ユーザーレビュー
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415人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: Catch22 レビュー日: 2010-08-27
クリア済み、幾度か協力プレイしてみての感想になります。
他レビューにも見うけられるように、本作は、多人数プレイを前提としている作品でした。
それは、構成・難易度・シナリオ。
様々な部分で、顕著に感じてしまいます。
その為、従来のACE COMBATに比べて、1人プレイには不親切な仕様と言わざるをえません。
◆ひとりでプレイされる方
・難易度
今作は、初心者を対象とした販促とは異なり、1人プレイにおける難易度は、シリーズの中でも最高峰。
また、単に難しいだけではなくて、『ダルい』要素もかなり目につきます。
特に、プレイヤー1人が負う敵の数、弾幕は、うんざりしてくるほどの多さ。
それでいて、敵が放つミサイルの誘導性能が強化されている為、慣れないうちは、雑魚であっても十分に手強いです。
また今作は、僚機が登場しない為、最初から最後までたった1人で頑張り通す必要があるのも、考えものです。
一緒に遊ぶ人がいない方向けに、PS3もしくは無線LANを介して協力プレイが出来ます。
出来れば、そちらでプレイすることをオススメします。
・シナリオ
本作の主人公『アンタレス隊』は、1人のエースではなく、エース・チームとしての描写がなされています。
これは、旧作AC6のような描写ともまた異なったものです。
主人公に対する敵の呼び方が『お前』ではなく、『お前たち』と言えば、解ってもらえるでしょうか。
そんなわけで、多人数プレイでは自然なシナリオであっても、1人プレイにおいては首を傾げたくなる場面が幾度も見られます。
・機動性
体験版では、モッサリとした挙動が指摘されていました。
これは機体によるもので、強い機体が揃い始めると、快適な機動性になります。
ただしストーリーを1周しただけでは、ほとんど機体・パーツが揃わない、謎な仕様ですが……。
◆多人数でプレイされる方
・良ゲーです
不満だらけな仕様に見えますが、多人数プレイの場合、評価は一転します。
個人的には、絶妙に良いゲームバランスでした。
特に「JOINT ASSAULT」のシステムは、非常に秀抜。
これは、チーム4人が2つの戦場にわかれて戦うシステム、
なのですが、片方の戦場から攻撃が飛んできたり、敵の増援が向かったりと、お互いの戦場が干渉し合います。
イメージとしては、
A「自分達も劣勢だけど、この増援を止めないと、Bの方はもっと絶望的な状況になる」
B「早くこの空母を倒さないと、Aに向けて強力な砲撃を撃ってしまう」
チームは二分しているとは言えど、チーム全体で3回までしか生き返ることが出来ない仕様も、良い緊張感を演出しています。
離れた場所で戦っているはずなのに、確かにチームが共闘している。
そんな未知の感覚がとても斬新で、今までのACE COMBATに無い、アツい展開を感じました。
◆ACシリーズが大好きな方
高難度。
以前は、全く脅威ではなかったSAMや地上兵器が、忌々しいくらいに本気を出してくるので、
ソロプレイなら、これまでの腕試しに最適かも。
トンネルもあるよ!
◆まとめ
でも、やっぱり、不満点は多いです。
確かに、全ての人が協力プレイができる環境にあればいいのですが、そうでない人が大勢いるのも事実。
その対策を、インフラ通信だけに投げてしまうのではなく、かつてのようにゲームデザイン・バランスの観点から考えることもまた必要なのではないでしょうか。
余談。敵機が地面を平然とすり抜けるバグ、もうこれ仕様扱いでいいんですよね?
