ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt |
67pt
GOOD!
・7や8の様に奇抜なものに走らなかった為か、各キャラ中々共感出来たり感情移入してしまうような場面がかなりありました。
台詞も7や8に見られた突拍子もないすかした発言も無く、結構名セリフを連発してくれて、テーマである生命について中々考えさせられることも沢山ありました。
とりわけ、一番の年少者であるビビの真実と、そのことを全て受け入れたビビの心の強さに大変驚きました。
FF9では主に年少者から学ばされるのが、次作の10で年長者から学ぶ事が多いのとは対象的。
・一度リセットするかの様に、シンプルにした戦闘システムもあり。
ポリゴンになってから戦闘参加が3人のみとなってしまったが、9では4人同時参加出来るのも歓迎。(以降の作品でも、4人参加になることはなかった)
アビリティシステムにありがちな万能キャラの作成=キャラの個性破壊が無いのもポイント。
・タイトル画面(いつか帰るところ)、フィールドのBGMを始め全体的に優しい雰囲気のBGM
BAD/REQUEST
・シンプルな物語やシステムであるのは裏腹に言えば、オリジナリティに乏しいという見方にもなる。
・ATBのテンポが遅い、トランスはゲージが溜まれば勝手に発動してしまう7のリミットの劣化版。
・ゲームの難易度的には甘く、敵は弱め。(といっても7程ではない)
敵の強力な全体攻撃とかあまり無いから、初見でも十分対処出来る。ただ、ラスボスや裏ボスは気まぐれ的ランダム要素が多くちょっとした運ゲーになる。
COMMENT
7や8で挙がった不満点を踏まえてか、派手さやシステムよりもシナリオの内容にこだわり、「生と死」という重いテーマにも挑んだ作品。
ディズニーらしい優しい世界観ながらも人が生きて死ぬこと、そしてその意味を軸に物語が進んでいき、地味ながらでもしっかりと訴えかけてくるメッセージがあります。
FF10で第一にしては珍しくしっかりしたシナリオが出来上がったのも
第一の手掛けた8が違うスタッフの9に内容評価の面で負けてしまった事実に触発され10の作り直しになった結果と聞いている。
Amazonレビュー
レビュー者: shimotsuki レビュー日: 2011-11-24またプレイしました。当時の感動再び・・・って感じです。
本当に面白い。本気で泣く。FFで1番好きです。
主人公たちは個々に何らかの悩みをかかえて(クイナ以外)
真剣にそれに向き合い、苦しみ、もがき、それでも解決なんかしない。
解決はしないけど、自分の環境、おかれた状況、
変える事のできない運命まるごと少しずつ少しずつ受け入れて
生まれてきたことの意味、存在価値、
そしてそれを支えてくれる仲間たちと共に歩んでいく。
シリアスな内容なのにキャラたちみんなが
とても明るくておもしろい。しかもかわいい!
クポもかわいい!!!ほしい!飼いたいクポー。
ジタンが素性を知った場面は哲学的で、若干難しい内容のところもありますが
プレイヤーも同じようにジタンの苦しみや怒りは伝わります。
ビビも無垢で素直すぎて泣くし、ガーネットも真っ直ぐすぎて
心に響くし、スタイナーのおっさんも最初はうざいけど、
段々頼もしく思えてくるし、サラマンダーも不器用なやさしさを秘めている。
言葉で心に残っているのは、クレイラがずっと探していた
恋人のフラットレイにやっと再会できたとき
フラットレイが
「思い出などこれから作っていけばいい」って言ったんですよね。
何気ない言葉だけど、過去にとらわれないで未来を見つめようって
いう意味に思えてまたジーンとしました。
悪役のクジャさえも憎めません。
本当にそれぞれの個性が輝いていて、自分に問い、訴えかける内容です。
あと素晴らしいのは音楽♪
フィールドでは何もしないで音楽だけを聴いているときもありました。
気に入っているのはたくさんありますが、
ダリの村は特に癒されます。
エンディングも素直に泣くし感動もします。
これをありがちな感動物語と言っている人もいますが、
みんなが求めているものは結局これなんだと思います。
心から感謝したいし、出会えてよかったと思う。
こんなFFがまたでることを期待します。
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GOOD!
サウンド、ここだけは擁護できる。植松氏最後だけあってローズオブメイ、独りじゃない、永遠の豊穣など名曲とまではいかないものの良曲が沢山あった。
エンディングに流れる白鳥さんの歌声に癒された。
キャラで好感を持てたのはベアトリクス、ジタン、ビビ、中でもビビの最期は切なかった。
BAD/REQUEST
まず、原点に回帰していない。
あまりにイベントが多過ぎ、また始まってから30分近くも続くこともあってだるい。
自由度が全くない。毎度のことだがストーリーは一本道でイベントが多く、下手するとイベントを見てる時間の方が長い。
最後まで物語性が見えてこないし、クリスタルの存在感が皆無。この時点でコンセプトと矛盾している。
キャラはファンタジー意識しておとぎ話のようなキャラばかりだが、等身大の人間が出ても十分ファンタジー。なんかおかしい。
内容も、行動におふざけが多すぎてイライラするうえ、ミニゲームはどれも疲れる。
また、サブキャラ(フラットレイとか)が終盤ほったらかしで、伏線を全く回収していないののも問題。途中仲間になるキャラ(フライヤ以降)も存在感が薄すぎる。
COMMENT
VIIIよりはマシ程度。
敵とのエンカンウントの後やたら前ぶりが長くストレスを感じた。
ボスを含め敵が弱く、やり概がない!特にラスボスの余りの弱さに呆れ果てた。
音楽や演出は結構綺麗だが、登場キャラは微妙。2頭身キャラの顔がちょっとキモイw