ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt |
64pt
GOOD!
前作Xをプレイして協力プレイが欲しいと思っていたのですが、
見事に実現してくれました。
ただ協力するのではなく、それぞれが別のミッションをプレイ
し、互いのミッションに影響を与えるのは画期的だと思います。
機体のグラフィックも前作に比べてかなり綺麗に書き込まれて
いて、PSPではこれ以上要求はできないレベルだと思います。
BAD/REQUEST
まず、なんと言ってもラスボスの機動がおかしい事。
難易度設定のつもりなのでしょうが、無茶な機動はゲームを
白けさせてしまうと思います。
攻撃方法も限定されますし。
対地兵装が弱い。
特に投下系の兵装が弱くて存在意義がわかりません。
発射→着弾までのラグを考慮すれば、もう少し広範囲、高威力
にしても良いと思います。
機体毎の性能差が不当。
F-15Eを基準にするとF-4があの性能なのは納得いくが、F-2や
グリペン、ラファールの性能は低すぎると思う。
これらの機体にはファンも多いと思われるのでそれなりの性能
にするべきだと思う。
「好きな機体を操縦できる」というのもこのゲームの醍醐味だと
思うがこの性能では到底なっとくできない機体が多い。
架空機が必要以上に多い。
ファルケン、フェンリアなど特徴的な機体は妥協できるがそれ以外
の機体に関しては疑問を感じる。
エースコンバットの伝統からある程度はしかたがないのかも知れな
いが、それにしても特徴もなく、ただ強いだけの機体が多すぎる。
架空機は実在機と比較して機能美がない為に魅力が感じられない。
特にラスボス機に関しては目眩がするほど。
M-13での使用機体を継続して使用させるか、ノスフェラトゥを引っ
張って来た方が良かったと思う。
リプレイをフルで見たい。
前作でも思いましたが、今作はフェイズの変わるミッションが多い
ので非常に不便でした。
機体選択画面で機体購入/売却、チューニングができれば便利だと思う。
COMMENT
PSP-2000、3000でプレイ。
驚く程マルチプレイが快適でした。
4人協力プレイでも重くなるような事はなく、すばらしいと思います。
インフラモードに関しても評価できます。
これのおかげでマルチプレイのお手軽度が跳ね上がりました。
対戦に関してはレギュレーション設定がユーザーのニーズに合っていない
ように思えます。
BADでも触れましたが機体の性能差が理不尽なので、これを3つ位のグループ
に訳け、レギュレーション設定に組み込めればよいと思います。
また使用兵装を制限する機能も必要だと思いました。
不満点を多く書いてしまいましたが、素晴らしいゲームだと思います。
エースコンバットはブランドの魅力を維持している数少ないシリーズでは
ないでしょうか。
マクロス関連のゲームもエースコンバットのチームに作って欲しい位です。
Amazonレビュー
レビュー者: Catch22 レビュー日: 2010-08-27他レビューにも見うけられるように、本作は、多人数プレイを前提としている作品でした。
それは、構成・難易度・シナリオ。
様々な部分で、顕著に感じてしまいます。
その為、従来のACE COMBATに比べて、1人プレイには不親切な仕様と言わざるをえません。
◆ひとりでプレイされる方
・難易度
今作は、初心者を対象とした販促とは異なり、1人プレイにおける難易度は、シリーズの中でも最高峰。
また、単に難しいだけではなくて、『ダルい』要素もかなり目につきます。
特に、プレイヤー1人が負う敵の数、弾幕は、うんざりしてくるほどの多さ。
それでいて、敵が放つミサイルの誘導性能が強化されている為、慣れないうちは、雑魚であっても十分に手強いです。
また今作は、僚機が登場しない為、最初から最後までたった1人で頑張り通す必要があるのも、考えものです。
一緒に遊ぶ人がいない方向けに、PS3もしくは無線LANを介して協力プレイが出来ます。
出来れば、そちらでプレイすることをオススメします。
・シナリオ
本作の主人公『アンタレス隊』は、1人のエースではなく、エース・チームとしての描写がなされています。
これは、旧作AC6のような描写ともまた異なったものです。
主人公に対する敵の呼び方が『お前』ではなく、『お前たち』と言えば、解ってもらえるでしょうか。
そんなわけで、多人数プレイでは自然なシナリオであっても、1人プレイにおいては首を傾げたくなる場面が幾度も見られます。