他レビューにも見うけられるように、本作は、多人数プレイを前提としている作品でした。
それは、構成・難易度・シナリオ。
様々な部分で、顕著に感じてしまいます。
その為、従来のACE COMBATに比べて、1人プレイには不親切な仕様と言わざるをえません。
◆ひとりでプレイされる方
・難易度
今作は、初心者を対象とした販促とは異なり、1人プレイにおける難易度は、シリーズの中でも最高峰。
また、単に難しいだけではなくて、『ダルい』要素もかなり目につきます。
特に、プレイヤー1人が負う敵の数、弾幕は、うんざりしてくるほどの多さ。
それでいて、敵が放つミサイルの誘導性能が強化されている為、慣れないうちは、雑魚であっても十分に手強いです。
また今作は、僚機が登場しない為、最初から最後までたった1人で頑張り通す必要があるのも、考えものです。
一緒に遊ぶ人がいない方向けに、PS3もしくは無線LANを介して協力プレイが出来ます。
出来れば、そちらでプレイすることをオススメします。
・シナリオ
本作の主人公『アンタレス隊』は、1人のエースではなく、エース・チームとしての描写がなされています。
これは、旧作AC6のような描写ともまた異なったものです。
主人公に対する敵の呼び方が『お前』ではなく、『お前たち』と言えば、解ってもらえるでしょうか。
そんなわけで、多人数プレイでは自然なシナリオであっても、1人プレイにおいては首を傾げたくなる場面が幾度も見られます。
・機動性
体験版では、モッサリとした挙動が指摘されていました。
これは機体によるもので、強い機体が揃い始めると、快適な機動性になります。
ただしストーリーを1周しただけでは、ほとんど機体・パーツが揃わない、謎な仕様ですが……。
◆多人数でプレイされる方
・良ゲーです
不満だらけな仕様に見えますが、多人数プレイの場合、評価は一転します。
個人的には、絶妙に良いゲームバランスでした。
特に「JOINT ASSAULT」のシステムは、非常に秀抜。
これは、チーム4人が2つの戦場にわかれて戦うシステム、
なのですが、片方の戦場から攻撃が飛んできたり、敵の増援が向かったりと、お互いの戦場が干渉し合います。
イメージとしては、
A「自分達も劣勢だけど、この増援を止めないと、Bの方はもっと絶望的な状況になる」
B「早くこの空母を倒さないと、Aに向けて強力な砲撃を撃ってしまう」
チームは二分しているとは言えど、チーム全体で3回までしか生き返ることが出来ない仕様も、良い緊張感を演出しています。
離れた場所で戦っているはずなのに、確かにチームが共闘している。
そんな未知の感覚がとても斬新で、今までのACE COMBATに無い、アツい展開を感じました。
◆ACシリーズが大好きな方
高難度。
以前は、全く脅威ではなかったSAMや地上兵器が、忌々しいくらいに本気を出してくるので、
ソロプレイなら、これまでの腕試しに最適かも。
トンネルもあるよ!
◆まとめ
でも、やっぱり、不満点は多いです。
確かに、全ての人が協力プレイができる環境にあればいいのですが、そうでない人が大勢いるのも事実。
その対策を、インフラ通信だけに投げてしまうのではなく、かつてのようにゲームデザイン・バランスの観点から考えることもまた必要なのではないでしょうか。
余談。敵機が地面を平然とすり抜けるバグ、もうこれ仕様扱いでいいんですよね?
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GOOD!
・PSPでエースコンバットシリーズがプレイできる……
・マルチプレイはそこそこ楽しい
・シリーズ初、旅客機と大戦機が使用できる
・カラーリングのバリエーションが豊富
・兵装の搭載システムが変わり、「特殊兵装のみ」や、
通常ミサイルも種類が増えたため「通常ミサイルのみ」と
いった装備も可能になった
……ぐらい?
