ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
81pt
GOOD!
第一に挙げるべきは、2作のRPGが1本のソフトに収録されていること。
まぁ容量的に余裕があったのだろうが、ここまでやってくれるリメイクは他に知らないし、存在したとしても極少数だろう。
どちらもいい作品であってやり込み要素もあるのでかなり長く遊べる作品。
実際、2作併せてとはいえ1本のソフトで100時間以上遊んだのはかなり久しぶり。
<クロスエディション>
第一作目ながらそれぞれ役割を持ったPCや特技→奥義の連携といった基礎的な部分は既に確立されており、アクション性が求められるような複雑なシステムがなく、それを前提にしたような調整もないので誰もが苦労することなくバトルを楽しむことができる。
ストーリーも昨今の複雑なものに比べるとあっさりしているが、根幹がしっかりとしており十分に引きこまれるもの。
引き継ぎ要素であるグレードショップも1周で無理なくとれるものであるのが嬉しい。
ダッシュの速度が実に速いので、快適さはこちらの方がやや上か
総じて「古き良きRPG」といった作品であり、色々と複雑化・高度化する昨今にあっても初期のDQ・FFや本作のような名作は魅力が衰えないんだと感じた。
<なりきりダンジョン>
なりきり士のシステムはFF3やFF5に近く、テイルズでは斬新な印象。
マスタースキルのみは全ジョブ間で共有というシステムはコスチュームを最後まで育てきる大きな意義を生んでいるし、バランスとしてもちょうどよかったと思う。
また、時空戦士の加入でパーティーのバランスをとれるので、主人公2人は心おきなく育成したいコスチュームにしておけるのも助かった。
小さなことだと思われるかもしれないが、エクストラダンジョンでボス(の色違い)を何体でも仲間にできるのが個人的にはかなり良かった。
さすがに鋼体までは再現されないので立ち回りに気を使う必要はあるが、本編で苦戦させられた強力な攻撃をどんどん使えるのはなかなかの快感。
BAD/REQUEST
<クロスエディション>
本来の隊列の背後から襲撃されたり、挟み撃ちにされたりということはいわば「ハズレ」の要素であり、そう頻繁に起こることではないものだと思うが、本作ではかなり頻繁に挟み撃ちが発生する。一辺からの攻撃なら平気な敵メンバーでも、挟み撃ちだと攻撃される→ダウンする→起き上がり際に反対の敵から攻撃されるなどの似非コンボをされると若干イライラする。
新キャラのロンドリーネの扱いが不遇。
なりきりダンジョンの方では準主人公という厚遇を受けているのだが、料理が作れない・チャットが用意されていない・加入と脱退を繰り返すだけのキャラといった具合で本作に限ってみれば正直不要なキャラ。サブイベントは一応あったが、恒常的な要素でパーティーにいることを実感できる何かが欲しかったと思う。
<なりきりダンジョン>
オーバーブレイブを始めコンボを稼ぐことに重点が置かれているようだが、簡単に敵がダウンしたり浮いたりする・味方がいきなり割り込んでくる・オーバーブレイブの動きは速すぎと、なかなか思ったようにはいかない。
エクストラダンジョンの仕様に不満がある。
まず、前述の捕獲できるボスは2体同時に出てくるのだが、どちらが捕獲できるのかはランダム。そして、ダンジョン内でのセーブはできないので、望まなかった方を捕獲したらさらにもう一周挑まないとチャンスが巡ってこない。
また、隠しボスに会うためにはあるアイテムを15個も集めないといけないのだが、確実に手に入るのは最初の1個だけで、後は完全に運。ダンジョンを一通りクリアしても一個も手に入らなかったなどということはよくあること。
極めて運の要素が強いダンジョンだということができる。
ついでに、ここで出てくる棒人間みたいな敵は攻撃が鬱陶しく、何より声が気持ち悪いので本当なら二度と戦いたくない敵。結局、何十回と戦う羽目になっているのだが…。
COMMENT
PSP-3000使用
なりきりダンジョンのエクストラダンジョン以外は大きな不満点はない。
また、このダンジョンについてもレアアイテム収集やモンスター捕獲と意義はかなり大きいので「ない方がよかった」などというものでもない。
オーバーブレイブを秘奥義用と割り切れば、クロスエディションもなりきりダンジョンもシステムが単純なので、昨今のなかなか複雑なシステムを搭載した作品よりは万人向けと言えるのではないかと思う。
Amazonレビュー
レビュー者: tanu レビュー日: 2010-12-17リメイクと言うことで購入したのですが、はっきり言って良リメイクと言う訳ではありません。
改善されたのは戦闘システムです。空中の連携に重点を置いているだけあって中々爽快感があります。
また、綺麗なグラフィックやキャラクターが喋るようになったのも好印象でした。
ここまでは良いのですが目立ったのが改悪点です。
まずはストーリーですが正直どうすればここまで改悪できるのかと疑問に感じました。
ダオスやノルンの改悪、物語の中心となる二人の敵キャラの性格や過去(とあるモノの使用理由など)がとことん悪くなってます。
また、精霊やサブイベントの重要な部分がごっそりと無くなってますし、時空戦士の末路が何故か付け足されてます…。
戦闘システム自体は良いのに技の見た目がすごく地味だったり、効果音が物凄く悪かったり、秘奥義も演出がすごくショボかったり…
どうしてTOEやPS2版TODのように派手な演出にできなかったのでしょうか。コスチュームも極端になってますし…。
個人的に気に入ってたBGMがアレンジもなしに削除されたこともすごく残念です。
さらに、追い討ちをかけるのが追加キャラのアルベルト。これは酷いなんてものじゃありません買ったことを後悔します。
エトスについては普通の追加キャラなら良かったのですが正直原作をプレイしているとこれも改悪点しか見えてこなくなります。
最後にクリアした感想ですが、全体的に改悪されたところが多すぎると感じました。
戦闘だけ良くしてストーリーやキャラクターはそのままにしてくれれば良かったのにと痛感せずにいられません。
これでは原作の良さをプレイした人に伝えることなんてできるのでしょうか…。
原作の良いところを殺したリメイクに意味はあるのでしょうか…。
とても疑問に感じます。
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GOOD!
