ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 2pt | 2pt |
80pt
GOOD!
PS版クリア済み。
まずグラフィックが素晴らしいです。当時PS1のゲームの中でもトップレベルの映像だったのが、PSPの液晶画面によってさらに綺麗に見えます。ムービー時のグラフィックも高い完成度で、文句無しです。リアルタイムポリゴンでもキャラクターの目・鼻・口や表情がハッキリ確認できます。
植松氏による音楽はどれも良いものばかりで耳から離れません。主題歌のMelodies of Lifeはもちろん、国境の南のゲート、黒魔道士の村、記憶の歌、いつか帰るところなど名曲ばかり。サントラも買いました。
装備品からアビリティを習得するシステムは成長の自由度が高く、敵に合わせてセットするアビリティを変えたりできて楽しかったです。
7,8と近代的な世界を舞台にしていたのが原点に戻ってファンタジーらしい世界観になり良かったです。絵本のような優しいあの雰囲気が大好きです。
ストーリーは王道中の王道ですが、素晴らしい出来でした。キャラクター1人1人の心情の変化や生い立ちがうまく表現されていて面白かったです。
また、心温まるお話で、エンディングはとても感動して泣いてしまいました。今までゲームをしてきて感動したことは何度かありますが、ここまで泣いて影響を受けたゲームはありません。
正直このゲームをプレイして「生」に対する考えや価値観が変わったと言っても過言ではないです。
BAD/REQUEST
戦闘のテンポが悪いです。ATBゲージの溜まる速度が遅く、技や召喚の演出も長いので全体的にモッサリしてます。コマンドを入力してもすぐに行動してくれないことが多く、イライラします。9をやったあとに7をやってみたら、あまりのテンポの良さに驚きました。
また、ロードが長いです。ディスク版よりも若干速くなったとはいえ、体感的にはあまり変化は感じられません。戦闘の度に10秒ほどのロードが入るのもいただけない。
ディスク4に進むと入れなくなる場所が多く、探索もあまり出来なくなります。あとはラストダンジョンに行ってボスを倒すだけっていう風になってしまうのは残念です。
ストーリーで曖昧な部分が多く、消化不良気味です。後半になって一気に会話だけで世界の謎やジタンについて説明されてしまってもちょっと…。
COMMENT
PSP-1000使用。
個人的にはFFシリーズ最高傑作です。エンディングは数あるゲームの中でも屈指の完成度ですので、是非最後までプレイしてほしいです。
ただ戦闘のテンポが悪いのが最大の欠点で、ここを我慢できるかどうかで大きく評価が変わってくると思います。
しかし、音楽やストーリー、グラフィックが非常に高レベルなので、買って損をしたと感じる人は多くはないはず…。
Amazonレビュー
レビュー者: shimotsuki レビュー日: 2011-11-24またプレイしました。当時の感動再び・・・って感じです。
本当に面白い。本気で泣く。FFで1番好きです。
主人公たちは個々に何らかの悩みをかかえて(クイナ以外)
真剣にそれに向き合い、苦しみ、もがき、それでも解決なんかしない。
解決はしないけど、自分の環境、おかれた状況、
変える事のできない運命まるごと少しずつ少しずつ受け入れて
生まれてきたことの意味、存在価値、
そしてそれを支えてくれる仲間たちと共に歩んでいく。
シリアスな内容なのにキャラたちみんなが
とても明るくておもしろい。しかもかわいい!
クポもかわいい!!!ほしい!飼いたいクポー。
ジタンが素性を知った場面は哲学的で、若干難しい内容のところもありますが
プレイヤーも同じようにジタンの苦しみや怒りは伝わります。
ビビも無垢で素直すぎて泣くし、ガーネットも真っ直ぐすぎて
心に響くし、スタイナーのおっさんも最初はうざいけど、
段々頼もしく思えてくるし、サラマンダーも不器用なやさしさを秘めている。
言葉で心に残っているのは、クレイラがずっと探していた
恋人のフラットレイにやっと再会できたとき
フラットレイが
「思い出などこれから作っていけばいい」って言ったんですよね。
何気ない言葉だけど、過去にとらわれないで未来を見つめようって
いう意味に思えてまたジーンとしました。
悪役のクジャさえも憎めません。
本当にそれぞれの個性が輝いていて、自分に問い、訴えかける内容です。
あと素晴らしいのは音楽♪
フィールドでは何もしないで音楽だけを聴いているときもありました。
気に入っているのはたくさんありますが、
ダリの村は特に癒されます。
エンディングも素直に泣くし感動もします。
これをありがちな感動物語と言っている人もいますが、
みんなが求めているものは結局これなんだと思います。
心から感謝したいし、出会えてよかったと思う。
こんなFFがまたでることを期待します。
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■価格:6090
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GOOD!