大戦機はHARD以上+HUD消してのプレイをお勧め。第二次大戦に
興味がある人にとってはほんとに楽しいんじゃないかと。まあ
敵機はミサイルとか普通に撃ってくるジェット戦闘機ですが……。
BAD/REQUEST
エースコンバットの名前に泥を塗った、エースコンバット史上最低の作品。
何を血迷ってこんなものを世に送り出したのかさっぱり不明。ACESチームの
限界を感じました。雰囲気としては1?ZEROまでの総集編、PSハード卒業式
みたいな感じで売り出していましたが、卒業というより、逃げ台詞を吐いて
PSハードから逃げていったような印象。
・描画システム
「機体を大きく見せる」という謎の発想を大々的に宣伝していましたが、
眼に映るものが大きくなれば、相対的にスピード感覚は失われていく
ものです。太陽は日本にいる限りどこにいてもおおよそ同じ方向に見える
ように、また富士山が上り口から山頂がずっと見えているように、遠く
からそれが見えてしまうと距離感が分からなくなり、また距離感が
分からなくなれば自分のスピード感覚も掴みにくくなります。今回、
このシステムのお陰で爽快感はゼロになりました。
・ミッション構成
ハナからマルチプレイを想定して作っているようで、無理難題をふっかけ
られるミッションばかり。大型航空要塞を1ミッション中に合計で3?4機
同時に相手にしなければならないとか、何考えてるのかさっぱり。エスコン4
の頃の単純明快さが欠片も無く、ただストレスがたまるばかり。エスコンで
PSPぶん投げることになるとは夢にも思いませんでした。後半はやる気も
起きなかったので、作業的にマルチプレイで他の方に協力していただいて
クリア。ただ、GOODでも挙げているとおりマルチプレイ自体はそこそこ
楽しかったです。
・キャラクタ
いないほうがマシ。なにを思ってこんな形にしたのかさっぱり理解が
できません。世界観と相まって、もうエースコンバットからは遠くかけ離れた
別の何かになっています。
敵も味方も、声も性格も全部悪役モード。台詞回しも日本語として成り立って
いないことが多く、安っぽくて陳腐。小学生が考えると多分こうなります。
AWACSより早く戦闘機のほうが敵の接近に気づくとかおかしいでしょどう考えても。
・世界観/ストーリー
こんなのいらない。ZEROでも正直「え?」って感じでしたが、こんな
中途半端なストーリーつけられるぐらいなら地球防衛軍みたくとくに
つながりも無く淡々とミッションこなしてくほうがよっぽどマシ。
エースコンバットシリーズはエースとしてのあり方とか、人間模様とか、
その辺を描くためのストーリーじゃないのかと。今作のストーリーは
悪役と悪役の泥の塗りあいとか、陰謀がどうのこうのとか、泥臭い&
血なまぐさい話ばっかり。04や5の感動から一転、どうでもいい話を
延々見せられることになります。こんなのエスコンじゃあない。
・敵機
ZEROの頃からそうでしたが、敵の強さの表現が単純というか、バカらしいと
いうか、発想が小学生。「敵の強さか機体の強さかわからない」設定(と
いうかどう考えても機体が強いだけ)、敵の強さが表現されてると思ったら
A-10がMiG-31でも追いつけないスピードで飛び去っていく。理解できません。
おかしいなあ、確か「ストレンジリアル」なんて造語を作ったのはACESチームじゃ
なかったっけか。
(※ストレンジリアル:見たことはないけど、見た人に『ああ、リアルだ』と
思わせるリアルさ、「本当に現実に即している訳では
ないのになぜかリアルと思える」こと)
エースコンバットシリーズとしてはあるまじきクソゲーだったので満足感や快適さは
0点。理由は上記のとおりです。というか、エースコンバットシリーズ以前にゲームと
して魅力を感じない。
COMMENT
その他悪い面は上げればキリがありませんが、エースコンバット史上
最低最悪であるのはまず間違いないでしょう。人によって評価がかなり
かわる3なんかよりもよっぽど劣悪です。ちなみにエースコンバット
シリーズで売ったのは本作が初めてです。買ったその週に売りに行きました。
6も散々な言われようですが、まだ6は「リアルな世界観」を求める
人には良かったと思います。戦争してる、って感じもありましたしね。
現代戦であんな敵が近くに見えるのはありえないというのはありますが、
広く一般的に知られている戦争のイメージは第二次世界大戦でしょうから、
そのイメージに合っている、という意味では6はひとつのあり方でしょう。
が、X2は完全にただのクソゲー。ナムコ社内では「エースコンバットはもう
いらないんじゃないか」といったことも言われているそうですが、こんな
駄作を世に送り出すぐらいなら解散したほうがいいと思います。変に
「アクセサリ」をゴテゴテつけたせいで何もかも失ってしまっています。
過去作のBGMを使ったりとファンサービスを欠かしていないつもりなのかも
しれませんが、肝心のゲーム内容がこんなんじゃ誰もやる気になりません。
素直に過去作のリメイクとかでいいものを……。
悪いことは言いません。買わないほうがいいです。お金は大事に使いましょう。
途中でPSP投げてディスプレイを割ってしまうのが関の山です。