クロヒョウ 龍が如く新章
中央値: 68 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 12.37 (難易度) 1.96 mk2レビュー数 26ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
57pt
GOOD!
クリア済です。
サブストーリーも大体終わっています。
コンプリートもあと少しというところですが,レビューします。
■グラフィックス
戦闘シーンはPSPの標準的なグラフィックだと思います。
モーションと辺り判定が若干大味なので,違和感を感じることが結構ありますが。
イベントシーンは一枚絵をパーツごとに動かして,音で演出する方式です。
いわゆるメタルギア・ピースウォーカー風な描写です。
臨場感が出るので僕は嫌いではないですが,キャラクターの細かい表情とかは声だけで創造するしかないですね。
あとイベントに出てくるイラスト絵と,3Dモデルの顔が全く別人に見える人が数多くいます。
基本的にイベント絵の方がカッコよくて若いです。
■熱中度
これまでの龍シリーズのようにサブストーリーやミニゲーム,エクストラは数多く存在しているので熱中度はある程度高いと思いますが,逆にこれまでのシリーズをやっている人にはマンネリ化しているかなとも思います。
事実僕はマンネリ化していましたので,若干ダルく感じてしまいました。
肝心の戦闘については,豊富なスタイル(空手やムエタイ,ボクシングなど)を成長させていくのは良かったと思います。極めし者がとても強いですが…。
ただ,HPと負傷度の概念を分けたのは微妙でした。
アイテムもHP回復用と負傷度回復用で別なので面倒です。
戦闘中も全体的に動きがもっさりしていて爽快感があまりありません。
桐生の迫力と爽快感はどこへやら,という感じです。
強い技は発生を遅くしてスキを作るといった調整をしていくうえで,もっさりゲーに行き着いたのかもしれませんね。
■満足度
初の携帯ゲーム機での龍シリーズということでは合格点だと思います。
一人の少年の成長する過程が熱く・深く描かれている作品です。
演出のためか,多少無理がある描写が結構ありますが,「まぁ龍シリーズだし仕方ない」と割り切れる人であれば買っていただいてよいかと思います。
BAD/REQUEST
■オリジナリティ
新章とは謳っていますが,基本的には龍が如くです。
PSPというプラットフォームになったことで,今までのシリーズから改良できる点は改良し,大雑把にできるところは簡略化したという感じです。
新鮮味はほとんどありませんでした。
■サウンド
耳に残るBGMはほとんどありませんでした。
効果音はいつもの龍が如くって感じですね。
龍が如く3の時のラストエリアや峰戦等のレベルのBGMは期待しないほうがよいです。
■熱中度
特に今回,街の移動にタクシーが使えないので,本当に移動が面倒です。
おそらく開発側もこれを考慮したのか,通常の移動モーションがこれまでに比べて早くなっていますが,それでも相当にダルいです。
■快適さ
データインストールすれば,ロード自体はかなり短縮されます。
ですが,それでも戦闘前のロードはかなりイライラします。
街での移動も,視点が自動的に切り替わるのですが,いきなり切り替わるので自分がどこにいるか分からなくなり行ったり来たりしてしまいイライラします。
■満足度
ほとんどのキャラクターのボイスが棒です。「今とっても感情を込めているんです」という想いは伝わってきますが,慣れていないのか相当ひどいです。一部のキャラクターの声はそれなりに良いですが…。
そして主人公の3Dモデルが,龍3の峰に似ています。イラストだと全く似ていませんが,3Dだとすごい似てます。
COMMENT
不満が大量にありましたが,全体的には合格点だと思います。
結局何が黒豹だったのかがわかりませんでした。
見た目ですかね。
Amazonレビュー
レビュー者: ぶたさん レビュー日: 2013-07-26あとスキル上げにいちいち金がかかるのはいただけません。それでいて、雑魚から巻き上げられる金が数百円だったりするので常に貧乏です。
ファイトマネーで数万くらいもらえますが、それをスキル上げにひたすら費やしたり薬買ったりでキャバに行ける金などしばらくありません。戦闘は、基本的につかみを鍛えて、つかみ一択でいけばラスボスまで倒せます。パンチキックはカウンターくらうのであまり使いませんでした。お金払って習得する必殺技は空気状態です。そのため、戦闘はわりと単調になりがちでした。
あと、タクシー使えないのには泣けます。
主人公の移動スピードも遅いし、広い神室町をノロノロジョギングで移動…
あと、龍みたいにスティックの倒し方で歩く、走るが調節できないので、尾行の時なんかは苦労しました。
良かった点は、いろんな戦闘スタイルで戦えること。習得したスタイルを鍛えて、また新たな戦闘スタイルを習得し鍛えていく、このシステムはやりこみ要素もあり戦闘にバリエーションもあるので良かったです。
ストーリーもすごくいいですし面白いですが、
龍が如くとは別物として考えるのをおすすめいたします。
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GOOD!
一昔前のバーチャや鉄拳が好きな人には嬉しいゲームでは無いでしょうか。
新宿歌舞伎町をうろついてチンピラに絡まれ、撃退することで経験値とお金を貯め、
お金を使ってパワーアップ。格闘スタイルを開眼してゆくことで自然にコンボや
キャッチなどの駆け引きも身に付いて行きます。バーチャの段位認定モードを
リアルなオープンワールド世界で遊んでいるような感覚でとても熱中出来ました。
ついつい次の格闘スタイル開眼を目指して遊び続けてしまうので熱中度5点。
主人公の粗暴な性格と相まって、格闘ゲームとRPGとが高度に融合していると
感じたのでオリジナリティを4点にしました。
メインのストーリーがなかなか良いです。孤独で粗暴なだけだった主人公が、
格闘場の仲間に気付きを促されつつ、対戦相手の熱い思いに触れることで
徐々に人間的に成長して行く様は、青春物の映画を観ているような満足感がありました。
現実世界で拳を通した信頼関係なんてなかなか築く機会は無いでしょうから、
非現実のエンタテイメントとして良い題材の選択だと思います。
ミニゲームの娯楽とアルバイトもクスッと笑ってしまうようなものが多く、
ミニゲームそのものというよりミニゲームのシチュエーションを味わって
楽しめました。プレイヤー自身が歌舞伎町に普段から足を運んでいると
「この店はあの店だから・・・」と想像力で補完して楽しめる気がします。
BGMはヘビメタで暴力的な内容とマッチしています。雑踏の賑わいや
店内に入った時の店毎の演出もメリハリがついていて○。
サブストーリーも小さなポリゴンキャラがよく動いていてコミカル。
マップ上に次に進むべき場所が表示されるので詰まる心配も無し。
プレイ履歴もバトルの勝利技など一々細かく記録を取っていてやり込み甲斐があります。
総じて、
・格闘アクションの爽快感
・舞台とストーリーの綿密な作り込み
・ユーザーフレンドリーなゲーム設計
何れも好感度が持てる良作でした。
BAD/REQUEST
特にありません。
強いて挙げればセーブポイントが少なく、中断しにくいかも知れない。
主人公は喧嘩ばかりしているので、格闘ゲームが好きでないと、まあつまらないでしょうね。
COMMENT
シリーズ初プレイ。ストーリーモードのみプレイです。
格闘が好きな人、コツコツレベルアップさせるのが好きな人、
新宿歌舞伎町が好きな人、粗暴な主人公を許容できる人などに
お勧めな作品です。
衝動買いでしたが、セガのゲームは「ユーザーに遊ばせる」という視点で
いつも完成度高いな?と改めて感心しました。