・機動性
体験版では、モッサリとした挙動が指摘されていました。
これは機体によるもので、強い機体が揃い始めると、快適な機動性になります。
ただしストーリーを1周しただけでは、ほとんど機体・パーツが揃わない、謎な仕様ですが……。
◆多人数でプレイされる方
・良ゲーです
不満だらけな仕様に見えますが、多人数プレイの場合、評価は一転します。
個人的には、絶妙に良いゲームバランスでした。
特に「JOINT ASSAULT」のシステムは、非常に秀抜。
これは、チーム4人が2つの戦場にわかれて戦うシステム、
なのですが、片方の戦場から攻撃が飛んできたり、敵の増援が向かったりと、お互いの戦場が干渉し合います。
イメージとしては、
A「自分達も劣勢だけど、この増援を止めないと、Bの方はもっと絶望的な状況になる」
B「早くこの空母を倒さないと、Aに向けて強力な砲撃を撃ってしまう」
チームは二分しているとは言えど、チーム全体で3回までしか生き返ることが出来ない仕様も、良い緊張感を演出しています。
離れた場所で戦っているはずなのに、確かにチームが共闘している。
そんな未知の感覚がとても斬新で、今までのACE COMBATに無い、アツい展開を感じました。
◆ACシリーズが大好きな方
高難度。
以前は、全く脅威ではなかったSAMや地上兵器が、忌々しいくらいに本気を出してくるので、
ソロプレイなら、これまでの腕試しに最適かも。
トンネルもあるよ!
◆まとめ
でも、やっぱり、不満点は多いです。
確かに、全ての人が協力プレイができる環境にあればいいのですが、そうでない人が大勢いるのも事実。
その対策を、インフラ通信だけに投げてしまうのではなく、かつてのようにゲームデザイン・バランスの観点から考えることもまた必要なのではないでしょうか。
余談。敵機が地面を平然とすり抜けるバグ、もうこれ仕様扱いでいいんですよね?
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GOOD!
・グラフィック
機体等は前作ACXより若干綺麗なな程度だが、作中のムービーはエースコンバットZEROのような半実写半CGになりかなり綺麗
・仮想世界から現実世界へ
現実世界に舞台が変わったことで日本、アメリカなどの空で戦闘を行なうことになる。東京タワーなども再現されている
・協力プレイ
ミッションは一人でも行なえますが、オンラインなどで通信しあえば最大4人でミッションを行なうことができ、特定のミッションでは2隊に分かれて別のミッションを同時遂行できる。
もちろんも通信対戦可能
・機体・兵装
今作では今までに登場した機体のほかに、零戦などシリーズ初のレシプロ機も登場する。機体塗装も6種類近くに増えたほか、前作は架空機のみだったチューニングが実在機にも行なえるようになった。
兵装も通常ミサイル・特殊兵装共に変更可能になった。
・その他
機体のエンブレムが変更可能で、空中管制官も選ぶことができる
日本語音声・英語音声も変更可能
ロード時間は普通といった感じ(データインストールあり)
BAD/REQUEST
・操作性等
操作性は前作とあまり変わりません。
・ミッション難易度
協力プレイを重視しているようで難易度は高め、その分熱くなりますが一人では苦戦するミッションがいくつかあります。
ほかにも協力プレイをしないと行なえないミッションもある。
・サウンド
今作のBGMはこれまでの作品のBGMと比べるとあまりパッとしない。正直、エースコンバットらしい音楽ではないと思う。
・その他
「仮想世界から現実世界」が特徴のひとつのため実在の建物(東京タワー、ピラミッドなど)が再現されているが、それら有名な建物以外にはビルなどが少しある程度で地上はほとんど建造物がない。
一人プレイの場合、味方はほとんどなしの一人軍隊状態になる
COMMENT
エースコンバット新作ということで前作と比べて新たな機能などがありますが、初心者の方にはあまりオススメできません。
私はエキスパート操縦でプレイしているのでノーマル操作については書きませんでしたが、前作ACXと比べるとやりにくいです。理由としては、旋回などをした際、これまでなら機体を中心に背景(景色)が動きましたが、今作は画面の中央を中心に機体が中心からズレてぐるりと動く感じで慣れないと機銃などは当てづらく、下手すれば墜落します。
なので、ある程度ACシリーズに慣れているか方+協力プレイのできる環境のある方にオススメします。