ナルキッソス?もしも明日があるなら?Portable
タイトル概要
中央値: 51 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 9 (難易度) 1.00 mk2レビュー数 2ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
530人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
507人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
総合点
60pt
60pt
GOOD!
・BGM
曲数も多く全体的に質も高い。
また、BGMでの場面の盛り上げ方もうまい。
・グラフィック
背景グラフィックは綺麗。
・シナリオ
時系列に並べなかったのは良かったと思う。特に2章の書き方がうまい。
BAD/REQUEST
・キャラクターグラフィック
量産型の絵が好みという訳ではないが、今作の絵は下手な部類に入ると思う。体のバランスや遠近感がおかしな絵が多い。
・キャラボイス
棒読みが多い。シリアスなシーンでも多く、しらける場面がある。
・システム
画面の上下が映画のように黒幕になっているが、これを上下足すと1/5くらいになる。ここに字幕でも表示すればよいが、セーブアイコンなどがちょっと出るだけで他はなにも出ないため気になる。横長のPSPの画面がさらに狭まるため全画面表示がほしい。
選択肢がないゲームなのに章節ごとに勝手にクイックセーブするためテンポが悪くなる。
フォントがデフォルトの書体から変更できない。ゴシック体、明朝体に慣れていると読みにくい。
COMMENT
悪いところを多めに書きましたが、ゲーム性は皆無なためシナリオ一本勝負だと思います。
マイナスポイントは入れていませんが、テキストを読むだけなのに快適と言えないのは、結構なマイナスポイントになるかもしれません。
シナリオは好き嫌いがあるため批評したくないのですが、一章と二章で綺麗に終わっているのにだらだらと続くため、冗長だと思いました。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon Customer レビュー日: 2012-03-04
商業的な価値観からなのか最初の銀色のクーペと赤いロードスターは無料の原作と違いやや商業的な感動の押し売りがあります。このゲームをクリアすれば原作が読めるので本来の価値は原作そのものにあります。むしろアレンジは蛇足と言っても過言ではないと思います。アレンジの結果、ご都合主義になっていたり、無理な展開もしばしばみられます。 私は原作目当てで買ったのでクリア後の原作をよく読んでいます。 この作品(原作1)はホスピスに焦点をあてているというよりは自殺という行為に焦点をあてています。そこをとらえ違えると「なんだこれは、命は云々」という怒りがでると思います。 なぜ最初に自殺者の数が表示されるのか、その意味をよく考えてみてください
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GOOD!
・「ナルキッソス」シリーズ全てを一本のソフトでプレイできる所
一番有名な(コミカライズ・ノベライズもされている)「1」、前日談とも言える話で現在では「1」とのセットパッケージとしてダウンロード可能の「2」、シリーズ唯一の有料頒布ソフトで世界観を共有したアンソロジーである「3rd」の他に、書き下ろしシナリオとして「1」「2」の更なる前日談である「最終章」、そして各シナリオの「エピローグ」が追加されているため、「ナルキッソス」シリーズに興味はあったがダウンロードするのが面倒だったりする人にとってはプレイするチャンスかと。
ゲーム内容も選択肢がほとんど存在せず(外伝「死神の花嫁」のみ存在するがどの選択肢を選んでも問題ない)、ひたすら読むことに徹したスタイルのため「アドベンチャーゲームで複雑な選択肢を選ぶのは嫌いだ」という人でも安心してプレイできる。
・ストーリー
「絶対に助からない不治の病に冒された主人公やヒロインが、その残された日々の中で何かを行っていく」という事はほぼ全シナリオに共通したテーマだが、ある程度コミカライズ・ノベライズで「1(第一章)」の展開を知っていても実際にゲーム版のシナリオを読んでみるとまた違った感動があったのも確かだ。
むしろ死ぬ事も行動もどこか「他人事」のように見ていた主人公やヒロインよりは、そんな彼らを見守る第三者達(例えば蒔絵素子やセツミの母親など)の方の視点に感情移入していたのだし(第三者としても死ぬ事がわかっていても行動する主人公やヒロインを止めるよりは「最期なのだから自分の悔いの無いように生きてほしい」と願っていた部分があり、そのため達観したり陰ながら支えたりしたため)。
BAD/REQUEST
・グラフィックス
元々が同人作品という事もあり、画面に立ち絵が出ることが無かったりとグラフィック的に寂しい感じがしたのが否めなかったし、また全作品のキャラデザが緒方剛志氏に変更されていたのも(同人作品版ではMITAONSYA氏が「1」の、ごとP氏が「2」のキャラデザを担当していた。本編クリア後の特典でその時代の絵でプレイできる「クラシックモード」でプレイできるという救済措置があるとはいえ)不満だった。
同人作品時代の絵をそのまま使うのが嫌なのか、それとも「ギャルゲーは1人の絵師が全てのキャラデザを担当しなくてはならない」という固定観念に取り付かれているのかは分からないが、「クラシックモード」のような回りくどい事をしなくても同人作品時代のキャラデザをそのまま使った方がコストの削減にもなり、また反発も少なかっただろうに。
そもそも一本道の話で、1周プレイしたら2周目をプレイする意義が薄いシナリオ構成のため「クラシックモード」自体も無意味に映るのだが…
・コストパフォーマンスについて
元々「ナルキッソス」シリーズ自体がフリーソフト(無料でダウンロード可能。18禁ではないので未成年者も安心してダウンロードできる)であり(「3rd」のみは1,500円での頒布)、ファンの大半は「最終章」と「エピローグ」を目当てにこのソフトを購入するのだろうが、「3rd」の価格を差し引いても3,500円近くするため、書き下ろしの部分を目当てで買うにしても高い出費という感じは否めない。
最終章・エピローグ共に人によっては「蛇足」に感じるだろうし(折角綺麗にまとまって終わった話の想像の余地を無くしかねない為)、最終章における主人公・博史の実家の老人ホームも、草創期のものとはいえ4人家族で経営できるほど容易いものではない(現実に老人ホーム(シニアマンションに近い感じ)でも人手の足りない所では、「老老介護」の状況になる事も少なくない)ことなど、目に付いた矛盾点も多いのだし(そのあたりも深く掘り下げれば、第1章・第2章の状況ともリンクして現代への「問題提起」にもなっただろうことを考えると尚更に)。
いっその事価格を2,800円位にして売り出した方がコストパフォーマンス的にも満足できただろうし、角川書店側も話題性の確保(新作でベスト版並の価格で販売するのは珍しいため)ができ結果的に売上の上昇にもつながったのではなかろうか?
そうした部分で満足度は低くつけざるを得ない。
COMMENT
PSP-3000型使用。
確かに良作ではあるのだが元々がフリーソフトとして著名な作品なため、それに価格をつけてもそれに見合う価値が少なめに感じ、どうしても評価を厳しくせざるを得ない。
それでも欲しい、というのなら2000円台にソフトの価格が下がったときに購入を検討したほうがいいだろう。最終章やエピローグに興味が無いのならフリーソフト版をダウンロードした方が経済的である。