・グラフィックス
PS後期の作品ですが、PS最高峰のグラフィックだと思います。ストーリーの合間合間に挟まれるムービーは割と多く、ムービーに関してみればPS3の平凡なゲームに劣っていないかと思います(あくまで私見です)。PS世代のゲームとしては、最高点をつけざるを得ないグラフィックスだと思います。
・サウンド
オリジナリティーで後述する事にも関連してきますが、世界観やストーリーからオーケストラを用いた華々しい音楽や、哀愁漂う音楽など多種・多彩です。とても耳に残る曲が多いです。オープニングの「いつか帰るところ」・「Melodies of life」・「ローズ・オブ・メイ」・「独りじゃない」等、FFシリーズを通してとても良い曲が多い作品だと思います。
・熱中度
アーカイブスで配信されてから、2日に1回はPSPに触ってしまいます。1週目はストーリーを堪能し、2週目でアイテムの回収やキャラクターの育成に力を入れていますが、やればやるほど意外に内容がやりこみ要素が豊富です。しかし、悪い点も同時にあります。(Badにて後述します)
・満足度、快適さ
あのFF9が、PSPで出来る。それだけで満足感満点つけてしまえます。ただ、それでもやはり1500円は少々高いかなと思います。一応2世代前のゲームですし。なので4点です。
快適さに関しては、アーカイブス全てのゲームにいえますが元々PSで出来ていたゲームをスリープに出来るという点で+1点です。しかし、ロードの長さが昔から気になっていましたが、PSP用のアーカイブスに移植する際に何とかならなかったか、というのが残念です。
・オリジナリティー
本作のテーマは「生きるという事とは」です。原点回帰を歌っていただけありストーリーは割と王道ですが、生きるという事はどういうことなのかと、とても深いテーマを扱っています。
ストーリーにぐっと引き込まれるので、私自身かなり考えさせられる事もありました。中世ヨーロッパのような雰囲気と、産業革命期が混ざったような世界観もとても独特です。
全体を通してとても良いストーリーです。好き嫌い分かれそうですが、1度は体験してほしいと思うくらいの作品です。
ただ、DISC3の後半からストーリーが異常なくらい凝縮されていたり、ちょっと消化不良なところもあったりするので、?1点の4点としました。
BAD/REQUEST
・ATBが意味を失っている
前半?中盤はそこまで気になりませんでしたが、後半になるとATBじゃなくて良いのではないか、と思ってきてしまいます。
後半になると、こちらの黒魔法・白魔法の演出が派手になったり、相手が魔法・技を多用してきたりで、かなり演出の時間が長くなってきます。それに加え、すばやさがレベルアップで上がっているので、ATBゲージもたまるのが早くなってきています。なので敵や味方が一回魔法を使うと、その演出の間に全員の(敵も含む)ATBゲージが溜まってしまい、結果無操作時間が長くなる、という状況に陥ります。後半はもうFF10のCTBと変わらないな、という感じでした。
・やり直せない要素が多い
PS期のゲームには多いですが、期間限定のイベントがかなり多いです。ストーリー見たさに先に進んでいくと取り逃してしまったりと、かなり痛いです。
また、DISC4になると買えない武器・防具がかなりあります。今作はアビリティ習得システム(FFTのような、装備品にアビリティが設定されていて、その装備をつけたまま戦闘を行いAPを稼ぐことで、そのアビリティを習得することが出来る)を採用しているので、買い忘れた装備があると手に入らなくなるアビリティが出てしまいます。例として、DISC3の後半でしか買えない八角棒というアイテムがあるのですが、それがファイガ・ブリザガ・サンダガを習得できる唯一の武器なので、それを買わずにDISC4に行ってしまうと・・・という事が起こったりします。
・やりこみ要素が異常
エクスカリバーII、12時間以内にラスボス直前まで行く…ムービースキップできないPSP版では不可能じゃないのか、と思います…(PS版ではフタをあけることで強制ムービースキップが出来ました。それでも厳しいですが)
なわとび1000回とか、かけっことか、どうして単調作業にやりこみを設けるのか、そこが残念です。
COMMENT
PSP-2000使用、PS版FF9プレイ済み、現在3週目
世界観はFF7やFF8とは全く違い、原点回帰の名にそぐわない程度のファンタジーです。
ファンタジーだけあり、パーティメンバーの中に亜人の方も2名(3名?)ほどおられます。
そういうのが苦手な方は避けたほうが良いかもしれません。
ただ、パーティメンバー全員がとても魅力的です。人間的な成長もとても見られます。
そして、敵味方含めて嫌いなキャラクター一人もいないです。
GOOD も BAD もあくまで私個人の私見なので、他の方のレビューを重ねて見ていただけると幸いですが、もし興味を持たれたら購入して見るのをオススメします。絶対損はしないはずです。
色々なゲームをプレイしてきましたが、一番心に残ったゲームといわれれば、真っ先にFF9が出てくる、私にとってはそんなゲームとなっています。是非プレイしてみてください。