ファンタジア未プレイだったので、クロスエディション目当てでやってみました。
?テイルズオブファンタジア・クロスエディション編?
◎ストーリー
テイルズシリーズはストーリーが微妙なものが多いですが、
ファンタジアはかなり面白かったです。
展開的には王道っぽく見えますが、伏線の張られ方、その回収の仕方が上手い。
ストーリー自体は結構短いですが、短い中にいろいろなものが詰め込まれています。
◎キャラクター
パーティメンバーに影が薄い人が一人もいない。
それぞれの登場人物にドラマが用意されていて、親しみやすかったです。
しかしそれ以上に注目すべき点は、
ラスボスである敵キャラにかなりスポットが当てられていること。
序盤から終盤まで満遍なく関わってくる。
ラスボスとしてのカリスマ性、とでも言いましょうか。
こんなに印象深いラスボスはなかなかいないんじゃないかと思いました。
?テイルズオブファンタジア・なりきりダンジョンX編?
◎戦闘システム
ボタン入力が追い付かないくらいスピーディーで、爽快感があって良し。
空中戦が可能なのは、ヴェスペリアでジュディスを練習していた自分としては嬉しかった。
エモーショナルブレイブゲージ(EBG)を消費して術技を使用するというルールなので、
基本的に打ち放題なところも好きです。
◎なりきり士というシステム
ドラクエの転職システムやFFのジョブシステムに通じるものがありますが、
あらゆるコスチュームに「着替える」ことによって戦闘能力を変化させる、という設定は
オリジナリティに溢れていると思います。
BAD/REQUEST
?テイルズオブファンタジア・クロスエディション編?
×戦闘
戦闘自体はシンプルでいいと思うんですが、
挟み撃ちやバックアタックがやたら多い点は気になりました。
パーティ構成的にガチの前衛キャラが少ないので、余計気になる点。
×ロンドリーネさんの存在感
オリジナルにはいない新キャラらしいですが、初プレイなのでストーリーを追うという面では違和感はなかった。
むしろ謎が謎を呼ぶ形で上手く引き立て役として機能していたと思います。
ですがスキットに登場しなかったり、料理ができなかったりと、
細かい部分で扱いが酷かったので、ややBAD的な位置づけで挙げてみました。
?テイルズオブファンタジア・なりきりダンジョンX編?
×探索が面倒
街が無駄に広いし移動スピードも遅いので、戦闘時のスピード感が嘘のように一気にだるい。
入れそうに見えて入れない建物もあったりするので、無駄に移動することも多々・・・
ダンジョンが広いのは別にいいですが、街での移動はもっと快適にしてほしかったです。
×戦闘の難易度について
かなり緩めになっています。
ハードでも緩い。
しかしハードより上はクリアしてからでないと解放されないため、
あまり戦闘に勝利したときの達成感がありません。
戦闘自体は面白いのに勿体ない感じです。
×コスチュームが戦闘時にしか変わらない
これは細かいことなんですが・・・
せっかく色々なデザインが用意されているのに、戦闘でしか見られないのは残念でした。
というかタンスが魔物のいるところでは顔を出さない、という設定からしても、
なんか違和感があると思うんですが。
まあでもホウキに乗って飛んでるコスチュームとかありますからね・・・
でも常にあの個性的な衣装を見ていたかった。
COMMENT
クロスエディションは評判通りの良作でした。
ぜひともこれくらい奥深いストーリーを作ってほしいものです。
クロスエディション目当てで買ったので、なりきりのほうにはあまり期待してなかったんですが、
そちらも結構楽しめました。
ファンタジアからの設定をそのまま引き継いでいるので、続けてプレイするとよりファンタジアの世界に引き込まれていくと思います。
2本同時収録ということで非常にいい買いものをしました。