肝心の快適にプレイさせようとする配慮がまるで感じられない。この辺は8と(7とも)なんら変わっていない。
あと難易度。戦闘が楽すぎ。今VCでFF4をやってるけど、戦闘で死にかけたり全滅したりで、目が離せない。戦略性も存分にある。こういう面で、なぜ『原点回帰』をしなかったのか。
Amazonレビュー
レビュー者: shimotsuki レビュー日: 2011-11-24またプレイしました。当時の感動再び・・・って感じです。
本当に面白い。本気で泣く。FFで1番好きです。
主人公たちは個々に何らかの悩みをかかえて(クイナ以外)
真剣にそれに向き合い、苦しみ、もがき、それでも解決なんかしない。
解決はしないけど、自分の環境、おかれた状況、
変える事のできない運命まるごと少しずつ少しずつ受け入れて
生まれてきたことの意味、存在価値、
そしてそれを支えてくれる仲間たちと共に歩んでいく。
シリアスな内容なのにキャラたちみんなが
とても明るくておもしろい。しかもかわいい!
クポもかわいい!!!ほしい!飼いたいクポー。
ジタンが素性を知った場面は哲学的で、若干難しい内容のところもありますが
プレイヤーも同じようにジタンの苦しみや怒りは伝わります。
ビビも無垢で素直すぎて泣くし、ガーネットも真っ直ぐすぎて
心に響くし、スタイナーのおっさんも最初はうざいけど、
段々頼もしく思えてくるし、サラマンダーも不器用なやさしさを秘めている。
言葉で心に残っているのは、クレイラがずっと探していた
恋人のフラットレイにやっと再会できたとき
フラットレイが
「思い出などこれから作っていけばいい」って言ったんですよね。
何気ない言葉だけど、過去にとらわれないで未来を見つめようって
いう意味に思えてまたジーンとしました。
悪役のクジャさえも憎めません。
本当にそれぞれの個性が輝いていて、自分に問い、訴えかける内容です。
あと素晴らしいのは音楽♪
フィールドでは何もしないで音楽だけを聴いているときもありました。
気に入っているのはたくさんありますが、
ダリの村は特に癒されます。
エンディングも素直に泣くし感動もします。
これをありがちな感動物語と言っている人もいますが、
みんなが求めているものは結局これなんだと思います。
心から感謝したいし、出会えてよかったと思う。
こんなFFがまたでることを期待します。
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GOOD!
PS版クリア済み。
まずグラフィックが素晴らしいです。当時PS1のゲームの中でもトップレベルの映像だったのが、PSPの液晶画面によってさらに綺麗に見えます。ムービー時のグラフィックも高い完成度で、文句無しです。リアルタイムポリゴンでもキャラクターの目・鼻・口や表情がハッキリ確認できます。
植松氏による音楽はどれも良いものばかりで耳から離れません。主題歌のMelodies of Lifeはもちろん、国境の南のゲート、黒魔道士の村、記憶の歌、いつか帰るところなど名曲ばかり。サントラも買いました。
装備品からアビリティを習得するシステムは成長の自由度が高く、敵に合わせてセットするアビリティを変えたりできて楽しかったです。
7,8と近代的な世界を舞台にしていたのが原点に戻ってファンタジーらしい世界観になり良かったです。絵本のような優しいあの雰囲気が大好きです。
ストーリーは王道中の王道ですが、素晴らしい出来でした。キャラクター1人1人の心情の変化や生い立ちがうまく表現されていて面白かったです。
また、心温まるお話で、エンディングはとても感動して泣いてしまいました。今までゲームをしてきて感動したことは何度かありますが、ここまで泣いて影響を受けたゲームはありません。
正直このゲームをプレイして「生」に対する考えや価値観が変わったと言っても過言ではないです。
BAD/REQUEST
戦闘のテンポが悪いです。ATBゲージの溜まる速度が遅く、技や召喚の演出も長いので全体的にモッサリしてます。コマンドを入力してもすぐに行動してくれないことが多く、イライラします。9をやったあとに7をやってみたら、あまりのテンポの良さに驚きました。
また、ロードが長いです。ディスク版よりも若干速くなったとはいえ、体感的にはあまり変化は感じられません。戦闘の度に10秒ほどのロードが入るのもいただけない。
ディスク4に進むと入れなくなる場所が多く、探索もあまり出来なくなります。あとはラストダンジョンに行ってボスを倒すだけっていう風になってしまうのは残念です。
ストーリーで曖昧な部分が多く、消化不良気味です。後半になって一気に会話だけで世界の謎やジタンについて説明されてしまってもちょっと…。
COMMENT
PSP-1000使用。
個人的にはFFシリーズ最高傑作です。エンディングは数あるゲームの中でも屈指の完成度ですので、是非最後までプレイしてほしいです。
ただ戦闘のテンポが悪いのが最大の欠点で、ここを我慢できるかどうかで大きく評価が変わってくると思います。
しかし、音楽やストーリー、グラフィックが非常に高レベルなので、買って損をしたと感じる人は多くはないはず…。